山下達郎さん サンデーソングブック 2018年8月19日『旅で棚からひとつかみ』
週末から日曜日にかけて秋の気配が強くなってきました。
横浜市内も涼しい風が吹いています。
今日のサンソン、達郎さんはライブの録音を聴いてチェックし、次のステージに反映されているとのこと。すごいです。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
えぇ、私、ただいま全国ツアー中でございます。
本日は札幌のAIR-G’のスタジオからお届けいたしております。
えぇ、前倒しでございます(笑)
北海道ツアーの真っ最中でありまして。
前回の放送の収録が長野の前ですので、8月の6日か・・
ホクト文化ホール、旧長野県民文化会館。
こっから8月11日の北海道のライジングサン・ロックフェス・・
夏フェスでございますね。
そいで、先週、8月14日、15日
北海道ニトリ文化ホール
札幌厚生年金会館でございますが。
ニトリは9月17日で閉館になります。
ですので、私もずいぶん長いこと、あそこでやってみましたけれども。
最後のニトリ文化ホールでございました。
お出でいただいたお客さま、ありがとうございました。
無事にここまでは、やっております。
で、今日の収録の前の日、昨日ですね(笑)
苫小牧市民会館、うまくいってるはずでございます。
がんばってやっております!
で、東京に帰ってくる暇がないので、札幌のAIR-G’で収録しておりますが。
ツアー中にですね、あのぉ・・・
出先で録ること、よくあります。
いろいろと、旅の途中でですね、東京へ帰れない場合に収録しております。
スタッフ少ないですけども・・やっております。
で、こういうときにはですね、ハガキとか、そういうのが・・道具とかですね、七つ道具持ってこれないので。
ですので、なんか変わったことやろうとしても、できないので。
旅なので・・
よくやるんですけど、『旅で棚からひとつかみ』
トラベリング・ソング
旅と名がついたような曲をですね集めて・・
だから棚からひとつかみなんです!
『旅で棚つか』
今週、来週2週間、お届けします。
前倒しですから、徹底的に。
その間に、ほんとの旅を一所懸命やって・・
そういう感じでございます。
久しぶりですね。
何年振りくらいかな。
7、8年ぶりだと思いますけれど。
『旅で棚からひとつかみ』
山下達郎サンデーソングブック、日曜日の午後のひととき、札幌はですね今録ってるところはすごく涼しいです。
先週はですね、雨がずーっと降っておりました。
東京から来たひとたちは時間差で、東京は暑いので、時間差でなんか風邪ひきそうだって、ぼやいておりましたけれど。
ほんとに、ずーっと札幌雨でありました。
この放送のころには、晴れているという予報が出ていますが。
日本は狭いようで広い。
温度差たいへんでございます。
でも私はおかげで、しのぎやすくてですね(笑)
楽しております。
そんなわけで日曜の午後のひととき、全国に向かって放送させて頂きます。
北海道より今日はお届けします。
山下達郎サンデーソングブック『旅で棚からひとつかみ』
いろいろな旅にちなんだ曲、そろえております。
今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみをいただきます。
最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。
ちょうど札幌公演が終わったところでございましてですね。
割と・・2連チャンでございまして、気張りましたので、声が少し低くなっております。
お聴き苦しいところはご容赦ください。
というわけで、相変わらず「ミライのテーマ」たくさん頂いておりますが。
姫路市のA.Mさん。28歳。
『「ミライのテーマ」で気になっていることがあります。
5小節目あたり、キラキラした音が聞こえます。
サビまでも、ちらほら聴こえます。
いったい何の楽器ですか。
音大出身者ともなると、曲を聴くと細かいことが気になります。
達郎さんの曲は、聴きこめば聴きこむほど、いろんな音が聴こえてきて面白いので、ついつい。
キーボードでもピアノでもギターでもなさそうです。
ぜひ教えてください。』
耳の鋭い方でございます。
シンセサイザーです。
よろしくお願いします。
♪ ミライのテーマ/山下達郎
~ CM ~
♪ Let’s Go Trippin’/Dick Dale & His Deltones
♪ 星への旅路/ベンチャーズ
♪ Travelling Man/Free
◎ものの本によりますと・・
達郎氏:
ものの本によりますと・・
旅
トラベル
ジャーニー
トリップ
あと、ツアーと
そんな言葉にありますが。
「トラベル」というのは一般的な旅行を表すそうで、動詞として使うことが多いとのことです。
「ジャーニー」は、比較的長距離あるいは長時間の旅行を表し、その行程に焦点がおかれる。名詞として使われることが多いそうです。
「トリップ」というのは休暇とかビジネスなど目的があって再び戻ってくる短めの旅行だそうです。
「ツアー」は、今私がやってるような各地を訪ね一巡してくるような旅行のことを表すという・・
いいや、関係ないっす、そんなもん!え。
タイトルが入ってればいい(笑)
♪ Journey To Love/Teddy Randazzo
♪ Travelling Mood/Dr.John
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
来週も同じです。
『旅で棚からひとつかみ』
8月・・来週で8月の日曜日も終わりでございます。
あっという間でございます。
あれ?夫婦放談はどうしたんだという・・
すいません、夫婦放談は9月に流れ込みます。
スケジュールの都合で。
9月2、9 2週間
恒例『納涼夫婦放談』
竹内まりやさんゲストにお届けします。
『夫婦放談』竹内まりやさんあて、メッセージ、リクエストお寄せ下さい。
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
◎竹内まりやさん
達郎氏:
竹内まりやさん、デビュー40周年を迎えます。
それに、ひっかけましてですね
11月16日、金曜日、大阪のNHKホール、それから
11月18日の日曜日は東京の品川プリンス ステラボール
にてですね、初の試みとなりますファン・ミーティング
開催することになりました。
トークに加えてミニライブも行います。
このファンミーティングに参加するためにはですね、11月23日公開のシアターライブ、それのムビチケ・カードと10月17日に発売となりますニューシングル、これの両方の購入が必要だそうです。
ムビチケカードに付属しております応募券をシングルに封入されております応募はがきに貼り付けて応募されますと抽選で2500名の方にチケット当選いたします。
ぜひ奮ってご参加ください。
長い文章だな、これ!!
詳しいことは竹内まりや40周年特設サイトをご参照ください。
シアターライブの方は、11月23日から12月7日までの期間限定で全国で公開いたします。
よろしくお願いします。
◎リスナーからのお便り(江戸川区のO.Mさん)
『息子がサマースクール、妻は里帰りで不在をいいことに、家にある音が出るすべての機械から達郎さんの夏の歌特集を流して聴いてみました。
なんだか古い家が一瞬浮いたように感じました。
近所の人々ごめんなさい。
夜は静かに火星を眺めます。』
達郎氏:
よくわからないお便りですが(笑)
ありがたいですね(笑)
♪ Sentimental Journey/Doris Day
♪ Travelling Riverside Blues/Robert Johnson
♪ エデンからの旅/スティーヴ・ミラー・バンド
◎エンディング
達郎氏:
てなわけで『旅で棚からひとつかみ』でございましたが。
来週も引き続き『旅で棚からひとつかみ』
で、私、申し忘れましたがですね(笑)
今週は、明日ですね、北見市民会館
それで、ようやく東京に戻れます。
で、今週の金曜日、8月24日大阪フェスティバルホール、なぜか1日だけというですね、スケジュールでありますが。
今週は、北見から大阪。
お待ち申し上げております。
少し時間がありますが。
新潟県阿賀野市のW.Sさん。
『フェスティバルホール公演、7月31日、とても楽しいひと時を大学生の娘とともに過ごさせて頂きました。
感想は、また別の手紙でお伝えしたいと思います。
「そんなこと聞いて、どうすんだ」と言われそうですが質問させて頂きます。
コンサートの最初から最後まで、毎公演ごとに録音しているのでしょうか。
録音しているものは、すべて聴いてチェック等なさるのでしょうか。
どうでもいいことですが、気にしだすと、どうしても気になります。』
えぇ・・(笑)
あのぉ・・PAアウトはすべて録音しております。
だから、時々リマスタリングして番組でおかけしてますが。
もちろん全部聴いてチェックして、次の日に「あぁせー、こぉせー」という・・
バンマスですから。
そういう資料として聴きますが。
途中で寝てしまうこともあります。
あとは、あのぉ・・やっぱりMCとかタイミングも重要なので。
そういうところ、細かいところチェックしてやります。
あとはPAの、例えばギターが大きいとかですね、あそこんところは、あれが・・
SEがちょっとあれだとか、そういうようなチェックですね。
でも聴いてるうちに、寝てしまうこともあります。
ですので、あまり厳密ではありませんが、録音は全部やっております。
そんなところでよろしいでしょうかね。
熊本市のO.Iさん。
『達郎様の一人アカペラ多重録音は秀逸で惚れ惚れいたします。
ただ、ど素人の私には、アカペラとドゥ・ワップの違いが判りません。
お教えいただければ幸いです。』
アカペラというのは無伴奏のコーラスのことをアカペラといいます。
私のアカペラは変態で一人多重のアカペラです。
本来は複数で、楽器無しで、歌だけで演奏されることをアカペラといいます。
ドゥ・ワップはドゥ・ワップでまた違うんですが、50年代の、いわゆるリズム&ブルースと言いましょうかですね。
ストリート・ミュージックから派生しましたリズム&ブルースで・・
でもストリート・ミュージックですので楽器を買う金銭的な余裕がないので。
たとえば地下鉄の階段とかですね、学校のロッカールームとかでアカペラでコーラスやって。
それを、ま、ドゥ・ワップという言葉でですね、ロックンロールの時代ですので、そういう具合に言ったという、ものであります。
私のオン・ザ・ストリート・コーナーっていうのはドゥ・ワップが主体ですけど、全部ドゥ・ワップのレパートリーではありません。
たとえば「ホワイト・クリスマス」とか、そういうものも入っておりますし。
リズム&ブルースのスタンド―ド、例えば「YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW」とかですね、
「STAND BY ME」とか、そういうのはドゥ・ワップのジャンルには入りませんけれども。
それをアカペラでやるというのが売りになっておりますので。
ま、確かに、混同することになりますがですね。
アカペラとドゥ・ワップは全然違いますのでですね(笑)
すいません(笑)
でも、オン・ザ・ストリート・コーナー作ってもう、38年になりますから。
それくらい混同してもしょうがないですね(笑)
近藤勇・・関係ない(笑)
てなわけで、今日はこのへんで。
来週も引き続き『旅で棚からひとつかみ』
その間に、ほんとの旅をやっております。
今日のおしまいは、竹内まりやさん、1984年のアルバム「バラエティ」から「One Night Stand」
♪ One Night Stand/竹内まりや
今週のオンエア曲
14:04 ミライのテーマ/山下達郎
14:10 Let’s Go Trippin’/Dick Dale & His Deltones
14:13 星への旅路/ベンチャーズ
14:16 Travelling Man/Free
14:21 Journey To Love/Teddy Randazzo
14:23 Travelling Mood/Dr.John
14:31 Sentimental Journey/Doris Day
14:35 Travelling Riverside Blues/Robert Johnson
14:38 エデンからの旅/スティーヴ・ミラー・バンド
14:46 One Night Stand/竹内まりや
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