福岡市内、お天気は猛暑
お便りにもあったように、確かにKアリーナの音響は抜群でしたね~
ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
冒頭
達郎氏:
みなさんこんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。山下達郎です。
毎週日曜日午後2時からの55分間は、私山下達郎がお送りいたします、楽天カードサンデーソングブックの時間であります。
東京FMをキーステーションといたしましてJFN全国38局ネットでお届けしております。
7月最後の日曜日になりました。
あっという間。
今日は前倒しなので、何にもなんか、話題が申し上げられない。
選挙がどうなったかも、知らない。わかりません。
来週です。すいません。8月に入ってしまいます。
で、フジロックも、うまく行ってるはずでございます・・・昨日
どうもね、前倒しはやりづらいすね(笑)。
全くね。大丈夫です。
で、先週はポケットミュージックの特集でございました。
なんか、言葉足らずでなんか、あれですけど、まああの、詳しくは、ライナーの解説、曲目解説、ご参照ください。
で、この季節はサンデーソングブック、例年、納涼リクエスト大会。
皆様のリクエストにお答えして、お届けします。
とにかく、山の様にリクエストがありまして・・
ちょっとリアルタイムじゃありません。
1月半ぐらいのここの間のですね、リクエストカードをもうちょっと舐める程度に選ばしていただくと。あっという間に埋まってしまうと。
それでも、皆さんいろんなリクエストカードいただきましてですね、バラエティに富んでおります。
一生懸命選曲して、一生懸懸命リマスターして、今日もお聴きをいただきたいと思います。
暑い夏だと思います。
前倒し。すいません。
日曜日の午後のひと時、本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみいただきます山下達郎サンデーソングブック。
「納涼リクエスト大会」
1曲でも多く、1枚でも多くご紹介したいと思います。
本日も最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。
夏になりました。
当たり前。
たくさんたくさんリクエストをいただいております。
夏なので夏の曲が多いか。当たり前か。何を言ってんだ(笑)
川崎市のW.Nさん。
町田市はH.Yさん。
宮城県は気仙沼市、I.Mさん。
福井県は敦賀市のU.Yさん。
仙台市のT.Sさん。
上田市のM.Nさん。
みなさん狙ってきてます。
おなじみ「僕らの夏の夢」
もうこれも出してから16年。
はっやぁ~!
~ CM ~
ちょっとひねったギターのボー・ディドリー・ビート
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
納涼リクエスト大会でございます。
たくさんのリクエストカード誠にありがとうございます。
1曲でも多く、1枚でも多く。
まずは、The Who。
The Who、1968年のヒットソング。全英26位、全米25位。
ですが、日本のラジオで結構かかりましたね。FENは特に、すごくヘビーローテーションでかかってた。私シングル買いましたのでですね。
ギターのボー・ディドリー・ビートですけども、ちょっとひねったボー・ディドリーで頭がわからないという一瞬、そういうやつ。
リクエストいただきました京都市の、Y.Kさん。超常連、ありがとうございます。
素晴らしいお庭のバラ
達郎氏:
たくさん、たくさん、お便りがありまして。
本当に。埋もれております。
北海道伊達市のY.Tさんは、素晴らしいバラの、お庭のバラの写真送ってくださいました。
『我が家のバラが咲きました。亡き父がとても大切に育てて鑑賞していたものを受け継いでいます。父はきっと空から微笑んで見ているだろうと思います。』
本当に見事なバラですね。
これが何でシングルにならなかったのか?
達郎氏:
大体もう最近は、リクエスト曲、特に洋楽はお一人1曲、それを一生懸命選んでおりますけども。たまに違う方から同じ曲が、要するに2枚、違う方が1枚ずつ2枚、同じ曲リクエストいただいたりすると、即採用になります。
東京都は東久留米市の超常連、A.Tさん。
千葉市のY.Hさん。
どちらも超常連で、仲良くですが、ジーン・チャンドラー、1978年のアルバム「ゲット・ダウン」に入っておりますが、これが何でシングルにならなかったのかなというぐらいの、いい曲ですが。
シングルのB面であまんじているやつです。
♪ Give Me The Cue / Gene Chandler
ジーン・チャンドラー、1978年の、Give me the cue。
シカゴのエコーがしております。
小田急線 車窓の風景
達郎氏:
神奈川県海老名市のK.Yさん。
『小田急線の車窓から見た綿雲です。
この後、夕立ちがあって気温がぐっと下がりました。
涼風が染みました。』
素晴らしい写真です。
はがきの印刷でもこんだけの質が出るんですね。
最近はなんか皆さん頑張って送ってくださいます。
ありがたいことです。
頭が下がるお便り
達郎氏:
品川区の、K.Rさん。
お若い超常連。
『今年に頭に1週も欠かさず今年は番組宛にハガキを出すと宣言しましたが、ひとまず上半期は、猿年だった2017年の猿の絵の入った年賀状が余った関係で、つい使ってしまったりと少々手を抜いたことをしたものの、その宣言通り1週も欠かさず出すことができました。この調子で下半期も毎週出します。よろしくお願いします。』
頭が下がるお便りでございます。
あんまり無理せずどうぞ。
しつこのリクエスト
達郎氏:
お次のリクエストは久留米市の超常連H.Sさん。
しつこのリクエスト、お待たせしました。
フレデリック・ナイト
アラバマ出身のシンガーソングライター、作曲家でもあります。
1975年全米ソウルチャート27位。
♪ I Betcha Didn’t Know That / Frederick Knight
フレデリック・ナイト。
ソングライター、プロデューサーとしてもたくさん曲書いておりますが。
1975年の自分のヒット曲。I Betcha Didn’t Know That。
街並みの風景をイメージした楽曲
達郎氏:
リクエストくださいましたH.Sさん。
「2000トンの雨」「雨は手のひらにいっぱい」「スプリンクラー」など雨に関わる曲を軒並み想像しながら聞いています。差し障りなければどこの情景なのかお教えいただければ幸いです。』
達郎氏:
いつも申し上げておりますが
「2000トンの雨」はサンシャイン60のイメージです。
「雨は手のひらにいっぱい」は下北沢のですね、細い道でバスに水ひっかけられた、その経験から作りました。
「スプリンクラー」は表参道の交差点の地下鉄の入り口です。
あとは先週おかけしました「十字路」は数寄屋橋あたりと・・・
そういう、まあ、割とそういうイメージがあります。
またどうぞ。
日頃気を使ってること
達郎氏:
埼玉県春日部市のK.Tさん、お若い超常連。
『三十を過ぎ、最近自分の姿勢の悪さが気になってきました。
デスクワークに集中していると、ふと自分がダンゴムシのように丸くなっていることがあります。
ステージを拝見する限り、達郎さんはスラっとした佇まいが印象的ですが、日頃気を使ってることはありますか。』
達郎氏:
とんでもありません。
私は10代の時から猫背だ、猫背だってですね、言われまして、
「もうちょっとちゃんとして歩きなさい」と、母親に散々言われてましたけど、
70過ぎても治りません。大丈夫です。
えっと、でも最近はもうとにかくやっぱりみんなパソコンとスマホにかぶりつくので、みんな首がですね、あのスタジオの表の人たちがみんな全員頷いておりますです。はい。
だから時々、あの、ストレッチポールとか使って時々、でもまだ30代ですから全然大丈夫ですよ。うん。
最もコピーが難しいバンド
達郎氏:
お知らせの前に。何の何の番組なのこれ。
お知らせの前に、
川崎市の超常連、S.Hさん。
この方も毎週いただくんですけど、なかなかお答えできませんが、お待たせしました。
ザ・バンド。
ザ・バンドよくリクエストくださいます。
ザ・バンド、セカンドアルバム、1969年。ここの曲でございます。
難解な歌詞で有名な「Unfaithful Servant」。ザ・バンド。
♪ The Unfaithful Servant / The Band
私も長いことロックンロール聴いてきましたけどですね、最もコピーが難しいバンドの1つですね、ザ・バンド。
ザ・バンドで1枚あげろって言ったら、やっぱセカンドのこれがもう死ぬほど聞いた1枚。
1969年の「Unfaithful Servant」。ザ・バンドでございました。
山下達郎がお送りしておりますサンデーソングブック、納涼リクエスト大会でございます。お知らせです。
~ CM ~
来週
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック「納涼リクエスト大会」でございます。
来週も引き続き納涼リクエスト大会。
8月入ってまいりますね。引き続きリクエストお便りたくさんお待ち申し上げております。
〒102-8080 東京FM 山下達郎サンデーソングブックの係。
「オノマトペISLAND」
達郎氏:
私このほどまた新曲が、発表になります。
Netflixのポケモンコンシェルジュ。
ポケモンと、それから、ドワーフスタジオ、いわゆるストップモーションアニメのコラボで、制作された話ですが。
一昨年の12月に1話から4話、配信されまして。
それに竹内まりやさんの「君の居場所」これが主題歌でありましたが。
このほど5話から8話、後半が全4話、が配信になります。
これのテーマソングは私が担当することになりました。
「オノマトペISLAND」というタイトルの曲です。
ストップモーションアニメは本当に時間がかかる作業であります。
1チームで1日に4秒。
で、それが8チームで、ですので32秒、1日そういう制作時間であります。
素晴らしい作品になっております。
9月4日からNetflixで世界独占配信されます。
私の新曲「オノマトペISLAND」、そこで流れますので。
詳しくは山下達郎50周年特設サイト、https://tatsuro50th.jp/ ここでご確認ください。また詳しいこと追って申し上げます。
Move On (CM Size)
達郎氏:
そして新曲のお話もあれですけども、ダイハツのあのCMで使われております「MOVE ON」。
早くかけろというあれなんですけど、まだフルバージョンがですね、完成してないんです。すいません。
ですので、納涼リクエスト大会なので、CMサイズだけお聴きください。
ダイハツMOVE。
♪ Move On (CM Size) / 山下達郎
達郎氏:
今流れておりますダイハツMOVEのCMでございました。
フルサイズできましてからまた。
早く作れ!
すいません。
未明に目が覚めてしまいます
達郎氏:
えっと、江東区のI.Nさん、超常連。
『定年退職して寝る時間が早くなったせいか、朝というか未明に目が覚めてしまいます。達郎さんは早起きでしょうか。』
とんでもありません。夜中です。はい。
いつまで続くんでしょうね、そういう生活。
でもお芝居の方々なんかはやっぱり70、80過ぎてもやっぱり夜中の就寝というのが一般的です。はい。
だって、本番が終わるのが9時ぐらいですからね。
そっから食事して寝るのはやっぱ12時1時というそういう感じで
もう皆さんそうです。
私なんか、ちょっとマシな方です。
夏なので、エレキインストもの
達郎氏:
リクエストに戻りましょう。
夏なので、エレキインストもの。
岐阜県は大垣市、H.Sさん。40代の方でこれ。
チャレンジャーズ。
チャレンジャーズは、いわゆるウエストコーストの有名なエレキバンドですが。
65年のアルバム「The Man from U.N.C.L.E.」、アンクルから来た男。
これからタイトルソングの「The Man from U.N.C.L.E.」。
でもこのアルバム、これ以外はほとんど全部ボーカルものなんですよね。
で、チャレンジャーズといえばギタリストのポール・ジョンソンっていう人がいるんですけど、ポール・ジョンソンもいないんで、ま、ブツブツ言わないで、行きましょう。
「The Man from U.N.C.L.E.」。ザ・チャレンジャーズ。
♪ The Man From U.N.C.L.E. / The Challengers
ザ・チャレンジャーズ、1965年の「The Man from U.N.C.L.E.」でございました。
もう1曲エレキ
達郎氏:
もう1曲エレキいっちゃおうかな。
ちょうどいただきました。豊島区、超常連Y.Mさん。
アストロノウツ、コロラドのエレキインスト。でもボーカルもやりますけれども、学校の先生と生徒のバンドですが。
ただ1曲チャートに入った1963年の「Baja」。バハ。
♪ Baja / The Astronauts
オリジナルシングルなので、プチプチはしょうがないです。
アストロノウツ「バハ」1963年。
作曲者のバリー・マンがピアノを弾いている贅沢バージョン
達郎氏:
もう1曲かかりますね。
東京は北区のT.Yさん、超常連。
『今日はプリンターにインク切れの警告が表示されました。
新調してまだ2ヶ月も経っていないのに、印刷するのはサンソンへの投稿がほとんど。
インクで儲けるビジネスとは言え、あまりにひどいと憤慨しても、交換する他に手立てなし。ぼやきはまたサンソンへ。申し訳ございません。
気を取り直して久々にリクエスト。ためていた1曲です。
デミス・ルソスの「We’re Over」。
この曲はバリー・マン、シンシア・ワイルで、ピアノもバリー・マンがやってるのですね。アルバム「Man of the World」は持っていますが、今まで気がつかない鈍感リスナーです。達郎さんの講釈と共に高音質でお願いします。』
達郎氏:
デミス・ルソス、ギリシャ人のシンガー。
ヨーロッパでは大変に人気がありますが。
アメリカでいまいちなので、アメリカ向けに、英語圏向きに作ったアルバム。
1980年の「Man of the World」。
イギリスとアメリカのソングライター、ミュージシャン、色々出してきてですね、やっております。
これのB面の最後に入っておりますのが、バリー・マン、シンシア・ワイルの、B.J.トーマスで有名ですが、「We’re Over」という1曲です。
私これCD持ってない、アナログ版でB面の最後なので、若干音質落ちます。すいません。高音質に努力しました。
デミス・ルソス、1980年の「We’re Over」。
♪ We’re Over / Demis Roussos
デミス・ルソス、1980年の「We’re Over」。
作曲者のバリー・マンがピアノを弾いている贅沢バージョン。
でもこのアルバム「Man of the World」は、全米チャートには入れませんでした。
1枚前がちょっとヒットしました。
そういう世界でありますね。
エンディング
達郎氏:
今日はこの辺で。
来週もまた納涼リクエスト大会でございます。
〒102-8080 東京FM 山下達郎サンデーソングブックの係
よろしくお願いします。
ビジネスですから、そんなこと許されません
達郎氏:
新潟県柴田市、O.Tさん。
『今更素人な質問なのですが、ライブと本番前にスタッフの方が楽器やマイク等の音出しチェックをされているじゃないですか。
これは音の状態というよりも、鳴らない等のトラブルに対してのチェックなのでしょうか。
もし楽器のチューニングだったらご本人が出ていって自ら調整されるのでしょうか。
ライブ前のステージ上を見ていて急に疑問となり降ってきました。
物知らずの質問で恐縮です。』
達郎氏:
それらが全部チェックです。
ノイズ、結線、そういうものがですね、今のライブで途中で音が途切れたりしたら大変なことになりますので。
昔はそういうことがあっても、まあ愛嬌で。
学園祭とかやってますと、突然電気が切れたりしました。
それもあれですけど、今はもうビジネスですから、そんなこと許されません。
で、昔は自分で、あのチェックしたもんですけど。
今はもうテクニシャン、優秀な人がですね、ばっちりやってくれますので、安心して私たちはステージに登れます。
PAのスタッフが優秀です
達郎氏:
世田谷区のK.Kさん。
『先日横浜のKアリーナでまりやさんのコンサートを拝見しました。
え、中規模ホールでのライブと変わらないバンドの音の粒立ちの良さに耳を奪われました。以前同じKアリーナでロック系のバンドを聞いた際には低音が割れて全体の音が歪んだような感じを受けました。
達郎さんバンドには普通とは違う何か特別な秘密があるのでしょうか。』
達郎氏:
スタッフが優秀なんです。
PAのスタッフが優秀です。
それが全てです。
今日の最後
達郎氏:
というわけで、今日の最後はちょうど狙ってきた。兵庫県加古川市、K.Hさん、超常連。北九州市の超常連S.Yさん。
私の1998年のアルバム「COZY」から、おなじみ「夏色のコラージュ」。
クロージング
達郎氏:
お送りいたしてまいりました山下達郎サンデーソングブック
「納涼リクエスト大会」でございました。
来週も引き続き
〒102-8080 東京FM山下達郎サンデーソングブック
暑い日が続くことと思います。
皆様くれぐれも、お体お大事に。
山下達郎サンデーソングブック、来週もセイムタイム、セイムチャンネルで皆さんごきげんよう。さようなら。
今週のオンエア曲
14:03 僕らの夏の夢 / 山下達郎
14:09 Magic Bus / The Who
14:14 Give Me The Cue / Gene Chandler
14:19 I Betcha Didn’t Know That / Frederick Knight
14:25 The Unfaithful Servant / The Band
14:33 Move On (CM Size) / 山下達郎
14:35 The Man From U.N.C.L.E. / The Challengers
14:37 Baja / The Astronauts
14:41 We’re Over / Demis Roussos
14:46 夏のコラージュ / 山下達郎
コメント