山下達郎さんサンデーソングブック2022年4月24日『山下達郎ライブでリクエスト特集』(#1541)

山下達郎サンデーソングブック 
サンデーソングブック

長崎市内は、お天気回復してきました。
青空がひろがり、穏やかな時間が流れています。

今日のサンソン、達郎さんのライブ・ソース満載のプログラム!
ドラムが青山純さんのプラスティック・ラブのライブ音源に胸が熱くなってしまいました。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

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冒頭

達郎氏:

もう4月も最後の日曜日となりました。
来週の日曜日は、5月に入ります。
ゴールデンウイークへとかかります。

あっという間でございますけれども。

今週は、わりと雨がちな・・
晴れたり、雨が降ったり。
気温も上がったり、下がったり・・不安定な・・
最近、そうい日がずっと続いております。

大阪府茨木市のE.Kさん
昔から頂きますが。

『昔と違って季節の変わり時が極端に感じます。
飲食店をしていますが、昨日暖房、本日冷房といった日々
このときに体調崩れがちです。
気を付けないと。
今は、少しでも熱が出ると隔離されるので。』

ごもっともでございます。
お大事に、ひとつ。

皆様も、不安定な気候でございますので、くれぐれもお体お大事にお過ごしください。

私、6月22日発売のニューアルバム『SOFTLY』
11年ぶりのニューアルバムでございますので、取材が、今現在、始まります。
まずは文字関係、新聞・雑誌・その他いろいろ
文字関係の取材、毎日毎日やっております。

毎日毎日しゃべっておりますので、だんだん、ヘラヘラしてくる傾向ありますが。
必死におさえてやっております。

で、5月に入りますとライブのリハーサルが始まりますので。
いよいよ詰まって参りますので(笑)

こういう時には、サンデーソングブック・・
困ったときには「リクエスト特集」と言いたいところですけども。
延々「リクエスト特集」を繰り返しております。

困った時の対処が間に合わない!
さらに困ったときには、じゃあ、どうするか!

ライブソース!
伝家の宝刀(笑)

しかもですね、今週は恐怖の聴取率週間。
なんかやれ!
じゃぁライブソースでいってみよう、と。

リクエスト特集続いておりますので、じゃぁ「ライブでリクエスト特集」やってみようかなと・・いうことを口を滑らせてしまったために・・

サンデーソングブック29年半の歴史の中で、最も今週はいただきました。
頂きましたこの数、なんでしょうか・・
ラジオを聴取している方が、あきらかに増加しているという実感とともにあります。

ありがたい・・・ですけども・・
うれしい、文字通り悲鳴といいますか・・
チェックするだけで、たいへん!

でも、がんばっていきたいと思います。

1週間じゃ間に合わないので、今週、来週2週間使いまして、『山下達郎ライブでリクエスト特集』
今まで一回おかけしたものもありますし、今回発オンエアというものもあります。
いろいろと取り混ぜて、お届けしたいと思います。

日曜日の午後のひととき
今日は「すてきなオールディーズソング」ではなくて
「すてきな山下達郎ライブソース」でお楽しみをいただきます。

本日も最高の選曲と最高の音質を目指して、やっております。
努力が報われることを祈りつつ。

私のライブソースは長いので。
今日は、頭のお知らせ前の曲は無しにしまして、さっそく始めてみたいと思います。

言い忘れましたが、突然決まったライブソースの特集はすべて「PAアウト」
当日のPAコンソールから直接録った音をリマスタリングして、お届けしておりますので、音質の点は少々ご容赦いただくかも、しれません。

それでは、さっそく始めます。

~ CM ~

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Sparkle

♪ Sparkle(Live / ‘19.6.14 岩手県民会館)/山下達郎

達郎氏:

一番多くいただきましたのが「SPARKLE」でございます。
当然なのか意外なのか、わかりません。
まずは「SPARKLE」からスタートしました。

普通のライブのスタートでございます。

2019年の6月14日 岩手県民会館

「こんばんは!盛岡!」
と言っておりますが。
そこからのPAアウトでございます。

死ぬほどリクエストいただきましたが。
ほんの何人か・・・

福岡県久留米市の超常連 H.Sさん

『久しぶりのツアーで、私共は緊張しております。
楽しみに、妻とうかがいます。』

お出でになる方が緊張してどうなるかという感じがいたしますけれども。

秋田県大仙市のS.Tさん
この方も超常連ですが。

『やっと秋田の大曲でも桜が開花しました。
今週末には見頃を迎えると思います。
晴れの日も続いて風も強いのですが。
長く春を感じられたらと思います。
つくしも水仙も競うように咲いております。』

杉並区はI.Sさん

『ずばりライブと言えば「SPARKLE」をお願いします。
いつのものでも結構です。
わがままは言いません。』

リスナーの鏡のようなお便りでございますね(笑)

徳島県小松島市のN.Mさん

『私、奥さんのことを人には「うちの嫁さん」と紹介するのですけど、そのうちの嫁さんが、私に最近
「達郎さんのチケット 抽選に当たるように精進しなさい!」
と、訳の分からないプレッシャーをかけてきます。
仕事も家事もそれなりにやっているつもりですけどね。
運よく当たりますように。』

よくわかりません(笑)
何がいいたいのか(笑)

土曜日の恋人

達郎氏:

「土曜日の恋人」もたくさん頂きました。
85年のシングル作品ですけども、ようやく2010年代になってライブで再現できるようになりました。

たくさん、たくさん頂いておりますが。

杉並区のH.Rさん
この方も20代の方ですが。

『私は仕事柄、医療従事者の皆さんに向け、自社製品の勉強会を行うことがあるんですが、その際に自己紹介で
「山下達郎さんのファンです」
と言うと、おじさま方からのウケがとても良いです。

これからも私のアイスブレーキングで達郎さんにはお世話になりたいと思います。』

今日は2016年3月4日 金沢歌劇座でのライブソースPAアウト

♪ 土曜日の恋人(Live / ‘16.3.4 金沢歌劇座)/山下達郎

君は天然色

達郎氏:

「SPARKLE」が一番リクエストいただきましたが、2番目に頂きましたのが、なぜか大瀧詠一さんのカバーやりました「君は天然色」
2019年にやりましたけれども。
これに、たくさん頂きました。

これ、以前もお聴き頂いたソースです。

♪ 君は天然色(Live / ‘19.9.24 名古屋国際会議場センチュリーホール)/山下達郎

これ、アコギを弾きながら歌うのって、けっこう難しいんです。
タイム、キープするんですけど。
歌が、わりと粘らないと、大瀧さんみたいな感じになんないのでですね・・
ギターをタイムキープしながら、歌を粘るというのは、けっこう難しい記憶がありますが(笑)
また機会があれば、ライブでやってみたいと思いますが。

次のライブアルバムを作るときには・・
どうしようかなと思って。

カバーはカバーでまとめようかな、とか色んなこと考えておりますが。
「JOY2」つくるとき・・・

もう、前のアルバム、ライブアルバム「JOY」作ってから30年以上経ってしまいましたので。
また、早い時にやらないといけませんですね。

なんつっても、オリジナルアルバムが11年も経ってる(笑)
何やってるんだ!(笑)
スイマセン・・

自分で突っ込んで自分であやまってるという(笑)

でも大瀧詠一さん、お亡くなりになって、来年で10年ですから・・
早いもんで、あります。

んん・・・
感慨無量

プラスティック・ラブ

達郎氏:

「プラスティック・ラブ」も多くてですね。
私がやってる「プラスティック・ラブ」バージョン、たくさん頂きましたが。

あのテイクを聴かせろ!
このテイクを聴かせろ!

いろんな人がいましてですね。
とても意見がまとまっていないので。
・・・無理なので。

誰も望んでいないベクトルで行こうと。
古いのでいってみようと。

青山純が存命の時の・・
80年代のソース。

昔、このサンデーソングブックが始まって90年代初期にですね、「JOY」のライブアルバムが出たあとでしたので「JOY」じゃないやつという、そういうご所望がずいぶんきました。

そのときによくかけたソースです。

ライブアルバム「JOY」に入ってるテイクは86年の7月31日の中野サンプラザなんですが。
その1日前、86年の7月30日のテイクというのがありまして。

それもなかなか、それはそれで、そいう・・
その「プラスティック・ラブ」を今日はお聴きを頂きます。

♪ プラスティック・ラブ(Live / ‘86.7.30 中野サンプラザ)/山下達郎

1986年7月30日 中野サンプラザでの「プラスティック・ラブ」

この翌日のテイクの方が、圧倒的にシンガロングの段取りがきれいなので、ライブアルバム「JOY」には、そちらの方が入ったという感じでございます。

1日違うだけでも、ずいぶん・・
でもグルーヴは同じですけどね。
全員30代ですから、若かったという・・

しかし青純は、まだ20代か・・

私、まだ33歳ですからね。
イケイケという感じですね。

~ CM ~

来週

達郎氏:

本日は「山下達郎ライブでリクエスト特集」
来週も続きます。
パート2になります。

でも、冒頭にも申し上げましたみたいに、目下ニューアルバム『SOFTLY』の取材でありまして。
来週からライブのリハーサルの準備という・・
そういうものになってきますので、まとめ録りしております。

ので、今日リクエストいただきましても来週反映できませんので、
よろしくお願いします。

番組へのメールでの受付はいったんお休みします。

達郎氏:

そのあとも、皆様のリクエストカード、たくさんお待ち申し上げておりますが。
いよいよ、私、ライブの準備に入りますので・・
この2年間、ライブができませんでしたので・・
この番組、基本的には昔からハガキオンリーで受け付けてきた番組でして・・

この2年ちょっと、メールでの受付をやっておりましたけれども。
ツアーが始まりますと、物理的に私のスケジュールが詰まってきまして。
メールをチェックするという、そういような作業が不可能になってまいりますので。

11月、ライブが終了するまでは、メールでの受付をいったんお休みさせていただくことになります。

メールを開始しましたら、すごく、おたよりたくさん、いろいろな方から頂きますので。
ツアーが終わりましたらですね、またメールでの受付、再開したいと思います。
ので、よろしくお願いします。

とりあえずハガキを続行しております。

〒102-8080
TOKYO FM 山下達郎サンデーソングブック

ハガキが続く限りは、、ハガキでいってみたいと。
粘っております。
よろしくお願いします。

Blue Velvet

達郎氏:

いろいろなライブのリクエストのお便りをいただきます。
細かいです・・みなさん・・・
わがままなんです。

その中からですね、神奈川県藤沢市のM.Yさん

『大阪フェスでライブに参戦することが長年の夢でした。
主人の転勤で大阪に4年半住みましたが、その頃はライブがない時期。
ところが、まさかの2008年にライブ再開となり、リニューアル前の貴重な大阪フェスティバルホールに参戦でき、長年の夢がかなったのです。

その後、地元に戻り、神奈川県民、NHK,サンプラザですが、10年たった2018年、無性に大阪フェスに行きたくなったのです。
幸運にもチケットがとれ、一人でいざ参戦。

新しくなった大阪フェスは、以前にも増して開演前から熱く、観客とホールが一体となり、建物ごと揺らいでいました。

ライブも佳境となりアカペラの「Blue Velvet」が終わった瞬間、水を打ったような静寂。
息をのむとは、正しくはあの瞬間。
あまりにもすばらしく、誰しも声は出ず、我を忘れ、時が止まりました。

その後ドドドと大きな喝采の嵐
あの瞬間に立ち会えたことは一生の宝となっております。
もう一度、聴いてみて浸ってみたいのでリクエストお願いいたします。』

長いお便りをいただきました。

PAアウトだと、どこまで伝わるか分かりません(笑)
遠くにお客さんの拍手が聞こえます(笑)

2018年10月4日
大阪フェスティバルホールでのアカペラ「Blue Velvet」

♪ Blue Velvet(Live / ‘18.10.4 大阪・フェスティバルホール)/山下達郎

エンディング

達郎氏:

時間がなくなってしまいました。
もう1曲・・
ほんとは「ペーパー・ドール」かけたかったんですけど・・
ぜんぜん入りません(笑)
すいません。

この続きは来週。

すごいお便り!

達郎氏:

ライブが始まりますので、いろいろなお便りを頂きますが。
今日一番ウケたやつ。

神奈川県横浜市の超常連 S.Mさん。

『いよいよライブの申し込みが始まりますね。
リクエストが読まれる確率と、ライブに当選する確率と、どちらが難しいのでしょうか。
今日ここで、リクエストが読まれることで運を使ってしまっては、ライブに当たる運を使いきってしまうのではないかと心配になってきました。

「読まないでください」

っていうのも変ですよね。
でも、そう思っている人、たくさんいると思います。
それくらい楽しみにしています。』

達郎氏:

これ・・(笑)

もう一枚。
この方もよく頂きますが。
京都市のM.Aさん

『達郎さん、こんにちは。
本日、自分の誕生日の奈良での公演チケットが当選しました。

そしてファンクラブの年会費も3年分更新しました。
年会費3年分の受付をしてる、ということは、達郎さんは少なくとも、あと3年以上は活動しているものだと思い、安心しました。

番組エンディングのバースデイ・メッセージは前後半年、いつでもよいので、待っています。
ツアー前の忙しいときに、くだらない内容で失礼しました。』

達郎氏:

すごいよなぁ(笑)

これもすごい!
この方も超常連ですが、愛知県豊川市 W.Tさん。

『先週は5時間ほど釣り堀に行ってました。
1時間ほど、まったく釣れない時間がありました。
その途中、浮きの脇を、鯉三匹が整然と泳いでいきました。
日本連合艦隊のように見えました。

ふと先日、テレビで1日にスマホから入ってくる情報量は、平安時代において一生分の量であることが紹介されたということを思い出しました。
帰りに、高校生になった長男に、どんな仕事に就きたいか聞きました。
返事は、

「自然の中でリモートワークをしたい」

という微妙なものでした。
決めきれない、複雑な世の中になってしまったのかな・・・』

達郎氏:

なんか、暇つぶしに書いてるとしか思えない(笑)
それよりも紹介するお前は、何なんだ!と言われれば、身も蓋もありませんけれども。

今日の最後「The War Song」

達郎氏:

どいうわけで、今日はこのへんで。

世界中が、非常に不安な時代であります。

戦争が、長引きつつありまして。
犠牲も増えております。
いろいろな方々が、いろいろな事をおっしゃっておりますけれども。

そう簡単には、今の情報社会、ほんとの事がですね、自分の方に伝わってくるとは思えませんので。

あくまで冷静にですね、物事見ていかなきゃならない。
世界中のニュース・ソースから、いろんなことを学んでいかなきゃ、なんない。
そういうような感じがいたしますが。

いずれにせよ、平和を願う気持ちは、世界の人々 みんな同じであります。

今、取材をする中で、1986年の「ポケットミュージック」っていうアルバムに入っております「ウォー・ソング」の話題をしますと、若い、新聞の記者の方とかは「ウォー・ソング」をご存じないというですね・・
そういう方もいらっしゃいますので、今日はそれをかけたいと思います。

今日は初出です。
2017年8月31日 長野のホクト文化ホール
この年の千穐楽での演奏でございます。

♪ The War Song(Live / ‘17.8.31 長野・ホクト文化ホール)/山下達郎

今週のオンエア曲

14:05 Sparkle(Live / ‘19.6.14 岩手県民会館)/山下達郎
14:13 土曜日の恋人(Live / ‘16.3.4 金沢歌劇座)/山下達郎
14:17 君は天然色(Live / ‘19.9.24 名古屋国際会議場センチュリーホール)/山下達郎
14:24 プラスティック・ラブ(Live / ‘86.7.30 中野サンプラザ)/山下達郎
14:36 Blue Velvet(Live / ‘18.10.4 大阪・フェスティバルホール)/山下達郎
14:42 The War Song(Live / ‘17.8.31 長野・ホクト文化ホール)/山下達郎

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