山下達郎さん サンデーソングブック2024年11月3日『リクエスト特集』(#1673)

山下達郎サンデーソングブック 
サンデーソングブック

長崎市内は、青空がひろがり、初秋の心地よいお天気になりました。

達郎さんが一番聴いたエリック・クラプトンのアルバムは「There’s One in Every Crowd」
渋いですね~

ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

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冒頭

達郎氏:

今日は文化の日、また三連休でございます。

今月は、もう一回、勤労感謝の日がありますが、勤労感謝の日は土曜日で三連休にならない。喜んじゃいけません(笑)
んなわけで、久しぶりに、戻ってきた感じがします。

三週間ずっと、竹内マリアさんのニューアルバム『Precious Days』、これの特集をいたしまして、一月近く前倒しになりました。

この間、1、2、3、4、5、6、7、8本もライブやりました。
倉敷市民会館、島根県民会館、神奈川県民ホール、二日、
広島文化学園、二日、終わりました。
お出でくださいました皆様、ありがとうございました。おかげさまで。
熊本城ホールと、鹿児島の川商ホールというですね、今・・・鹿児島市民文化ホール、うまくいってるはずでございます。

いよいよラストスパート、残り11本。
今週は高崎参ります。高崎芸術劇場、木曜日でございます。お待ち申し上げております。

三週間、『Precious Days』の特集をやっております間に、山と、はがきの山になっております。

10月になりまして、22円も上がりましたが、全然減りません(笑)
むしろ増えてるぐらいであります(笑)
たくさんのお便り、ありがとうございます。
山のようなお便り、読むのに三日かかりました!
全部読みました。
それで今週、来週二週間、リクエスト特集をお届けします。

皆様のリクエストにお応えしましてですね、一枚でも多く一曲でも多く。
日曜日の午後のひととき、本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみいただきます山下達郎サンデーソングブック。
皆様のリクエストにお応えしまして、リクエスト特集でございます。

1673回目のサンデーソングブック。
なんかものすごく久しぶりな感じがしますね。

秋口でございます。
秋口向きの・・・
山形県は村山市のG.Cさん
東京にお出でになって、「プレシャスカフェ」行かれたそうで。

秋田県は能代市 超常連 S.Tさん、
いつもいただくのに、なかなかお応えできませんでした。
川崎市のT.Aさん

私の1985年のシングル、もう40年になろうとしているのにリクエストくださいます。
ありがたいことでございます。

♪ 風の回廊 / 山下達郎

~ CM ~

♪ Changes / クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス

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メンバーの交代が激しすぎて何が何だか分からない

達郎氏

山下達郎がお送りいたしております、サンデーソングブック。
久々にリクエスト特集でございます。
本当に山のようなお便り、からちょっとなめる程度しか曲数ありませんけれども、
一曲でも一枚でも、本当にたくさんたくさんリクエストありがとうございます。
お便りもありがとうございます。

ライブやっておりますので、そうした感想、そんなものもたくさんいただいておりますが。とにかく全部ご紹介できないのは誠に申し訳ありません。
少しでも・・・

まずは、クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス(Quicksilver Messenger Service) 。
サンフランシスコを代表するグループでございますが、メンバーの交代が激しすぎて何が何だか分からなくなってくる。
キャピトルでのラストアルバム、1972年の『Comin’ Thru』からシングルカットされました「チェンジス」。
ディノ・ヴァレンティの素晴らしい声

リクエストくださいました超常連、千葉市のY.Hさん
『サンデーソングブック32周年おめでとうございます!これからも末長く番組が続くことを願ってリクエストを続けます』

ありがたいお便りでございます。

とにかく超前倒しでしばらくリアルタイムでできませんでしたので。
ちょっと1月ぐらい前のお便りばっかりですが。

札幌市の超常連にS.Eさん。

『10月20日、寒いと思い外を見たらやっぱりでした。雪が降ってます。平年より8日早く、昨シーズンより22日早い観測とのこと。やっぱり来たかっ!』

変な夏でしたけれども、冬の訪れもちゃんと・・・
ようやくという感じでございます。

♪ Heaven On The Seventh Floor / The Mighty Pope

Diane Renayで何か一つ

達郎氏:

この番組長く、やっておりますけれども。
新しい方も、たくさんお便りをいただきます。

神戸市のH.Hさん

『昨年からラジオ番組の方を知り、楽しんで聞かせてもらっています。
またお便りさせてもらいます。』

お便りくださいませ。

最近のリクエストはですね

あの誰々で何かとか、
誰々で私の好きなやつとか、
誰々で何か一曲選んでとか、

そういうのが多いんですが。
選んでましたら、そういうのが固まってきました。
ちょっと今日はそんな感じで。

京都府は城陽市のK.Mさん。
「Diane Renayで何か一つ」

で、「ネイビーブルー」300円で買ったという日本版。
なので「Diane Renayで何か一つ」(笑)

Diane Renay
フィラデルフィアのアイドル女性シンガー
ボブ・クルーのプロデュースでたくさん・・「ネイビーブルー」が大ヒットですが、たくさんいい曲がありますが。

Diane Renayって言ったらこれかな~
64年のシングル「Watch Out Sally /」

♪  Watch Out Sally / Diane Renay

ダイアン・リネイ 1964年の「ウォッチ・アウト・サリー」
作曲ボブ・クルー。Sandy LinzerとDenny Randellのコンビであります。
アレンジ・・・シングル持ってこなかったけど、CDしか持ってこなかった(笑)
アレンジャー チャーリー・カレロかな。
調べておきます。
すいません。

一生懸命おたよりくださいます

達郎氏:

たくさんお便りをいただきますがですね。
私、全部読んでると申し上げるとですね、そういうことで、一生懸命送ってくださる方もたくさんいらっしゃいます。

毎週とにかくまめにくださいます。
那須塩原のO.Sさん

『朝刊を開き四コマ漫画を見ると・・・』

「コボちゃん」が書いてありますね。植田まさしさんですね。

『すごいよな、毎日。よくネタ思いつくものだとつくづく感心する。
それに引き換えて、私、サンソンの投稿で、かれこれ1時間以上、宙を見ている。
この一週間、達郎さんの目に止まるようなことが、一つもないとあまりに平凡な日々を振り返って、仕方ない。今日はこの辺で』

達郎氏:

っふふ(笑)

毎週毎週お疲れ様です。
無理しないでください。

こんな人ばっかりです最近(笑)

達郎氏:

同様の・・・兵庫県は姫路市のK.Aさん。

『山下様、最近なんだか物忘れがひどくなったようで、これまで面白いことを思いついたらはがきに書くことにしてました。
この度書こうと思ったら、はて?以前にも書いたような、書いてないような。
せっかく山下様が目を通してくださっているのに、同じネタを読んでいただくのはあまりにも申し訳ないので、今度書いた内容はメモることにします。
今まで重複してたらごめんなさい。』

達郎氏:

無理しないでくださいね(笑)
こんな人ばっかりです最近(笑)
ありがたいですけど、ご無理なさらずにですね。

エリック・クラプトン 一番私が聞いたアルバム

達郎氏:

お知らせの前に、八王子市の超常連のI.Tさん。

『今日は時間なくてぱっと書いて出します。
ラストの63円切手じゃぁ!』

しつこのリクエスト、エリック・クラプトン。
何でも3回目
行きます。

エリック・クラプトン、
一番私が聞いたアルバムはですね、1975年の『ゼアズ・ワン・イン・エブリ・クラウド(There’s One in Every Crowd )』というアルバムで。
これは本当によく聞いた大好きなアルバムです。
ちょっと地味ですけど。

とりわけ1975年のエリック・クラプトン
アルバム『ゼアズ・ワン・イン・エブリ・クラウド』から「Better Make It Through Today」

♪ Better Make It Through Today / エリック・クラプトン

達郎氏:

エリック・クラプトンの1975年の「Better Make It Through Today」でございました。

こういうルーツ・ミュージックが何十年たっても古びないからいいですね。
私、こういうしゃがれた声じゃないので「とっちゃん坊や」みたいな声なので(笑)
こういうのはできませんね。羨ましいですね。
ああいうバン・モリソンとかですね、ああいう人たち。

~ CM  ~

来週

達郎氏:

山下達郎がお送りいたしております、サンデーソングブック。
リクエスト特集でお届けしております。
来週も引き続きリクエスト特集です。

もうこんなことやってる間に、あっという間に12月になってしまいますが。
山のようなお便りにお応えしつつ。
リクエスト・お便り、引き続きたくさんお待ち申し上げております。

〒102-8080
東京FM 山下達郎サンデーソングブックの係。

85円になってもですね、皆さんからいただきます。
ありがたいことです。

クリスマス・イブ(2024 version)

達郎氏:

毎年この季節になりますと、季節商品で発売しております、おなじみ「クリスマス・イブ」

今年はですね、12月11日、「クリスマス・イブ2024バージョン(2024バージョン)」が発売いたします。
今回のボーナストラックは、私の93年のアルバム「シーズンズ・グリーティングス 」クリスマスアルバムに入っております、アレキサンダー・オニールのカバーをアカペラでやったやつ「マイ・ギフト・トゥ・ユー」のライブバージョン。

それから同じく「シーズンズ・グリーティングス」に入っておりましたわんわん物語の挿入歌であります「ベラ・ノッテ」、これのライブバージョン。
これが今年のボーナストラックで新しく加わりました。

それと、クリスマスソングの定番である「Have Yourself A Merry Little Christmas」。これもシーズンズ・グリーティングスに入っておりますが、この3曲のクリスマスナンバーのライブバージョンを収録しております。

2013年の12月19日の大阪フェスティバルホールでのライブバージョンでございます。
本邦初でございます。
年内限定の商品となりますので、お早めにどうぞ。

詳しくはワーナーミュージックの山下達郎サイト、https://wmg.jp/tatsuro/
ここでご確認ください。今回は全8トラックのCDシングルになります。
よろしくお願いします。

『Precious Days』で女性アーティスト記録更新

達郎氏:

10月23日に発売されました竹内まりやさんのニューアルバム「Precious Days」
おかげさまで、11月4日付けオリコン週刊アルバムランキングによって初登場1位を獲得することができました。リスナーの皆さん、ありがとうございます。
今回の1位は、女性でのアルバム1位獲得最年長記録だそうです。

で、あと、80年代、90年代、2000年代、2010年代、そして2020年代の5年代(ファイブ・ディケーズ)ですね、ここの連続でアルバム1位獲得というこの記録は、松任谷由実さん、桑田佳祐さん、そして私についで史上4人目という達成となります。お買いくださった皆さん、ありがとうございます。引き続きよろしくお願い申し上げます。

これを聴いてぶっ飛んだ! ダニー・ハザウェイの『Everything Is Everything』

達郎氏:

この人で何か一曲シリーズ
お次は川崎市の超常連、W.Nさん。

『ダニー・ハザウェイの達郎さんの好きな曲でお願いします』

ダニー・ハザウェイだったら、これかな~
これが一番最初に聞いたアルバムの曲なので。

色々なところで申し上げておりますけれども
友人が1971年にハワイへ行きまして、その頃なかなかハワイ旅行なんて行けないんですけども、そこで買ってきたレコードの中に、このダニー・ハザウェイの『Everything Is Everything』というアルバムがありまして。
これを聴いてぶっ飛びましてですね(笑)
日本で一番早くダニー・ハザウェイを聴いた一人であります。

アルバム『Everything Is Everything』からシングルカットされました、1970年先行シングルです。全米ソウル・チャート23位。
ダニー・ハザウェイのスタンダード「ザ・ゲットー」。

♪  The Ghetto / Donny Hathaway

ダニー・ハザウェイ、1970年の「ザ・ゲットー」
後のライブアルバムのバージョンも素晴らしいですけども、スタジオも素晴らしい。

エンディング

達郎氏:

今日はこの辺で。
来週も引き続きリクエスト特集でございますが。
残りのお時間、お便り。たくさん(笑)

達郎さんのレコード棚 最初と最後のアーティスト

達郎氏:

長野県は飯田市、T.Kさん。

『達郎さんのレコードCD棚の端は誰でしょうか?
ラストはきっとZZトップと思うんですが、始まりは?
私の棚はアーリアですが、同じ?
もしかしてABBA?』

達郎氏:

んなこと聞いてどうするんでしょうね?(笑)

私、R&Bといわゆるロック系と分けてるので。
R&Bのやつは…Aaliyah 同じです。
ラストはZingaraかな?
なんかその辺です。
そして白人系は頭ABBAです。はい。
おしまいはZZトップです。奇遇ですね。はい。

私なんか全然くじ運ありません!

達郎氏:

新潟市のS.Hさん。

『私は子供の頃からなんとなく運に恵まれていない人生です。
くじ引きや懸賞はもちろんのこと、仕事や人生においても損な役回りばかり。
人生そんなもんだろうと、常日頃思っていましたが、よく考えてみたら、達郎さんのライブ、地元の新潟の他に、一昨年は山形、昨年はフェスティバルホール、今年は9月7日NHKホールに当選しています。

また、このはがきを今読まれていることも含め、実はかなりラッキーな人生じゃないかなと考えるようになりました。
11月11日のゾロ目の新潟も楽しみにしています。
薄暗い季節の新潟に来てくれる達郎さんに感謝を申し上げます。』

達郎氏:

なんか、何も言えない(笑)
私なんか全然くじ運なんか最低ですからね。

いつも言ってますけど、小学校の頃に池袋の盆踊りで、くじで当たった「金だらい」
これしか当たったことありませんからね。
こうした、あのなんだっけ?お年玉年賀はがきとか、ろくなあれがありません。

今日一番ウケたやつ

達郎氏:

今日一番ウケたやつ
福井県敦賀市の超常連、U.Yさん。

『うちの奥さんが一泊二日の旅行から帰ってきた次の朝、
「時差ぼけかな、体が動かんわ」
とゴロゴロしていました。
ゴロゴロしていてもよいけれど、国内旅行で時差ぼけはないやろうと思いました。』

達郎氏:

お察し申し上げます。
皆さん、奥さんに気遣いつつ、おはがきを暴露すると、また家で怒られるんだと思いますがですね、いいんです。
それで結構楽しんでるという感じがいたします。

お若い方・・頭が下がります

達郎氏:

兵庫県姫路市のE.Kさん。
変わったお名前・・・

『毎週楽しくサンデーソングブック聞いています。
そのきっかけは息子で、息子は大学生の頃から達郎さんの大大ファンになり、私に山下達郎の魅力を語ってくれ、昔のレコードやCDを買い、アルバム『Softly』はレコード、CD、カセットテープ全て購入。
さらに、フェスティバルホールでCDを購入するサインプレゼントということでまたCDを買っていました(笑)。

大学を卒業して就職は遠く離れた地に勤務が決まり、車のナンバーは204、自転車は緑色。鈴木英人さんの絵を、額縁は達郎さんと同じものを購入し、向こうでも達郎さんの近くに感じながら楽しんでいるようです。

そんな息子は今月の10月28日で27歳を迎えます。
達郎さんから『J、おめでとう』と言っていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。』

達郎氏:

なかなか・・・
お若い方
頭が下がります。

今日の最後

達郎氏:

ってなわけで、今日はこの辺で。
今日の最後は、佐賀県佐賀市のI.Aさん。
この方はお嬢さんがやはり10月28日に34歳。H.Eさん、おめでとうございます。

リクエストいただきましたのが2001年、シングル出さないで、その時のいわゆるレアリティーズという、レア物のアルバムに入っております「LOVE GOES ON」。

♪ LOVE GOES ON(その瞳は女神) / 山下達郎

クロージング

達郎氏

お送りいたして参りました山下達郎サンデーソングブック
リクエスト特集でございました。
来週も引き続き、リクエスト特集でお届けします。

まだ若干前倒しなので、お天気の話とかもできないんですが。
ライブが終わればまた直近でいくと思います。

今週は、高崎芸術劇場でございます。お待ち申し上げております。
今週終わりますと、残り10本になります。
頑張っていきたいと思います。
季節の変わり目、皆さんお体を大事に。

山下達郎サンデーソングブック
来週もセイムタイム、セイムチャンネルで皆さんごきげんよう
さよなら。

今週のオンエア曲

14:03 風の回廊 / 山下達郎
14:08 Changes / クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス
14:14 Heaven On The Seventh Floor / The Mighty Pope
14:18 Watch Out Sally / Diane Renay
14:23 Better Make It Through Today / エリック・クラプトン
14:34 The Ghetto / Donny Hathaway
14:45 LOVE GOES ON (その瞳は女神) / 山下達郎

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