山下達郎さん サンデーソングブック 2013年09月8日『ワーナーの回し者で棚からひとつかみ』
長崎市内は週末は天気下り坂。
気温も上がって、蒸し暑い日曜日。
今日9月8日は、2020年東京オリンピック決定のニュースで気持ちもワクワク。
今日のサンソン、一曲目とラストは達郎さんのニューシングルから。
「光と君へのレクイエム 」は遠い景色をぼんやり眺めるような・・
昔を思い起こすような・・
そんな気持ちになるアレンジで好きです。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
9月の第二週でございますが、私、ツアーがいよいよ始まりました。
8月27日から無事に始まりまして。
ツアーなので、番組が大幅に前倒しでございます。
現時点で、8月27日の戸田市文化会館、埼玉県の戸田市ですが、そこの初日と宇都宮が終わった段階で、番組収録しております。
戸田市、宇都宮、いらして頂いたお客様、誠にありがとうございます。
おかげ様で、いいお客さんで。
無事に初日が開いて、宇都宮も無事に終了することができました。
引き続いて、仙台と郡山、上手くいってるはずでございます。
今週は、いよいよ中国地方に出発致します。
あさって9月10日と翌日11日は広島でございます。
上野学園ホール、旧ALSOK・・・元の郵便局でございますね。
広島、上野学園ホール、二日間。
それで、土曜日が倉敷でございます。
倉敷市民会館、リニューアルになりまして、きれいになりました。
格調のあるホールでございますが。
広島から倉敷、来週は福山、島根と・・松江と、まわって参ります。
中国地方のお客様、お待ち申し上げております。
今年は2008年にライブ再開してから4シーズン目になります。
ちょっと今年は変わったセットリストで攻めております。
ご期待頂きたいと思います。
戸田、宇都宮、終わった段階で・・
お客様、ご好評いただき・・・頑張っていきたいと思います。
声もおかげ様で出ております。
よろしくお願いします(笑)
さて、番組のほうは大幅前倒しというような感じで。
ツアーで、初めはかかりっきりでございますが、ちょっと落ち着いてきたら特集なんかやりたいと思いますが、今はちょっと、ハガキもろくにチェックできないような状態なので。
こういう時はもう、レギュラープログラム『棚からひとつかみ』
山下達郎のレコード棚からアトランダムにお聴きを頂きますが、この間、数ヶ月ですね、ワーナー・ミュージック・ジャパンからですね、オールディーズの旧譜の編成がたくさん発売されました。
前のアトランティックの千円シリーズに続きまして、MASTERS OF POP BEST COLLECTION 1000という1000円盤シリーズ。
今後も続々とリリースされます。
あとは『新名盤探検隊』という、こっちは1200円のシリーズでございますが、すごい数、出ております。
ですので、今日は全面的にワーナー・ミュージック・ジャパンから出ました旧譜の再発を中心に片っ端から、おすすめ製品を取り上げていきたいと思います。
ですから『棚からひとつかみ』ですが『ワーナーの回し者で棚からひとつかみ』
今日はそういう企画でやってみたいと思います。
日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみをいただきます。
山下達郎サンデー・ソングブック、今日も最高の選曲、最高の音質でお届けを致します。
さて、10月9日に私、山下達郎ニューシングルが発売されます。
2年ぶりのニューシングルになりますか。
「光と君へのレクイエム」
10月12日に公開されます「陽だまりの彼女」という松本潤さん、上野樹里さんの主演の映画の主題歌でございます。
これにカップリングで、今年の春にオンエアされておりますNHK,ドラマ10の「第二楽章」、これの主題歌で書き下ろしました「コンポジション」。
このカップリングで10月9日にシングル発売いたします。
ちょうど、ひと月前になりますので、いよいよシングルお聴きを頂きます。
まずはA面と言いましょうか「光と君へのレクイエム」
本邦初、オンエアでございます。
♪ 光と君へのレクイエム /山下達郎
~ CM ~
♪ Action (From The TV Production “Where The Action Is”)/Freddy Cannon
♪ The Last Leaf /The Cascades
◎リスナーからのお便り(藤沢市のM.Eさん)
『11月5日、神奈川県民ホールのライブのチケットがようやく取れました。
去年の秋のOPUSから聴き始め、アルバムも買い集め、どうしても生演奏が聴きたくなった次第です。
ただ、私は、これまでの四十数年の人生でライブに行ったのは二十数年前のYMOの一回だけ。
しかも、妹の付き添いである上、サンソンを拝聴して達郎さんのファンは半端ないコアなファンのお方ばかりと知り、正直言って気後れ感じている今日このごろです。
なんだか心配です。
何が心配かよくわからないですが。
夫もクラシック・オタクなので大学時代の友人と行きます。』
達郎氏:
大丈夫です(笑)
私のライブは、座ってご覧になれるライブでございます。
一曲目から総立ちというのはありませんのでですね。
落ち着いてご覧になれます。
特に最近、私のお客さんも、だんだん歳がいってきましたので。
だんだん、みんなメロウになってきましたので。
昔みたいなことは、ありません。
ので、ご安心して、どうぞリラックスしておいでください。
お待ち申し上げております。
♪ Then /The Vogues
◎リスナーからのお便り(茨城県筑西市のN.Sさん)
『我が家は次男が生まれて2週間が経過し、毎日子育てに追われる日々です。
たいへんですね、ほんとに、赤ちゃんから育てるのは。
世の中のお父さん達はこういう大変さを乗り越えて、子供を育て上げたんですよね。
私も見習って頑張りたいと思います。
暑さと夜泣きで少し寝不足ですが、子供の成長を実感しながら子育てに励みます。
秋のツアーに参加するのは厳しいと思いますが、メロディーズ、シーズンズ・グリーティングスはリマスター盤をしっかり購入させて頂きました。』
達郎氏:
昔は、音楽ネタばっかり。
ドラムの話とかですね、そういうのをお便り頂きましたが、最近は毎週毎週、この子育てのですね(笑)、報告でございます(笑)
こんなもんですよね、お父さんなんて。
頑張ってくださいね。
一段落しましたら、またライブおいでください。
♪ Native New Yorker /Frankie Valli
~ CM ~
◎来週は・・・
達郎氏:
来週は、ほんとの棚つかです。
普通の棚つか(笑)
その間にシコシコと。
来週も引き続き、大幅前倒しなので。
ちょっと、ここの9月期はですね、それで凌がないと、なかなか大変でございます。
♪ Quiet Kind Of Love /Shelby Flint
◎Shelby Flint
達郎氏:
シェルビー・フリント、なんてきれいな声なんでしょうね・・・
こういうの聴きますと、最近の「あ”~」ってのは、ほんっとにもう、うるさく聞こえますが。
でもご安心ください。
昔、60年代でもですね、こんなきれいな声の人はね、数えるほどしかいなかった。
やっぱり「あ”~」っていう人ばっかりだったんです。
そういう人はいなくなって、こういうのが、やっぱり残ってる・・・
1960年のシェルビー・フリントのファーストアルバムから「Quiet Kind Of Love」
◎リスナーからのお便り(山口県山陽小野田市のF.Hくん、14才)
『メロディーズ予約しました。
一番悲しい、夏休みの終わり頃発売なので救われます。
突然ですが、質問です。
今まで、番組にリクエストが来て、達郎さんが持ってない曲ってありましたか?
まずないと思いますが。
いつも、どんな曲もコレクションの中から応えられているので、びっくりしています』
達郎氏:
持ってないのも、もちろんありますよ、それは(笑)
持ってなくても、かけたいヤツは人から借ります。
友人のネットワークがありますので。
たとえヘビーメタルだろうが、ミニマル・ミュージックだろうが、友達のつてだったら、ありますので。
そういう意味では、いい友だちがたくさんいます。
家に全部レコード持ってる人はいませんですね・・・
ありとあらゆるレコードを家に集めてもしょうがないので。
好きなものしか、ありません。
ですので、好きな曲しか、かけておりません(笑)
♪ Windy (Demo)/Ruthann Friedman
◎ エンディング
達郎氏:
今日はこのへんで。
来週は、普通の棚つかでございます。
今日の最後は10月9日、山下達郎ニューシングル、カップリングの方をお聴きを頂きましょう。
♪ コンポジション /山下達郎
今週のオンエア曲
14:04 光と君へのレクイエム /山下達郎
14:09 Action (From The TV Production “Where The Action Is”)/Freddy Cannon
14:13 The Last Leaf /The Cascades
14:17 Then /The Vogues
14:23 Native New Yorker /Frankie Valli
14:35 Quiet Kind Of Love /Shelby Flint
14:39 Windy (Demo)/Ruthann Friedman
14:42 コンポジション /山下達郎
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