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山下達郎さん サンデーソングブック2021年12月19日『年忘れ夫婦放談 Part.1』(#1523)

サンデーソングブックサンソン「夫婦放談」
サンデーソングブック

長崎市内も気温が下がり、冬到来です。
今日のサンソン、いつものように何気ない夫婦の会話に、心温まります。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

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冒頭

達郎氏:

だいぶ寒くなってまいりました。
北からは雪の便り・・・霜が降りたとか・・
東京も最低気温、今年最低という、そういうようなあれでございます。

みなさん、体にはくれぐれもお気を付けください。

私は、スタジオでですね、またあいかわらずゴソゴソやっております。
詩書きとアレンジの仕上げという、そういう感じで・・
クライマックスに差し掛かる・・そういう感じでございますけども(笑)

それでも、番組の方はがんばってやっております。
毎年恒例、29年続きましたサンデーソングブック。
年末は、今年もこの方ゲストです。

まりやさん:

こんにちは。竹内まりやです。
よろしくお願いします。

達郎氏:

「年忘れ夫婦放談」今週、来週、2週間にわたりまして毎度おなじみ・・

まりやさん:

ついこのあいだ夏の夫婦放談やったかと思えばね~

達郎氏:

何にもやらないって、意外と時間経ちますね。

まりやさん:

早い!
今年始まって、私たちが一番最初にやったスケジュールは何だったかっていうと、ツアーやるかやらないか決めなきゃいけないという・・
そこからですからね~。

で、ツアーが中止になったことで達郎さんはレコーディング・モードにおはいりになりましたね。
よかったと思いますよ、それはそれで。

達郎氏:

は・・はい。
っはははは(笑)

まりやさん:
っふふふ(笑)

がんばって来年にはオリジナル・アルバムを期待しておりますけども。

達郎氏:

一所懸命やっております!

まりやさん:

私のほうはね、アルバムのレコーディングを少しづつやりながら、久しぶりに有観客のライブ、このあいだの服部先生のに出していただいたりっていうような感じで・・
まったりと過ごしてきたという感じですかね。

達郎氏:

というわけで、今年一年のご報告というには・・

まりやさん:

総括というには、ちょっとね・・

達郎氏:

とにかく、ものすごい数のお便りとメールいただきました(笑)。

まりやさん:

メールもそうですけど、ハガキも・・

達郎氏:

ハガキも増えてるんです。

まりやさん:

ありがたいです・・
全部読んでますけど、すごく時間がかかりました。
ありがたいですね。

達郎氏:

ですので、みなさんのリクエスト、おたよりをお応えしつつ。
まずは年忘れ夫婦放談・・・
今日は19日なので、ちょっとクリスマス前には早いんですけが・・
クリスマス・モードでいってみようかと。
いつものような感じで。

日曜日の午後のひととき、毎年恒例、竹内まりやさんゲストに『年忘れ夫婦放談Part.1でございます。
本日は、最高の選曲をがんばって(笑)
最高の音質でお届けしたいと思います(笑)

クリスマス・イブのCDシングル、今年も発売になりました。
今年は「おうちカラオケ」「おうちアカペラ」たくさん入れましたのでご好評いただいております。

今年チャートに入りますと、36年連続チャート ということになりますが。
なんか・・・
おかげさまで。

まりやさん:

今年のボーナス・トラック「おうちカラオケ」5曲

達郎氏:

去年と今年の、いろいろと苦労の成果でございますな(笑)
今日は、イングリッシュ・バージョンでお届けをします。
英語バージョンを作りました。
ずいぶん昔の話でございますけれども。

「クリスマス・イブ」リクエストたくさん頂いておりますが。
本日はイングリッシュ・バージョンでお届けします。

♪ クリスマス・イブ (イングリッシュ・ヴァージョン)/山下達郎

~ CM ~

♪ すてきなホリデイ/竹内まりや

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街中で自分の歌声を聴いたたきの心境は?

まりやさん:

徳島県吉野川市のT.Hさんから「すてきなホリデイ」のリクエストで

『12月になると達郎さん、まりやさんご夫妻の歌声を巷で聴く機会が増えるのですが、自分の歌声を自分で聴くというのは、どんな心境なのでしょうか。
自分ではぜったい体験できないので、お聞かせいただけたら、うれしいです。』

達郎氏:

どうぞ・・

まりやさん:

う~ん・・私は使ってくれてありがとう~!っていう心境です(笑)

達郎氏:

生まれて初めて、自分の声を録音して・・
家でテレコとかでね。
そいうの録音して聴いたときの、その嫌悪感たるや!

まりやさん:

違う!って思うよね。
まずね。

達郎氏:

みんなそれは思います。
すごーくイヤなんだけど、だんだん、だんだん、こういう商売やってると
慣れていかざるをえない。

まりやさん:

そうだよね~
だからビールのコマーシャルで自分の声がポンってなると、それで自分のレコーディングのことを思い出したりとか、妙なフラッシュバックがあるんです。

達郎氏:

っへへ(笑)

まりやさん:

ありがたいですよね~でもね。

僕なんか、絶対レコードがライブを超えられない

達郎氏:

似たようなお便り。
愛知県岡崎市のS.Yさん。

『お二人のCDとライブを聴いて、いつも思うのはCDとライブが同じ曲なのに、歌い方が少しづつ異なるということです。
それは意識してライブ用に多少感情をこめて歌っているのか、レコーディングのあとで、もう少し変えたほうがよいと思って、バージョンアップしているのか、そのときのライブの雰囲気に合わせているのか、思いを聞きたいです。』

まりやさん:

どうなんだろう?
どう~?

達郎氏:

レコードは、要するに一番最初に歌うのがレコードなんですよ。
だんだん、そうやってライブで回を重ねていくうちに練れていくんです。

例えば演歌の歌手の人なんかは、自分が最初に・・こうしたものは、ものすごく気に入らなくて。
やっぱり5年、10年経つうちに再録音とか、そういうのがある人が、ほとんどだそうです。

まりやさん:

リレコって、やつよね。

達郎氏:

そうです。
やっぱり、今の歌でやりたいと・・
昔の時の歌は、ぜんぜん練れてないから、イヤだと。

そういう・・全部やりなおす人いるんですよね。
昔のレコードでね。
あの時の歌は自分の歌じゃない・・とか。

まりやさん:

ライブはその時の気持ちとか、雰囲気もあるから、ちょっとレコーディングのときと違ってくるというのも必然かなと思います。

できるだけレコーディングに近い感じで歌いたいのはあるけど。
年代も違うしね~

達郎氏:

絶対ライブの方がいいですよ!
僕なんか、絶対レコードがライブを超えられない。

まりやさん:

ん~ そっか~
目の前にお客さんがいる歌だから・・

達郎氏:

その緊張感はある。
そこからお客対自分というものの、よく言えば「対峙」
悪く言えば「対決」
っふふふ(笑)
「喧嘩」(笑)

そういうところの表現と、スタジオで一人で歌うのとは違うから。

♪ マイ・ギフト・トゥー・ユー/山下達郎

寝る前に何を聴く?

まりやさん:

東京都のM.Hさんからです。

『薄い質問ですいません。
以前に達郎さんは落語を聞きながら寝るとおっしゃってましたが、まりやさんは寝るまでのあいだ、何か聴いたりするんでしょうか。』

という質問ですけれども。
だいたい、その日レコーディングとかあれば、その音源をチェックしたりするんですけど。
最近はですねラジコで聴き逃したサンソンを聴いてます(笑)

今週ちょっと聴けなかったなぁっていうとき。

達郎氏:

っふふ(笑)

まりやさん:

便利だよね~ラジコって。

達郎氏:

ラジコはほんとにね。
それのおかげでラジオが復権しましたからね。
トランジスタ・ラジオですからね、スマホはね。

まりやさん:

達っつぁんは、あいからず落語聴いてんですか?
あとはレコーディングの・・

達郎氏:

ハイそうです(笑)
今ちょっと佳境ですので(笑)
細かいところの、その・・・
シンバルの抜けがとか、そういうヤツですね。

まりやさん:

そうすると寝れなくなるのよね~

達郎氏:

ダメです。
いや、朝です!

まりやさん:

朝?

達郎氏:

うん。
朝起きたときに聴き始めると、そのまま1時間くらい・・

まりやさん:

寝ちゃう?

達郎氏:

いや、チェックする!

まりやさん:

朝チェックするの?

達郎氏:

目がさえるんです。
9時ごろに一回、目が覚めて・・
普通だったら、そのままもうひと眠りするんですけど。

そこで、かけちゃうとダメですね(笑)

まりやさん:

朝、クスクス笑ってる声がちょっと・・

達郎氏:

それは、権太楼さん聴いてます(笑)。

シソンヌのじろうさんが、すっごい好き!

達郎氏:

北海道空知郡のT.Aさん

『以前達郎さんは落語がお好き、まりやさんは、お笑い芸人が好きだというお話をされてたと記憶しているのですが、今年イチオシの方はいらっしゃいますか。』

まりやさん:

うんうん~
私、シソンヌのじろうさんが、すっごい好き(笑)
知らないよね~(笑)

大好き!!

達郎氏:

知らない~(笑)
コンテンポラリーなものには、ついていけません(笑)

まりやさん:

私は逆に落語がわかんないで。

達郎氏:

難波君がそういうとこ詳しんですけど。
私はもう・・

文蔵さんつって三代目の・・「文左衛門」が文蔵さんになって。

あと一之輔さんとか。
あと扇辰さんね、仲良しですけど。

まりやさん:

扇辰さん・・

達郎氏:

上手です。古典ね。
あと、志の輔さんですね。
何と言っても志の輔さんですね(笑)

あと喬太郎さん。

まりやさん:

伊能忠敬の落語をなさるって聞きました。

達郎氏:

まんがにもなりました。

まりやさん:

すっごい興味がある人だから・・伊能忠敬

達郎氏:

伊能忠敬は死んだあとに・・
その・・なんて言うの・・
弟子たちが、あれを完成させたっていう話なんですよね。

まりやさん:

今と寸分たがわぬ日本地図をね、歩いて・・
すごいよね~
それを落語にするって、どういう感じなのかなぁって。

達郎氏:

志の輔さん、得意ですから(笑)
「牡丹灯籠」とかね、「忠臣蔵」にしろね・・
そういうこと得意ですから。

今までで一番うれしかったプレゼントは?

達郎氏:

滋賀県湖南市のK.Yさん

『クリスマスということで質問ですが、今までで一番うれしかったプレゼントは何ですか。』

まりやさん:

こどもの頃のことかねぇ~
やっぱり・・

昔は、長靴の中にキャンディーとかチョコとか入っているものって、すごい貴重だったじゃない。
そういうのが、父の外国人の友達から送られてきて、こんなものが送られてきたよって、すごい興奮したのを覚えてる。

達郎氏:

それは50年代の話ですね?

まりやさん:

60年くらいかな。
私が5歳くらいだから。

なんかあった?

達郎氏:

私は「X-15」のプラモデル(笑)
小学校1年ね。

まりやさん:

サンタさんのプレゼントってやつ?

達郎氏:

そうだね。

みんな子供の時代に戻るんですよ。それはね・・

まりやさん:

こどものプレゼントで、私たちもいろいろ苦労しましたね~(笑)

達郎氏:

っはははは(笑)

その話すると長いんだ!(笑)

まりやさん:

長いんだよね(笑)

達郎氏:

たいへんなんだ(笑)

今年はまった食べ物

達郎氏:

横浜市のK.Mさん

『お二人は、今年はまった食べ物や、はまったものはありますか。』

まりやさん:

私「サクサク醤油」にはまったかな~(笑)
達っつぁんは、ある?

達郎氏:

ウズラの味付け卵(笑)

うずらの卵 【国産 煮卵 おつまみ 】 [つまみ蔵] 味付けうずらたまご (100個入り)

まりやさん:

小さいウズラの卵を味付けしたやつね(笑)
夜中食べてんだよね(笑)

達郎氏:

あれねえ・・ほんと尾を引くんですよ(笑)

♪ Special Delivery ~特別航空便~/竹内まりや

~ CM ~

来週

達郎氏:

来週は、今年最後のサンデーソングブックでございます。
来週は『夫婦放談』Part.2でございますが。
まとめ録りをしておりますので、今からおたより頂いても来週はお応えできませんので、あらかじめ・・

先週もそうやって申し上げましたが、ご了承ください。
あしからず。

Juice=Juice

まりやさん:

私の曲のカバーをしてくださった若い女性アイドル・グループがおりまして。
Juice=Juiceというハロプロのね女性アイドルグループだったんですけども。

彼女たちのライブに初めてこのあいだ観せていただいたんですけども。
めちゃくちゃ生歌もうまいし、ダンスもキレッキレなんですよ。

そこリーダーの金澤さんっていう方が卒業する日だったんですけど。
なんといってもこの人の最後のスピーチ。
これに感動してしまって。

10分くらいのスピーチだったんですけど。
自分がアイドルとして生きた道のりの説明とか、一人一人への感謝をね、10分くらカンペも見ずに、完璧な日本語でやられたのを見て、すごいなぁと思って。

女性アイドルグループのライブって、私、ちゃんと観たの初めてだったので。
けっこう感動しましたよ!

達郎氏:

前は、私の「ダウン・タウン」カバーしてもらったりして・・
その節はお世話になりました。
続きまして「プラスティック・ラブ」が出てまいります。

12月22日発売ですから、今週の水曜日ですね。
ですので、先行してお聴きをいただければと思います。

♪ プラスティック・ラブ/Juice=Juice

♪ Sweetest Music/竹内まりや

エンディング 

達郎氏:

この続きは、来週。
クリスマス・シーズン 『年忘れ夫婦放談』最後は、これだと決まっております29年。
来年の30年も同じになると思います。

そもそもが服部克久さんにクリスマスソングをお願いしようと思って、僕がお願いしたのが、まりやが歌う「The Christmas Song」と僕の歌「Have Yourself A Merry Little Christmas」をメドレーでやってほしいと。

それは1990年の話なんですけども。

ここの上がりがすごくよかったので、僕は「Season’s Greetings」でクリスマス・アルバムをやろうと思ったんです。
その時の一番最初の服部先生とのクリスマス・ソングのセッションが、このメドレーで。

その後半部分を「Season’s Greetings」にいれてありますが。
竹内まりやさんは「Quiet Life」はリレコっていうか、再レコーディングで「The Christmas Song」はいっておりますが。
同じアレンジですが。

まりやさん:

すばらしいアレンジですよね。

達郎氏:

これは、すばらしいテイクであります。
今日もお聴きをいただきます。

♪ The Christmas Song/竹内まりや
♪ Have Yourself A Merry Little Christmas/山下達郎

今週のオンエア曲

14:05 クリスマス・イブ (イングリッシュ・ヴァージョン)/山下達郎
14:10 すてきなホリデイ/竹内まりや
14:16 マイ・ギフト・トゥー・ユー/山下達郎
14:25 Special Delivery ~特別航空便~/竹内まりや
14:33 プラスティック・ラブ/Juice=Juice.
14:39 Sweetest Music/竹内まりや
14:45 The Christmas Song/竹内まりや
14:47 Have Yourself A Merry Little Christmas/山下達郎

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