山下達郎さん サンデーソングブック 2016年1月31日『冬で棚からひとつかみ』
長崎市内は、先週日曜日の大雪のあとは、街中がホコリっぽい空気になりましたが、雨が降って洗い流してくれました。
そして週末は良い天気に恵まれました。
今日のサンソン、冬の歌特集でしたが、たしかに達郎さんの曲で冬の曲はほとんどないですね。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
1月、最後の日曜日でございます。
というか、明日から2月でございますね。
えぇ、ちょいと今日も声が枯れ気味でございますが、ライブ明けでございます(笑)
やっと前倒しから抜けましてですね、直近で収録しております。
1月、ず~っとやって参りました。
先週は大阪フェスティバルホール、水、木とやりまして。
結構、長丁場の旅でありまして・・
高松、神戸、大阪とまわって参りましてですね。
それぞれの場所のお客様、ありがとうございました。
おかげ様でライブもですね5分の3くらいを消化いたしました。
明日、2月1日は八戸へ参ります。
今週は東北。
2月1日月曜日が八戸市公会堂、青森ですね。
今週の金、土、2月5日、6日、宮城でございます。
仙台、旧宮城県民会館、東京エレクトロンホール宮城。
八戸、仙台野方、お待ち申し上げております。
また直近だとですね、色々言えますからいいですね。
2週間前くらいの前倒しだと何言っていいか判りません。
選集の番組ですと何か、暖冬だとか間抜けなこと言ってましたが(笑)
めちゃくちゃ寒かったですね(笑)
今日も、予報では東京あたりは凄く寒くなるっていう予報が出ておりますが。
暖かくなったり寒くなったり忙しい季節でございます。
インフルエンザも流行っておりますので、私のライブのスタッフもですね、インフルエンザで隔離されており。
風邪、インフルエンザ、くれぐれも皆様、お気をつけ下さい。
さて、暖冬だとか言って、めちゃくちゃ寒くなってしまいましたがですね。
なので、今日は、いわゆる特集ものでございますが。
『棚つか』いい加減な特集でございますね。
棚からひとつかみ
今日は冬でいってみたいと思います。
Winter。
今まで、春とか秋とかやったことありますが、Winterやったことないですね。
意外でした。
四半世紀のサンデーソングブックで初めてでございますが(笑)
たくさん、たくさんお便りを頂きましたが、まだ処理ができませんで。
そういう時は、こういう纏まった特集でございますが。
『冬で棚からひとつかみ』
今日は冬にちなんだ、洋楽ですね、ほとんど。
お届けしたいと思います。
日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます山下達郎サンデーソングブック。
本日は『冬で棚からひとつかみ』
何が飛び出しますか。
今日も最高の選曲と最高の音質でお届けを致します。
私、冬の歌っていうのは「クリスマス・イブ」くらいしかないんですよね(笑)、実は。
やっぱり、圧倒的に夏系の方が多いというのが、自分で分かりましたが。
それに反しまして、竹内まりやさんは何曲か冬の歌がございますので、それ行ってみたいと思います。
「Winter Lovers」
先日の夫婦放談でかかりませんでしたので、今日はこれでいってみます。
狙って、たくさんリクエストカード頂きました。
♪ Winter Lovers/竹内まりや
~ CM ~
♪ 冬の散歩道/サイモン&ガーファンクル
◎サイモン&ガーファンクル 過渡期
達郎氏:
冬真っ最中でございますので、今日は『冬で棚からひとつかみ』
冬にちなんだ曲ばっかりでございますが。
こうしたテーマを持ったですね「棚つか」ってのは、タイトル優先になりますのでですね。
作品が、あんまり良くなかったりするんですが。
あくまで、作品主義でですね、いい曲を選んでやりますと、結構前とかぶります。
でも、やっぱり曲が良くないとですね、面白くないので・・・ご了承ください。
ツアーをやっておりますので(笑)
中を掻い潜ってやっております。
明日の八戸で40本目になります。
残り25本。
頑張っていきたいと思っております!
という訳で今日は「冬で棚からひとつかみ」
まずは有名なところでサイモン&ガーファンクル、1966年のシングル、全米13位「A Hazy Shade of Winter」、邦題「冬の散歩道」。
バングルスのカバーでも後に有名になりました。
この時代のサイモン&ガーファンクル、ウェストコーストのですね、レコーディングですけれども。
バランスとか、何て言いましょうかですね、ステレオのミックスがですね、過渡期でありまして。
あんまり音、良くないんですね(笑)
先週か、先々週にかけましたドノバンの「Barabajagal」もそうですけど、シングルでモノラルで聴いた方が全然、圧倒的に音圧があるんですが。
ラジオ・プレイ用にミックスしておりますので、モノラルの方がいいんですが。
CD化されているものでモノラルバージョンないんですね、一個も。
なので、なるべくデジタルプロセッシングで現代的な音圧にしておりますが。
あんまり満足した出来になりませんが(笑)
そのへんはご勘弁ください。
私が自分でミックスしてるわけではないので(笑)
◎Cold,Cold Winter/The Pixies Three
達郎氏:
私の番組で時々かけますが。
60年代初頭のですね、いわゆるガールグループ・エリアの、フィラデルフィアの10代の女の子3人組のガールグループ、The Pixies Three。
1963年の作品です。
全米79位
曲を聴くと、ああそうかと思います。
♪ Cold,Cold Winter/The Pixies Three
作詞作曲、プロデュースはデビット・ホワイト、ジョニー・マダラ―。
多くのヒット曲を持っております。
このピクシー・スリーの女の子、10代ですけども、歌、なかなか上手いですね。
ヘンテコなアレンジですね、しかしこれ(笑)
♪ Our Winter Love/The Lettermen
◎リスナーからのお便り(愛知県豊田市のI.Tさん)
『16,17日と資格の受験のため東京の渋谷まで行きました。
前日は西麻布のホテルに宿泊し、翌日は渋谷へ。
人が多すぎて、田舎者の私はビックリ・ポンでした。
力を出しきりました。
結果は如何に。
まだまだツアーは続きます。
ご自愛ください』
達郎氏:
えぇ・・たいへんですね。
お体お大事に。
♪ Faded Love And Winter Roses/Hank Williams
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
来週はまたリクエストで凌いでみたいと思います。
引き続き、リクエスト、お便り、たくさんお待ち申し上げております。
長丁場のツアーですので、皆様のお便りがたいへん助けになります。
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
◎リスナーからのお便り(岐阜市のA.Nさん)
『1月11日の岐阜、長良川国際会議場に行きました。
当日、会場で達郎さんが「地元の人」って尋ねられた時、私、思いっきり手を挙げましたが、よく考えたら主人はこの日のために、はるばるタイのバンコクから帰国していたので、もしかしたら一番遠くから来ていたかもしれません。
ところで、この日アンコールで投げたピックを何と主人がゲットしました。』
達郎氏:
良かったですね!
ご主人、大変ですね。
お仕事頑張ってください。
タイのバンコク。
あったかいですよね、まだね。
♪ Colder Than Winter/Vince Gill
♪ I Wish It Were Summer/The Chordials
♪ Sunny Winter/Carol&Cheryl
◎エンディング
達郎氏:
今日はこの辺で。
「冬で棚からひとつかみ」
4月、5月になりましたら、今度は「春」でやってみましょうかね。
一回やったころありますが。
「春」はたくさんありますので。
毎週毎週、よく考えつくというような質問、毎週毎週、頂きます。
ミスター質問魔、中野区のO.Eさん。
『「冬で棚つか」楽しみにしております。
冬と言えば、お鍋ですが、達郎さんは、どんなお鍋がお好みですか?
モツ鍋ですか、石狩鍋ですか、あるいはそれ以外の鍋ですか。
それとお鍋の締めは「おじや派」ですか、それとも「うどん派」ですか。
最後に、達郎さんは鍋奉行ですか。
それとも、山下家では鍋奉行はまりやさんですか。
気になります。教えて下さい。』
すごいですね(笑)
私、正直言いまして、鍋、あんまり好きじゃないです。
みんなで、つつくってやつがですね・・・
私は、「これが、あなたの分」って、分量が私の分が決まってるものが好きなんですね。
一人っ子っていうのは、そういう傾向が多いんです。
鍋をみんなで、つつく・・・「お前、肉、全部ひとりで取ってるだろう!」って、そういう揉め事が起こるのがきらいなので。
鍋、あんありダメです。すいませんね。
何の鍋が好きかと言われればですね、ま、きりたんぽとか、そういうアレでございましょうかね。
てなわけで「冬で棚からひとつかみ」でございました。
今日の最後は竹内まりやさん、1984年のアルバム「バラエティ」のラストに入っております「シェットランドに頬をうずめて」
♪ シェットランドに頬をうずめて/竹内まりや
今週のオンエア曲
14:04 Winter Lovers/竹内まりや
14:10 冬の散歩道/サイモン&ガーファンクル
14:15 Cold,Cold Winter/The Pixies Three
14:19 Our Winter Love/The Lettermen
14:23 Faded Love And Winter Roses/Hank Williams
14:30 Colder Than Winter/Vince Gill
14:36 I Wish It Were Summer/The Chordials
14:39 Sunny Winter/Carol&Cheryl
14:43 シェットランドに頬をうずめて/竹内まりや
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