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山下達郎さん サンデーソングブック 2020年10月18日『ドゥー・ワップで棚からひとつかみ』(#1462)

山下達郎サンデーソングブック。山下達郎サンデーソングブック 
ドゥー・ワップで棚からひとつかみ

長崎市内は、朝夕の気温がグッと下がってきましたが、日中は24℃まで上がりポカポカ陽気でした。
秋の行楽シーズンです。

今日のサンソン、心地よいドゥー・ワップ特集でした。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

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冒頭

達郎氏:

東京は、だいぶ寒くなってまいりました。
今週も、秋の長雨という感じでございますが。

全国的にも、だんだん、そういう秋の気配、冬の気配、強くなっております。
でも、沖縄は最高気温29度とか・・日本は広いという感じでございますが。

群馬県伊勢崎市のI.Yさん。

『達郎さんは、どんなときに秋を実感しますか。
ちなみに、私の秋は、烏瓜が色づく、キンモクセイが鼻腔をゆらす、空気が澄み遠くの電車の音が近くに聞こえる、です。』

情緒あふれる・・・

北九州市の超常連O.Sさん。

『今、外を歩いているとき、キンモクセイの花の匂いが、どこからか風に乗って、匂ってきます。
秋ですねぇ~
こないだまで暑かったのに。』

まったくですね。
ちょっと気温の差が激しすぎる感じがいたします。
引き続き、みなさん、風邪流行りつつあるので。
ウィルスは、あいかわらずですし。
インフルエンザも・・
くれぐれも、体調管理、お気を付けください。

ほんとに、あの・・ウィルス感染もですね、なかなか一進一退の感じでございますし。
巷のニュースをみましても、なんか暗いニュースが、いつもながらにですね、やっております。

せめて、ラジオのこうした番組だけでもですね、明るく、優しく、柔らかにいってみたいと思っております。

山下達郎サンデーソングブック
29年目に入りまして1462回目のサンデーソングブック。

先週、スイート・ソウル、久しぶりにお届けましたけども、たいへんご好評いただきました(笑)
今週は、さらに私の趣味でございます。

ドゥー・ワップ!
1950年代前半から60年代前半のアメリカのボーカル・グループの一連の流れを「ドゥー・ワップ」と称します。

先週と同じで、後付けの言葉でございますが。
はっきりとした定義とか、そういうものは、ありません。
何が「ドゥー・ワップ」で、何が「ドゥー・ワップ」でないか、そういう論争もずいぶん行われてきましたけれども。

でも、それでも、もう「ドゥー・ワップ」という音楽が発生してから、もう70年近くたちますので。
そろそろ、考古学的な世界になってまいりまして。

私の一番好きなスタイルの音楽です。

ちょうど私の生まれたころから始まった音楽のスタイルでございます。
趣味がこうじて「オン・ザ・ストリート・コーナー」なんていうですね、一人で、アカペラでドゥワップやった・・
というわけで今日は『ドゥー・ワップで棚からひとつかみ』
これも久しぶりでございます。

一昨年、ワーナーでですね「ドゥー・ワップ・ナゲッツ」という3枚発売しまして。
おかげさまでレコード大賞の企画賞をいただきました(笑)

デザリー~ドゥー・ワップ・ナゲッツ VOL.1

ユア・テンダー・リップス~ドゥー・ワップ・ナゲッツ VOL.2

ザッツ・マイ・ディザイアー~ドゥー・ワップ・ナゲッツ VOL.3

その後、続編を計画しておりますけれども。
いろいろ契約問題とか、そういうものが大変だったんですけども。
一つ視点をかえて、インディで出そうかなぁ、なんて思っております。

ですので、今日お聴きをいただく曲もですね、今度、それが出る場合にはですね収録される曲ばっかりでございます。

世界中で、ドゥワップ、これだけかける番組は、私の番組しかございません(笑)

でもですね、選りすぐりで、今日なお届けしたいと思います。

日曜日の午後のひと時、今日も素敵なオールディーズソングで、今日はドゥワップの至極の名曲をお届けします。

最高の音質、といいたいとこですけども、古い音源もございまして・・
でもすべてオリジナル・シングルからリマスタリングしてお届けします。

最高の選曲と、そしてできるだけ最高の音質を目指して、お届けいたします山下達郎サンデーソングブック『ドゥー・ワップで棚からひとつかみ』でございます。

その前に、筒美京平さんがお亡くなりになりまして。
もう、いろんなところで、いろいろな方が、追悼の言葉を発していらっしゃいます。

私もですね、たくさんおたおりメールいただいております。
皆様の中の筒美京平さんの名曲もたくさんリクエストいただいておりますけれども。

今日はドゥー・ワップ特集ですので。また日を改めて・・。
筒美京平さんは、私もかわいがっていただきました。
でも、具体的に仕事をしたことはですね、コーラスでお手伝いしたことが1回と、それから筒美京平さんの曲をですね、私、1回だけ編曲をしたことがあります。

1980年に元クールスのメンバーでありました水口晴幸さんのソロアルバムを作りましたときに、筒美京平さんに1曲書いていただきまして。
それを私が編曲いたしまして。
当時の「ライド・オン・イム」の演奏メンバーであります
青山純
伊藤広規
椎名和夫
難波弘之
で、レコーディングしました。

思い出の1曲でございます。
今日は、これを追悼の気持ちをこめてお聴きをいただきたいと思います。

1980年 水口晴幸さん「ブラック・オア・ホワイト」のアルバムの1曲目「Drive Me Crazy※」
作曲 筒美京平さん、作詞は水口晴幸さん本人でございます。

サンデーソングブック 2014年01月19日『極私的、青山純追悼特集 Part 1』で楽曲紹介されました

♪ Drive Me Crazy/水口晴幸

♪ シュ・ブーン (MONO)/コーズ

♪  Why Do You Have To Go/Paramounts

♪ The Magic Kiss/The Keystoners

♪ Why/Mad Lads

♪ Heartbeat/The Whirlwinds

♪ This Silver Ring/The Castelles

~ CM ~

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来週

達郎氏:

昨日、初冠雪の報が入ってまいりましてですね。
白山、立山・・北アルプスですね。
いよいよ冬に片足突っ込み始めたという・・感じでございます。

来週なんですけれども。
来週、10月最後の日曜日でございますが。

たまには、山下達郎のアレで(笑)
やってみようかなと。
メールもハガキも、私の曲のリクエストがとってもたくさん頂いておりますのでですね。

たまには、そういうの・・ライブも交えつつですね。
今年の前半やったような感じで、やってみようかな、なんて思っております。

おかげさまで28周年迎えまして。
日頃の感謝を込めまして・・
あと、今年の4月から楽天カードさんがスポンサーになってくださいましたので。

こうしたウイルス騒ぎなので、なかなか面通しといいましょうかですね、そういのができなかったんですけど。
ようやく、そういうことが、やれるようになりましたので。

来週の10月25日は、日ごろの感謝を込めましてですね・・
「楽天ポイント・ギフトカード 5000ポイント」
これを抽選で10名の方にプレゼントすることになりました。

詳しくは来週のサンデーソングブックでご紹介申し上げます!
よろしくお願いします。

私、結構、楽天使わせていただいておりますので(笑)
ポイントたまりましてですね、便利でございますね。
ですので、楽天カードも便利であります。

竹内まりやと辿る音楽の50年

達郎氏:

竹内まりやさんの話題ですけれども。

11月3日、火曜日、文化の日
午後4時からですね

「楽天カード presents FM FESTIVAL 2020 『MUSIC CHRONICLE 〜竹内まりやと辿る音楽の50年』」

長いな、これ!

3時間特番です。
38局フルネットでございます。
民放FMラジオ誕生50周年
東京FM、FM大阪、FM愛知、FM福岡ですね。
最初の4局が50周年

で、メインパーソナリティーに竹内まりやさんを迎えまして、彼女が選ぶお気に入りの曲をお届けします・・
と、この原稿には書いておりますがですね。

6時台の番組3時間目は、私も参加することになりました。
聞き手は坂上みきさんでございますので、けっこう賑やかになると思います。

久しぶりに坂上さんとお目にかかります(笑)

夫婦放談とは少し趣が異なりますので。
おもしろくお聴きをいただけると思います。

ただいまお聴きの放送局のホームページにですね「あなたの人生の一コマを彩った、“まりや”な1曲。」と題して、メッセージとリクエストを募集しておるそうでございます。
ホームページをご覧いただきまして、ぜひメッセージを送っていただければと思います。
よろしくお願いします(笑)

♪ Can’t We Talk This Over/Nolan Strong & The Diablos

来週

達郎氏:

また時間がなくなってまいりました(笑)
来週は、私の曲でいきますので。

ほんとに、たくさん、たくさんお便り頂きましてですね。
なかなかお応えができないんですけれども。
来週は、自分の曲中心なので。
ちょっと秋っぽい曲、選曲しつつ。
みなさんのお便り、少し多めにご紹介できればなと、思っております。

今日もご紹介できないの、たくさんありましてですね。
時間まで、できるだけ・・・

すてきなお便り

達郎氏 :

広島県三原市の超常連H.Tさん。

『先週の放送は、実家に帰り、農機具の整備をしながら聴いておりました。
作業服は、高校生の頃に着ていた服。
年老いた両親は、とりあえず元気。
かかる曲は「ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラブ・ユー」
35年ほど前の風景のようで、思わずほろっときてしまいました。
いい初秋の一日でした。』

すてきなお便りでございますね。

ドゥー・ワップのコレクター道に邁進するのみ

達郎氏 :

千葉県千葉市のY.Tさん。

『達郎さんのおかげでドゥー・ワップの魅力、すばらしさを知り、ドゥー・ワップ沼にはまりこんで、抜けられなくなった自分にはドゥー・ワップ特集、ほんとに楽しみです。

達郎さんクラスのコレクターでも、いまだにWontし続けているドゥー・ワップのシングル盤などはあるのでしょうか。
それとも欲しいシングル盤は、ほぼ入手したので、状態のよい盤を探していることが多いのでしょうか。
よかったら教えてください。』

とんでもない!!
一生かかっても集めきれません!

ひたすら、コレクター道に邁進するという・・
何言ってんですかね、相撲取りじゃあるまいし(笑)

独り言

達郎氏 :

那須塩原市のO.Sさん

『年々、独り言を発する声が大きくなっている、らしい。
仕事中、時に部下が私の方に視線をよこす。
私に話しかけられたと勘違いしているのだ。
昨日、ガソリンスタンドで代金を払おうと財布を探ると、小銭が足りず、

「ちくしょう! 1円足りん!」

と心の中でつぶやいたつもりが、しっかり店員の耳に届いたらしく、
「おまけしておきますよ」
のこと。

独り言もまんざらでないという、ところか。』

ウケましたね(笑)

寝ていて突然ひらめいて・・

達郎氏 :

神戸市のM.Fさん

『先日の夜、寝ていて季節外れの蚊にさされました。
5か所もです。
かゆみで目が覚めて、それから眠れなくなりました。

達郎さんは、寝ていて目が覚めて眠れなくなることは、ありますか。』
また曲作りの時に、寝ていて突然ひらめいて、ガバッと起きてしまうなんてこと、ありますか。』

もの作ってるときは、そういうのありますが。
最近、蚊にさされるんですよ、なんだか知んないけど!

ガレージに出てですね、車に乗る、ほんの1、2分の間にさされるんですよ。
ガレージの中にバルサン焚くとかしてもいけないし。
シャッター開けるときに、入りkんでくるんでしょうけどね。

お酒飲む人は、蚊にさされやすいという、そういうようなのも、あるみたいですけども。
なんか、あれですね。
ブツブツ言ってます(笑)

エンディング

達郎氏:

今日はこのへんで。
来週は、そういうわけで『山下達郎で棚からひとつかみ』いってみようかな。

今日の最後はですね、私、先週のスイート・ソウルでもですね、ここんとこ、しばしば口にしておりますが。
ジョージ・カー
スイート・ソウルからラップまであれですけど。

この人も最初はドゥー・ワップでありまして。
セレネイダースというグループで活動しております。
セレネイダースというグループは、他にも

Sidney Barnes、Timothy Wilson,・・

そうそうたる、のちのソウル・シンガーが所属しておりました。
すばらしい作品ばっかりなんですけども。

時間がなくなってきましたので(笑)
曲名だけ。

1964年、「I’ll Cry Tomorrow」

♪ I’ll Cry Tomorrow/The Serenaders

今週のオンエア曲

14:05 Drive Me Crazy/水口晴幸
14:11 シュ・ブーン (MONO)/コーズ
14:17 Why Do You Have To Go/Paramounts
14:20 The Magic Kiss/The Keystoners
14:24 Why/Mad Lads
14:27 Heartbeat/The Whirlwinds
14:30 This Silver Ring/The Castelles
14:39 Can’t We Talk This Over/Nolan Strong & The Diablos
14:46 I’ll Cry Tomorrow/The Serenaders

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