山下達郎さん サンデーソングブック 2012年12月16日『年忘れリクエスト大会Part2』
長崎は・・・
土曜日は雨。
日曜日は晴れ。
今日の日曜日は良い天気に恵まれて、日中はポカポカ陽気。
年末大掃除の第一回目を行いました。
さて、今日のサンソン。
いよいよJOY2の準備にとりかかっているようですね。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
12月の真ん中でございます。
だいぶ押し迫った感じが出て参りましたが、今日はなんたって総選挙でございます。
衆議院選挙。
それから東京は都知事選。
・・・なんていいましょうかですね。
私もこの年になりまして、なんかこう、ああいう政治屋さんの言ってることが、ほんとに空想にしか聞こえないってのが(笑)
でも、それでもやっぱっり10年後、20年後、30年後そして100年の大計。
日本は未曾有の国難でございますので、それをちゃんと解決して頂きたいと願いを込めて、一応投票には参りますが・・・
でも、なんかこう・・シュプレヒコールは勇ましいけれど・・・
なんとなく・・・まぁ
申し上げたいことは、たくさんあるんで、ま、いいです!
というわけで、えぇと・・
私レコーディングで今日は前倒しで録っております。
ので、お天気のお話とかが出来ないのが残念ですけれども。
先週に引き続きましてサンデーソングブック、年末恒例の『年忘れリクエスト大会』でございます。
今日も皆さんのリクエストハガキ、それからお便り、一曲でも多く、いちまいでも多く御紹介しつつ、巷の喧騒とは関係なく、粛々と・・・・
これも、あの人達の好きな言葉ですけど、粛々と入って参りたいと思います。
日曜日の午後のひと時、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます。
皆様のリクエストカードとお便りに助けられまして、今日も最高の選曲、最高の音質でお届けを致します山下達郎サンデーソングブック。
クリスマス・イブもいよいよ29年目を迎えました。
1983年に発売されまして、来年で30周年を迎えます。
長い間、御愛顧頂きありがとうございます。
今日もたくさんリクエスト頂いております。
北九州市のO.Mさん、Sさん御夫婦。
『OPUSのTシャツ、タツローくん切手シートも外れてしまいました。
せめてリクエストだけでも名前が読まれますように。』
・・・すいません。
札幌市のA.Eさん。
『午前中の冷たい雨が、お昼過ぎに雪に変わりました。
遅い初雪です。でも気の早い街はもうクリスマス。
クリスマス・イブが似合う景色になって参りました』
兵庫県明石市のA.Kさんは、もみじの、紅葉の押し葉をハガキに貼ってきて下さいました。
ありがとうございます。
山下達郎、お馴染クリスマス・イブ
♪クリスマス・イブ /山下達郎
~ CM ~
♪ Jamaica Say You Will /Jackson Browne
♪ Cinnamon Girl /Neil Young
◎リスナーからのお便り(静岡市のF.Kさん)
『OPUSを聴いていて、今まで漠然としていた疑問が、モクモクと煙のように頭を覆い尽くしてしまったので質問させて下さい。』
達郎氏:
すげぇ前置きだな、これ。
『達郎さんの曲にサビ頭が少ないのは何故ですか。
サビ頭とは、「色・ホワイトブレンド」のような曲が大サビから始まるアレンジの事です。
私には「フラジール」と「キスから始まるミステリー」の2曲くらいしか思い当たりません。
何か理由があるのでしょうか。
宜しく御回答下さい。』
達郎氏:
そんなことないと思うけどなぁ。
えぇと・・・
「マイダスタッチ」もそうですし・・・
あとは何だろうな・・・
そう言われてみれば、サビ始まりはあんまり好きじゃないってのがアレですかね。
AがあってBがあってフックにいくという。
♪ダウンタウンへくり出そう~ で決着するという。
そういう方が好きなんでしょうね、きっとね。
こういう質問、なかなか面白いですが。
◎リスナーからのお便り(千葉県浦安市のY.Mさん)
『私は「ゲット・バック・イン・ラブ」が大好きです。
特に最後に2回サビを繰り返しますが、その2回目の ♪もう一度 僕を愛して のとこが1回目のコード進行と違いますよね。
この部分が好きなんですが、友人にこの部分のアレンジの素晴らしさを何度も説明するのですが、何度聴いても違いが判らないそうなのです。
どう説明したらいいでしょうか。
ところで達郎さんのナンバーで、他に「ゲット・バック・イン・ラブ」のような同じメロディーでもコードが違うという曲はありますか。』
達郎氏:
お友達に説明しても、判らないってのは、その方が判らないんですから、しょうがないでしょ。
判る方が判って頂ければいいんですから。
「ゲット・バック・イン・ラブ」のように、えぇと、ああやって、代理コードと言いますが。
ああいう具合にコード進行が違って、後半から出てくる典型は「さよなら夏の日」です。
「さよなら夏の日」は半音上がった所が、全く「ゲット・バック・イン・ラブ」と同じで代理コードで。
それまでのコードと違って全然違うのがあります。
ほかにも例えば「ずっと一緒さ」の最後とか、一瞬コードが違うとか、そういう事は色々あります。
えぇ・・・まりやのアレンジなんかで、そういうのがいくつかありますが。
今度、そういう特集(笑)・・・止めようね、それ(笑)
♪ Try Again/Champaign
◎リスナーからのお便り(福岡県久留米市のH.Sさん)
『アルバム「レアリティーズ」の「潮騒」・・・84年1月6日大阪フェスティバルホール・・
は達郎さんの「新曲のあとはお馴染のこの曲を」で始まりますが、この「潮騒」の前の新曲を気にしながらいつも聴いています。
宜しければ教えてください。
お忙しいところすいません』
達郎氏:
えぇ、潮騒、1984年の・・・
83年から84年のメロディーズのツアーの最終日なので、「スプリンクラー」です。
「スプリンクラー」やって、エレクトリックピアノでやって、新曲のあとはお馴染のというところで潮騒を初めます(笑)
「スプリンクラー」、次のJOY2に入れるつもりでおります(笑)
よろしく。
~ CM ~
◎ 来週、さ来週
達郎氏:
来週、さ来週、23日、30日
今年最後の2回分は、これも毎年恒例でございます。
竹内まりやさんゲストに「年忘れ夫婦放談」でございます。
こちらはまだ収録前でございますので、まだ、おはがき間に合います。
竹内まりやさんへのお便り、リクエスト、ご質問・・・
えぇ・・・お待ち申しあげております。
〒102-8080
東京FM 「山下達郎サンデーソングブック」の係
新曲の情報・・・等、いろいろとクッちゃべってみたいと思っております。
♪ You’re The Song (That I Can’t Stop Singing)/Frankie Valli
♪ If You Could Only Be Me /Spanky & Our Gang
◎リスナーからのお便り(山形市のT.Kさん)
『最近のマラソン大会で苦しいとき、いつも救ってくれるのが「バラ色の人生」であります。
10月28日の軽井沢ハーフマラソンでも17キロくらいで、コースを内に入りすぎて、勢い余って歩道を飛び降りる羽目になったとき、体がついていかず、太腿がけいれんしてしまいました。
おそらく3分くらいの間、止まったままで何もできないでいる時に、ウォークマンから「バラ色の人生」が聴こえてきました。
前のサクランボ・マラソンでもそんなことがあったと思いだし、あわせて行き過ぎるランナー仲間のガンバレの声援が後押しになって、なんとか完走することができました。
妻も大好きな「バラ色の人生」をリクエストします』
達郎氏:
ありがたいお便りですね。
今日は「バラ色の人生」かかりませんけど(笑)
また下さい。
すいません。
◎リスナーからのお便り(浜松市のK.Hさん)
達郎氏:
今日頂いたお便りで、一番嬉しかったやつは・・・
今日頂いたといっても、これ11月末に頂いたお便りなんですが。
『リクエスト「あまく危険な香り」
30年くらい前に、パチンコで負けた冷たい秋風に吹かれ、外に出たときにかかっていた曲で忘れられない』
達郎氏:
って、よく判りませんけど・・・・
『毎年秋に開催される、東京インターナショナル・オーディオ・ショー。
20社以上の輸入代理店が競って自社の最高品を出品するので、各ブース1千万円以上は当たり前。
なかには2千万円以上するシステムで私たちオーディオバカを迎えている異常な世界なのですが、今年はなんと各社プレゼンをするオーディオ評論家さん、傅信幸さんが選んだテーマ曲が「さよなら夏の日」だたのです。
その日プレゼンする各ブース、すべてで「さよなら夏の日」を手の届くことのないシステムで聴くことができた生涯忘れられない秋でした。
傅信幸さん曰く「OPUSはハイエンドのオーディオシステムで聴くクオリティを十分持ったアルバムです。
日本のアーティストをなめてはいけません」
とのこと。
思わず涙が。
達郎聴いててよかった!』
達郎氏:
私も思わず涙が出るようなお便りでございます。
ありがたいお便りですね。
傅信幸さんはステレオ・サウンズとかで拝見しておりますが。
ありがとうございます。
嬉しいです。
のこKさんのお便り、もう一枚ありますが。
『ムーンレコードのCDのリマスターとJOY2は自分でされるのでしょうか。』
もちろんしますよ(笑)
来年からやります(笑)
シコシコやっていきたいと思います。
一度に出来ないので。
◎ エンディング
本日は、このへんで。
来週、さ来週は、竹内まりやさんゲストに「年忘れ夫婦放談」でございます。
お楽しみに。
今年も竹内まりやさん「すてきなホリデイ 」、ケンタッキー・フライドチキンのテーマソング、クリスマスのキャンペーンで流れております。
たくさんリクエストカード頂いております。
♪ すてきなホリデイ /竹内まりや
今週のオンエア曲
14:03 クリスマス・イブ /山下達郎
14:09 Jamaica Say You Will /Jackson Browne
14:13 Cinnamon Girl /Neil Young
14:19 Try Again/Champaign
14:24 It Makes No Difference /The Band
14:33 You’re The Song (That I Can’t Stop Singing)/Frankie Valli
14:37 If You Could Only Be Me /Spanky & Our Gang
14:42 すてきなホリデイ /竹内まりや
コメント
いつもお世話になっています。
今日も外出時に留守録二失敗、悔しい思いをしていましたが内容概要読ませて頂いて、聞いた気分になれました。
ありがとうございます。
T.Matsuo さん、こんにちは。
管理人の9thNUTSです。
コメントありがとうございます。
気長にやっていきますので、またブログにお立ち寄りください。
初めまして。自分は山下達郎のファンです。
サンデーソングブックはよく聴いています。
このブログはネットで 山下達郎 うなぎ と検索したらたどり着きました。素晴らしい。
そんな事聞いてどうするんだカテゴリはいいセンスです。
ありがとうございます。
全部みるつもりです。また来ます。
WKさん、コメントありがとうございます。
管理人の9thNUTSです。
気長に続けて参りますので、またお立ち寄りください。
管理人様、いつもご苦労様です。
サンデーソングブックのHPに「新春放談」は終了するという達郎さんのコメントが掲載されていますね。楽しみにしていたので、正直、残念です。また別の形で大瀧詠一師匠は登場して頂くということですので、期待してお待ちしたいと思います。
今年一年、お世話になりました。
来年もまたよろしくお願いいたします。
いつも通り さん、コメントありがとうございます。
私もサンソンHPみました。
大瀧さんと達郎さんの、あの奥深い会話がもう聞けないと思うと、残念です。
『時代的な役割を全うし得た』ということですね。
いよいよ今年も終わりですね。
また来年も宜しくお願いします。