山下達郎さん サンデーソングブック 2020年11月15日『「POCKET MUSIC」「僕の中の少年」「SOUVENIR THE MOVIE」まとめて特集』(#1466)

山下達郎サンデーソングブック 
山下達郎サンデーソングブック

長崎市は日中は気温が上がって、気持ちのよい天気でした。

今日のサンソン、竹内まりやさんの来年のアリーナ・ツアー告知がありました。
ということは、達郎さんのPerformance2021ライブ・ツアーは、まりやさんのアリーナ・ツアーが終わってからということでしょうか?
両方とも、チケットあたりますように、と祈るしかありません。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

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冒頭

達郎氏:

だいぶ全国的に冷え込んでまいりました。
東京も、夜は一桁台でございます・・
昼間は、ちょっと20度に近づきつつも、ありましたけれども。
寒暖の差が激しい・・。

その上に、乾燥してきております。
そして低温でございますので、冬の前兆という感じでございますが。

熊本市のM.Sさん。

『我が家は、今日押し入れからストーブを引っ張り出し、灯油を買ってきました。
熊本も、いよいよ冬到来ですね。』

全国的に、そういう感じでございますが。
それに伴いまして、またウィルスがですね、又候(またおぞろ)猛威をふるい始めました。
全国的に感染者の数が増えつつ、あります。

いろいろな方が、いろいろなことを、おっしゃっておりますけれども。
全世界的に、こういうことが、ありますので。

はなはだ消極的ではありますけれども
「自分の身は自分で守る」
「移されない」
「移さない」
という努力をですね、日々おこたらず、やっていくしかないと思います。

私も、うがいして、手を洗って、マスクしております。
おかげさまで、健康に過ごさせていただいております。
この調子で番組の方も一所懸命やりたいと思っております。

みなさんも、くれぐれもですね、お体お大事に。
お気を付けください。

先週は『頭拍がわからない特集』
たいへんご好評いただいて(笑)
変なアレでございますが(笑)
チャンスがあれば、またいろんなことを企画してみたいと思いますが。

リスナーの皆さんも、ご提案をいろいろといただきますので。
また、それを受けてですね、いってみたいと思います。

で、今週はですね、先週とは打って変わりまして。
今週18日、竹内まりやさん初のですね・・
初なんですね!
ライブ映像ソフトが発売になります。

『Souvenir the Movie』

2018年に公開されましたシアターライブのDVD、そしてブルーレイ版でございます。
2000年のライブ、2010年のライブ、そして2014年のライブ。
21世紀に入って3回ライブを行っておりますけれども。

それからピックアップしたシアターライブに、またさらにエクストラ・トラックを足しまして。
さらに彼女が発表しましたミュージックビデオ・・PVですね。
これを、ほの全部収録いたしまして。

2枚組のDVD、そしてブルーレイでございます。
今週18日、水曜日に発売になります。

今日は、それをですね、前半は特集さえていただきまして。
後半は、来週25日に発売になります、私の1986年のアルバム『POCKET MUSIC』の『POCKET MUSIC(2020 Remaster)』バージョンを後半はご紹介させていただきます。

来週は『POCKET MUSIC(2020 Remaster)』の後半と、『僕の中の少年』1988年の2020年リマスターバージョン・・。

今週、来週は打って変わって、プロモーション週間でございます。
よろしくお願いします(笑)
自分の番組ですので、たまにはよろしいのでは、と思います(笑)

というわけで、日曜の午後のひと時、今週は竹内まりやさんの『souvenir the movie』
音だけでご紹介しますけれども(笑)
シアターライブに入ってない音源を中心にお聴きをいただきます。

それから後半はポケット・ミュージックのリマスター。
今週は、竹内まりやと山下達郎の音源でお楽しみをいただければと思います。
山下達郎サンデーソングブック。

それでは今週も、頭の1曲はなしで(笑)
1曲でも多くいきたいと思います(笑)

~ CM ~

♪ リンダ (Live from『Souvenir the Movie』)/竹内まりや

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今日はシアターライブに含まれないトラックを

達郎氏:

78年にデビューして、数年間はライブをやっていたんですが。
1981年に休業してからは、ずーっとライブをやっていなかったんですけども。
2000年に18年ぶりにライブをしました。
その後、2010年と2014年、21世紀に入りましてから通算3回やっております。

その音源から選びまして。
2018年、おととしにですね、シアターライブという形で『Souvenir the Movie』という形で公開をいたしました。
その映像ソフトで・・

もともとのシアターライブに入っていなかったエクストラトラックそいうのが4曲はいっております。

ですので、全22トラックのライブ映像ソフト+20トラックのミュージック・ビデオ、という仕様でございます。

今日はシアターライブに含まれないトラックをですね、いくつかお聴きをいただきたいと思います。

その前に「リンダ」
2000年のバージョンでございますが。
これはCDでおなじみのバージョンでございますが。
まずは、これから始めました。

アカペラでございます。
アンコールの最初・・

シングル・アゲイン

達郎氏:

今回の『Souvenir the Movie』に新しく加えました映像「シングル・アゲイン」。
これは2014年の演奏でございます。

「シングル・アゲイン」のライブバージョンは、なかなか演奏が難しい曲でございますが(笑)
メンバーの力演、あわせてお聴きをいただければと思います(笑)

♪ シングル・アゲイン (Live from『Souvenir the Movie』)/竹内まりや

象牙海岸

達郎氏:

もう1曲、あらたなやつをお聴きをいただきます。
こちらは「象牙海岸」
これも2014年のライブ・テイクでございますが。

先日FM50周年のですね特番で、坂上みきさんと私が途中で参加したやつ・・
あそこで81年のライブバージョンが、かかりましたが。

それから33年後の(笑)音源になります。
どーぞ。

♪ 象牙海岸 (Live from『Souvenir the Movie』)/竹内まりや

アリーナ・ツアー決定

達郎氏:

竹内まりや、来年の4月からですね、アリーナツアーを全国で開催することが、決まっております。

今回の『Souvenir the Movie』の映像ソフト、これの初回プレス分にですねマジックカードなるものが封入されておりまして。
これに、アリーナ・ツアーのチケットに最速先行に申し込むことが可能となっております。

楽天市場 Amazon

11月30日までの締め切りでございます。
1公演、2枚ですけれども、気は心でございます・・・。

なにとぞ、よろしくお願いします。

で、先日のシアターライブは大都市中心でございましたので。
ローカル・タウンまでは公開ができなかったこともありますので。

映像ソフトとしては、彼女のキャリヤ初となります(笑)
42年のキャリヤ初の映像作品でございますので、ぜひともお楽しみいただければと思います。

全80ページのブックレット、私との対談も入っております(笑)

♪ 静かな伝説(レジェンド)(Live from『Souvenir the Movie』)/竹内まりや

~ CM ~ 

達郎氏:

前半は、今週水曜日18日に発売になります竹内まりや『Souvenir the Movie 〜MARIYA TAKEUCHI Theater Live〜』のご紹介でございました。

情報がまだまだありますが、詳しくはワーナーミュージックの竹内まりやサイト
でご確認ください。

来年4月からのアリーナツアーの情報ものっております。

アコギを逆さにして背中に背負ってキーボードを弾きながら・・

達郎氏

川崎市の超常連、K.Hさん。

『いよいよ竹内まりやさんの『Souvenir the Movie』のリリースですね。
映画館で通算5回拝見したので、自宅のリビングで6回目の鑑賞、心待ちにしております。』

・・おそろしい(笑)

『シアターライブの件で、質問よろしいでしょうか。
シアターライブ、見どころ、聴きどころ満載ですが、達郎さんがアコギを逆さにして背中に背負ってキーボードを弾きながらコーラスをする「フォー・エバー・フレンズ」もその一つです。
あのスタイルは達郎さん考案のオリジナルですか?』

達郎氏:

そうです。
昔は、ああやって、ギター背中にあれしてキーボードとか、そういうもの弾く人、たくさんいました。
あんまり、最近は流行りません(笑)

古い人間なんです(笑)

♪ 土曜日の恋人/山下達郎

全然、私には満足するレベルにありません

達郎氏:

この『POCKET MUSIC』という1986年のアルバムはですね、むかーしからの私のリスナーの皆さんには、もう耳タコの話だと思いますけれども。

1980年代中期を境にしまして、アナログ・レコーディングからデジタル・レコーディングに変わりました。
それまでは、アナログの、いわゆるテープレコーダーというものだったんですけれども。
それが、デジタルのテープレコーダーに変わりましてですね。

その一番最初の頃のデジタルのテープレコーダーが、なんて言いましょうかですね・・
音質と言いましょうか、クオリティというのが、全然私には満足するレベルにありませんで。

いろいろと悩んで、悩んでですね・・・
それまでアナログでやっていた、例えば「メロディーズ」とか、直前の「ビッグウェーブ」とかその時代のものと、全然違うんですよね。

それで、悩みに悩んでですね・・作ったのが、この『POCKET MUSIC』というアルバムでありまして。

その後、出来上がりが満足しないで、91年にリミックスしまして。
この「土曜日の恋人」は、そのあとの95年のベストアルバム「トレジャーズ」で、また再ミックスしまして。
ようやく、満足のいく仕上がりになりまして(笑)

今回の『POCKET MUSIC』のリマスター盤は、一番トップの、この「土曜日の恋人」は、その95年バージョン・・トレジャーズ・バージョンと呼んでおりますが、それを使っております。

それで、最近はデジタル・リマスターの技術も、ずいぶん進歩しましたので。
ようやくですね、おもってるような仕上がりになりました。

作曲の仕方が変わった

達郎氏

録音の悩みとは、裏腹に、コンピュータ・ミュージックをいろいろとアプローチした結果ですね、作曲のやり方が、すごく変わりまして。

それで、いろんな曲が作ることができまして。
楽曲に対しての愛着はですね、人一倍、このアルバムは、苦労した分、あります。

そういうようなことは、ブックレットに細かく記してございますので、ぜひそれをお読みいただければと思います。

♪ MERMAID/山下達郎

♪ 十字路/山下達郎

来週

達郎氏:

来週は、この続きで、アナログB面にいきたいと思っております。
そのあとは、『僕の中の少年』2020年リマスター・バージョンのご紹介をしたいと思います。

ライブ演奏が難しい曲!

達郎氏:

先ほどの「十字路」もですね、どーってことない曲と思いきやですね、実際に演奏してみるともう、ほんとに演奏難易度が高くて、一回もライブでやったことは、ありませんけれども。

この次の曲も、すごーい難しくて、まだ一度もライブでやったことはありません(笑)
「ポケット・ミュージック」のアルバムの特質をよく表しているA面でございます。

「土曜日の恋人」だって、ここ数年ですからね。
最初にやったの。
そういうような、やつばっかりで、ブツブツ言い訳ばかりでございますが(笑)

♪ メロディー、君の為に/山下達郎

今週のオンエア曲

14:05 リンダ (Live from『Souvenir the Movie』)/竹内まりや
14:10 シングル・アゲイン (Live from『Souvenir the Movie』)/竹内まりや
14:14 象牙海岸 (Live from『Souvenir the Movie』)/竹内まりや
14:20 静かな伝説(レジェンド)(Live from『Souvenir the Movie』)/竹内まりや
14:30 土曜日の恋人/山下達郎
14:34 MERMAID/山下達郎
14:39 十字路/山下達郎
14:44 メロディー、君の為に/山下達郎

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