大瀧詠一さんを偲ぶ
大瀧詠一さんが、2013年12月30日、解離性動脈りゅうのためお亡くなりになりました。
65歳でした。
サンソンでお馴染みだった「新春放談」は2011年までオンエアされましたが、2012年以降はお休みが続いていました。
初めて新春放談が放送されたのは1984年1月12日にオンエアされたNHK-FMサウンドストリートでした。
今日は、その第一回目の「新春放談」オンエア内容の一部をテキストにして振り返りました。
誤字脱字はご容赦下さいませ。
心からご冥福をお祈りいたします。
◎ 冒頭
達郎氏:
全国の皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しく。
山下達郎でございます。
今年も毎週木曜日、夜10時から45分間、NHK-FMは私、サウンドストリート、山下達郎のサウンドストリートの時間でやって参りますのでよろしく。
今日はですね、新年、第一回でございます。
私もコンサートがやっと一段落いたしまして、これから色々と、この番組に力を入れていけるぞと、思っておりますので、皆さん、お楽しみに!
今日はですね、去年お知らせいたしました通りですね、新年第一回でございます。
今週と来週、二回に渡りましてですねゲストをお招きしておりまして。
大瀧詠一さんでございます。
大瀧氏:
どうも、明けましておめでとうございます。
達郎氏:
ニュース解説みたいに、ゴルフの解説みたいな事、しないでくださいよ!
大瀧氏:
「さて」・・
違うんだよ(笑)
達郎氏:
というわけで(笑)
大瀧さんを迎えますと、だいたい二人でしか判んない話とか(笑)
しょっちゅう家でしてる話で、何?奥さんに何か言われたんですって?
大瀧氏:
いえいえ・・・まぁ、まぁ、まぁ、まぁ・・・
仰らずに。
達郎氏:
「どうせ、あぁた方二人は、家でしてるような訳の判んない話を放送でやるんでしょ!」
とか言われたそうで。
そういうわけで2週間よろしくお願いします。
それでは、一曲目でございます。
大瀧さんがいらっしゃいましたので、ナイアガラ・カレンダーから1月の歌でありまして「Rock’n’Roll お年玉」
♪ Rock’n’Roll お年玉
◎ 歌入れ
達郎氏:
これが僕はやりたかったんだ!
本人目の前にして・・だいたいね、レコードをかける!
照れる!
なんたってね、僕の百倍くらい照れ屋ですからね。
歌入れを人に見せない!
大瀧氏:
ふふふ(笑)
歌入れ、人に見せます?
達郎氏:
もちろん!
大瀧氏:
はぁ、そう。
人が見てないと歌えないとか。
達郎氏:
いや、そんなことはない!
でも、カーテン一応仕切りますけどね。
大瀧氏:
ふーん。あぁ、そう。
カーテン仕切って、やっぱ見せないんじゃない。
達郎氏:
それは、そうね。
大瀧氏:
聴かせるだけね?
達郎氏:
だけど、CMなんかは、それ出来ないからね。
随分やったでしょ、昔。
それ、慣れちゃったの。
だいたいさ、そういう時だってさ、スタジオ真っ暗にしてさ、衝立を立ててさ、カーテンを引いてさ、そこまでしなくたって、いいじゃないですか(笑)
大瀧氏:
いいんじゃないかと思うよ、俺。
達郎氏:
僕が聞いた話だけどね、大瀧さんの歌入れってのはね、スタジオに鍵をかけて・・
大瀧氏:
うん。
達郎氏:
それで、カーテンを締めて・・・
大瀧氏:
はい。
達郎氏:
電気を暗くして、電話も切って・・・
大瀧氏:
切ってる。
達郎氏:
ふふふ(笑)
やってるという(笑)
大瀧氏:
鍵はね、二重なんだよ。
二つ扉があるんだけど、両方に鍵をかけるというね。
達郎氏:
火事とか起こったら、どうすんです、それ。
大瀧氏:
ん?
達郎氏:
火事とか起こったら・・
大瀧氏:
火事が起こったらね、だいたいあのぉ丸焼けの・・・
達郎氏:
地震だったら振動でまだ判るけどさ。
大瀧氏:
ん~
判んないと思うよ。
達郎氏:
そうでしょ。
大瀧氏:
それがね、命を懸けてレコーディングするって、こういうこと。
何を言ってんだろうね(笑)
◎ Blue Valentine’s Day
達郎氏:
というわけでもう一曲。
ナイアガラ・カレンダー。
ナイアガラ・カレンダーはコロンビアで出ましたが、CBSソニーで再発になりまして、全部リミックスでございましてですね。
リミックスでグッと良くなってますね。
僕の好きなLPなんですよ、これ。
大瀧氏:
あぁ・・・ほんとに。
達郎氏:
えぇ、僕好きなんですよ。
大瀧氏:
ありがとうございます。
達郎氏:
クレジットが全然載ってないですけど・・
僕が全部、弦をやらして頂いたんですよ。
大瀧氏:
クレジット載ってますよ。
達郎氏:
そうです?
新しいヤツに?
大瀧氏:
新しいヤツ?
達郎氏:
新しいリミックスしたヤツ。
大瀧氏:
追求されてますけどね、このへん性格が出てますよね。
達郎氏:
載ってません!
載ってませんよ!
大瀧氏:
載ってなかったかなぁ?
昔、ナイアガラの弦は、全部、山下君にね、ナイアガラ・ムーン以来、全部弦をやってもらったんです。
で、ナイアガラ・カレンダーの再発の時にクレジットし忘れた、ために!
それ以後、やってもらえなくなりましてですね(笑)
達郎氏:
ははは(笑)
大瀧氏:
ほんとにもう、苦労しました(笑)
達郎氏:
とういうわけで、この「Rock’n’Roll お年玉」1月から、2月、3月、4月、5月、6月・・
7月、ずーっといって12月の「クリスマス音頭」まで、12曲入りでございます。
よく考えたもんでございます。
それで、1月に続く2月のヤツで。
これは僕の、自分的には非常に好きなヤツの・・
大瀧氏:
いいアレンジをして頂きまして、ありがとうございました。
達郎氏:
これは、あれです。
大瀧詠一さんの、メロウなボーカルの一端が、あれでございまして。
大瀧氏:
お恥ずかしい・・・
♪ Blue Valentine’s Day
◎リスナからのお便り
達郎氏:
ほとんど、こういう番組は、ブツブツ言ってる、曲の間にブツブツ言ってる事の方が面白い割合が多いんですけど。
去年、告知しましたんでですね、たくさんハガキがきてるんですよ。
今日は徹底的に大瀧さんの追求をしましてですね、来週はコレクターズ・アイテムを、せっかく来てもらったんだから、何か持ってきてもらおうと思ったら、何も持ってこなかったので(笑)
僕が持ってきたコレクターズ・アイテムでうんちくを語っていただこうと。
今週はとりあえず。
とにかくハガキが来てるんですが。
大瀧氏:
来週は「時事放談」なわけね。
達郎氏:
そうですね。
「やっぱりね!」って、アレですね(笑)
大瀧氏:
ふふふ(笑)
達郎氏:
埼玉県春日部市、S.T君。
あっ、いけねぇ、匿名!
・・・いいな
男のくせ、匿名はいかんよ、これは。
うん。
大瀧氏:
今のはいいね!
こういうね、命じ方に(笑)
やっぱり小浜利得(笑)
こまったな(笑)
達郎氏:
大瀧さん、なんかでもさ、年とるにつれて顔が若くなってきたね(笑)
大瀧氏:
それ言えてると思うでしょ。
達郎氏:
息子に似てきたよ(笑)
大瀧氏:
なんだよ(笑)
達郎氏:
『大瀧詠一さん、あなたは何故にLPを延期なさるのです。
私は昨年まで、83年の3月末日、御茶ノ水のとあるレコード店に出ていた「大瀧詠一、ニューLP予約受付中」の呼び込みに負けて、2800円払込ました。
あれから待つこと10ヶ月!
未だに出ません!(笑)
雑誌の広告には「ポップスの神様、大瀧詠一が録音を終えた模様です」などと、○☓レコード会社の情報欄に極秘扱いで出ていました。
今となっては、ラジオのゴーゴーナイアガラの7テープ聴いて自分を慰めています』
割りとマゾヒスティックな人で・・・
『私は、このサウンドストリートも一回目からテープに録音してるくらいです。
大瀧大納言!
罪滅ぼしだと思って・・』
・・これから先が面白いんですよ。
『罪滅ぼしだと思って、レッツ・オンド・アゲインを私にお分けなさい』
大瀧氏:
むははは(笑)
○☓会社ってのは、なんか懐かしいね(笑)
言い方が。
達郎氏:
こういう感じが、沢山きてるんですがね。
どうなっとるんですか!
新しいLPは!
大瀧氏:
この人はね・・・
きっとアレだよ。
タイムマシーン持ってるに違いないね。
ドラえもんの親戚。
達郎氏:
くくく(笑)
大瀧氏:
未来をね、見てしまったんです。
達郎氏:
え、なんで?
大瀧氏:
ドント・ルック・ナウ!だよ、これは。
なんだかよく判んないけど。
未来を見た。
あのね・・・
赤い疑惑
未来をね、のこ人見ちゃったんだ。一瞬。
だから85年? 今年?
84年でしょ?
僕はね、歳男なんですよ今年。
おかげ様で。
達郎氏:
・・・はぁ・・・(沈黙)
大瀧氏:
ん~
もうね、4秒以上黙らないように(笑)
1948年だから、3回りしたんですよ。
それでね今年、だからね、ほんとは去年だそうと思ったんですよ。
縁起を担いで。
ひひひひ(笑)
達郎氏:
くくく(笑)
上手いこと言っちゃって(笑)
でも、進行してるんでしょ?
大瀧氏:
なぜ、この人は未来を見たかっていうと、なんと!
ここで発表したいと思うんですけど。
聞いて下さい。
達郎氏:
はい。
大瀧氏:
3月吉日に、今年の。
なんと出ることになったんですよ!
達郎氏:
ふふふ(笑)
人事みたいに言って(笑)
大瀧氏:
決定したの、これは。
これはね、本当の決定なの!
達郎氏:
おめでとうございます!
大瀧氏:
どうもありがとうございます。
達郎氏:
大瀧さん、本当の決定って、今まで何回も・・
大瀧氏:
いえいえ、まぁ、そう仰らずに!
本当の本当の決定!
ですからね、今年はね歳男だから。
嘘はつかない。
歳男ってのは嘘をつかないんだよ。
なんか向こうでウケてるね(笑)
歳男はいつですか?
何歳?
達郎氏:
僕は巳です、巳。
大瀧氏:
巳・・・
子丑寅卯辰巳・・・
達郎氏:
あと6年です。
5つ違う。
大瀧氏:
5つ違う・・・
はぁ・・・
30才。
まだ30才。
達郎氏:
もうすぐ2月4日で31才になります。
大瀧氏:
あぁ、31ね。
30才という感じは若いね!(笑)
達郎氏:
くくく(笑)
よく言うよ(笑)
大瀧氏:
そうなんだよ、だからこの人はほんとに未来を見たというね。
才能があるんじゃないの(笑)
達郎氏:
おだてれば許してもらえると思って(笑)
大瀧氏:
ダメかね、これ(笑)
達郎氏:
3月に出るんですね?
大瀧氏:
出ます!
全国の皆さん、3月吉日に大瀧詠一のですね「EACH TIME 」です。
達郎氏:
タイトル、変わらないんですね?
大瀧氏:
変わりません!
「EACH TIME 」略して「ET」でございますので、ひとつ・・・(笑)
達郎氏:
ははは(笑)
ちょっと古かった(笑)
大瀧氏:
そうか(笑)
もう、やってるか日本で(笑)
達郎氏:
とっくに終わってますよ(笑)
大瀧氏:
終わってる・・・
困ったね(笑)
達郎氏:
トワイライト・ゾーンの世界だという。
大瀧氏:
トワイライト・ゾーンの世界でしたねぇ
◎トワイライト・ゾーン
達郎氏:
全然関係ないけどトワイライト・ゾーンって映画来るでしょ?
大瀧氏:
ん。
TZ
達郎氏:
知ってます?
大瀧氏:
知ってるよ(笑)
達郎氏:
あれのさ、一番最後の話ってのがね、ミステリーゾーンの元見たんですよ。
僕、ミステリーゾーン沢山みてるけど、一番怖い話で。
大瀧氏:
完全なリメイクなの?
達郎氏:
完全なリメイクが二つかな?
新しく、二つ、あれするんだけど。
大瀧氏:
ほほう。
達郎氏:
なんと原作がね、ハーラー・エリソンだったという。
言われると、なるほどそうだというね。
それ見た時、中学校の頃で怖くて眠れなかった。ほんとに。
あまりの気持ち悪さに。
大瀧氏:
あぁたに怖いもん、あるの?
達郎氏:
ありますよ!
大瀧氏:
ある?
そう。
達郎氏:
何言ってるの・・
大瀧氏:
ぐふ(笑)
あ、そう(笑)
それ面白い、それ一番最後なんだ。
みんな怖くて、眠らんないよって。
達郎氏:
出てくるヤツがね、怪物が出てくるんだけど、それがちょっと”おもちゃ”っぽくてね。
それでも怖かったんだけど、もうなんたって84年の今日のあの、エイリアンじゃなんじゃね・・
大瀧氏:
ジョン・カーペンターの『遊星からの物体X』のあとだからね。
達郎氏:
もうこれ以上気持ち悪いのないみたいなの、出てくるわけ。
大瀧氏:
物体X、観た?
達郎氏:
・・・観た・・・
大瀧氏:
あれはねぇ・・・
楽しかったね。
達郎氏:
よく出来てるよね、あれ。
大瀧氏:
後ろにいるヤツがね・・
これ古い映画だから話してもいいんだ。
わっ!ってポプコーン飛ばしたんだよ、俺に(笑)
それを聞いて、俺が驚いたという。
ああいうもん、何が楽しいかってさ、いつ来るかってさ(笑)
予想しながら観るのが楽しい(笑)
達郎氏:
ははは(笑)
大瀧氏:
そいでね、出てきたらね、笑うの。
心の中で笑うのが楽しいね。
達郎氏:
なるほどね。
大瀧氏:
例えばだから、お岩さんの映画なんかでさ、女の人が手をたらっとしてヌーッと・・
見てる方は怖いかもしんないけどさ、あれさ、演ってる方はおかしいよ~。
達郎氏:
ん~
大瀧氏:
そう思わない?
達郎氏:
そうだね。
作ったほうはね。
大瀧氏:
そうそうそう。
達郎氏:
監督がさ、横で見ててさ、画面なんか見てないよね。
みんな、こっちの顔を見てるよね。
客の顔、見て、アレしてる。
大瀧氏:
演ってる方って、結構大笑いだと思うんだよね。
それを考えてね、笑うことにしてる。
達郎氏:
ん~
大瀧氏:
ん~
◎すてきなメロディー
達郎氏:
まぁ、ちょっと話が横道それましたけども。
でも大瀧さんといえば、稀有なね、アレですよ。
あの、良いファンを持ってますよ。
発売延びたってもね、家で待ってるでしょ、みんな。
大瀧氏:
待てば海路の日和ありとも言いますからね。
達郎氏:
でも、やっと3月に出るそうでございまして、全国のファンの皆様・・・
大瀧氏:
ほんとに長らく、大変長らくお待たせ致しました!
達郎氏:
そんなん、ばっかりですが。
そうですね、じゃもう一曲かけましょうかね。
何でもいいです。
今日かけるレコードは・・・
大瀧氏:
やっぱりね、僕はね山下くんというと、なんといってもね、コレですよ!
シュガーベイブ。
わざとらしいね、これがね(笑)
シュガーの頃のね、山下くん、どうしても・・・
なんていうかな、印象が強い。
達郎氏:
そうですか?
大瀧氏:
シュガーベイブの、あのSONGSってアルバムは、あれ以後のソロアルバム、みんないいけどね、SONGSはバンドだったから。
バンドだったから・・・
達郎氏:
そうですな。
大瀧氏:
最近ほら、大貫妙子君もすごいじゃないですか。
達郎氏:
凄いですね。
大瀧氏:
だから・・・
村松邦男くんとか
達郎氏:
僕、一曲かいてるんですよ、あのLP。
大瀧氏:
詩を書いてる。
英語っぽい詩じゃなかったかね。
達郎氏:
いや、なんか気持ち悪い詩です。
あの人、ほら
香山滋とか、そういうのだから、あの人。
大瀧氏:
怖い人ですね・・・
山下くんに詩を頼めるのは僕だけだって村松さん、言ってましたよ。
頼みにきたんですか?
達郎氏:
来ましたけど(笑)
大瀧氏:
やっぱり、その、アレだよね。
大貫妙子君とデュエットしてるとか、とういうのは、ほんとに、後にも先にも・・
これがね、これが聴けるんです。
稀有ソング。
達郎氏:
というわけで、元々はシュガーベイブのSONGSに入ってるヤツを、我々のエンジニアであります、頑固者の吉田保がリミックスをしまして。
大瀧氏:
そ!
リミックスして全然違うものになって、良くなった!
達郎氏:
ナイアガラ・フォール・スターズに収められております
「すてきなメロディー」
♪ すてきなメロディー
というわけで、シュガーベイブのSONGSの「すてきなメロディー」
大瀧氏:
一番大好きなメロディーです。
達郎氏:
途中でカズーのソロがあるはずだったんですけど、消えてしまってるという(笑)
大瀧氏:
これがですね(笑)
途中のね、ピアノの素になるところが実がカズーを、山下くんがカズーを吹いたんですけども。
最初は入っていたんですね。
終わるまでは(笑)
それがなんと、その当時のミックスエンジニアが笛吹童子と言いましてね(笑)
これがまた非常に笛の下手なヤツで。
ふふふ(笑)
達郎氏:
笛ふけど・・・踊らず(笑)
大瀧氏:
踊らなかった(笑)というね、実に、間違えて消してしまいましてですね。
山下くんに、積年の恨みをね、積り積もられて。
それで弦のアレンジをやってもらったんだけど(笑)
◎ロングバケーションの続作です
達郎氏:
こんどのLPは、どういうアレなんですか?
大瀧氏:
今度のLPはね、ほとんどロングバケーションの続作です。
ほんとは、ロングバケーション2にしようかと思って。
ロンバケ2かなんかにしようかと思ったんですけども。
なんか水漏りしそうなんで、止めたんですけどね。
達郎氏:
ラッツ&スターのソウルバケーションっていうのは、どの辺の・・
大瀧氏:
あれは、なんか向こうの人たちが、なんか洒落で考えて。
それって、ないんじゃないかって言うんで。
じゃ、それでいいんじゃないかって。
達郎氏:
あれは、延期したあとに仕事が入ったんですか?
あの仕事が入って、延期になったんですか?
大瀧氏:
あれはね、色んなところで俗説があるようですけども、あれはですね、色々ありました。
達郎氏:
本音を言わないと、レポーターには。
大瀧氏:
あれはなんと、一昨年にアイデアがあった。
達郎氏:
あれ、大瀧さんプロデュースって、どの程度までやってるの?
大瀧氏:
どの程度って、だから・・・
トライアングルなんかと同じで、みんな横にいただけ。
みんな好きなことを、好きな曲とかをね、やりたいものを持ってきて。
で、やってるのをフンフンと見てる。
達郎氏:
歌入れは、全然違うって言ってたな、鈴木が。
大瀧氏:
歌入れは、ずっと・・・
達郎氏:
一発スルーで行くって・・
大瀧氏:
ん、横になってた。
達郎氏:
くくく(笑)
大瀧氏:
歌は良かった。
他の、そう悪くはないと思うけど、俺は歌は良かったと思うけどなぁ
達郎氏:
僕は、あのぉ、なんだっけ・・・
「Tシャツに口紅」の裏の曲の詩がいいと思ったな。
大瀧氏:
あの詩ね。
あの詩、洒落てるでしょ?
あれは、松本隆・・すごくいいと思った。
達郎氏:
というわけで、3月に出ると聞いただけで、もういいんですけど。
大瀧氏:
もういいんですか(笑)
達郎氏:
レコード、いろいろかけるんですけども。
珍しい・・・
これ、コレクターが結構聴いているんですよね。
これ、すご~いコレクターも聞いてるし、全然、もう日本の音楽しか聴いたことのないって世代も出てきてるでしょ。
大瀧氏:
切手集めてんの(笑)
・・失礼しました。
達郎氏:
(笑)
それで、なんでね、バランス感覚が非常にたいへんなんです。
もうだから、こっちのハガキはね「知ってる曲ばっかりかけるな!
本当のコレクターズアイテムかけて欲しい!」
こっちはね「もう一曲もわからん」と。
訳の判んない曲かけてね、公共の電波使って・・・
そういうのもあるし。
あるんですよ、色々!
番組やってるから・・
大瀧氏:
その右と左をどうやってバランス取りますか。
達郎氏:
いやぁ、もうやりたいように、やるしかないですね。
大瀧氏:
右も左も蹴っ倒すしかないか(笑)
達郎氏:
しょうがないですね。
大瀧氏:
なんだか良く判んないな(笑)
◎Crying In The Rain
達郎氏:
一昨年だったかな、大瀧さんと二人でエバリーやったでしょ。
NHKでやったでしょ。
あのテープ探したんだけどね、どこ行ってもないんですよ。
大瀧氏:
はぁ・・・消えたんですかね。
達郎氏:
こんどだから、機会があれば、また。
あれで、あの、やってみますよ。
大瀧氏:
特集やって下さい、またここで。
ん、来ますから。
達郎氏:
で、それのオリジナルをかけろっていうようなね、アレも非常に多いんで。
エバリーの「Crying In The Rain」のオリジナルを今日は、いってみたいと思います。
♪ Crying In The Rain
◎リスナーからのお便り
達郎氏:
『某食品のCMで、@@@と歌っているのは大瀧さんでしょうか』
大瀧氏:
そうですかね・・・
僕の弟だという説もありますけど。
山下くんじゃないですよね。
達郎氏:
違います!
ふふふ(笑)
大瀧氏:
ふふふ(笑)
達郎氏:
あれ、大阪でやってたんですよね。
大瀧氏:
大阪で80年くらいにやってて。
もう、ほぼ3年位前の・・・
4年くらい前の作品なんですよ。
達郎氏:
大瀧さんが人のジングル歌ったって、あれしかないんじゃない?
大瀧氏:
なんと、何を隠そう・・
何も隠さないんだけど。
一番最初にCM作ったのは、あの有名なヤツなんだけどさ。
これは面白いね。
そいでさ、その前に歌だけ歌ったことがあるわけ。
エアコンの。
とある会社の。
そいでね、歌ったの、ロゴ入れて。
それが一番最初なの、実は。
その次にオリジナル。
達郎氏:
そうなの。
大瀧氏:
ん、二回目。
ロゴ入れて。
苦しかったね。
だからね、あれを聴くたびに胸が痛むんだよ。
達郎氏:
ふふふ(笑)
ぼく、あれ、よくやったなって思ってさ。
大瀧氏:
あれはね、苦しかった。
達郎氏:
そんな昔のヤツなんだ。
なるほどね。
大瀧氏:
あの頃はね・・・
苦労してるんだよなぁ・・・
はははは(笑)
◎リスナーからのお便り
達郎氏:
『新春には、いよいよ大瀧さんがいらっしゃるそうで、僕はこの日を待っていた。
そこで大瀧さんに、これだけは聴いて頂く、ここに記しておきます。
初期ナイアガラと言われるコロンビア時代の多羅尾伴内楽団やデビュー、シリア・ポールのLPは再発されないのですか?
巷には、これらのLPを欲しがっている人が溢れています。』
大瀧氏:
ありがとうございます。ほんとに。
あとまだあんの?
達郎氏:
『是非ともお答え下さい』
大瀧氏:
答えます。
これは何も隠さずに話そうと思いますけども。
この場を借りて。
呼んで頂いて・・・
僕はね、ラジオの長い番組って、ほんとに久しぶりじゃないかな。
ついこの間、渋谷君のFMホットラインかなんかにね、2分か3分くらい出演したような気がしますけどもね。
あれが僕の最近の長時間の出演の記録だったの。
達郎氏:
2分間を長時間(笑)
大瀧氏:
それでね、呼んでもらって、ここで、こういう僕の話だけしていいのかって、非常に心苦しいんですけどね。
気使って、ほんとにありがたいと思いますけど。
なんと!
4月にね・・
達郎氏:
出るの?
大瀧氏:
あんまりにもね、高値をよんでいるんですよ。
何万とか。
だから、みんなお金がなくて買えないんで、それで、ちょっとあまりにも市場の高値にね、胸を痛めた大瀧詠一が(笑)
なんか、他人事みたいだね(笑)
全部まとめて面倒見ようと。
ほとんど「ごろんぼ波止場」と呼んで・・・
こりゃダメか(笑)
達郎氏:
ふふふ(笑)
大瀧氏:
横山アウトという感じもする(笑)
えぇ、それでね7月1日に、ボックスセットで・・・
一万円切るよね。
達郎氏:
何枚入りですか? じゃぁ。
何から何?
大瀧氏:
んんと・・・
多羅尾の、1,2
シリア・ポール、デビュー、レッツ・オンド・アゲイン。
達郎氏:
5枚。
大瀧氏:
でも限定。
そんなに欲しい人は、数いないと思うんだよね(笑)
実はね。
こういうふうに言う人は、ほんとに実はね稀有な人なんだ。
今日はね、稀有がね、4回も出てきましたけどもね。
あまり多くはないと思うんだ。
ただね、一つだけ言っておきたいのは、知らない人が、ほら、古いレコードで高値がつくとね、そのお金に見合う価値が内容にあるっていう風に勘違いされる方がいるとね、これはまた心が痛いわけ。
それがほんとに、ただの希少価値なんだ。
希少価値と作品価値というのは違うんだ。
達郎氏:
このあいだね、ハガキが来て、そういう廃盤コーナーとかあるでしょ。
それでね、「幸せにさよなら」のシングル盤がね1万2千円だって。
大瀧氏:
あたぁ・・・
心痛めるね・・・
達郎氏:
そんなん買うなって言ったんだけどね。
これはちょっとね、イカンすよ、最近。
大瀧氏:
ちょっとね、だからそれに胸を痛めたプロデューサーがいて・・
それでね、出るんです。
で、なんとタイトルが、タイトルっていうか名前がね「ナイアガラ ブラックボックス」って言うんです。
達郎氏:
ぬははは(笑)
大瀧氏:
ウケたね(笑)
ウケたと思った(笑)
達郎氏:
くくくく(笑)
大瀧氏:
これ4月1日に出ます。
「ナイアガラ ブラックボックス」
達郎氏:
出るそうでございます!
大瀧氏:
1万円でお釣り来ますから。
達郎氏:
私のアレですよ、「煙が目にしみる」が入ってますよ。
大瀧氏:
ははは(笑)
出たね!
レッツ・オンド・アゲインとううアルバムで「禁煙音頭」というのを聴いていただくとですね、山下くんの「煙が目にしみる」・・
達郎氏:
あれが、全くノークレジットになってるところが渋いんですよ(笑)
大瀧氏:
あれは、でもクレジットしなくてよかったんでしょ?
達郎氏:
いや、別にして欲しかったんですけどね。
僕としては。
大瀧氏:
クレジットしなくてね、弦の仕事を断られていますよ(笑)
ほんとうに(笑)
実にミスを犯してますね(笑)
あれ、なんとなく、あれを低めにしといた方が、それっぽいかな思ったんですけどね。
達郎氏:
なるほどね。
大瀧氏:
後々、山下君はビックネームになるという事は、当時わかっていたから。
達郎氏:
(笑)
だいたいね、巷の人に言わせればね、今の若い人は知りませんよ。
巷の人に言わせればね、こんなね、サウンドストリートなんていうね、でっかい番組でね46都道府県?今、だよね?
とにかく全国放送なわけですよ。
だからこれが今一番はやいんですよ。
大瀧氏:
ということですので(笑)
全国の皆さん(笑)
達郎氏:
という事だそうで、ございます(笑)
◎リスナーからのお便り
達郎氏:
世田谷のライドオン・まりやって、なんだこれは!!
大瀧氏:
なんだ!今のは!
達郎氏:
『なんと、1月の第2週には、大瀧さんがいらっしゃるそうですね。
そこで、僕は特集を組んで頂きたいのです。
題して「大瀧大先生の元ネタ特集」
僕の周りには大瀧が盗みばっかりしてるなどとと言うヤツがいますが、僕ははっきり言って大瀧先生の崇拝者です。
「風立ちぬ」の元ネタが「Venus In Blue Jeans」であることは、この番組で知りました。
また昔、某ジーンズ会社のCMで使われいた曲では、僕の勝手な推論では「プレスリーに冷たくしないで」じゃないかと思われます。
大瀧氏:
あぁ、そうかもしれませんね。
達郎氏:
『他の曲の元ネタも知りたいので、何卒よろしく』
大瀧氏:
それはいいと思いますね。
達郎氏:
『PS.大瀧先生
井上大輔の「め組のひと」はヒットしたのに「Tシャツに口紅」でコケて、また俺のせいだなんて思っていらっしゃるかもしれませんが、懲りないで良いアルバムを作って下さい』
大瀧氏:
「また」というのは、どういう訳ですかね。
達郎氏:
ふふふ(笑)
大瀧氏:
コケたのは、あまり多くないんですけどね。
作品がいいからいいでしょ!
達郎氏:
しかしね、元ネタ特集を一人でやろうとするとね、出来ないんですこれが。
大瀧氏:
ん?
達郎氏:
ネタをね、人のネタをばらすというのは、一見簡単なようで実は難しい!
大瀧氏:
そう!
これが、その人を知る事になるんだよ。
何のことは無い。
言っとくけど。
達郎氏:
だって自分のさ、自分の曲を誰かがさ、ネタはこれですよとか言ってさ、もっとさ・・・
大瀧氏:
私はだいたい20以上集まらないと作品でいないです。
達郎氏:
(笑)
大瀧氏:
最低、ほんとに。
達郎氏:
なんかよく判んない(笑)
大瀧氏:
これはね、凄いですよ。
ですから、それくらい言わなきゃダメ!
許さない!
達郎氏:
なかなか、アレですよ。
大瀧氏:
いいよ、解決しようかな(笑)
なんだか(笑)
◎ エンディング
達郎氏:
というわけで、もう一曲かけましょうか。
大瀧氏:
どうもバラして頂いてありがとうございます。
名曲を下敷きにすると、名曲ができるというね。
達郎氏:
今週は、バカ話で曲でございます。
来週は、バカ話とコレクターズアイテム(笑)
全然関係ないこと言ってる(笑)
今日の、そろそろお別れの時間が近づいてまいりましたが。
このあいだシングル出してですね、ここんとこシングルのB面は全部ビーチボーイズのカバーなんですよ。
大瀧氏:
ほぉ~
達郎氏:
この間、シングルのB面は「プリーズ・レット・ミー・ワンダー」でございまして。
大瀧氏:
はぁ、カナリヤ諸島ね。
達郎氏:
これ、わりと良かった。
くふふふ(笑)
大瀧氏:
そんなことはないですけどね(笑)
達郎氏:
そうか!
でも、それだけじゃないんですよね。
大瀧氏:
それだけじゃない。
その一つです。
1/20です。
1/20の神話と言われてますけど。
達郎氏:
というわけで、是非あれですよ。
このエコー聴いて頂きたくて、お届けをします。
♪ プリーズ・レット・ミー・ワンダー
達郎氏:
というわけでございましてですね、今週は大瀧詠一さんをゲストにお招き致しまして、来週も大瀧詠一さんをゲストにお迎えしまして。
どの番組のゲストよりもこの番組のゲストが一番おもしろいと。
大瀧氏:
(笑)
達郎氏:
僕が大瀧さんを呼ぶか、大瀧さんが僕を呼ぶか!
大瀧氏:
これはもうね、有名な話ですよ。
達郎氏:
今のおとなしそうですね・・・
大瀧氏:
今の、後半にね、I love youってのがね、あまり聞こえなかったなぁ
達郎氏:
人のこと言えないでしょ(笑)
大瀧氏:
どうして照れるんだ、そういうこと・・・
達郎氏:
人のこと、よく言うよ(笑)
大瀧氏:
いやぁ、全然聞こえなかった。
俺、聞こえると思ってずっと構えて待ってた。
達郎氏:
これ、ちっちゃなスピーカですから。
大瀧氏:
もっと聞こえるようにしなさい。
ささやいてんなら、ささやいてる意識を・・・
オリジナルなんて、ものすごく一杯入ってるんだよ。
達郎氏:
業界広しといえどもね(笑)
大瀧氏:
何だい?(笑)
達郎氏:
日本のロック、12年ね(笑)
大瀧氏:
日本のロック、12年ね(笑)
まるで、牛丼だよ(笑)
どっかの(笑)
達郎氏:
くくく(笑)
大瀧氏:
ロック一筋12年(笑)
そういう感じ、あるねぇ
達郎氏:
それは大瀧さんですよ!
というわけなんでね(笑)
何の話?
そうだ、来週も大瀧さんに来て頂きまして。
来週はですね、あんまりあのぉ、さっきも言った公共放送で、どうだこうだってね、あんまりほんとにコレクターズアイテムってあるでしょ?
もの凄い、アレだって、それかけても、それが何でコレクターズアイテムで、それほど有難いレコードなのかって説明するだけで何十分かかってしまう訳ですよ。
大瀧氏:
ん
例えばさ、説明することがコレクターズアイテムなんじゃないのかい(笑)
今は(笑)
そういう時代なんですよ。
埋もれて行くわけだから、大量商品の中に。
達郎氏:
なので、この番組始まって以来のレアレコードの曲っていうかね・・・
そういう感じで来週は・・・
大瀧氏:
これは、ほんとにね原始人探しに行くようなもんだと思うよ。俺。
達郎氏:
大瀧さんにかこつけて。
全部大瀧さんになすりつけて。
大瀧氏:
また(笑)
達郎氏:
全国の超コレクターの皆さんはお待ちしてきて下さい。
今日の最後の曲は多羅尾伴内楽団にも入っておりますが、僕の大好きな曲でございまして。
「Willie & His Giant」ドイツのグループですね、これね。
それの「心のときめき」でございます。
こういうのかけられるのも、大瀧さんがゲストだからでございまして。
「心のときめき」を聴きながら、今日のサウンドストリートはお別れでございます。
また来週も、大瀧さんでございます。
よろしくお願いします。
本日はどうもありがとうございました。
大瀧氏:
どうも。
達郎氏:
それでは皆さん、来週までごきげんよう!
♪ 心のときめき
コメント
管理人様
1984年の第1回目の「新春放談」という貴重な資料を文字化していただきありがとうございます。
もう大瀧さんのお話が2度と聞けないと思うと残念でなりません。
12月30日にお亡くなりになるというのが、大瀧さんらしいと思ったりしています。
「悲しすぎる結末」です。
いつも通りさん、こんにちは。
管理人の9thNUTSです。
本当に?・・という気持ちが強く、今でも信じられません。
新春放談はしばらくお休み・・またいつか聞けるのではと思っていたのですが、残念です。
管理人さん、初めまして。
自分もこの放送、リアルタイムで聴いており、カセットに録音してたのですが、引越を繰り返す内に何処かに行ってしまい、これを読んで当時を懐かしく思い出しました。
あれからもう30年も経つんですね…。
大滝さん、なぞなぞの種明かしをしないで逝ってしまいました。
ご冥福お祈り申し上げます。
カワさん、コメントありがとうございます。
管理人の9thNUTSです。
第一回目の新春放談を聴くと、お二人とも声は若いですが、今も変わらぬ話しぶりでした。
新春放談は2012年以後しばらくお休みと思っていましたが、もう聞くことができないなんて悲しすぎます。
新春放談、文字に起こしてくださりありがとうございました。読んでいると大瀧さんの声が蘇りますね。
先日友人とカラオケに行きまして、大瀧さん関連の歌をかなり歌ってきました。酒が入っていたこともあってか涙が出て途中で声が震えてしまうことが何度も。今まではそんなことなかったのですが、やはり悲しいし淋しい。30年も大瀧さんの曲にお世話になっていたんだなーとしみじみ。
カラオケには趣味趣味系の曲がないので、植木さんを歌って気持ちを盛り上げ(?)てました。カラオケにもナイアガラ音頭とか入れてほしいな~。
yoichi さん、コメントありがとうございます。
管理人の9thNUTSです。
大瀧さんの歌声を聴くと三十数年前の風景が目に浮かびます。当時ラジカセでよく聴いていたカセットテープが今も机の引き出しに入っています。何故か捨てる事ができないで持っているんですよね。
ほんとに残念です。
サンデーソングブック、前2回は録音とのことでしたので、明日、達郎さんは何てコメントされるのでしょうか…。
今までこの番組、ゲストにまりやさんと大瀧さんしか出ていなかったから、大瀧さん、一番のご友人ということですよね。
あれから、暫く聴いていなかった大瀧さんのCD、何回も聴ました。大瀧さんのお人柄か、温かい感じが心に沁みました。
いつも通り さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
管理人の9thNUTSです。
青山純さんや大瀧さんの追悼番組を達郎さんが編集するなんて思いもよらぬことでした。
追悼特集の番組制作は、様々なご苦労があるのだろうとお察しします。
選曲、言葉の選び方、しゃべり方、そして伝え方・・・
あらためてご冥福をお祈りします。