福岡市内のお天気は、くもり
すきっりしない、梅雨らしい天気
伊勢正三さんの曲が聴けるなんて。
ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
冒頭
達郎氏:
皆さんこんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。山下達郎です。
毎週日曜日午後2時からの55分間は私山下達郎がお送りいたします楽天カードサンデーソングブックの時間であります。
東京FMをキーステーションといたしまして、JFN全国38局ネットでお届けしております。
6月も半ばになりました。
相変わらず前倒しでございます。
竹内まりやさんのツアー、横浜アリーナ、6月3、4
それから昨日の6月14日 北海道 北えーる。ここまで終わりました。
横浜アリーナ終わって収録しております。
昨日のやつはうまく行ってるはずと・・・感じてございますが。
残り2本。Kアリーナ横浜。
来週になりますね。残り2本という感じでございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
番組の方は先週はですね、ムービーで棚から一つかみ。
私説明不足でですね、ムービーで棚から一掴みってサントラかけるのかとか、なんかそういう映画音楽かと・・違うんです(笑)
ムービーってタイトルついてる曲を選ぶという安直な企画でございます。
でもなんかご好評をいただきました。
洋楽やったんだったら邦楽やってみようかなと思って。
あんまりないかなと思ってやったんですけど、これが意外、意外ってちゃいけませんけど。いい曲すごく多いんです。
だからじゃあ、今日は邦楽編で行こうと。
邦楽なので「映画で棚から一つかみ」
先週は洋楽「ムービーで棚から一つかみ」
要するに「映画」という言葉が入ってる、タイトルに入ってる曲です。
お手軽な棚つかなんですけれども、割と粒が揃いましたので。
今日はそういう感じで、やらしていただきたいと思います。
それで今日はですね、番組始まって以来1705回目ですが、始まって以来ほとんどが21世紀に発表された曲ですので、あんまりオールディーズという感じでもないんですけども、いいんです。たまにはそういうことも・・・長い人生。
日曜日の午後のひと時、本日はあんまりオールディーズソングじゃないですけれども、素敵な邦楽でお楽しみいただきたいと思います。
山下達郎サンデーソングブック、映画で棚からひとつかみ。
で、21世紀の曲が多いので。曲が長いんですよね。
だけど1曲でも多くかけたいので、頭のやつは今日は割愛させていただきまして、お知らせ挟みまして早速始めてみたいと思います。
山下達郎サンデーソングブック「映画で棚から一つかみ 邦楽編」。
~ CM ~
まずは忌野清志郎さん
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
というわけで先週に引き続きまして、映画で棚から一掴み。
先週は洋楽編でしたが、今週は邦楽編でございます。
CM前に申し上げましたが、ほとんどが21世紀に入ってからの曲でオールディーズじゃないなんて申し上げましたけども、もう20年ぐらい経ってる曲が多いので、やっぱり立派なオールディーズです。
本日も素敵なオールディーズソングで。
映画で棚から一つかみ。
あの、単なる思いつきです。
映画って、言葉が入ってる曲を選んだというあれですが。
いい曲ばっかりです。
まずは忌野清志郎さん。
忌野清志郎さん他流試合が大好きな人なので。
RCサクセションの他にもいろんなユニットやっておりますが。
そういう1つ。
ニーサンズ(2・3’S)。
若手の人たちと組んだバンドですけども。
2006年のゴーゴーニーサンズに入っております。
いつか見た映画みたいって・・演奏力がある人たちですが。
ギター弾いてるのが山川のりをさんってこの人、甲本ヒロトさんと最初にやってた人ですね。この人スライド素晴らしい。
まずは清志郎さんの1作から始めてみました。
こうでなくてはいけません!
達郎氏:
続きましては斉藤和義さん。
2009年のアルバム「月が昇れば」に入っております「映画監督」
斉藤和義さん、2009年の「映画監督」
1人で全ての楽器を演奏しております。
素晴らしいトラックです。
なんつっても歌っている言葉がはっきり分かるという。
こうでなくてはいけません。
「昼の憩い」を思わせるようなはがき
達郎氏:
山口市の超常連、I.Iさん。
『6月最初の日曜日は家内の実家に梅もぎに行きました。
昨年は不作で収穫はいまいちでしたが、今年はまずまずでした。
一夜明けて梅ジュース作りのための氷砂糖を買いに行く途中、このはがきを投函して、これで心置きなく1週間が送れるというものです。
帰ってからの梅ジュース作りの専念できます。
このところの昼の憩いを思わせるようなはがきにつられての話題で恐縮です。』
達郎氏:
っへへ(笑)
本当にそういう番組になりつつありますが。
ま、年ですから、しょうがないわね。
浅井健一 ~不思議な音楽
達郎氏:
お次は浅井健一さん、ベンジーさん。
2019年のアルバム「ブラッドシフト」に入っております。
いかにも。
「目を閉じる映画」
浅井健一さん、2019年の「目を閉じる映画」でございました。
不思議な音楽。
いいんです、人それぞれ
達郎氏:
八王子市の超常連、I.Tさん。
指がちょっと具合が悪くてなかなか字が書けないという。
お大事にひとつ。
治ったらまたください。
無理しないでください。
山形県東村山郡 超常連 K.Kさん。
『達郎さんは喋るのがテキパキと早いですが、本とかも読むのも速いんでしょうか。
毎週大量のはがきを読んでいらっしゃると思うので以前から気になってました。
私は読んでる時「あれ」と思い前に戻って読み直したりが何度かあり、1冊読み終えるのに時間がかかってしまいます。』
達郎氏:
いいんです、その方が頭に入ります。
私も本読むのそんなに速くありません。
飛ばし読みすると大変なことになりますのでですね。
じっくり行きますと時間がかかります。
いいんです。
人それぞれ。
細野晴臣 ~不思議な音楽
達郎氏:
お次は細野晴臣さん。
2011年の「HoSoNoVa」 名盤!
この中に入っております「ロンサム・ロードムービー」
細野晴臣さん、2011年の「ロンサム・ロードムービー」でございました。
不思議な音楽。
これはいいトラックだと思います ~ザ・ハイロウズ
達郎氏:
お知らせの前に、もう1曲。
ハイロウズ。
2002年のアルバム「angel beetle」。
これに入っております。
これはいいトラックだと思います。
「映画」ザ・ハイロウズ。
ザ・ハイロウズ、2002年の「映画」でございました。
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
いつもと全然違う空気。でもいいんです。
映画で棚から一つかみ、邦楽編で今日はお届けしております。
お知らせです。
~ CM ~
来週
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
映画で棚からひとつかみ、邦楽編。
思いつきの割には曲がいいものばっかりなので、曲に助けられてる。
来週はですね、あっという間に1月経ちまして。
ムーン・レコード時代のアナログ版とカセットの復刻再発。
6月は『BIG WAVE』でございます。
6月25日に再発されます。
ですので来週は5月にやりました『MELODIES』のご紹介のように『BIG WAVE』のご紹介。
1984年のアルバムでございますが。
7月は『POCKET MUSIC』
9月は『僕の中の少年』
なぜか8月がないのわかんない。なんでかな。
10月が『ARTISAN』
11月が『SEASON’S GREETINGS』という具合につながってまいります。
ダイハツのムーブのCM
達郎氏:
6月の頭からですね、ダイハツのムーブのCMが流れております。
「MOVE ON」というタイトルの曲ですが。
ホームページその他でご紹介しておりますのでチェックしてください。
達郎さん使用のギター弦
達郎氏:
千葉県は大網白里市・・・舌かみそう。H.Hさん
『以前から伺おうと思っておりましたが、ギター、エレキ、アコースティックはどのような弦をお使いでしょうか。』
達郎氏:
私のエレキはですね、アーニー・ボール(ERNIE BALL)のレギュラースリンキー(Regular Slinky )10を貼っております。
アコギはサバレス(SAVAREZ)の12です。ブロンズライト。
昔からというわけじゃないんですけど、今のギターテクニシャンがこれを選んでおります。
ギター大変上手なので ~伊勢正三さん
達郎氏:
映画で棚からひとつかみ。
こういう時じゃないと絶対にかからない!
伊勢正三さん。
伊勢正三さんはいわゆるフォークエリアの人ですけど、ギター大変上手なので、そうしたいわゆるAOR系のやつもやられておりますが、そんな1作。
1994年のアルバム「メガロポリスの錯覚」に入っております。
「B級映画のように」
♪ B級映画のように / 伊勢正三
伊勢正三さん、1994年の「B級映画のように」
でございました。
難波君のお嬢さん ~玲里さん
達郎氏:
もう1曲いけますね。
色々こうデータを漁っておりましたら
玲里ちゃん、難波君のお嬢さん。
玲里ちゃん、2022年に出しましたフィスアルバムに1曲入っております「ミッドナイト・ムービー」。
玲里さん、2022年の「ミッドナイト・ムービー」
でございました。
エンディング
達郎氏:
今日は映画で棚からひとつかみ、邦楽編でございましたが。
まあしかしこう多岐に渡ると言いましょうか、いろんなサウンドがございますが。
ほとんどテレビじゃかかりませんね(笑)。
ラジオでもあんまり。
特に38局ネットだとなかなかかかりません。
なかなか充実した・・・今日は自画自賛。
来週は「ビッグ・ウェイブ」の特集 またやらしていただきます。
アナログ、カセット再発。
達郎さんの好きな日本の喜劇映画
達郎氏:
三重県は松坂市のH.Mさん。
『私の住む松坂は映画監督小津安二郎の父の郷里で、小津監督自身も9歳から19歳まで過ごされた町です。
私の好きな小津映画は評価の高い戦後の作品より、「東京の合唱」「生まれてはみたけれど」「喜八物」など戦前のサイレント時代の喜劇作品です。
「人情紙風船」を生涯ベスト映画にあげる達郎さんの好きな日本の喜劇映画を1本紹介してください』
達郎氏:
私は、いわゆる笑わせようと思える喜劇映画ダメなんです。
ですからあのクレイジーとかドリフの映画、それから駅前シリーズ、社長シリーズ、ああいうのが弱いので。
1本あげろと言ったら「幕末太陽傳」です。
ステージ 上手、下手
達郎氏:
超常連 中野区の質問魔のO.Eさん。
『達郎さん、まりやさんはライブが終わりステージを降りられる時にいつも決まって客席から向かってステージの左側から必ず出られていますが、これは何かの決め事なのでしょうか。ライブ会場の構造がそうなっているからでしょうか。
あるいは達郎さん、まりやさんがステージの左側から出るというこだわりがあるのでしょうか。』
達郎氏:
いわゆる舞台はですね、右側が上手、左側が下手と呼ばれます。
日本の古典芸能は必ず左側、すなわち下手から出るのが決まりです。
歌舞伎は花道が左側にありますので、そういう関係もありますが。
日本の場合は右が上手、左が下手と言いますが、アメリカイギリスの英語圏ですと、客席から見て左側がステージライト、右側がステージレフトという逆の、演者から見た方向性になります。
で、必ず出る時は左から出るのが礼儀です。
クラシックなんかでもそうですけれども、音楽もそうです。
で、さよならする時も必ずみんな左側の下手に入っていきます。
そういう伝統ですね。
今日の最後
達郎氏:
というわけで、映画で棚からひとつかみ 邦楽編でございました。
最後は2017年の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の主題歌で私が書きました「リボーン」
熊本市の超常連でM.Sさん、ちょうどいただきました。
6月10日結婚記念日。奥様のTさんと結婚30年。おめでとうございます。
「リボーン」
クロージング
達郎氏:
お送りいたしてまいりました山下達郎サンデーソングブック。
2週にわたりまして「映画で棚からひとつかみ」
いつもとちょっと毛色が違いますが。
またチャンスがあれば、また違うやつで。
というわけで来週は「ビッグ・ウェイブ」の特集またやらしていただきます。お楽しみに。
前倒しなんですけど、そろそろ梅雨入りかなという関東地方。
またじめじめした季節が始まります。
皆さんもお体くれぐれもお大事に。
山下達郎サンデーソングブック、来週もセイム・タイム、セイム・チャンネルで皆さんごきげんよう。さようなら。
今週のオンエア曲
14:04 いつか観た映画みたいに / 忌野清志郎&2・3’S
14:10 映画監督 / 斉藤和義
14:14 目を閉じる映画 / 浅井健一
14:20 ロンサム・ロードムービー / 細野晴臣
14:25 映画 / THE HIGH-LOWS
14:32 B級映画のように / 伊勢正三
14:38 Midnight Movie / 玲里
14:45 Reborn / 山下達郎
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