山下達郎さん サンデーソングブック 2018年8月5日『山下達郎の夏の歌』
横浜市内も日の出と同時に「高温注意情報」が発せられるという異常な暑さです。
今日のサンソン、達郎さんの夏の歌特集でした。
最後にかかった「夏の陽」はPerformance1998-1999のライブ・バージョン。
ほんとにクオリティの高い素晴らしい演奏ですね。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
8月最初の日曜日でございますが。
えぇ・・・全国的な猛暑、すごいことになっております。
全国的というより、全世界的な猛暑のようですね。
ドイツも、もう40度とか、韓国も、なんか史上最高とか・・
そういうような、入ってきますが。
たいへんでございます。
みなさんも、熱中症、その他、くれぐれもお気をつけて。
水分こまめに補給して、健康にお気を付けください。
私、順調に、ライブ消化しております。
1/3が終わりました。
7月末から8月頭にかけて、神戸から大阪へとまわっておわりました。
7月27、28、神戸国際会館、お出で頂いたお客様、ありがとうございました。
7月31日、8月1日、先週でございますが、大阪フェスティバルホール、最初のフェスティバルホール。
今年は5公演ありますが、その最初でございます。
おかげさまで無事に4本・・
台風、迫っておりましたけれども、ちょうどその間にすり抜けて行きましてですね。
今年は、もう幸運に恵まれておりまして。
順調に、おかげさまで、こなしております。
今週は、長野に参ります。
長野ホクト文化ホール 大ホール
長野県県民文化会館・・
ここ、いいホールなんです。
私の好きなホールなんですが。
去年は、ここで千秋楽やりましたが。
今年は1/3というところでございますが・・
お出で下さる、お客様、お待ち申し上げております。
それから、いよいよ北海道ツアーでございます。
長丁場でございますが。
まずは、今週の土曜日。
ライジングサンロックフェスティバルから始まりまして、札幌、北見、苫小牧へと・・
逆か!
とりあえずは、8月11日、来週・・
祝日? 山の日?
よくわからない・・
でも、台風がまた来ておりましてですね。
さぁ、どうなるかという感じでございますが。
でも、今年ついてますから、大丈夫です。
自分では思っております。
えぇ、ライジングサン、4年ぶりでございます。
お待ち申し上げております(笑)。
一所懸命やりたいと思います。
さて、とにかく暑いので。
なんか、涼しいプログラムがいいなと思いまして。
で、先週も申し上げましたが、恐怖の聴取率週間でございます。
暑いときに、珍盤・奇盤もねぇもんだろうと・・
思いまして。
じゃぁ、ひとつ今日は、私、山下達郎は昔は、35、6年前は夏男として知られておりまして。
夏だ! 海だ! 達郎だ! というですね。
山下達郎といえば夏ですね!みたいな時代がありました。
で、実際たくさん夏の歌作ってまいりました。
じゃあ、今日はひとつ『山下達郎の夏の歌』で少し涼んでいただこうと、いう企画でございます。
その間に、また一生懸命ツアーをやろうと。
そういう感じで。
初めてですね、こんなプログラム。
でですね、なんかいつもみたいに、1曲かけちゃ、しゃべり、1曲かけちゃ、しゃべりだとスピード感がでないので、今日はひとつノンストップにいってみます!
AMラジオのような、そういう感じでスピード感あふれる山下達郎の夏の歌でサンデーソングブック、日曜の午後の、暑いひとときをですね、少しでも涼んでいただこうと。
本日は、オール山下達郎でお届けします。
いつものように、最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。
リクエストもたくさん頂いております。
ありがとうございます。
1枚でも多くご紹介しつつ・・
『山下達郎の夏の歌』
で、だから今日は1曲目、CM前の1曲、やめます。
1曲でも多く・・なので、お知らせのあとに始めてみたいと思います。
~ CM ~
♪ ミライのテーマ/山下達郎
◎リスナーからのお便り(江戸川区のM.Hさん)
『今回のコンサートグッズのアートワーク、素敵だなと思いました。
今回も夏をまたぐ日程で、特に夏は暑さで食欲が落ちがちですが、食事面で何か意識されてることなんか、ありますか。』
達郎氏:
ガッツリ食わないとダメですね。
ちょっと体重が増えるのが心配ですけども。
それでも、背に腹は代えられません(笑)
◎リスナーからのお便り(静岡県浜松市のO.Mさん)
『初めておたよりします。
社会人となり、35年目の夏を迎えますが、この時期になると思い出すの曲があります。
「ビッグウェーブ」です。
84年、社会人になるとともにサーフィン始めました。
休日、地元の海に向かいますが、当時よくカセットで達郎さんの曲を聴いた思い出があります。
8月5日は、私の55回目の誕生日を迎えますが、思い出のひとつとして、当日「ビッグウェーブ」を聴かせていただけませんか。
熱い砂浜
潮の香
帰宅してから風呂に入る時に、日焼けした肌のヒリヒリ感が、若いときが懐かしい。』
達郎氏:
素敵なおたより。
♪ THE THEME FROM BIG WAVE/山下達郎
◎リスナーからのお便り(山口県宇部市のI.Kさん)
『豪雨の後は猛暑。
被災されたみなさんの健康状態がとても気になります。
夫は土木技師をしております。
それなりに、いい歳なのですが、机についていても、この仕事はできません。
経済学部から土木の勉強をし直し、災害現場、自然の中、危険な場所の補修、
川の中・・・
正直、家にいてほしいなという時にインフラを整備する仕事につき、すっかり日焼けしてヘルメットの似合うたくましいおじさんになりました。
仕事帰りに待ち合わせなんて、とてもできない姿で帰ってきます。
でも、今日もおいしいビールが飲める幸せをありがたく思っています。』
達郎氏:
すばらしい旦那さんですね。
こういう方のおかげで・・はかどるわけでございます。
♪ LOVELAND,ISLAND/山下達郎
◎リスナーからのお便り(愛知県長久手市のK.Mさん)
『初めておたよりします。
さっそく達郎さんに質問なのですが、『Spotify』や『Apple Music』などのサブスクリプション音楽サービスをお使いになられてますでしょうか。
僕は、邦楽・洋楽問わず新曲チェックに利用しています。
よろしくお願いします。』
達郎氏:
もちろん使ってますよ、それは(笑)
時代の趨勢にはかないませんから。
でも、あの・・今の人たちは、ほんとにそういうもので、無尽蔵に聴けますからね。
でも、あんまり、こう・・逆に無尽蔵に聴けるんで、選択肢がありすぎて迷うとか、そういうこともあるでしょうが。
え、まぁ・・活用してください。
♪ 踊ろよ、フィッシュ/山下達郎
◎リスナーからのお便り(大阪市のK.Aさん)
『達郎さんはウォーキングをされているとのことですが、この暑い中、何か工夫されていることはありますか。
私は夏の間は、なんばの地下街を歩いています。 』
達郎氏:
すごい・・
フェスティバルホールいらっしゃったそうで・・
いかがでしたでしょうか。
私は、こんな暑いときに昼間は動きません(笑)
夜です、夜(笑)
『「うたのきしゃ」に汽笛のSEが使われいますが、これは何系の機関車なのでしょうか』
これは、アメリカのSEの音源ですね。
♪ 高気圧ガール/山下達郎
◎リスナーからのお便り(新潟県魚沼市のM.Tさん)
『子供たちの夏休みが始まりました。
夏休みといえば、朝のラジオ体操と夏休みの宿題です。
30年以上前、私は入学前の長男、長女を連れて朝のラジオ体操へ行きました。
その長男が、今は保育園年中さんの孫娘をラジオ体操に連れていってます。
首から下げたカードに素敵なハンコをついてもらい、自慢げに帰ってきます。
我が家は4世代、8人家族です。』
達郎氏:
すばらしい!
♪ CHEER UP! THE SUMMER/山下達郎
♪ MAGIC WAYS/山下達郎
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
本日は『山下達郎の夏の歌』
初めてです、こんな企画。
ノンストップ・バージョン!
・・でございます。
たくさん、リクエストカード、ご紹介できてうれしいですね。
普通に、ちゃんとフルでかけて、ハガキご紹介するのだと、4曲くらいしか、かかりません(笑)
来週なんですが。
もう1週やってもよかったんですけどもですね。
前からお知らせしておりますように、私のライブの開演前の、お客さんが入ってくる時のですね・・
「客入れBGM」と業界では呼びますけども。
開場前の会場でかかっているBGM,これはもう、私、ツアー始めて38年になりますけれども、ずーっとドゥー・ワップでございます。
当初は、昔はまだカセットでしたから、ありもののLPとか、かけてたんですけども。
21世紀に入るくらいから、自分の個人的なオリジナル・シングルのコレクションをデジタルでリマスタリングしまして、それをかけておりまして。
で、2008年にライブ再開したあと、10年経ちまして。
だいたい250曲くらい、延べでですね、かけてきまして。
それを、昔からお客さんがですね「あれCDになんないのか」という、そういうご要望あったんですけども。
ドゥー・ワップなので、いわゆるインディものなんですよ。
ですので、その権利のクリアという問題がものすごく・・
誰が権利持ってるかわからないとか、そういうのもありましてですね。
そういう・・なんで・・
なかなか、踏み出せなくていたんですけども。
ワーナーの私の友達の宮治淳一さんがですね、この客入れのBGMのCD-Rを聴いてハマってしまいまして。
「絶対に許諾をとる!」と。
250曲くらいあったんですけども、50数曲、許諾がOKおりまして。
それをじゃあCDにしようと。
今週8月8日ワーナーミュージックからcというですね・・
3枚アイテム、Vol.1,2,3・・
Vol.1と2は私の個人コレクションから客入れBGMとして流してるやつを収録しまして。
Vol.3は私のオン・ザ・ストリート・コーナーに収録している、カバーですけれども、それのオリジナル・バージョン、これも全曲がクリアできたわけではないので、クリアできたやつを全部入れるという。
全22曲
ドゥー・ワップ・ナゲッツ Vol.1,2,3
世界に誇れるコンピレーションです!
自画自賛!!
今週の8日に出ますので、来週12日はですねドゥー・ワップ・ナゲッツの特集をします。
1曲が短いのでたくさんかかります。
で、いい音です!
ご期待ください。
引き続き、リクエストお待ち申し上げております。
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
◎リスナーからのお便り(千葉県習志野市のM.Kさん)
『スマホを今年の年明けに1月になくした、というハガキを達郎さんに読んでもらえたおかげか、落としたと思っていたのが実はスリで、7月になってから警察から電話があり、私の手元に帰ってきたのです。
すぐにスマホも購入、喜ぶべきか、今さらか。
と思いますが、こんなこともあるんですね。
今年の達郎さんのライブ、初日の松戸に行くことができたこと、スマホが戻ってきたことも含め、運がいいのかなぁ、と。
暑い日が続いていますが、お体お気を付けください。』
達郎氏:
おもしろいですね。
今日、一番面白かった!
そういうことも、あるんですね。
お大事に、ひとつ。
♪ 僕らの夏の夢/山下達郎
◎エンディング
達郎氏:
本日は『山下達郎の夏の歌』でお届けしました。
そろそろお時間でございます。
まだまだ、「潮騒」とかですね、「ジュビナイル」・・
「サウスバウンドNO.9」・・
いろいろ、ございますでしょうが。
また機会があれば。
夏になったら、どうせ夏の歌かけるしか、ないんですけども。
また来年は、そういう夏になりましょうか・・
とにかく暑いので、みなさんくれぐれもお体お大事にしてください。
私も、一所懸命ツアーを続けていきます。
山形県最上郡 O.Hさん。
『達郎さん、ライブの時にイヤモニしてますか。
あれって、どんな感じで聞こえるんですか。
歌番組とか見てると、オーダーメイドで作ってるらしいとか。
読んでもらえると、うれしいです。』
何だこりゃ。
質問したいのか、読んでもらいたいのか、よくわかりませんがですね。
私はイヤモニは使いません。
いわゆる、ころがしと言われるフット・モニターでございますが。
1回作ったことがあります。
オーダーメイドですけどね。
そいで、リハーサルの時にイヤモニをしながら1曲歌ってみましたら、メンバー全員が変な顔するんですね。
「どうしたの?」って言ったら、
「歌が違う」
これで、即やめました。
メンバーのみんなは、非常に鋭い。
で、やっぱり使わなくてよかったなと思うのは、お客さんの声が聴こえないんですよね。
ですので、そういうところで、即応性がないので。
私は、まあ、それこそ40何年、ずーっと「ころがし」でやってますから(笑)
それで困りませんので。
そんな感じです。
で、今日の最後はですね、なぜか「夏の陽」にめちゃくちゃリクエストが頂いておりますので。
「夏の陽」をいってみたいと思います。
山下達郎の夏の歌
ご清聴ありがとうございました(笑)
「夏の陽」1999年2月11日 大阪フェスティバルホールでのライブバージョンでどうぞ。
♪ 夏の陽 (Live/1999年2月11日 大阪フェスティバルホール)/山下達郎
今週のオンエア曲
14:05 ミライのテーマ/山下達郎
14:10 THE THEME FROM BIG WAVE/山下達郎
14:13 LOVELAND,ISLAND/山下達郎
14:17 踊ろよ、フィッシュ/山下達郎
14:20 高気圧ガール/山下達郎
14:24 CHEER UP! THE SUMMER/山下達郎
14:28 MAGIC WAYS/山下達郎
14:37 僕らの夏の夢/山下達郎
14:44 夏の陽 (Live/1999年2月11日 大阪フェスティバルホール)/山下達郎
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