山下達郎さん サンデーソングブック 2013年09月29日『棚からひとつかみ』

山下達郎さん サンデーソングブック 2013年09月29日『棚からひとつかみ』

土曜日はほんとに気持ちのいい天気でしたが、日曜日は曇りで小雨。
いよいよ10月になりますと、長崎市の諏訪神社の祭礼「長崎くんち」が10月7日から9日までの3日間催されます。

その前に10月3日(木)は長崎ブリックホールで達郎さんのライブ。

今日のサンソン、心地よい曲ばかりでしたね。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

早いもので、9月ももう終わりです。
10月、早いですね、ほんとに。

とか言いながらですね、先週と同じで完全前倒しです!
同じ日に録ってるんです。
先週と!

ですから一歩も前進してないんです。

今日は・・(笑)
9月29日、大阪フェスティバルホール、昨日と今日は大阪フェスティバルホールでやってる、上手く行ってるはずでございます(笑)

その間は神戸が2日しか、今週はなかったので、上手くいってるはずでございます(笑)
よろしくお願いします(笑)

来週になれば、あのぉ・・・なんとか。
来週は10月6日でございますが、今週からはですね、九州路が始まりますから。
長崎、佐賀が終わったところで、その時は長崎、佐賀の・・・
よろしくお願いします。

で、もうそういう具合になっているので、全くお天気の話も申し上げられずに、純粋に音楽番組でございます。

ハガキももう、遥か彼方のヤツでございまして、どうしていいか判らないと(笑)
そういう感じでございます(笑)

こういう時はもうレギュラープログラムもだんだんエスカレートしてまいりまして、どんどん昔のサンデー・ソングブック始まった時のオカ・・・カルトな・・・オカルトじゃない!
カルトな(笑)番組になっていきます。
オタクな番組になっていきます。
エスカレートして参ります!

いいんです!
その間に、一生懸命ツアーをやっております。
頑張って参りたいと思います(笑)

という訳で先週と全く同じコンセプトでございます。
棚からひとつかみ、山下達郎のレコード棚からアトランダムにお聴きを頂きます。

一曲目から、もう全然、日本のラジオではおそらくかかることのないものがかかって参りますので、洋楽ファンの方には喜んでいただけると思います。

今日は少しお便りが、ありますので、少しそれもご紹介できると思います。

えぇ、なにせ、前倒しでございますのでライブのそうした具体的なことを何も申し上げられません。
辛いところですが、それでも頑張っていきたいと思います。

日曜日の午後のひととき、素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きたいと思います山下達郎サンデー・ソングブック。

本日も最高の選曲と最高の音質でお届けを致します。

で、もうすぐ、あと10日ほどでニューシングル発売になります。
松本潤さん、上野樹里さん主演、10月12日封切りの『陽だまりの彼女』
これの主題歌でございます。

リクエストは十分にご紹介できませんが(笑)
こういう時は、超常連の方がたくさんいらっしゃいます。
北九州市の超常連、S.Yさん。

いつもこの方は新譜が出るとですね、演奏メンバを教えろ!と、そういう御所望でございます。

「光と君へのレクイエム」、全部自分です!
ま、言ってみればヒップホップ版のサーフィンホットロッドみたいな曲なので、全部自分でピアノとか、もうやって、演奏しました。

割とインディな感じを目指しました(笑)
よろしくお願いします。

♪光と君へのレクイエム /山下達郎

~ CM ~

♪ Stop By And Love Me Sometime/Z.Z.Hill

◎仕事が・・・

達郎氏:

山下達郎がお送りしておりますサンデー・ソングブック。
ツアー中でございますが、仕事が入ってきました。

自分の仕事は絶対イヤだと言ってきたんですが、まりやの仕事でございまして。
自分が声を出さないで、アレンジメントだけなので。

それでも結構パッツンパッツンでございましてですね(笑)
東京とツアー先を行ったり来たりの生活になってしまいましたが。

従いまして、番組は大幅前倒しでございまして。
「棚からひとつかみ」山下達郎のレコード棚からアトランダムに、色々と今日もお聴きを頂きますが。
こう、テンパッてきますとですね、だんだん本性が出てきまして。
いわゆるもう、自分の趣味で、かけまくる!という。
そういう感じでございます。

人の気なんか使ってらんない!
そういう・・・いんでしょうかね。
公共の電波で・・・・
ま、いいんです!

その代わり、結構オタクなものがかかります。

♪ Portrait Of My Love /The Tokens

◎リスナーからのお便り(福岡市のM.Mさん) 

『達郎さんのライブ、いよいよ始まりました。
今年は9月の倉敷と福岡の2日間に参戦させて頂きます。

前回のライブに私が薦めて初めて参戦した、私がチケットをとってあげました福山の友人が大感激。
今年は2公演以上行きたいから、チケットを頼むねとお願いされました。

私の胸に疼いたのは、共有できる喜びよりもジェラシー。
私もやるぞ!と仕事休まず追っかけできる会場を探してチケットゲットしたのが倉敷でした。

ジェラシー原動力でしたが、このプチ旅行にワクワクしています。
夏の気配が残る9月の達郎様から、クリスマスの足音近づく11月の達郎様のライブの変化をとても楽しみです。』

達郎氏:

えぇ・・・女心。

♪ I Just Can’t Help Believing /B.J.Thomas

◎リスナーからのお便り(山口県玖珂郡のM.Mさん) 

『初めてお便りします。
30年以上、達郎さんの歌声に元気や癒やしをたくさん頂いてきた私です。

もちろん今回のツアーも、とっても楽しみなのですが、先日チケットの発券にコンビニへ行ったのですが、思わずコンビニ内で涙してしまいました。

一列目だったんです。
しかも、中央なんです。

その日から嬉しさと緊張でいっぱいです。
一昨年のツアーに、二十数年ぶりに行った私は嬉しさと感動と興奮で、レッツ・ダンス・ベイビーのワンコーラス目にクラッカーを鳴らすところだったんです。

一列目ということは、前の人はいないから、もしそんなことをしてしまったら・・・
などと色々考えてる次第です。
でもきっと当日は前回と同じく、隣の夫の存在もすっかり綺麗に忘れてステージに釘付けになるんだろうなと、今からドキドキしながら待っています。

広島上野学園ホールでお待ちしています。』

達郎氏:

ちょっと前のお便りですが、なにしろ前倒しなので。
広島でございますね(笑)
いかがでしたでしょうか(笑)

一番前の方・・・あの人かなぁ・・
またどうぞ(笑)

♪ Love Ain’t Gonna Run Me Away/Luther Ingram

~ CM ~

◎竹内まりやさん、アニバーサリー・イヤー 

達郎氏:

11月25日から、いよいよデビュー35周年を迎えることになりました。
アニバーサリー・イヤー記念致しましてですね、色々企画があるんですが。

まずはですね、記念企画盤「Mariya’s Songbook」
竹内まりやが選曲・監修、楽曲解説でですね、これまで色々な人に提供してきた楽曲のコンピ盤です。

ソングライター竹内まりやの企画盤でございます。
いろんな人に曲を書いてきましたが。

代表的なものは、
アン・ルイスさんの「リンダ」
河合奈保子さんの「けんかをやめて」
中森明菜さんの「駅」
中山美穂さんの「色・ホワイトブレンド」
牧瀬里穂さんの「Miracle Love」
薬師丸ひろ子さんの「元気を出して」
広末涼子さんの「MajiでKoiする5秒前」

いろいろと、そうそうたるラインアップでございます。
こうした楽曲、それからマニア向けの隠れた作品までですね、収録曲がたくさんありますので2枚組のCDです。

さらに初回盤にはボーナストラックとしてましてですね、本人のデモ音源。
これ、私が全部やってるんですが、80年代には彼女のデモテープを全部家で、僕がホームレコーディングで作っておりましたので。

それの中からセレクトして、それをボーナス・トラックとして初回盤に収録を致しました。
12月上旬、リリース予定でございます。

今、音源集めておりましてですね(笑)
結構、数が多いので、たいへんなんですが。
それのリマスタリング作業を完了して発売日が確定いたします。

詳しくはワーナーミュージックジャパン、竹内まりやスペシャルサイトを御覧ください。

今のとこ、全30曲入り。
それにボーナス・トラック4曲付けて34曲、初回盤という豪華版でございます。

◎リスナーからのお便り(大阪市のS.Hさん) 

『達郎さんのお気に入りの邦画、日本映画、ベスト3を教えて下さい』

達郎氏:

よく、”この一本”は質問されますが、ベスト3は難しいですね。
私の人生、この一本は、いつも申し上げておりますが、戦前の昭和12年の山中貞雄の『人情紙風船』という映画で。

ベスト3といいますと、それに伊藤大輔さんの『大江戸五人男』
それから80年代の『竜二』川島透監督ですが、実際は主演してシナリオ書いた金子正次さんの実質的な映画でございますが。

この3本ですかね。

『人情紙風船』
『大江戸五人男』
『竜二』

これかな。

なかなか、あと『麦秋』とかありますが、ま、いいや。
時間がない(笑)

♪ Black Coffee/Ike&Tina Turner

♪ Loving Touch /Quincy Patrick

◎ エンディング 

達郎氏:

今日はこのへんで。

先週か、先々週にですね、マツモトキヨシのCMの話をしました。
その時に、僕、代理店に聞きましたら、非公開だということなんで、そう申し上げましたらですね、違う友人が、やっぱり代理店のヤツから(笑)連絡が来ましてですね。

マイケル・デュークというイギリスの黒人アーティストだそうです。
その人がCMのために作った作品だそうです。

このマイケル・デュークという人はですね、昨年『スリラー・ライヴ』ってのがありましたよね。それの時のマイケル・ジャクソン役をやった人だそうです。

イギリスでも同じ役で出てるそうです。
その人の歌だそうです。

色々情報網がですね(笑)、ありますが(笑)。
持つべきものは友でございます(笑)

お詫びして詳細訂正致します。

来週も棚つかでございますが、ちょっと、もうちょっと柔らかく行けるけもしれません。
よろしくお願いしたいと思います。

一枚・・・・
三鷹市のK.Kさん

『私事で恐縮ですが、8月中旬から夜眠れなくなってしいまいました。
眠れない夜は恐ろしく、長く、重く、悲しく辛いものです。

私は部屋をウロウロしたり、本読んだり、ベランダに出て外を眺めたりして朝を待ちました。
あちこち病院もに行ったのですが、どこでも病的なものではないと言われ、薬ひとつも出されません。
そのような状態で達郎さんのライブに行って良いものか、かなり悩んだのですが、勇気を出して行かせて頂きました。

すると、ほんの少しづつ、その日から眠れるようになってきました。
達郎さんからパワーを頂けたんだなと感謝、感激です。

10月のサンプラザは元気に参加できるように、達郎さん、ありがとうございます。
娘のMにハッピーバースデー、お願いします。』

眠れないのは辛いですが、無理して寝ないでですね、疲れたら寝るという、そういうアレですね。
長い人生ですから、そういう時もありますので、あんまり深刻に考えない方がいいと思います。

私も、ひところ寝られない時がありましたがですね。
そういう時は、たかを括ってですね、朝のニュースかなんか見てですね、眠く鳴ったら寝る・・・
私、自由業ですからアレですけど、主婦の方なんか大変ですが。

どうぞ、少しでも一助になれば幸いです。
次のライブ、お待ち申し上げております。

という訳で今日はこのへんで。

10月9日発売、ニューシングル、カップリングの「コンポジション」

♪ コンポジション /山下達郎

今週のオンエア曲

14:04 光と君へのレクイエム /山下達郎
14:08 Stop By And Love Me Sometime/Z.Z.Hill
14:14 Portrait Of My Love /The Tokens
14:18 I Just Can’t Help Believing /B.J.Thomas
14:24 Love Ain’t Gonna Run Me Away/Luther Ingram
14:32 Black Coffee/Ike&Tina Turner
14:36 Loving Touch /Quincy Patrick
14:42 コンポジション /山下達郎

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