山下達郎さん サンデーソングブック 2010年06月13日「サックスで棚から一つかみ Vol.2」
放送された内容を、ちょいと纏めてテキスト化しました。
今日のプログラムは、達郎さんも言われてたように、NHKの番組みたいで、懐かしい感じでした。
昼間にジャージーなサックス特集っていうのも、よいかもしれません。
◎冒頭
達郎氏 :
6月も中旬になってまいりまして、もう夏すぐそこ、というか日差しも”夏いっぱい”という感じでございます。
暑い日、蒸す日、そして雨が降って、梅雨、遅めですね。
今年は梅雨の明けが遅いとか長期予報も聞こえておりますが、いずれにしましても、もうすぐ夏という空気でございますが。
また、6月はジューン・ブライド、結婚のシーズンでございます。
道を歩いておりますと、花嫁さんが、歩いていたり、パーティー会場の前で記念写真撮ったり、そういう方がたくさんいらっしゃいます。
私のオフィスもですね、僕の一番近いスタッフの女の子二人が、相次いで結婚しまして、今週、来週、入籍とか披露宴とか、そういうものが相次いでおります。
そういう季節でございますが、私は相変わらずスタジオ暮らしでございます。
先週は”サックスで棚から一つかみ”。珍しい特集でございましたので、お便りたくさんいただきました。
まだ、ちょっと、かけきれなかったので、今日は延長戦で、続きでいこうと思います。
◎ リスナーからの質問(1)
サックス・プレイヤーは世の中にたくさんいらっしゃいますが、その中でも達郎さんが一流のサックスプレーヤーと認める際の判断基準やポイントがあれば教えてください。達郎さんが共演されている土岐英史さんや山本拓夫さん、他のプレイヤーと何が違うのでしょうか。口頭で説明がしずらいかもしれませんが、是非そこのところ、教えて下さい。
よろしくお願いします
達郎氏 :
そんな事聴いてどうするんでしょうね(笑)。
まぁ、僕なんかが言うような筋合いではありませんけど、僕にとっての上手いサックスプレイヤーは、音色です。
フレーズではありません。
良い音じゃないと、ソノリテが良くないと。
楽器全てそうです。サックスに限らず、トロンボーン、バイオリン、ピアノ。
まずは音色が綺麗な人が好きです。
どういう音色が好きかっていうと、次にお聴きいただきます”Bud Shank”。
この人はウェストコーストの人なんですけど、どっても綺麗な音であります。
フルートとアルトサックスのプレイヤーですけど、フルートで一番有名なのは、ママス&パパスのカリフォルニア・ドリーミングで間奏を吹いている人です。
今週のオンエア曲
14:04 街物語 / 山下達郎
14:11 Ballad (For My Love) / Eddie Harris
14:17 Lotus Bud / Bud Shank
14:21 My, My, My / Gerald Albright
14:27 Your Favorite Entertainer / Phil Cody
14:38 Love Won’t Let Me Wait / Hank Crawford
14:44 LOVE SPAC / E山下達郎
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