山下達郎さんサンデーソングブック2022年5月1日『山下達郎ライブでリクエスト特集』(#1542)

山下達郎サンデーソングブック 
サンデーソングブック

連休が始まりました。
福岡県福岡市の糸島近辺を、ぶらり散歩しました。
いいお天気で気持ちよい風に大満足。

今日のサンソン、大好きな曲のオンパレード!

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

スポンサーリンク

冒頭

達郎氏:

ゴールデンウイークが今年も始まリました。
去年よりは、少しは精神的に楽かなという感じですが。
まだ油断は禁物とか、いうこともあります。

でも10連休だそうでございます。

4月の末くらいから、週末はどこも人の渦でありまして。
なんか道を歩いておりましても、たくさん人がいるなという印象がありますけれども。
今年の行楽地はですね、ちょっと前までは東京のナンバーが停まっていると、なんか言われたとか、そういうのを友人が言っておりましたけれども。
今年はどうなんでしょう。

仲良く、仲良くいきたいものでございます。

私は、あいかわらず取材攻勢でありまして。
5月に入りまして、来週あたりからコンサート・ツアーのリハーサルが始まります。

その前に取材を全部終えてしまわなとなりませんので、一所懸命・・・
文字もの、雑誌、新聞関係から電波もの、ラジオ、ネット、その他・・
そのようなものに、だんだん移行していくところでございます。

11年ぶりのアルバムですので、おもう取材の量もけっこうありましてですね。
あとは、11年ぶりなので(笑)
11年前の雑誌の担当の方とかが、全部変わっておりまして。
若い人になったり、妙に大事にされたりして・・
なんか前期高齢者らしいという感じがしますけれども。

くだらないこと言ってますけれども(笑)
なにしろスケジュール詰まっておりますので、番組の方は先週に引き続きまして
『山下達郎ライブでリクエスト特集』

困った時のライブ・ソースでございます。

今までかけたことのあるものもありますし、本邦初公開のライブ・ソースもございます。
いずれにしましても、全部PAアウト
当日のPAのコンソールから録音したソースをデジタル・リマスタリングしてお届けするという、いつものライブ・ソースでございます。

山下達郎のライブでリクエスト特集 Part.2

ゴールデンウイークでございますので、あんまり辛気臭い曲でなくて、明るめに、明るめに。
楽しく、明るく。
そういう感じでございます。

本日も、日曜の午後のひととき
いつもはすてきなオールディーズソングですけれども、今日はすてきな山下達郎ライブ・ソースでお楽しみをいただきたいと思います。

本日も最高の選曲と最高の音質を目指して、お届けします(笑)。

で、この間ずーっと、お聴きを頂いてまいりました6月22日発売ニューアルバム『SOFTLY』
このアルバムに収録されます「OPPRESSION BLUES」という一曲があります。

「弾圧のブルース」
訳を副題でつけておりまして。
何度も。この番組でお聴きを頂いておりますけれども。
少し前からですねリリック・ビデオという形でYoutubeで公開しております。

曲は、私の通常も日本語バージョンなんですけども。
これに英語やフランス語、イタリア語などですが、各国の字幕を付けまして。
訳詩ですね。

この曲に訳詩をつけてアップしております。
今後も各国語版でアップしていくという予定であります。

こういう時期に作った曲ですので・・
今ウクライナで騒乱起きておりますけども、別にそれのために作った歌じゃございません。
去年作った歌なんですけども。
直接の原因は、アフガンのですね女の子がですね教育を受けられないとか、
それから香港の騒動とか
ミャンマーとか
そうした一連の世界情勢、そういうようなものを見て・・
シリアとかですね・・
そういうようなものの、情勢を見て作った歌なんですけど。

それが期せずしてアルバムのリリース時期にですね、日本でも大きな形で話題になる騒乱が起きてしまいました。
そうしたものとリンクして証明していこうという意図でございます。

アルバムの特設サイトがございます。
https://tatsurosoftly.com/

ここでビデオのリンク等、公開してございますので。
ぜひともご覧いただければと思います。

ずっとオンエアしておりましたので、リクエストもいただくようになりました。

♪  OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)/山下達郎

~ CM ~

♪ Love Space(Live / ‘13.12.19 大阪・フェスティバルホール)/山下達郎

スポンサーリンク

Love Space

達郎氏:

まずは「Love Space」をたくさん頂きました。
先週と同じで
「私の見たあそこ!」
「私が聴いたあそこ!」

できません!

なんで、裏をかいて
2013年12月19日
大阪フェスティバルホール

大阪フェスティバルホールは、それまでの旧ホールを改築しましてですね、新しく造った初年度でございまして。
私、旧ホールを壊すときに、さんざん反対しましたけれども。

新しくできたホールが、勝るとも劣らない・・・
すごいなっていう、そういう感じでございます。
言ってみるもんだなと。

その年のツアーの大阪フェスティバルホール最終日でございます。
2013年12月19日の大阪フェスティバルホールでの「Love Space」

街物語

達郎氏:

番組の初めでも、申し上げました通り、今日は明るめに。
先週もそうでしたけれども。

とにかくご自分がごらんになったライブを聴きたいという方が多いんですけども。
たまにはお応えしないと。

青森市のY.Tさん。

『土曜日のサタデーソングブック以来、毎週録音して聴いています。
最近はラジコのおかげで録音に失敗しても聴けるので、聴取環境の激的な改善にも
よろこんでいる毎日です。

リクエスト「街物語」
2010年、青森、東京、八戸のツアーに参戦させていただきました。
「街物語」はCDもいいのですが、ライブはスピード感がすばらしく、参入したばかりの小笠原さんの最初のシンバルの音、お亡くなりになられたサックスの土岐さんのソロなど、グルーヴ感がすばらしくて忘れられません。

青森、東京よりすべての演奏がこなれていて、八戸のライブは最高でした。
そこで街物語・八戸バージョンをリクエストします。
前にかかったのは知っていますが、よいのは何度でも。』

くどい!

たくさん頂きました。

♪ 街物語(Live / ‘10.11.8 八戸市公会堂)/山下達郎

2010年11月8日 八戸市公会堂
渋いホールなんです。これね・・・漆の座席。

初めて買ってもらった楽器

達郎氏:

群馬県藤岡市 K.Kさん

『初めてハガキを書きます。
4月10日に高校3年の娘の管弦楽部の定期演奏会が無事に終えて引退しました。
ファゴットのパートリーダーとして、よく務めたものだと親ながら感心しています。
娘は小学校6年のときに、中学になったらファゴットをやりたいと言い始めました。

中学2年のときに、私が大枚をはたいてファゴットを買ってやったので、最後まで続けてくれたので、喜びが大きいです。
達郎さんは初めて楽器を買ってもらった時や、自分で買った日のことを覚えていたら教えてください。
4月17日で59歳になるオヤジです。』

達郎氏:

すてきなお便りでございます。
私、最初に買ってもらったのはウクレレです。
その次がガット・ギターで。

で、高校の志望校に入ったらドラムを買ってやると言われました・・・
ドラム・セットを買ってやると言われまして。
それで、勉強したようなものですけども。

それで、志望校入りまして、ドラム・セット買ってもらってアマチュア・バンドでやりましたら、もう勉強しなくなりました。

自分のお金で買ったのはテレキャスターを生まれて初めて買いました。
シュガーベイブのバンドの時ですね・・

その時は、抱いて寝ました!

もちろん中古ですけども。
自分が初めて楽器買ったときは、よく覚えております。

でもファゴット続けてほしい感じがしますけども。
ファゴットっていい楽器なんですけどね。

What’s Going On

達郎氏:

やはり今週も、ご時世柄
「What’s Going On」
私のアコースティック・ライブのレパートリーですけれども。
この「What’s Going On」 ずいぶんリクエストいただきました。

2018年3月17日 アコースティック・ライブ
難波弘之さん
伊藤広規さん

3人の・・・

京都のライブハウス拾得で行いましたライブから「What’s Going On」

♪ What’s Going On(Live / ‘18.3.17 京都・拾得)/山下達郎

~ CM ~

来週

達郎氏:

先週、今週とライブでリクエスト特集
やって、ちょっと後悔しまして・・
次はライブで棚からひとつかみで、アトランダムにいきたいと思います(笑)

ニューアルバム『SOFTLY』

達郎氏

5月に入りました。
私の11年ぶりのオリジナルアルバム『SOFTLY』
6月22日ですので、あとひと月半、2か月をきりました。

11年ぶり、通算14枚目のオリジナルアルバムとなります。
全15曲収録でございますが。

11年経ちますと、特に録音、レコーディング関係のテクノロジーが急速に発展しましたので、この間出しましたシングル7枚ありますけれども。
その曲を、ことごとく今の現在のコンテポラリーのスペックに上げたいので、全てニュー・ミックスをいたしました。

いわゆるリミックスというやつですが。
聴感はそんなに変りません。
オーディオ的なスペックを上げたので、歌とか録り直したとかそういうのじゃありませんが。
すべて元の音を使っておりますけれども、ミックスが新しくなっております。

初回盤がそれに加えましてですね、昨年の12月3日にサンデーソングブックの1500回記念として実施しましたアコースティックライブ。
この中からライブ音源7曲を収録したボーナスディスクが付いております。
初回盤CD2枚組

通常盤CD 普通の1枚組

それに加えましてアナログレコード 重量盤2枚組

それから今回はカセット・テープを発売する・・
カセット今頃ってアレなんですけど。
これがご好評を頂いております。
変な世の中です。

合計4形態で発売いたします。
6/22(水)発売
詳しくはアルバム特設サイト
https://tatsurosoftly.com/

ここでご確認ください。

メール受け付け停止します。

達郎氏:

今日は、重要なお知らせがございます。
2020年5月からですね、ちょうど2年間・・
それまで私のサンデーソングブック 100%ハガキでのリクエスト、お便りの受付でございましたけれども。
メールでのお便り受付を始めましてちょうど2年たちました。

ずっとこの間行ってまいりましたけれども。
来月から全国ツアーがスタートいたしますので、それに伴いまして、いったんメールでの受付お休みすることになりました。

ほんとはですね、また元に戻してハガキオンリーでしようかなと思ったんですけど。
メールで頂くお便りも、とてもいいので。

ツアーが終わりましたら、また再開したいと思っております。
とにかくツアー始まりますと、肉体労働ということもありますので、メールとハガキと両立して、ずべてチェックすることができませんので。

ご容赦いただきたいと思います。
11月になりましたら、また再開いたします。

またハガキ・オンリーの時代が再びやってまいります。
リクエスト、おたより、たくさんお待ち申し上げております。

〒102-8080
TOKYO FM 山下達郎サンデーソングブック

メールは今週いっぱい

5月7日土曜日の23時59分まで、受け付けております。
そのあとは、お休みの告知が出ると思います。
よろしくお願いします。

来週は「棚からひとつかみ」と「リクエスト」

達郎氏:

来週は、そんなわけでリハーサル始まりますので
「棚からひとつかみ」と「リクエスト」とあわせて。

あいかわらず、たくさんリクエストを頂いておりますので。
まだ、ここ6,7回リクエストやって、かけられないのがありますので。
残り物には福・・
そういうようなもので、いってみたいと思います。

気分を落ち着かせたいときに聴く曲

達郎氏:

福岡県朝倉郡 超常連のM.Mさん

『最近、私はオーブン料理にはまり、時間があれば図書館に出向き料理の本を借りて挑戦しています。
図書館は静かなので、気分が落ち着きます。
達郎さんは、気分を落ち着かせたいときは、どのように過ごされますか。
落語でしょうか。
アルバム、ライブ楽しみです。』

達郎氏:

私は、精神的に落ち込んだ時に、癒してくれる特定の音楽が何種類かありましてですね。
それを聴くことにしております。

よく自分で話題にするのは
カーティス・メイフィールドのアルバムであります『THERE’S NO PLACE LIKE AMERICA TODAY』、それを聴くとほんとに、なんて言いましょうか・・心が落ち着きます。
そういうのが何種類かございます。

アナログ盤の保管方法

達郎氏:

群馬県高崎市 K.Tさん

『達郎さんは膨大な数のアナログ盤をお持ちでいらっしゃるので、伺いたいのですが。
LPジャケットの底辺が消耗し裂けることもあると思いますが、そのような劣化からの軽減策やよい保管法など、扱う上での注意されていることを教えてください。』

達郎氏:

古くなるとアナログLPは必ず底、あぶなくなりますから。
ビニール袋に入れて・・
裸で入れると、けっこう大変です。
ビニール袋入れると、かなり軽減できます。

私、すべてのアナログレLPはビニール袋に入れて、ちゃんと保管しております。
ビニール袋、いらない!っていう人もいますけど。
私はビニール袋でちゃんと・・
そすと、底が抜けてもだいじょうぶです。

生活番組みたいに、なってきております。

ヒットチャートの聴き方

達郎氏:

埼玉県川口市のS.Mさん

『達郎さんは、今でも新譜をたくさんお聴きになりますか?
私は80年代のヒットチャートから足を洗い、1990年から2010年の間、ほぼ新譜を聴く気力が失せ、年間数曲程度。

この10年以上は、ほぼ新譜を聴いていません。
もうほんとに気力がないし、あまり刺さってくる曲もないので、このままでいいかなぁと思っています。

死ぬまで60年代から80年代の曲をリピートしつつ、ときおり聴き洩らしていたオールディーズを発見できれば御の字という体たらくでございます。
意味のないつぶやき失礼しました。』

達郎氏:

50代の方でございますが。
いいんです!自分の人生なんですから!

私みたいに商売やってるとですね、そういうわけには、いきませんから。
やっぱり今のヒットチャートとか、そういうものの(笑)

曲とかじゃなくて、音の空気感と申しましょうか・・
そういうようなものが時代を反映するので。
そういうものに浸ってないとダメなので。

ご商売じゃないんですから、好きなも聴けばいいんです!

エンディング 

達郎氏:

そろそろお時間でございます。
最後はメドレーで。

「ハイティーン・ブギ」と「アトムの子」がメドレーになってる2018年のツアーからお届けしたいと思います。

2018年11月2日 カルッツかわさきでのライヴから「ハイティーン・ブギ」から「アトムの子」に行くメドレーで、2週間お届けしましたライブでリクエスト特集
ご清聴ありがとうございました。

♪ 14:41 ハイティーン・ブギ(Live / ‘18.11.2 カルッツかわさき)/山下達郎
♪ アトムの子(Live / ‘18.11.2 かルッツかわさき)/山下達郎

今週のオンエア曲

14:05 OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)/山下達郎
14:09 Love Space(Live / ‘13.12.19 大阪・フェスティバルホール)/山下達郎
14:17 街物語(Live / ‘10.11.8 八戸市公会堂)/山下達郎
14:25 What’s Going On(Live / ‘18.3.17 京都・拾得)/山下達郎
14:41 ハイティーン・ブギ(Live / ‘18.11.2 カルッツかわさき)/山下達郎
14:43 アトムの子(Live / ‘18.11.2 かルッツかわさき)/山下達郎

コメント