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山下達郎さん サンデーソングブック 2012年05月27日「リクエスト特集」

山下達郎さん サンデーソングブック 2012年05月27日「リクエスト特集」

長崎は良い天気でした。
でもちょっと早朝と夜の気温が低くて日中との気温差があります。

今日のサンソン、一曲目の村田和人さんの「一本の音楽」
懐かしい曲です。いい声してますね村田さん。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

5月最後の日曜日でございます。
まだ今週はちょっとそれでも、4、5日ありますが。

先週はスカイツリーとか金環日食とか、いろんな賑やかな話題が東京を駆け巡っておりましたが。
私はそんな事も知らずに、ひたすら曲書きでございます。

えぇ・・・ウンウンやっております(笑)
今週末まで曲書いてデモテープを作る・・・
なんか口調が少し沈んできますが・・
くたびれてます(笑)
頭がくたびれて(笑)
体を動かさないので鈍って・・・いろいろありますが。

ほんとに暑くなったり、またドンと冷え込んだり、雨が降ったり晴れたり、不順なと言いましょうか、気候がですね寒暖の差が激しい今日この頃でございます。

風邪その他、体調には皆さんくれぐれもお気を付け下さい。

えぇ番組の方は・・曲書きですので(笑)皆様からのリクエストカードとお便りに助けられまして本日もリクエスト特集でお届けしたいと思います。

ほんとにたくさんのリクエストカード、ありがとうございます。
読んでも読んでも減らないという嬉しい悲鳴でございます。

またツアーが終わりましてですね、いろいろツアーに関してのご質問、まともなヤツ、へんなヤツ、いろいろとですね(笑)お応えしつつ今日も楽しく番組は進行して参りたいと思います。

その間に一生懸命曲書きでございます。

そんなわけで今日も日曜日の午後のひと時、素敵なオールディーズソングでお楽しみ頂きたいと思います。
山下達郎サンデーソングブック
本日は皆様のリクエストにお応え致しまして今日も最高の選曲、最高の音質でお届けを致します。

それでですね、その前に村田和人さん。
シンガーソングライター。
私、今から30年ほど前に彼と随分一緒に仕事しました。

村田和人さんのムーンレーベルでのカタログが、SHMCD※紙ジャケ限定で、ニューリマスタリングでですね、5月23日に発売されました。
その中から一枚。

※ Super High Material CD

私が全面的にプロデュース致しました、あと編曲も致しました1983年のセカンドアルバム「ひとかけらの夏」。
これからですね、シングルカットされました「一本の音楽」をお聴きを頂きましょう。
ニューリマスタで勢いのいい音になっています。
村田君のロッケンロールな雰囲気が満喫して頂けると思います。

5月23日にSHMCD、完全限定、ニューリマスタで発売されます。
村田和人1983年のアルバム「ひとかけらの夏」から

「一本の音楽」

♪ 一本の音楽 /村田和人

~ CM ~

♪ Rave On /Buddy Holly

♪ I Started A Joke /Bee Gees

達郎氏:

よく聴くと不思議なアレンジですねこれ!
曲も不思議な曲なんですけど、詞が悲しい詩なんですが・・・
変な感じですね(笑) 今聴くと(笑)

もっとなんかストレートな印象がありますが、ラジオで聴くとそうなんですが、ステレオでヘッドホンで聴くと、なんだこのタイコのフレーズ、そういう感じですね。

そんな事言ってはいけませんが。

♪ We Need Some Money /Chuck Brown & The Soul Searchers

◎ リスナーからのお便り(愛知県豊川市のW.Tさん) 

『ひとつ質問があります。
いつもどのような形でリクエスト特集を構成されるのでしょうか。

1.来たリクエストカードは毎日頭の中にインプットされ、木曜日頃、さっと決めてデジタル化しスタジオに入る。

2.溜まったリクエストは纏めて読み、一気に構成を決める。

3.ハガキは全て読むが、実はハガキも一つかみで選んでいる。』

達郎氏:

なんちゅうご質問でしょうね!

毎週纏まって、纏め読みして一気に決めます。
一気に決めないとですね・・・

でもハガキ決めて選曲して、デジタルプロセッシングしてスタジオに持ってくるので半日仕事です。
ですからその日は曲書きなしです。

『たまには読んでください』と書いてあります。
すいません。最近お読みして無かったので。

♪Don’t Fight The Feeling /George Kerr

~ CM ~

◎ ライブ関係のお便り 

達郎氏:

ライブ関係、いろいろお便り頂いていますが一番おもしろかったのが2通頂きまして、男性と女性でございます。
まずは女性の方

◎ リスナーからのお便り(秋田市のT.Tさん) 

『4月26日秋田県民会館で行われた達郎さんのライブに行きました。
達郎さんのライブは初めてでしたが、12月4日まりやさんの武道館には行きました。

前から7列目という良席で達郎さんを見ることができました。
3時間30分間、楽しくて楽しくて楽しくて、達郎さんの歌声に感動して演奏に興奮して一生忘れることのできない日になりました。

ライブの終わり、達郎さんのコアラちゃんのタンバリンを隣にいた一緒にライブに行った彼がゲットしました。
終演ご、どっちがタンバリンを持ち帰るかで喧嘩をしました(笑)。

今では喧嘩したことも、いい想い出です。
とにかく楽しかったです。
また秋田でいらしてください。
お体にはお気を付けて』

達郎氏:

かわいいお便りでございますが。
この彼氏の方の方・・・・秋田県は男鹿市のM.Jさん。

◎ リスナーからのお便り(秋田県男鹿市のM.Jさん) 

『達郎さん全国ツアーお疲れ様でした。
4月26日の秋田公演、最高でした。
汗をかいている達郎さんを見て、山下達郎がロボットでないことを確認しました(笑)。

さて達郎さんに質問です。

私はこの日生まれて初めての達郎さんのコンサートだったにも関わらず、幸運にもタンバリンをゲットしてしまいました。

ですが、隣に居た彼女(一緒に行きました)に、”達郎さんは私に投げたんだ”と言われ、最高のライブに最悪な喧嘩をしてしまいました(笑)。

達郎さん、どっちに投げましたか?』

達郎氏:

そんな事判るわけねぇだろう(笑)

いいですね、仲良くやって下さい!
二人でタンバリンで遊んで下さい。
えぇ、これが今回一番うけたお便りでございますね。

◎ 私のライブ 

達郎氏:

 私のライブはもう三十数年間、開演前の客入れBGMと呼ばれる、開演前に音楽をかける・・
僕も三十数年間、ずっとドゥ・ワップで客入れBGMは使っております。

そういうところまでですねお聴きになるお客様がいらっしゃいましてですね。

◎ リスナーからのお便り(佐賀市のK.Mさん) 

『達郎さんのライブの客入れでかかっているドゥ・ワップの曲を一曲サンソンで流してもらえませんでしょうか。
たくさんあると思いますがお気に入りの曲を一曲是非お願いします。

今年も友人の助けがあって田植えが終わりました。
秋がまた収穫の報告ができるようしっかり管理して行きます。』

達郎氏:

同様のお便り何通も頂いてるんですが・・・

世田谷区のN.Kさん
『今回のツアーの客入れの時にかかっていた曲で、”ラララララ・・”の出だしで始まる曲
聴く覚えがあるような無いような・・・
できれば客入りBGM特集、もしくは曲名でけでも知りたいです』

お気持ちは判ります(笑)

客入れのBGMをCD化できないのかとか、そういうご質問も頂く方もいらっしゃいますが。
あれは、権利の関係で無理です。

もう隣接権が切れるようなあれですが、権利クリアだけで何年かかるか判りません(笑)
インディが多いので。

ですのでこうしたお便り頂ければ、できるだけご要望にお応えしたいと思います。

さてその”La La La La I stil love you・・”というような曲ですが、The Quotationsという白人ドゥ・ワップグループです。
60年代頭から活動してますが、イマジネーションとか有名な曲がたくさんあります。
ヒットしたのはありませんけども。

たいへんに力量のあるグループです。
そのクゥオーテーションズ、1964年のシングル「Oh No I Still Love Her」という曲です。
これはヘレンミラーとハワードグリーンフィールドの共作です。

それを今回のツアーの客入れBGMドゥ・ワップシリーズの真ん中あたりにですね、開演ちょっと前くらいにかかるものなので、皆さんご記憶にあると思います。

♪ Oh No I Still Love Her /The Quotations

♪ It’s A Cryin’ Shame /Gayle McCormick

 ◎ エンディング 

今日はこのへんで。
来週もまた引き続き。

6月に入りしましたらベタリクをやってみましょうね。

ベタな曲のリクエストお待ち申しあげております。
そうすると燃える人が沢山出てくる。

今日の最後はですね、季節がらですが「夏への扉」に沢山リクエスト頂いておりますが。

愛媛県宇和島市のH.Aさん。

『私もひとつ、ライブ関連の質問があります。
愛媛の松山市民会館に参加しました。

きっとホールの大きさはどこも違うと思うのですが、愛媛公演でのセットはピッタリに思いました。
でももっと大きいホールのときは、どううやって空間を埋めているのですか。
セットも大きいのでしょうか。
それとも埋めずに広々としているのでしょうか』

そうした2000前後の多目的ホールに丁度合うようにセットを作ってありますので。
横幅は間口といいますが、間口が上手いこと調節してですね、丁度いい具合に、どこでも行っても丁度良い具合にセッティングされるように設計されております。

ただ秋田と山形はですね、セットがのらないので3階建てが2階建てになっちゃたりですね、後ろの背景のものが無かったりですね、いろいろと不便があります。

もうちょっといいホールになればなと思います。

今日の最後は、山下達郎1980年のアルバム「ライドオンタイム」から「夏への扉」

今週のオンエア曲

14:03 一本の音楽 /村田和人
14:08 Rave On /Buddy Holly
14:12 I Started A Joke /Bee Gees
14:17 We Need Some Money /Chuck Brown & The Soul Searchers
14:22 Don’t Fight The Feeling /George Kerr
14:34 Oh No I Still Love Her /The Quotations
14:37 It’s A Cryin’ Shame /Gayle McCormick
14:42 夏への扉 /山下達郎



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