福岡市内のお天気は晴れ
春の気配を感じます。
Average White Bandがオンエア
なつかしい楽曲ばかり
ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
冒頭
達郎氏:
3月も中旬に近づいてまいりました。
あっという間に1週間が経ちます。
えぇ・・私、曲書きが一段落しまして、 先方に納入いたしました。
と思っておりましたら、また曲書きの仕事が入ってきておりまして(笑)
今やっております。
で、そろそろ竹内まりやさんのリハーサルも本腰を入れて始まりますので、色々とバタバタしております。
そんな中で、サンデーソングブックにはお便りをたくさん、たくさん、いただきまして。
リクエストもたくさん、たくさんいただきましてですね。
素敵なお便り、それからリクエストもたくさんいただくんですけども、とにかくお応えしきれないというのが悩みでありまして。
特にリクエストはもう山のようにいただいておりますけども。
55分で本当に一桁しかかかりません。だいたい(笑)
ですので、もう本当に涙を飲んで割愛させていただくという現状でございますが。
懲りずに旅を聴かせていただけると思います。
たくさんお便りをいただきまして。
今日もですね、皆様から頂いたリクエストと、お便り、ご紹介しつつリクエスト、
プラス、最近買ったやつちょっとだけ入れまして、
『リクエスト+棚から一つかみ』
『棚から一つかみ+リクエスト』
山下達郎のレコードの中から、一つかみ+皆様のリクエストにお応えいたしまして、お届けしたいと思います。
その間に曲を書いてリハーサルをやります。
今週、来週続けてそんな感じでいければという感じです。
日曜日の午後のひととき、本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみいただきます。山下達郎サンデーソングブック
『リクエスト+棚からひとつかみ』
本日も最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。
2011年の3月11日、東日本大震災。
あれから14年経ちまして、昨年も能登の大地震がありまして。
今、大船渡でですね、山火事が大変なことになっております。
いつも番組ではですね、お見舞い申し上げますとか申し上げておりますけれども。
現地でですね、被災された方は本当に大変な思いをされておられると思います。
いろいろなやり方ありますけども、自分にできることをしていきたいと思っている今日この頃でございます。
お見舞いの意味も込みまして、東日本大震災14年を迎える中で、あの当時私のラジオでかけておりました
「希望という名の光~Ray of hope」
このリクエストが山のようにいただいております。
特に当時ですね、実際に地震に遭われた皆さんから,
超常連の皆さん中心にたくさんお便りいただいております。
仙台市のT.Sさん
『今週は「希望という名の光」以外考えられません』
福島県いわき市のS.Mさん
『過ぎてしまえば早く感じる。
真っ只中の時は遅く感じた。
震災避難を経験して人生の価値観みたいなもの変わったかも。
今は一日、一日を大切に過ごせるようになりました。』
という長いお便りいただきました。
『これも自分の人生だと思える今日この頃です』
まだ帰還は未定だそうで、引き続きお大事に。
宮城県気仙沼市 超常連 I.Mさん
杉並区のI.Sさん、ご病気、お大事に。
福岡市の超常連でO.Nさんもリハビリ中、頑張ってください。
大田区の超常連連、E.Mさんもリハビリ中。
皆さんお大事に。
この曲も15年を超えます。
「希望という名の光」。
~ CM ~
♪ Pick Up The Pieces / Average White Band
なんてすごいバンドなんだ!
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック
というわけで、今日は皆様からのリクエストカードにお応えしつつ、ちょっとだけ私のレコード棚の中から挟み込むという『リクエスト+棚からひとつかみ』
本当に、たくさん、たくさんありがとうございます。
全てお応えできないのは本当に心苦しいんですけれども。
できるだけ1曲でも多く、1枚でも多く。
まずは、Average White Band。
説明するまでもないですね。
イギリスのブルーアイズソウルバンドですが。
出世作
1974年全米ナンバー1
「Pick Up The Pieces」
私事ですけれども
ちょうどシュガー・ベイブをやっている時にですね、自分のステレオセットをグレードアップしまして。
アルテックのフルレンジのスピーカーを買いまして、それにラックスマンのアンプをつけて初めてかけたのが、この「Pick Up The Pieces」のシングルで。
そのあまりの音の良さにぶっ飛びましてですね(笑)
「なんてすごいバンドなんだ!」と思いました。
何十回も聴きましたけど、それを思い出しますね。
今日はアルバムの長い方のバージョンでお聴きいただきます。
リクエストくださいましたのは、東京足立区超常連 T.Aさん。ありがとうございます。
季節の変わり目
達郎氏:
季節の変わり目ですので、そういうお便りがたくさん届いております。
ちょっと前ですが、札幌市のS.Aさん
『札幌は雪解けが始まり、春の兆しを感じます。
北海道は桜と梅がほぼ同時に咲きます。
5月初旬になるとようやくつぼみが綻びます。
近所の梅公園に出かけるのが恒例です。
早く梅を見に出かけたいものです』と。
ありがとうございます。
長ったらしいタイトルのアルバムですが
達郎氏:
お次は、トッド・ラングレン。
久しぶりですが
1983年の「The Ever Popular Tortured Artist Effect」
という長ったらしいタイトルのアルバムですが。
日本では大変評判の良いアルバムです。
この中から今流行っております。
これもちょうどタイムリーと言いましょうか(笑)
「インフルエンザ」
リクエストいただきましたのは、福岡市のF,Yさん
『達郎さん、変わりはないですか?
日ごと寒さがつのります。
読んでもらえぬこのハガキ、寒さこらえて書いてます』
達郎氏:
っふふ(笑)
トッド・ラングレン1983年の「インフルエンザ」
トッド・ラングレン1983年の「インフルエンザ」でございました。
すいません!
達郎氏:
千葉県野田市のN.Kさん、超常連
『年が明けたと思ったらあっという間に3月になりました。
冬の間に藤棚の剪定しなければと思っていましたが、何もしていません。
新芽まであと1ヶ月、
8月31日の小学生のようです。 』
お大事に。
そういうとこ住んだらいいと思いますが・・
北海道は知内町、函館の少し西側かな?・・・もう津軽海峡のところですね。
『昨秋、妻の実家をリフォームして移住しました。
郵便局と2件の床屋さん、そして民宿食堂があるだけの山裾の小さな集落です。
一番近い店は10キロ先のコンビニですが、周りの明かりが少ないため、夜は星がとてもきれいに見えます。
今夜も玄関の正面にオリオンがよく見えます。』
達郎氏:
真冬のオリオン、すごいな。!
『大好きな「ルミネッセンス」お願いします。』
すいません・・
地図が書いてあります。
いいですね!
そういうとこ住んだらいいと思いますが、私、都会人なので、たぶん3日と持たないと思います。
すいません。
全然ベタじゃないですよ
達郎氏:
上越市の超常連、Y.Tさん、毎週毎週ありがとうございます。
ジャッキー・トレント
『ベタかもしれませんが、死ぬほど好きなので、是非』
全然ベタじゃないですよ(笑)
これ、ヒットもしてないですしね(笑)
日本でだいたいジャッキー・トレントのシングルもアルバムもほとんど出てませんから。
手に入れるのすごい苦労した記憶があります、若い頃。
1964年のジャッキー・トレントのシングル
エディット・ピアフの「愛の讃歌」をウォール・オブ・サウンドで、
トニー・ハッチが処理したすごいやつ。!
ジャッキー・トレント1964年の「If You Love Me」
♪ If You Love Me(Really Love Me) / Jackie Trent
ジャッキー・トレント1964年「If You Love Me」でございました。
すごく好きな1曲
達郎氏:
お知らせの前に、もう一曲。
先日やりました「あったかい棚から一掴み」
ウォームの棚からひとつかみでございましたけど。
もう1曲かけたいのがあったんですけど、CDが来なくてですね、かけられませんでしたので。
これすごく好きな1曲なので、お知らせ前に。
スティーブ・ローレンス(Steve Lawrence)
「Go Away Little Girl」。
スティーブ・ローレンスは1965年に自分のテレビショーをCBSかな?
で開きまして。
その時に出されたアルバムで、
タイトルが「The Steve Lawrence Show」。
スタンダードもたくさん入っているんですけども。
その中に自作の1曲があり、これはとってもいいので、
今日はこれを。
♪ The Warm Hours / Steve Lawrence
スティーブ・ローレンス1966年の「ザ・ウォーム・アワーズ」でした。
山下達郎がお送りいたしております、サンデーソングブック。
『リクエスト+棚から一つかみ』でお届けしております。
お知らせです。
~ CM ~
来週
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
本日は皆様のリクエストおかけしつつ、
ちょっとだけ私のヤツ。
来週もこのパターンで『リクエスト+棚からひとつかみ』
来週は前倒しで録りますので、リクエストは来週はかかりませんけれども、引き続きリクエストをお応えしてまいります。
リクエスト、お便りたくさんお待ち申し上げております。
〒102-8080
東京FM 山下達郎サンデーソングブックの係
竹内まりやさんのリハーサルが本格化いたしますので、
皆様のお便りが、とても助けになります。
よろしくお願いします。
今年でデビュー50周年
達郎氏:
で、先日からお伝えしておりますが。
5月にですね、お聴きの放送局でシュガー・ベイブにまつわる特別番組を放送することになりました。
私、今年でデビュー50周年、その一番最初のシュガー・ベイブというバンドでスタートいたしましたので、シュガー・ベイブ50周年になります。
1枚だけのアルバム「SONGS」50周年
なので、リスナーの皆様からシュガー・ベイブに関するメッセージを募集しております。
(※メッセージ募集は2025.3.9で受付終了しています)
・思い出のシュガー・ベイブの曲とエピソード
・初めてシュガー・ベイブを聴いた時の印象
・発売から50年経った今、どのようにシュガー・ベイブを聴いているか?などなど、
シュガー・ベイブにまつわるメッセージをお寄せください。
そんな大層なものじゃないんですけどね(笑)。
5月に放送されます特別番組の中でご紹介させていただきます。
この番組の放送日時、内容等はですね、詳しくは改めてお知らせ申し上げます。
よろしくお願いします。
超常連の基準は何ですか?
達郎氏:
神戸市のT.Rさん
『超常連の基準は何ですか? 』
よくいただく方との違いは・・・気分です。
あ、でも、超常連の方ってのは本当に私・・・
いつも申し上げております通り、お便り全部拝見しているので、
そうしますとですね、
やっぱりレイアウトの工夫している方、
毎週いただく方
だんだんだんだんこうインプットされていきまして、
この方はずっといただいているなと、そういう方もたくさんいらっしゃいます。
そういう方には『超常連』と
はじめ『常連』と申し上げたんですけど、それをまた上回るですね『超常連』
いつもいただく方っていうのは記憶はあるんですけども、
先週はいただかなかったのかと、そういうようなですね・・
いろいろ私の脳みその具合です。
すいません
だから気分です。
すいません(笑)
っへへ(笑)
でも本当に、
レイアウトにものすごく工夫して、アイキャッチがですね、一発でわかる方ってたくさんいらっしゃいます。
本当に皆さんありがたい、頭が下がる次第でございます。
引き続き、よろしくお願いします(笑)
シュレルズだったら、誰がなんと言おうと、これ
達郎氏:
お次は栃木県の真岡市、S.Tさんから。
『遅ればせながら、昨年末に風邪を召されたと伺いましたが、そのお体はいかがでしょうか? 』と
達郎氏:
おかげさまで、丈夫になりました!
はい!
全然関係ないリクエスト(笑)
ガールグループものの延長
『シュレルズのおすすめの曲お願いします』
シュレルズ
ニュージャージーの60年代頭のですね、一世を風靡しましたガールグループ
「Will You Love Me Tomorrow」
それからビートルズで有名な「Baby It’s You」
いろいろありますが。
シュレルズだったら、誰がなんと言おうと、これ
1963年、全米4位。
一度は振った彼氏が他のガールフレンドを見つけて、
でも自分はまたよりを戻したいと思ったんだけども、時すでに遅しという、
そういう悲しい歌でございまして。
ヘレン・ミラーの名作「フーリッシュ・リトル・ガール」
♪ Foolish Little Girl / The Shirelles
The Shirelles 1963年の「フーリッシュ・リトル・ガール」でございました。
作詞をしているのは、Howard Greenfield、Neil Sedakaのコンビで有名ですけど。
ニール・セダカがツアーに行っちゃってる間暇なので、他の作家の作詞もするという、
そんなからまた名作が生まれております。
90年代とっても人気のあった人
達郎氏:
もう一曲、女性シンガーの作品
珍しいところでキャシー・デニスいただきました。
イギリスのシンガーソングライターですけども、ソングライターとしてもすごく実績のある、90年代とっても人気のあった人です。
キャシー・デニス
1990年のアルバムからのシングルカットで 91年全米8位という
「Too Many Walls」
横浜市の超常連で、S.Kさんいただきました。
♪ Too Many Walls / Cathy Dennis
Cathy Dennis
1991年のヒットソング「Too Many Walls」でございました。
エンディング
達郎氏:
今日はこの辺で。
来週もこの調子で・・・
しかし、お便りがたくさん残っちゃったなぁ・・
来週まで回して、本当に読み切れません(笑)
読んでも読んでも減らないというですね。
達郎さん、ビンゴです
達郎氏:
岡山市のK.Nさん、この方も超常連ですが。
『母が体調を崩しコロナ判定を受けることに。
先生が検査キットの結果を私に見せながら「ぶっちぎり陽性です」と。
先生の「ぶっちぎり」という言葉がツボに入ってしまい、心の中で爆笑してしまいました。
結果を笑えませんでしたが・・・
お陰様で母は回復しております。
季節の変わり目です。
達郎さんもぶっちぎらないようにお気を付けください。 』
私、コロナ1回かかりましてですね
その時に、看護師の方が検査が終わってきましたらですね、
「達郎さん、ビンゴです。」
そういうのがありました。
いいんです、洒落です、そういうのはね(笑)
皆さん、そうでもやらないと大変なんですよ。
本当に。
一度ぐらいやってみようと
達郎氏:
青森県おいらせ町、O.Yさん
『初めまして。
ファンになって長いのですが、ハガキを送ったことがないので、一度ぐらいやってみようと思い書かせていただきました。 』
達郎氏:
(笑)
1月17日、NHKホールでおいでになって・・青森からお出でになったんですね!
お疲れ様です。
またどうぞ。
今日の最後
達郎氏:
今日の最後なんですが。
先週か、先々週ですね、
7歳のお嬢さんの手紙ご紹介したんですけども。
お父さんからお便り頂きましてですね。
さいたま市のO.Sさん
『達郎さんこんにちは。
先日番組で娘の手紙を読んでいただき、ありがとうございました。
ライブに行った7歳の娘の父親です。
娘は自分の手紙がラジオで読まれるという、初めての体験に嬉しさと恥ずかしさの半々だったようです。
貴重な体験だったと思います。
ところで、その娘の下にWくんという4歳の弟がおります。
先日、この弟が竹内まりやさんの「プレシャス・デイズ」の「プラスティック・ラブ」の映像で、達郎さんが合いの手を入れているところを見て、一言
「おじさん元気いっぱいだね」
我が家では、いつの頃から子供達は達郎さんのことを「おじさん」と呼び、
まるで歌の上手い親戚のおじさんのよう。
今日もWくんは保育園に向かう車に乗るなり、
「おじさんかけて」と言い、ドーナツの歌を大きな声で歌い、機嫌よく登園です。
そんな我が家の日常です。
リクエストは「ドーナツ・ソング」をお願いします。』
達郎氏:
これ反応しちゃうんだな、俺(笑)
山口県、山口市のS.Mさん。
この方も初めていただきますが。
『先日コンビニで可愛い店員さんから「ドーナツはいかがですか?」と勧められるのですが、血糖値が気になって買うのをためらっています。
もしこの番組で「ドーナツ・ソング」のリクエストが叶ったら、思い切って買おうと思います。よろしくお願いします。 』
なんか私が罪のような気がしますけど(笑)
糖尿にはお気を付けくださいね。本当にね。
目黒区の超常連、O.Mさん。
ずっとしつこく「ドーナツ・ソング」のリクエスト
お待たせいたしました。
息子さんのSくん36歳誕生日、私も3月11日誕生日、頑張ってください。
というわけで、今日の最後はおなじみ「ドーナツ・ソング」
クロージング
達郎氏:
お送りして参りました山下達郎サンデーソングブック
「リクエスト+棚からひとつかみ」でございました。
来週も同じような感じで行きたいと思います。
最近またお誕生日のお祝いのメッセージというご要望がすごく増えてきたんですけども、すいません!
もうとにかくそれを選ぶだけで時間がめちゃくちゃかかってしまいますので。
もう長いこと・・・
若い頃は若さでできましたが(笑)、
歳とってきますとですね、本編をやるので精一杯という・・
本当に申し訳ないんですが。
お子様のお誕生日とかは、ご自分でお祝いしてあげてください。
よろしくお願いします。
本当に暑かったり寒かったり、変な陽気が続きましたけれども、
少しずつ春の気配が漂っております。
でも今週もまた割と雨がちな陽気でありますので、
皆様、気候変動、気温の変化にお気を付けくださいまして、
風邪流行っております。
くれぐれも皆さん、お体を大事に。
山下達郎サンデーソングブック
来週もセイムタム、セイムチャンネルで
皆さん、ごきげんよう。
さよなら。
今週のオンエア曲
14:04 希望という名の光 / 山下達郎
14:10 Pick Up The Pieces / Average White Band
14:16 Influenza / Todd Rundgren
14:22 If You Love Me(Really Love Me) / Jackie Trent
14:26 The Warm Hours / Steve Lawrence
14:35 Foolish Little Girl / The Shirelles
14:38 Too Many Walls / Cathy Dennis
14:45 ドーナツ・ソング / 山下達郎
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