長崎市の今日の最高気温は23度。初夏の陽気です。
山々が新緑におおわれてきました。
今日のサンソン、達郎さんの「親知らず」抜歯せずに治療継続なんですね。
ちょっと心配。ツアー中に何事もありませんように。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
冒頭
達郎氏:
何か、すごく寒かったり、しましたけれども。
今日あたりは、夏日のところが出るという・・
でも気温の差が10度以上あるところも、出てまいりました。
ほんとに体調管理が難しいご時世でございます。
今週、週末になると雨がちになっていくという・・
そういう不規則な季節の変わり目でございますが。
みなさん、お体くれぐれもお大事に。
また感染が少し増えてきたという情報も入っております。
世界中の世情も、混沌としておりますけども。
番組の方は、ひたすら淡々とですね、落ち着いて展開していきたいと思っております。
私、6月22日にニューアルバム、実に11年ぶりのニューアルバム『SOFTLY』発売になりますので、そろそろ取材が始まりす。
5月からライブのリハーサルも始まりますので、それの前にできることはやってしまおうと。
いよいよ忙しくなってまいります。
そんなわけで番組の方も、ずーっとリクエスト特集でお届けしております。
3月13日から連続5回・・今週もリクエスト特集・・
ですけどもですね。
週を重ねるごとにジワジワとですね、また一段と数が増えてまいりました。
うれしい悲鳴でございます。
昨日リストアップしたら六十何曲でてきまして。
それをリマスターして、いくつまでいけるかなんて、そういうことやってると朝を見るという。
それに重ねまして、お便りの内容がですね、昔よりは質感が若干変わってきたという・・
それからリクエストいただく曲もですね、だんだんエグくなってきた・・そういうような・・
いろいろ重なりあっております。
本日いただいたリクエストは、私、30年近くこの番組やっておりますけども、番組で初めてかける曲がほとんどだという・・
逆に言うと、ありがたい!
リクエストいただいたけど、かけない番組(笑)
というわけで日曜日の午後のひと時、いろいろとございますけれども、本日もすてきなオールディーズソングでお楽しみいただければと思います。
山下達郎サンデーソングブック『リクエスト特集』。
本日も最高の選曲と最高の音質で、1曲でも多く、1枚でも皆様のおたよりにお応えしてまいりたいと思います。
ここんとこ、ずーっとおかけしております6月22日発売ニューアルバム『SOFTLY』に収録されております「Oppression Blues」
弾圧のブルース・・
別に今の時代を予見して作ったわけでも、なんでもないんですけども。
たまたま、そういうことになってしまいましたので。
ずーっと先行してお聴きを頂いております。
この曲、日本語で歌っておりますけれども、英訳等のものをですねネットにアップしていく予定でございますので。
またお聴きを頂ければと思います。
本日もお聴きをいただきます。
6月22日発売 ニューアルバム『SOFTLY』に収録されております「Oppression Blues」
♪ Oppression Blues(弾圧のブルース)/山下達郎
~ CM ~
♪ Why Don’t We Fall in Love/ジョン・ヴァレンティ
春の里山の風景のコーナー
達郎氏:
久留米市のH.Tさん、超常連。
『今年も飼っている日本ミツバチが分蜂、巣別れの時期を迎え、あちこちの巣箱を注意深く観察しておりますが、今年は寒さが長引いたせいか時期が遅いように見えます。
加えてダニによるミツバチの大量死もあって、さらにずれ込みそうです。
しかし元気な蜂たちは菜の花に、しばらくすると蓮華などの密を求めて飛び回り、その光景を眺めているだけで、時間がゆっくりと流れ、心が癒されます。
春の里山の風景のコーナーで採り上げてください。』
達郎氏:
そんなコーナーないっつうの(笑)
勝手にコーナー作らないでください(笑)
♪ Keepin’ Love New/Howard Johnson
鉢植えみたいな番組
達郎氏:
いろんなお便りを頂きますがですね。
群馬県高崎市のT.Yさん
高崎市のTさん。
『コロナ禍の2年で習慣になったこと、それはサンソンを録音して何度も聴くことです。
音楽は正直なところ、いまだによくわからないのですが、ごめんなさい。
私は達郎さんの優しいお声と、あたたかなお言葉が聴きたくて、毎週欠かさずエアチェックしています。
週のうち、3回は繰り返して聴きます。
心潤います。
元気になります。
達郎さんに感謝です。』
達郎氏:
なんか鉢植えみたいな番組ですね(笑)
ご愛顧いただいてありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。
盆栽みたいなお便り
達郎氏:
世田谷区の超常連 N.Kさん
もうNHKの時代から頂いておりますが。
『新年度になると、新しいリスナーが増えるんでしょうね。
年々リスナーの若返り現象が進み、達郎さんも若いエキスを吸収してますます元気。
私のようなオールド・リスナーは、ひっそりと見守りたいと思います。』
達郎氏:
盆栽みたいなお便りですね(笑)
懲りずにください(笑)
♪ A Dream Of Kings/Frankie Valli
ギターのメンテナンス頻度
達郎氏:
リクエストいただきましたY.Tさん
『達郎さんをはじめほとんどの音楽家の方は、楽器を大切にされていると思いますが、例えばギターのメンテナンスはやはりプロの手にゆだねられると思います。
そのタイミングは定期的なものですか。
または録音の予定、ライブの予定などでケースバイケースとなるのでしょうか。
身近の方は、高価なのでしまいっぱなしと笑っています。
それじゃダメじゃん!
と思います。』
達郎氏:
我々は、その‥道具なので。
必ずツアーの前にメンテナンスをしまして。
ツアーが終わってからまたメンテナンスをすると。
それの繰り返しであります。
人によっては、やっぱりオールド・ヴィンテージのギター買ったら、弾くとフレットが減るから弾かないとか、そういう人いますけど(笑)
そういう人は書画骨董の類・・
楽器は使ってなんぼ
道具も使ってなんぼですので。
一所懸命、大事に使いたいと思います。
一番すてきなお便り
達郎氏:
今日いただいたお便りで、一番すてきなお便り(笑)
宮崎県宮崎市のE.Kさん
『今回は、のろけ話で申し訳ありませんが、私がまだ独身バリバリの頃、嫁と最初に踊ったチークダンスの曲がこの曲です。
退職を迎えるにあたり、感謝の意を表すとともに、これからも末永くお願いしますと気持ちを込めてリクエストします。
ついでに子供たちに申し上げたい。
「はよ、孫が欲しい」』
達郎氏:
いいなぁ~
家庭のあれが、見えるな・・・
グレン・フライ
イーグルス
1982年のアルバム「No Fun Aloud」からのシングルカットで全米15位
♪ 恋人/グレン・フライ
~ CM ~
来週
達郎氏:
延々リクエスト特集でございますが、来週もリクエスト特集でございます。
引き続き、リクエスト、お便りたくさんお待ち申し上げております。
ハガキでの方は
〒102-8080
TOKYO FM 山下達郎サンデーソングブック
メールでのご所望は https://www.tfm.co.jp/ssb/
たくさんお待ち申し上げております。
ニューアルバム『SOFTLY』
達郎氏:
ニューアルバムのことですけども。
6月22日 水曜日
11年ぶりのアルバム『SOFTLY』発売いたします。
通算14枚目になります。
この間、11年の間に発売したシングルに加えまして新曲、全15曲の仕様でございます。
なにしろ10年もたちますとハードウェアもソフトウェアも大きな変化を遂げますので、それに合わせて、今までのシングル曲もすべてミックスをし直しております。
音はいじってないですけど、ミックスだけ変えました。
ハイスペックにするべく、がんばりました。
それに加えましてアナログレコード2枚組
それからカセットテープ
合計4形態で発売をいたします。
初回盤のCDはボーナスディスクがついております。
昨年の12月3日にサンデーソングブックの1500回記念として実施いたしましたアコースティックライブからライブ音源7曲を収録しております。
ご予約お待ち申し上げております。
詳しくはアルバム特設サイト ここでご確認ください。
ライブの方も6月から始まります。
6月から11月まで、全47本。
よろしくお願いします。
宮治淳一氏の講義「アメリカン・ポップ・ミュージックの発展を担った若き作曲家たち」
達郎氏:
この番組ですっかりおなじみになりました宮治淳一さん。
早稲田大学のエクステンションセンターでセミナーを何回か開かれておりますが。
今年も4月23日から5月14日まで3回ですね・・
「アメリカン・ポップ・ミュージックの発展を担った若き作曲家たち」
サンソンのリスナーのためにあるようなものでございますが(笑)
これを3回にわたって行われます。
詳しくはですね私のホームページにリンクはっておりますのでご覧ください。
申し込み締め切り日が4月21日となっております。
まだ10日ほどありますので。
ふるってご参加ください。
「親知らずの歯痛」その後
達郎氏:
先週は前倒しで録音しておりましたので。
先々週、私、親しらずの話を申し上げましたら、いろいろな方から、いろいろな事を(笑)
おたより頂きました(笑)
おかげさまで、親しらず、痛みがとれまして。
お医者さん行きましたら、レコーディングが一段落した・・
「それだ!」
一段落したり、リラックスしたりするとき、そういう時に痛くなるんだと、そういう具合に言われました。
「抜かなきゃなんないんですか」
「ま、だいじょうぶじゃないですか」
そういう、緩いお医者さんでした(笑)
っははは(笑)
なので大騒ぎしなくて済みそうです。
また気を付けたいと思います。
やっぱりテンパったあとに、ぐっと力が抜けると、そういうことになるらしいです。
「親知らず」へコメントたくさん頂きました。
達郎氏:
品川区のT.Sさん
『昨日、母と電話で話ていると、達郎さんのラジオを聴いていたらしく、親しらずの話になり
「あの人、ずいぶん遅いわね」
と話していました。
話は進み、私の矯正や、おばあさんの入れ歯の話に発展しました。
70年代の曲を聴きながらジーンズとジャケットで、あんまり今は走ってない車を運転するのを思い浮かべ、楽しめました。』
達郎氏:
その他にもたくさん頂きました。
♪ Secret Love/Doris Day
♪ Thank You Mr. Moon/The Blues Sonnets
エンディング
達郎氏:
というわけで、今日はこのへんで。
来週も『リクエスト特集』でございます。
4月いっぱいリクエスト特集っていう感じかな!
5月になったらリハーサル始まればリクエストかな(笑)
どこまで続く!
でも今日は、ドリス・デイ以外は全部サンソンで初めてかかる曲ばっかり。
来週もこの調子でがんばりたいと思います。
来週は都合があって前倒しなので・・
すいません。
でもその先もリクエスト特集続きます。
ひとつ、お便りよろしく。
今日の最後
達郎氏:
今日の最後は大阪府枚方市 T>Yさんから、とても長いお便りを頂きまして。
息子さんが大学に合格されたという。
ですが十代の中高とですね、病気その他で学校へ行くのに障害があったんですが、めでたく大学に入学できたと。
先がなかなか不安だけども、がんばっていきたいと、そういうような内容のお便りを頂きました。
『もしこのメールが達郎さんの目に留まるのならば、かなうならば息子のために「蒼茫」をかけていただければ幸いです。』
息子さん、おめでとうございます。
いろいろ混沌とした時代の背景もありますので。
ここから先も、いろいろな事があると思いますけれども。
少々遅れてもですね、いくらでも取り返しききますので。
まだ何も始まっておりませんので。
がっばってください。
我々おとなも、そういう若い人の前進に手助けする、お手伝いができればと思っております。
というわけで、今日の最後は、おなじみ「蒼氓」
♪ 蒼氓/山下達郎
今週のオンエア曲
14:04 Oppression Blues(弾圧のブルース)/山下達郎
14:08 Why Don’t We Fall in Love/ジョン・ヴァレンティ
14:14 Keepin’ Love New/Howard Johnson
14:19 A Dream Of Kings/Frankie Valli
14:24 恋人/グレン・フライ
14:34 Secret Love/Doris Day
14:40 Thank You Mr. Moon/The Blues Sonnets
14:44 蒼氓/山下達郎
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