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山下達郎さん サンデーソングブック 2016年7月10日『ワーナー・ガール・グループ・ナゲッツ』

山下達郎さん サンデーソングブック 2016年7月10日『ワーナー・ガール・グループ・ナゲッツ』

長崎市内、一日中雨でした。
今日のサンソン、達郎さんとヤモリの話はホッコリな気分になりました。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

えぇ、7月、だんだん中旬に入ってきました。
東京は、めちゃくちゃ暑いと思ったら、またちょっと、グッと冷えたりしまして。
温度差があいかわらず激しい。

南の方は、雨がすごいですね。
今年の台風1号ってのが、また強力らしいですけど。

それに比して、関東の北部はですね、雨が降らないで、相変わらず水不足でございまして。
なかなかこう、上手くいきませんね。
降りすぎるところを、ちょっとこっちへ頂ければという感じでございますが。

とんでもない雨で、土砂災害等、起こっているようでございます。
くれぐれもお体お大事に。

なにしろ、天変地異のたぐいでございますのでですね、お気をつけ下さいと、私なんかが申し上げましたけども、なかなか天の神様はそういう具合にいってくれません。

皆さん、くれぐれもお大事に。

今日は参議院選挙でございます。
私もこれが終わってから行きますけども。

もう大体、投票する人・・僕、四十数年選挙に行ってますけども・・
当方した人は、あまり受からないんですよね(笑)
それがシャクに障りますが。

行かないよりはましだろう・・
感じでございます。

おかげ様で、風邪がようやく治りまして、咳も無くなりましてですね。
ちょっと風邪を引いて、というようなことを放送で申し上げましたら、ほんとにたくさんの方々からですね、お便りいただきました。

お見舞いのおたより、ありがとございました。
ありがたいお便りでございます。
持つべきものはリスナーのファンの皆様方です。
この場を借りて、一人ひとりにお礼を申し上げられませんけども、ありがとうございます。

おかげ様で復調致しまして、一所懸命スタジオ仕事をやっております。
そろそろ、だんだんと締め切りがジワジワと近づいて参る、今日このごろでございます。

詩なんか、書いておりまして、ウンウン言っております。
がんばって行きたいと思います。
久し振りの新曲でございますので。

さて、番組のほうは、今週もまたワーナーのまわし者でございます。

おかげ様をもちまして、ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ、Vol.1
から4、このサンデーソングブックで2週間特集しましたらですね、バックオーダーが素晴らしく来たと、喜んでおります、スッタフ一同。

で、同時に発売になりました、6月22日でございますが、ガール・グループ・ナゲッツ。
ワーナー・ガール・グループ・ナゲッツ。
昨年、1から5まで出まして、今年は6,7と、また更に畳み掛けるように、2枚発売になりました。

今日はこの2枚をご紹介したいと思いますが、とても濃いです。

先週もやりましたようにですね、特にVol.6はですね、いまだかつて無いユーロ・ガール・ポップでございます。

UK,フランス・・イギリス、フランスの60年代の音源、大半が日本初CD化、世界初
化、そういうようなものばっかりでございまして、とっても濃いコンピでございます。

で、ラストを飾るVol.7は英国モノのですね、ワーナーが所有してるレーベルから、また行くヤツでございます。
とっても濃い、今日は55分になると思います。

でも曲は粒ぞろいでございます。

日曜日の午後のひととき、もうすぐ夏でございますね。
そろそろ梅雨明け、なりそうな感じもいたしております。
まぁ、でも、週間天気予報は、なだちょっと雨というような事が書いてあります。

ほんとに雨の降り過ぎというのが、困ります。
降らないのも困りますけども降り過ぎにもこまります。
皆様もくれぐれもお大事に。

日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます山下達郎サンデーソングブック、本日も最高の選曲と最高の音質でお届けを致します。

で、雨の季節なので、雨の曲をと思いましたけども、あんだけ降られますとですね、なんか嫌味になってきますので、無難なところで(笑)

私のお馴染み1980年のアルバム「ライド・オン・タイム」から「夏への扉」

♪ 夏への扉(THE DOOR INTO SUMMER)/山下達郎

~ CM ~

♪ ヒー・ノウズ・ハウ・トゥ・ラヴ・ミー (MONO)/ヘレン・シャピロ

◎いい曲がたくさん 

達郎氏:

私、正直申し上げて、そうしたイギリスのガールシンガー、それから、ましてやフランスとかですね、そういうものは、それほど詳しくないというか。

だいたいガールポップ、ガールシンガーというのは、私が小学校の頃が全盛でごりまして。
レコードがただでさえ、日本盤があまり出なかったのと、もう64年過ぎますと、完全なビートルズが日本席巻しますので、こういうのはみんな脇へ追いやられておりまして。

私達の世代は、なかなか情報が入ってこない。
イギリスで発売された、そうしたものも、あんまり聴く機会がないのでですね、全部後付でございますが。

ですので、今回のこのガール・グループ・ナゲッツVol.7、非常に勉強になりました。

今回の特集で再三申し上げておりますが、ライナー書いております蜷川まさるさんていう方は、ユーロ関係もすごい詳しい(笑)
めちゃくちゃ詳細なアレでございます。
勉強になります。

♪ シー・イフ・アイ・ケア (MONO)/リア・バルトーク

♪ エクート・モン・クール (MONO)/リア・バルトーク

♪ コールド・コールド・ウィンター (MONO)/ジーン&ザ・ステイトサイズ

♪ ザ・ウェイ・シー・ルックス・アット・ユー (MONO)/シャロン・タンディー

◎来週 

達郎氏:

来週は普通の棚つかでございます。
来週は締め切りが、もう間際でございますのでですね。
それと並行して収録しなきゃ、なんないので。
来週は普通の棚つかでございます。

それが終わりましたら、例年通り「納涼リクエスト大会」に突入しようと思っております。

リクエストのお葉書、たくさんお待ち申し上げております。
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係

◎リスナーからのお便り(東京都清瀬市のH.Mさん) 

『私の住んでいるところは、東京でも自然の多いところです。
このところ洗濯物を干しておくと、洗濯バサミの上にトンボが止まっています。

うちは7階なのですが、そっとしておいて、また見るとまだ居るのです。
じっとしてます。
トンボって、お昼寝とかするのでしょうか。

それとも、黄昏ている?
洗濯バサミって、止まりやすいの?
なんて、色々考えてます。
なぜか、トンボに気を使い、近づかないようにしてる私です。

達郎さんの家は、きっと都内なので、トンボはあまりいないのでは?』

達郎氏:

すごいですね。

昨日、ゴミ出そうと思ったら、ヤモリがいましたね(笑)
ヤモリが元気にですね、ゴミのバケツのところから、飛び出してきました(笑)

ヤモリからゴキブリまで、いろいろいます。
たいへんでございます。

♪ エニイ・オールド・タイム・オブ・デイ/ディオンヌ・ワーウィック

♪ どうしたらいいのかしら(MONO)/ジル・ジャクソン

♪ オール・オブ・マイ・ライフ (MONO)/コニー・スティーヴンス

◎というわけで 

達郎氏:

というわけで、CDがもうすぐ、いつ無くなるか判らないという時代を背景にしましてですね、ワーナーのオールディーズ・コンピレーション、やりたい放題やって、2年間やっておりますが。

まだ先が続くみたいです。

恐ろしいですね(笑)
ドゥーワップやってみたいと思ってるんですが、なかなかこっちの時間も(笑)ありましてですね、まじめに選ぼうと思ったら、たいへんなものでございます。

あと、許諾がなかなかですね、取れないという、そういうようなものもあります。

結構ほんとに、手間暇かかって作られているものでございます。
世界のどこに出しても恥ずかしくないコンピレーションだと思います。

ワーナー・ガール・グループ・ナゲッツ Vol.6&7
先週、先々週のポップ・ロック・ナゲッツ Vol.1から4までもよろしくお願いします。

◎リスナーからのお便り(長野県上田市のS.Kくん) 

『今度選挙がありますよね。
今回からの選挙で18才から投票権が与えられます。

僕は今回の選挙で初めて投票するわけですが、達郎さんは初めての選挙に行った時は、どんな心境だったのでしょうか。

やはり選挙に出る人の下調べなんかをしたのでしょうか。』

達郎氏:

あんまりしませんね(笑)
選挙が、あの・・万能じゃないので。
非常に消極的なですね、手段でありますが。
民主主義って、そういうものなので。

ベストな道ってのは政治でもなんでも無いんですね。

なるべくベストなものに近づけよういうですね。
そういうような・・ひとつの一貫としての選挙であります。

ですので、ま、俺はそんなものは行かないとかですね、そういうような強弁する人もいますけれども。

行かないんでしたら、あなたは政治に対して発言権はないという。
行ったからって、自分の投票した人が当選しなければ、それも自分の発言は反映されないわけですが、ま、そういうような色んな意味がありまして。

ま、消極的な行動でございますので・・

参議院とは別に都知事選ってのが、もうすぐ公示されますが、まあ、よくしかし、色んな人が出てくると言いましょうかですね。

東京はもう、GDPがそのへんの国よりも大きいようなところでございますのでですね。

知事の利権ってのは、すごいんでしょうね・・・
なんか、いきなり全然誰からの了承も得ないでですね、政党の政治家が出てきて、「私は都知事になるんだ」ってですね・・・

何を考えてるんでしょうね、あれね。
全然わかりませんがですね(笑)

いろんな人の、いろんあ思惑が交錯して、選挙というのは、ありますが。

ちゃんとした・・
最近、政治家が、ほんとにこの人が政治家やっていいのかっていうような人が、たくさんいますがですね。

ほんとに、ちゃんと日本の将来考えて、政治をやる人を選びたいものだと、思っております。

こんなところで、ブツブツ言ったってしょうがないんですけどね。

◎リスナーからのお便り(横浜市のN.Kさん) 

『ある会社近くのコーヒー屋でアイスコーヒーを飲みながら書いています。

昨年2015年夏から50才を過ぎてエレキギターを習い始めました。
渋谷の楽器屋で、同じ頃エレキを見に行っていたところ、50歳代半ば過ぎの男性がダブルネックのエレキを試し弾きしていました。

長髪で黒のニット帽、黒いシャツ、ズボンと黒ずくめでした。
あの人は達郎さんだったのでしょうか。

近くに達郎さんの写真が置いてあり、見比べてしまいました。』

達郎氏:

あたしゃ、そんな格好で楽器屋行ってですね、ダブルネックなんか弾きませんよ(笑)
なんでもかんでも、人だと思って・・ね、すごいですよね。

言葉になんないですね(笑)

◎エンディング 

達郎氏:

というわけで来週はただの「棚からひとつかみ」
よろしくお願いします。

今日の最後はワーナーを代表する女性シンガーでありましてジョニー・ソマーズの1968年の末期の作品でございます。
非常に複雑な構成をもった珍しい一作でございます。

これがVol.7の一番最後に入っております。
ワーナー・ガール・グループ・ナゲッツ Vol.7&7,ご清聴ありがとうございました。

♪ トーク・アンティル・デイライト (MONO)/ジョニー・ソマーズ

今週のオンエア曲

14:04 夏への扉(THE DOOR INTO SUMMER)/山下達郎
14:10 ヒー・ノウズ・ハウ・トゥ・ラヴ・ミー (MONO)/ヘレン・シャピロ
14:16 シー・イフ・アイ・ケア (MONO)/リア・バルトーク
14:19 エクート・モン・クール (MONO)/リア・バルトーク
14:23 コールド・コールド・ウィンター (MONO)/ジーン&ザ・ステイトサイズ
14:27 ザ・ウェイ・シー・ルックス・アット・ユー (MONO)/シャロン・タンディー
14:33 エニイ・オールド・タイム・オブ・デイ/ディオンヌ・ワーウィック
14:36 どうしたらいいのかしら (MONO)/ジル・ジャクソン
14:40 オール・オブ・マイ・ライフ (MONO)/コニー・スティーヴンス
14:47 トーク・アンティル・デイライト (MONO)/ジョニー・ソマーズ

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