山下達郎さん サンデーソングブック 2018年4月1日『棚からひとつかみ』
4月1日、新年度でございます。
当ブログの管理人こと9thNUTSも新年度を新たな地でスタートしました。
長崎市民から横浜市民となり、がんばっていく所存です。
よろしくお願い申し上げます。
今日のサンソン、心に沁みる楽曲ばかりでした。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
2018年度の新年度が始まりました。
私のサンデーソングブックはサタデーソングブックといたしまして1992年の10月に放送をスタート致しまして、この4月で放送25年半を迎えました。
本年10月には26周年となります。
えぇ、年度変りでございます。
転勤の方、新しい学校へ入った方・・
最近はラジオもスマホで聴ける時代でございますので。
なんかラジオをつけましたら、番組が流れている・・
この番組は、今申し上げましたみたいに25年半を数えます。
JFNでも長寿番組でございます。
洋楽の番組ですが、基本的にオールディーズの番組です。
オールディーズとは古い曲「OLDIES BUT GOODIES」って言いますね。
私がミュージシャンでありますので、私の新譜とか関係各位に対しましては新譜紹介を行いますが、基本的には「OLDIES BUT GOODIES」、古いけれどもいい曲をかける番組であります。
この番組では台本がございません。
少数精鋭と申しましょうか、家内制手工業で・・
スタッフ、私含めて4人で、こじんまりやっております!
ですので、今だにハガキオンリー・・基本的に・・という方針で運営しております。
てなわけで、新年度が始まりました。
今年も変わりませず、サンデーソングブック、御ひいきのほど、よろしくお願い申し上げます。
年度の始めでございますので、レギュラープログラム『棚からひとつかみ』
山下達郎のレコード棚からアトランダムにいろいろとお聴きを頂きます。
それにリクエストをまぶしまして。
あいかわらず、たくさん、たくさんハガキを頂いております。
とにかくブルータスが増刷になりまして。
ありがたいことでございます。
それからもう、なんか目に見えて、お便りが増えてきまして。
嬉しい悲鳴と・・あれなんですけど。
それにレコーディングが重なりまして(笑)
4月はちょっと30代に戻ったような・・
なんか追いまくられ方でございます。
がんばって行ってみよう!(笑)
そういう感じでございます。
ですので、今日も放送は前倒しでやっております。
ので、お天気の話しとか申し上げられないのが、残念でございますけれども。
はりきって、いってみたいと思います!
日曜日の午後のひととき、本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみをいただきます山下達郎サンデーソングブック。
本日も最高の選曲と、そして最高の音質でお届けをいたします。
広島県尾道市のK.Kさん。
『達郎さんにお礼を申し上げたくてペンをとりました。
なんと以前サンソンで受験応援メッセージを頂いた長女のAが、本日3月14日、第一志望校に合格いたしました。
やりました!
きっと達郎さんのメッセージが彼女を後押ししてくれて、このような結果につながったこととと思います。
達郎さん、ほんとにありがとうございます。
年子3人おりまして、次はR,Aと続けます。
今後ともよろしくお願いします。』
私は何もして差し上げられませんが、応援でしたら、いくらでも(笑)
♪ 色・ホワイトブレンド/竹内まりや
~ CM ~
♪ エイプリル・フールス(幸せはパリで)/ディオンヌ・ワーウィック
◎エイプリルフール
達郎氏:
まず、今日はですね4月1日なので、めずらしいエイプリルフールにあたりました。
じゃ、エイプリルフールの特集しようかって思って、曲調べたんですけども、ないんですね、数が、そんなんに。
あんまり、面白いものないんです(笑)
ほんの3曲くらいしかないので、挫折してしまいました。
でも、せっかくですのでエイプリルフールの歌といえば、タイトルがついてる曲で一番有名なのは、このバート・バカラック、ハル・デビットの名作、1969年の映画「幸せはパリで」、ジャック・レモン主演の映画でございますが、これの主題歌でございます。
歌っておりますのはディオンヌ・ワーウィック。
映画の主題歌としてシングルカットされました。
「4月にみた ある夢の話しよ
かつて あなたは
私の目の前の現れて
私に微笑みかけたとき
あなたの瞳に吸い込まれたの
きっと あなたのことを愛するようになると
確信したわ
そしたら あなたは私の手を握ってくれたの
4月に見る夢は
現実になるものなのね
私達 自分のまわりにある
危険すら 気づかないほど
エイプリルフールの熱に浮かされているのかしら
二人の出会いが
ただのエイプリルフールの冗談だとしても
私は気にしないわ
だって今の二人は
真実の愛を見出したんだもの」
なかなかロマンチックな歌ですね。
これで今日は始めてみました、新年度、エイプリルフール!
◎リスナーからのお便り(A.Yさん)
『私はオーストラリアのゴールドコーストにいます。
今日は、コアラを抱っこして、カンガルーに触って、ワニを見物しました。
私もコアラになりたいです。
達郎さんは、なれるとしたら、どんな動物になりたいですか。
熊でしょうか。
明日からシドニーで勉強です。
一ヶ月後に日本に帰国します。
サンソンはこういう日、録音は聴いています。』
達郎氏:
コアラの立体写真を送ってきていただいて・・
私は、人間も動物ですから人間のままで結構でございますね。
♪ Tomorrow’s Lov/The Ventures
◎ひだりとん平さん
達郎氏:
ひだりとん平さんが亡くなって・・・
私、「ヘイ・ユウ・ブルース」何回かかけておりますので、たくさんリクエストカード頂いております。
1973年の作品でございます。
ひだりとん平さん、享年80歳・・・でございました。
名盤「ヘイ・ユウ・ブルース」
これに関わったミュージシャンもだいぶ鬼籍に入ってしまっておりますけれども。
音楽は、いつまでも残ります。
♪とん平のヘイ・ユウ・ブルース/左とん平
編曲、深町純さん、プロデューサーはミッキー・カーチスさんでございます。
高度成長期の、まだオイルショックの直前でございます。
そういう力が・・あれでございますね。
音楽の力が・・。
♪ Exit 209/Reggie Young
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
引き続き・・
4月はほんとに久し振りに、こんな詰まってんのは・・(笑)
こういう時には、皆様からのリクエストカードとお便りが、ほんとに助けになります。
よろしくお願い申し上げます。
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
来週も、この調子で「棚つか+リクエスト」でいってみたいと思います。
◎Perfprmance 2018
達郎氏:
今年のツアーのスケジュールが決定いたしました。
6月から11月まで、全国24都市49公演、去年とほぼ同じです。
チケット一般発売日などは、この番組修了後、15時から山下達郎オフィシャル・サイトにてご案内いたします。
◎リスナーからのお便り(島根県安来市のA.Yさん)
『ライブで使用するギターアンプについてですが、以前マッチレスを使っていましたね。
「スパークル」のイントロのカッティングの音がとても艶があり、キラキラして聴こえていた記憶がありますが、もう使用されることはないのでしょうか。
よろしければお聞かせ願います。』
達郎氏:
あのですね、スパークルはですね、ラインで出しております。
アンプで出してません。
アンプを使っているのは、いわゆる割ってる音で、「アトムの子」とかですね、そうしたヤツであります。
ほとんどのものは、カッチティングはですね、ラインで、PA卓直でつないでおります。
ので、ああいう音になります。
今はSHINOSというですね、私のギター・テクニシャンやってもらっている篠原君の自作のアンプを使ってます。
これ、すごい優れたアンプでありましてですね。
僕以外にも、たくさん愛用者いますけど。
そっちに、変えてますけども。
マッチレスは壊れてしまいまして。
リペアができなくなったので。
ちょうどいい機会だったんで、SHINOSに変えました。
愛用しております。
基本的にはラインです。
よろしく(笑)
良しなに、ひとつ(笑)
♪ シャドウ・ドリーム・ソング/ジャクソン・ブラウン
◎リスナーからのお便り(川崎市のW.Nさん)
『まりやさんの「もう一度」、このコーラスは達郎さんと記載がありますが、よく聴くと硬い男性の声があり、全部、たっつぁんでしょうか?
個人的にはオンザストリードコーナー等のどの曲よりも、この「もう一度」のバックコーラスが達郎さんの一番かっこいいコーラスだと思っています。』
達郎氏:
全部私です(笑)
一人です、ハイ(笑)
まだ31の時ですので・・
今よりも声が若い、という感じでございます。
がんばってやりました!あの時代。
へへ(笑)
今もがんばっております(笑)
♪ You Turn Me Around/Mary Travers
♪ Come On And Be My Love/Kenny & Yvonne
◎エンディング
達郎氏:
今日はこのへんで。
来週も「棚つか+リクエスト」でいってみたいと思っておりますが。
愛知県日進市のK.Hさん。
『もうかれこれ20年以上、欠かさず聴いていますが、お便りは一見さんのリスナーです。
便りを書くのが苦手で、今までハガキを送ることができませんでしたが、番組25周年ということで、いてもたってもで、メッセージをお送りした次第です。
ブルータス購入しました。
その中でPCが写っていましたが、みたところマウスコンピューターかと思いました。
PCは、あまり詳しくなく、アーティストの方はよくマックを使われている印象ですが、なぜ達郎さんはマウスコンピューターをお使いになっているのですか?
とりとめのない内容ですいません。
これからも、欠かさず拝聴しますので、よろしくおねがいします。』
皆さん、目ざといと言いましょうかですね、観察してますね。
私、もう・・マウスコンピューター愛用者です(笑)
デスクトップパソコンは自作で、友達に作ってもらってますけれども。
ノートもほんとは自作でやりたいんですけども、ちょっと能力がないので。
イージーオーダーでやっております。
余計なアプリとかが一切ないので。
私、あのぉ・・一番最初がNECの8001から始まったので。
完全にMS-DOSからWindowsっていう、いわゆるマイクロソフトのまわし者で育ってきましたけど、もう三十何年(笑)
音楽作るときはマックつかってますけども。
両刀使いですけども、そうしたデータとかそういうものは全部、いまだにWindowsで(笑)
やっております。
なんと言いましょうかね、好き嫌いというか(笑)
腐れ縁ですね(笑)
そういうあれでございます。
きょうの最後は、八王子市のH.Dさんから頂きましたリクエストですけれども、お母様が亡くなられたそうで・・・
『あまりにも突然のことで、呆然と日々を過ごしていたところ、サンソンで聴いた「REBORN」のメロディや歌詞が好きで、今でも日に何回か聴かせて頂いています。
音楽って素晴らしいですね。
元気にさせてくれたり、慰めてくれたり、ふと昔を思い出せてくれたり。
自分の生活には欠かせないものです。
今回「REBORN」を聴いて、あらためて音楽の素晴らしさを実感させて頂きました。
リクエストは亡き母のために「ANGEL OF THE LIGHT」をお願いします。
ご愁傷様でございます。
お大事に・・
2008年のシングル「ずっと一緒さ」のカップリングでございますが。
まだアルバム化されておりませんので、ちょっと手を加えてアルバム化しようかなと思っております。
詩を書いてくれたアラン・オデイも、もう今はありません。
とっても英語が難しくてですね、歌うのがすごく大変だったんですけども。
それも良い思い出でございます。
♪ ANGEL OF THE LIGHT(Single Version)/山下達郎
今週のオンエア曲
14:04 色・ホワイトブレンド/竹内まりや
14:09 エイプリル・フールス(幸せはパリで)/ディオンヌ・ワーウィック
14:14 Tomorrow’s Lov/The Ventures
14:18 とん平のヘイ・ユウ・ブルース/左とん平
14:23 Exit 209/Reggie Young
14:33 シャドウ・ドリーム・ソング/ジャクソン・ブラウン
14:37 You Turn Me Around/Mary Travers
14:41 Come On And Be My Love/Kenny & Yvonne
14:47 ANGEL OF THE LIGHT(Single Version)/山下達郎
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