山下達郎さん サンデーソングブック2023年7月2日『棚からひとつかみ』(#1603)

山下達郎サンデーソングブック 
サンデーソングブック

土曜日、日曜日と大阪付近をぶらり散策しました。
お天気に恵まれてよかったです。

今日203/7/3は中野サンプラザが閉館を迎える日。
達郎さんのライブ、いかがでしたでしょうか。

ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

スポンサーリンク

冒頭

達郎氏:

7月になりました。
あっという間の7月でございます。
ツアーが今年も始まりました。
昨年に引き続きまして。

息つく間もなくツアーでございます。
なんでそんなに早くツアーをやったかと言いますとですね。
理由の一つが中野のサンプラザがなくなります!

本日7月2日、あの中野のサンプラザホール最終日でございますが。
最終日、私が受け持つことになりました。

なんですがですね、ツアーの2日目でございます。
おととい6月30日に埼玉で初日が開きまして
2回目がサンプラザで、しかもサンプラザの最後だっていう。
無理やり入りこんだという感じであります(笑)

仕事が重なっておりまして。
今日は前倒しでやっております。

ですので、おとといの初日開きましたけれども、申し上げられません。
上手くいったはずでございます。
本日も前倒しでございますので。
どうなりますやら、という感じでございますが。

今週は7月7日金曜日に島根に参ります。
今年は、ここの数年、数年というか、まあ久しぶりですけども
去年よりは若干少なめにやっております。
39公演かな・・の予定でございます。

また追加公演とかそういうのがですね
また色々あるかもしれません。
知りません・・

とりあえずツアーの幕が開いております。
お待ち申し上げております。
今年はメンバーが変わったりしてですね。
ギターが鳥山雄二さん
まあ古い知り合いですけれども、変わったりしてましてですね。
サウンドが若干変わっていると思いますので、その辺もお楽しみにお聴きいただきたいと思います。

とりあえず、それでですね、中野のサンプラザ
1973年にオープンいたしまして丸50年ということになります。

本日が本当のベリー・ラスト・デイででございます。
話によりますと、本当かどうかわからないんですけど
私が最多公演数だという・・・
違うんじゃないかと思うんですけどね。

でも長いことやってるという意味では、私は長いので。
43年サンプラザやっております。

50年中、5分の4以上やってまいりましたので。
私が一番最後という感じでございます。

本当はもっとなんか華やかな人がですね
記者会見やりながらですね
バーン花火上げてですね
火噴いて・・やらなきゃいけないんですけども
私そういうセンスじゃございませんので(笑)

しかもツアー始まったばっかりですので(笑)
だから気持ちだけという感じですけども。

昔から、それこそ40年前からですね
サンプラザで山下達郎のライブ、ご覧になったお客さん、たくさんいらっしゃると思いますので。
そういう方々とですね、サンプラ最後の日をですね、楽しみたいと思っております。

とにかく仕事がですね・・・
私も長いことやってますけど、すごーく重なっておりまして。
なので、今日はそういう感じで「棚から一つかみ」とかやろうと思ったんですけど
とても時間がなくてですね。

パッとあの電気がつきまして。
そうだサンプラ最後の日だったら「さよなら中野サンプラザ特集」
これで行ってみよう
何が飛び出しますやら・・別に何も飛び出しませんけども。

さよなら中野サンプラザで棚から一つかみ・・・よくわかりません(笑)

日曜日の午後のひと時
本日は中野サンプラザ、ラストデーでございますので
それを偲びながら「さよなら中野サンプラザで棚からひとつかみ」

本日も最高の選曲・・だと思います
最高の音質を目指しました。

いろいろブツブツ言っております・
まあ中でいろいろとお話ししたいと思います。

で、7月26日にニューシングルの発売になります。
もうテレビでCM流れております。

「Sync Of Summer」
キリンの午後の紅茶のCMソングであります。
たくさん流れてておりますので
お聴きいただいておりますけれども。
7月26日に発売します。

まだオンエアしちゃダメだと言われておりますので
CMサイズだけ
「Sync Of Summer」CM 30秒サイズ
今日はそれも初オンエアーかな。
よろしくお願いします。

♪ Sync Of Summer (CM size)/山下達郎

~ CM ~

♪ こぬか雨 (Live / ‘94.5.2 東京・中野サンプラザ)/山下達郎

スポンサーリンク

中野サンプラザ、今日で閉館でございます

達郎氏:

いうわけで、今年のツアーが幕開きまして
本日7月2日夜から中野サンプラザでのライブでありますが
中野サンプラザ、今日で閉館でございます。

閉館のラスト・デー私が受け持つことになりました。
この一月ぐらい、ずっとさよなら中野サンプラザ祭りみたいなのやっておるそうでございますが。

私が最後、担当ですけれども。
なにしろ、お客さんがもうパンク状態なので
マスコミ関係、報道関係、入場していただくことが全然できませんでですね。
純粋に100%お客さんだけのライブになっております。

ですので、なんかそんな地味でいいのかなと思いますけど。
まぁそれでも、サンプラザの方はそれでいいとおっしゃってるので。
そういうことになってしまいました(笑)。

せっかくサンプラザの最後の日なので。
じゃあサンプラザ特集をしようかと思ったんです。

最初に思ったのはですね、サンプラザのライブソースを集めて55分をお送りするという。
有名なところではスコーピオンズとかですね
ですけどもで始めたんですけど、全然音数が揃いませんでですね。

サンプラザだったら、何でもいいってわけじゃないので(笑)
じゃあ自分がサンプラザで見た、例えばタワー・オブ・パワーとかアル・グリーンとか
そういうのでやってみようと、なんかそれもですね・・
とにかく仕事が重なっちゃって、すごく忙しいので。

じゃあ、まあしょうがないと。
全部自分のライブソースの中野サンプラザでのライブソースで、今日は55分行ってみたいと。
先週、先々週に引き続きましてパート3になりますが。
でも、「さようなら中野サンプラザで棚からひとつかみ」
山下達郎のライブ・ソース、サンプラザのライブソースですので全部同じ空気になっております。

いろいろと43年もやっておりますので、思い出はたくさんあるんですが。
1994年にですね、シュガーベーブのアルバム「SONGS」を再発した時に
山下達郎シングス・シュガーベーブというイベントをやりました、4日間。

そこの時の録音が残っておりまして。
何枚かCD化されております。
これもその1曲で、1994年5月2日サンプラザでのライブであります。

シュガーベーブのレパートリーで「こぬか雨」
これのライブバージョン
1996年のシングル「スタンド・イン・ザライト」メリサ・マンチェスターとのデュオですが。
これのCDシングのカップリングで発表いたしまして。
その後、2011年のアルバム「RAY OF HOPE」のボーナスディスク
初回限定ボーナスディスク!
得意なやつですが。

これに再録いたしまして、「JOY1.5」とか言って出しました。

「こぬか雨」のライブバージョンでございます
ここから始めてみました。

JOY2の時に1枚ものにして入れることになる予定

達郎氏:

この時の「Sings SUGAR BABE」は
多分JOY2の時に1枚ものにして入れることになる予定でありますが。

その中に入ってます。これは、シュガーベイブ解散した後にナイアガラ・トライアングル
大瀧詠一さんと伊藤銀次さんの3人で作ったアルバムに入れてある曲のライブバージョンであります。

これも94年の5月2日の中野サンプラザでのライブレコーディング
もう30年も経ちました。

♪ Dreaming Day (Live / ‘94.5.2 東京・中野サンプラザ)/山下達郎

もう30年も経ちました。
94年の5月2日
中野サンプラザでの山下達郎「Sings SUGAR BABE」での「Dreaming Day」でございました。
「Dreaming Day」自体は75年ですから、もうぞっとしますね(笑)。

シュガーベイブ作って、今年50年ですので
もうすぐあと2年もすると「SONGS」から50年!
おそろしぃ~

愛を描いて

達郎氏:

シュガーベイブ時代からサンプラザのステージ立ったことがありますが。
私がサンプラザをホームグランドにした
最初は1980年の5月1日
すなわち、「ライドンタイム」の発売日でありました。

そこの時から43年、ずっとあそこでやっております。
ですのでまあいろんな曲が・・そこで演奏しました。

ちょうど今週7月5日が『MOONGLOW』『GO AHEAD!』のアナログ版
それからカセットの発売でございますので
その辺から1曲。

なんですが、80年代の古いソースが全部カセットなのでですね
カセットからリマスターした奴がちょっと音質に問題があるので
今日はもうデジタルの90年代以降の音源しかかけられません。
すいません

やり直す時間がない。

これ2013年の12月24日の中野のサンプラザでの、これはPAアウトです。
先ほど2曲がちゃんとミックスしたものでですね、
若干音質が落ちますが、すいません。

♪ 愛を描いて – Let’s Kiss The Sun – (Live / ‘13.12.24)/山下達郎

2013年12月24日
東京中野サンプラザでの、これ、ライブの一番ラストなので、くたびれております若干(笑)

中野サンプラザがホームグラウンドになった本当の理由

達郎氏:

中野のサンプラザというのは変な設計のホールで。
最初は椅子が全部プラスチックだったりして
すごいやりにくいホールだったんですけど。

少しずつ改善されて、今は結構音が良くなっております。
ので、ずっと続けられたという感じであります。

私が、今日最終日を担当するというので、いろんなところで、
メディアが記事がありますが。

私がもっとも愛したホールだとかですね、
いろんなことありますけど。

本当の理由を申し上げますとですね
もっと音のいいホールがたくさんあるんですけど
あの何がこんなに43年も、あそこでできたかというと
時間の融通がきいたんです。

私、演奏時間が長いので
本当に、10時過ぎることも多々ありましてですね。

他のホールだったら、絶対それ許されなかったんですけど。
中野サンプラザだけは、それができたので
それのおかげで、好き勝手にですね
80年代、90年代、長い演奏ができたという・・
それのおかげであります。

でもホールとしては非常に変わったホールで。
まぁ、あの今日はちょっと時間がないので
あんまり細かいことはご説明できませんけども。
そのうち機会があれば。

Get Back In Love

達郎氏:

まあいろんな曲をたくさんやってきましたが。
シングルから最近のソース
2019年8月10日の中野サンプラザ「Get Back In Love」

♪ Get Back In Love (Live / ‘19.8.10 東京・中野サンプラザ)/山下達郎

2019年8月10日東京中野サンプラザでの「Get Back In Love」でございました。

これもPアウトですけれども、同じ会場のものなので・・
前半4曲をお聴きいただきましたけれども。
同じ響きがしております。

ですのでテレビのライブとか見ると、あれ響きが違う・・とか
そういうことが・・やめましょうね

~ CM ~

東京の中野サンプラザの最後の日でございます

達郎氏:

山下達郎が送りいたしておりますサンデーソングブック

先週、先々週とライブ特集でございましたが。
結局、それのパート3という形になりましたが。
今日は7月2日
東京の中野サンプラザの最後の日でございます。

私、これから夕方から中野サンプラザでライブをやります
今年のツアーの幕開け2本目でございますけれども。

これがサンプラザ最後の日になりました。
本当はこれがツアーの最終日とかだと
もうちょっとこう盛り上がるんですけど(笑)

いろいろとですね、こちらの都合とあちらの都合が合わない
そういう感じです。

ですので、せめて気は心で「さよなら中野サンプラザで棚からひとつかみ」
山下達郎のライブソースで
中野サンプラザでのライブソース、PAアウト、ちゃんとしたミックス
いろいろと取り混ぜまして、今日はお聴きいただいております。

サンデーソングブックで何度かかかったソースを中心にお届けしております。

一番受けたカバー・ソング

達郎氏:

本当に中野サンプラザのライブソース
たくさんあるんですけども大阪とか神奈川とかですね
いろんなところで録っておりますので
ライブソースとしては
中野100%というわけにはいきません

あのライブアルバムJOYなんかでも
3分の1ぐらいありますけれども。
それはテイクのいいヤツ、悪いヤツというのを選んでやっております。

ので、今日は今までかかったことのないサンプラザでのソース・・

今までいろいろカバーソングやってきましたけど
一番受けたカバー・ソングはフランキーバリの「Can’t Take My Eyes Off You 」

2016年のライブで、2015年から16年のライブでご披露しましたが。
シングルチ「CHEER UP! THE SUMMER」のカップリングで
それは大阪フェスバルホールのテイクでありますけれども。

今日は同じ年のツアー 2016年2月26日の中野サンプラザでのテイクが比較的出来がいいので。
でもPアウトです。
すいません。

♪ Can’t Take My Eyes Off You (Live/’16.2.26 東京・中野サンプラザ)/山下達郎

2016年2月26日
東京中野サンプラザでの「Can’t Take My Eyes Off You」でございました。
正式にCDで発売されている大阪のテイクのがちょっといいと(笑)

ミライのテーマ

達郎氏:

もう一曲かかりますが
やっぱり新しめのやつであります。

シングル「ミライのテーマ 」が出た時の
18年のツアーの・・
この「ミライのテーマ 」好きなんです。

アンコールの頭でやりましたが。
中野サンプラザでのPAアウト

♪ ミライのテーマ (Live / ‘18.10.26 東京・中野サンプラザ)/山下達郎

エンディング

達郎氏:

というわけで今日は「さよなら中野サンプラザで棚からひとつかみ」
山下達郎のライブソースで中野サンプラザで行われた演奏でお楽しみをいただきました。

80年代が全然なくてですね(笑)
機会があればって・・あれば・・あるか(笑)

てなわけで、これからサンプラザでのライブでございます。
今日は全くお便りをご紹介できませんでしたが、また来週。

1枚だけ
大和市の超常連でK.Tさん

『達郎さんが長年大事に使っているものはストップウォッチだそうですが
私、大学の入学式用に母親が買ってくれた、今のブレザーを
今でも大事に着ています。
18歳の時から45年経ちますが大して痛みもありません。

先日金ボタンが一つ取れてなくなってしまったのですが
保管していた予備のボタンを妻が見つけてくれて
無事元通りとなりました。

予備のボタンを45年間保管していた自分も褒めたいですが
気づいてくれた妻にも感謝です。
でも実は一番自慢したいのは
45年前の服がまだなんとか着られる体型であることです
残念ながら誰も妻も聞いてくれません。』

素晴らしいお便りでございます
お体、大事に。

というわけで、今日の最後はちょっとだけ80年代にかすったヤツ
私のライブアルバムJOYの最後に入っております
1989年3月2日 中野サンプラザでのライブ「おやすみロージー」
さよなら中野サンプラザ棚からひとつかみ
ご静聴ありがとうございました。

♪ おやすみロージー (Live / ‘89.3.2 東京・中野サンプラザ)/山下達郎

クロージング

達郎氏:

お送りいたしてまいりました山下達郎サンデーソングブック
「さよなら中野サンプラザで棚からひとつかみ」でお届けしました。
これから、行ってまいります。
前倒しなのに、行ってくるような顔(笑)

ネタバレしちゃいけないですね(笑)
これやっぱりね(笑)
じじぃになるとこういうのが楽しいんですよ(笑)

というわけでツアーが始まりました。
これから11月まで全国回りますので
お待ち申し上げております。
よろしくお願いします。

山下達郎サンデーソングブック
来週は「棚からひとつかみ」で逃げる予定ですが
未定です。
すいません。
がんばりま~す!

それでも来週もセーム・タイム、セームチャンネルで
皆さんごきげんよう。
さよなら。

今週のオンエア曲

14:05 Sync Of Summer (CM size)/山下達郎
14:07 こぬか雨 (Live / ‘94.5.2 東京・中野サンプラザ)/山下達郎
14:13 Dreaming Day (Live / ‘94.5.2 東京・中野サンプラザ)/山下達郎
14:19 愛を描いて – Let’s Kiss The Sun – (Live / ‘13.12.24)/山下達郎
14:25 Get Back In Love (Live / ‘19.8.10 東京・中野サンプラザ)/山下達郎
14:36 Can’t Take My Eyes Off You (Live/’16.2.26 東京・中野サンプラザ)/山下達郎
14:41 ミライのテーマ (Live / ‘18.10.26 東京・中野サンプラザ)/山下達郎
14:47 おやすみロージー (Live / ‘89.3.2 東京・中野サンプラザ)/山下達郎

コメント

  1. 窓の外は闇 より:

    あまりココでは言及はしたくは無かったのですが、ファンとしてはどうしてもこの件は無視は出来ませんから言いますが、スマイルカンパニーの松尾潔さんがジャニー喜多川氏の青少年に対する一方的な性的暴力に対して、事務所の被害者に対して不親切極まりない態度に関して批判をされたら、スマイルカンパニー側から解雇通告をされた件に関して、次回のサンデーソングブックで社長である達郎さん自身が直接ファンに対して説明をされるそうですが、もしも達郎さんが納得しかねない説明や、ジャニー喜多川氏を庇うような発言をされたらファンを辞めたいと考えています。

    前々からこころがモヤモヤしていました。ジャニーズの近藤真彦氏と中森明菜さんの例の件が関わっていたかは分かりませんが、達郎さんが中森明菜さんに提供した「駅」を、あからさまに否定的な意見をライナーノーツに書いていた時からです。