福岡市内、昨日は豪雨。
今日は曇り空から青空がのぞいて落ち着いた天気。
今日のサンソン、ベタだけど「Lovin’ You」懐かしいなぁ~
ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
冒頭
達郎氏:
皆さん、こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。山下達郎です。
毎週日曜日午後2時からの55分間は私、山下達郎がお送りいたします楽天カードサンデーソングブックの時間であります。
東京FMをキーステーションといたしまして、JFNの全国38局ネットでお届けしております。
10月に入りました。
私のこの番組サンデーソングブック
元々はサタデーソングブックとして1992年の10月に放送スタートいたしまして、
この10月で33周年を迎えることになりました。
JFNの中でも超常連番組でございまして、ここまで続けてこられましたのも、ひとえにリスナーの皆様のおかげでございます。
厚く厚く御礼申し上げます。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
10月に入りまして
ツアーが始まりまして
今日は前倒しです。
一昨日、埼玉県の戸田市文化会館で初日が開きました。
うまくいってるはずでございます。
今週は水、木、10月8、9新潟参ります。新潟県民会館。
ここの数年間、あれなんですよね。
北陸信越、その辺がなかなか伺えなくてあれですけど。
とりあえず新潟の皆さんお待ち申し上げております。
ツアーが始まりましたので、番組の方は前倒しが増えます。
今日も前倒しでございます。
先週に引き続きまして今日もベタリク
山のようにいただいておりますので、かけてもかけても減りません。
前倒しでも十分にですね、間に合ってたくさんいただいております。
ありがとうございます。
で、前倒しで録っておりまして、まだツアーの初日の前でありますので、
ちょっと歯医者とか色々ですね、あの、そういうのをいかんいかん、大変。
頑張っていきたいと思います。
ウォーキングがですね、なんか歩こうと思うと雨が降ってきたりですね。
邪魔するな!そういう感じになりますね(笑)。
一生懸命、準備運動やっております。
そんなわけで先週に引き続きまして、今日もサンソン、あんまり恒例にしたくありませんけど、ベタな曲のリクエスト。
どなたでもご存知のベタな曲のリクエスト、ベタリク。
今週は先週に輪をかけてベタなやつ。
大丈夫かなっていうそういう感じなんですけど。
頑張って選曲いたしました。
お楽しみいただければと思います。
日曜日の午後のひととき、本日もすてきなオールディーズソングでお楽しみいただきます山下達郎のサンデーソングブック
本日も最高の選曲目指して、最高の音質でお届けをいたします。
33年前にサタデーソングブックスタートした時の1曲目
シュガーベイブの「ダウンタウン」
♪ DOWN TOWN / シュガー・ベイブ
~ CM ~
♪ Help! / The Beatles
サンソン33年で一度もかけたことのない「ヘルプ」
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
というわけで10月に入りまして年度変わりでございますが、ベタリクを続けてやらしていただいております。
ベタリクパート3。
なんで10月に入ってベタリクか。
33周年でベタリクか。
いいんです!
たくさんいただきました。
で、ベタリクと言ったらもうビートルズ
でもですね、あの、めちゃくちゃばらけるんです。
で、もう「イエスタデイ」でしょ。
「レットイットビー」でしょ。
「インマイライフ」でしょ。
「ヘイジュード」でしょ。
えっと、「エニタイムアットオール」。どこがベタやねん!
「ゲットバック」。
「Love me do.」
「You’re gonna lose that girl」。
でも、サンソン33年で一度もかけたことのない「ヘルプ」、65年。
どうだ!
世界中で1位のやつ。
ビートルズの曲はイントロのないやつが多いんですが、これも、極めつけですが。
素晴らしい。
で、「ヘルプ」にリクエストくださいましたのが静岡市の超常連の T.S.さん。
『9月14日のベタリク良かったです。その中でもディープパープルの「ハイウェイスター」は日本の古典芸能にも通じる様式美を感じました。』
すごいな~。
我々の世代には超ベタな一曲
達郎氏:
お次も、我々の世代には超ベタな一曲。
埼玉県鴻巣市超常連の F.M.さん。
サム&デイヴ。
メンフィスの60年代を代表する黒人2人組デュオグループ。
ダブルダイナマイト。サム&デイヴ。1966年全米R&Bチャットナンバーワン
「Hold On, I’m Comin」
♪ Hold On, I’m Comin’ / Sam & Dave
サム&デイヴ 1966年の「Hold On, I’m Comin」
アイザックヘイズとデビッドポーターの名曲であります。
ついに来ましたKISS
達郎氏:
まあしかしベタリクと言うといろんなものが来ます。
ついに来ました。
KISS!
キッスの1976年のアルバム「デストロイヤー」。
邦題「地獄の軍団」。
これに入っております。
この曲、シングルカットはされないんですけど、日本では大変有名な曲であります。
まあ、映画に使われたりいろんなことがあります。
日本でキッスで一番有名な曲の一曲かもしれませんが。
長崎県諫早市超常連の H.Y.さん。
『ももクロと東京ドームでひな祭りジョイントライブやった時の写真、最前列で写真動画撮影OKでしたが、あいにくガラケーしか持っていなかったのにひどい画質です。でもおじさんの良い思い出です。』
キッス1976年の「デトロイト・ロック・シティ」。
♪ Detroit Rock City / KISS
キッス1976年の「デトロイト・ロック・シティ」、一応シングルエディットでおかけしました。
すごいこれ!
「シバの女王」
達郎氏:
なんか、また一気に行っちゃったので、もうお知せの前に、もう1曲になってしまいました。いいや。
で、いろんな方がいろんな形でですね、ベタリクだと、さあ、かけてもらおうと、いうそういう涙ぐましいと言いましょうか。
埼玉市の超常連 I.H.さん。
『過去のベタリク13回を確認し、オンエアされていないアーティストを選びました。
参考にしたのは歴代洋楽シングル売上枚数ランキングです。
第57位、32.3万枚。69年6月2日発売。』
なんでこれを選ぶの?
レイモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラ、
フランスのイージリスニング。
このレイモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラがですね、69年の発売しましたですね「シバの女王」
「Ma reine de Saba」ですね「シバの女王」
これ元々、ミシェルローラっていうチュニジアの男性合唱のバージョンがオリジナルなんですけど、これを日本でですね、発売したところロングチャートになりまして。
オリコンのチャートの100位以内に110周ランクインするというですね、ヒットになりまして。
当時はまだFM東京だったんで、なんたってジェットストリームで散々かかりましたし、AMラジオでも散々かかりました。
69年、レイモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラ。
「シバの女王」
♪ Ma reine de Saba(シバの女王) / Raymond Lefevre Et Son Grand Orchestre
レイモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラ「シバの女王」
1969年、この時はまだFM東京ではなくてFM東海だったですね、でもジェットストリームはあったので、ジェットストリームでこれをステレオで聞くとすごいそういう感じです。
なんかだんだん悪のりになってきました。いいんです。ベタリクだもんで。
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。ベタな曲のリクエスト。パート3に突入しております。お知らせです。
~ CM ~
来週
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
ベタリク パート3に入ってしまいました。
来週は普通の「棚からひとつかみ」
最近ちょっと色々レコード買ったのでそれをご紹介しようかなと思っております。
その間に一生懸命ツアーをやります。
今週は新潟へ参ります。
私のツアーPerformance 2025、
11月公演のチケットの一般発売受付始まっております。
11月5、6、東京NHKホール。
14、15が神奈川パシフィコ横浜。
21、22が福岡サンパレス、
そして26が宇都宮市文化会館。
11月分の受付期間、明日10月6日月曜日の18時までとなっております。
ご希望の方お急ぎください。
よろしくお願いします。
詳しくは山下達郎オフィシャルサイト https://www.tatsuro.co.jp/ ここにてご確認ごください。
ジョージハリスン「マイ・スウィート・ロード」
達郎氏:
それではベタリクに戻ります。
岡山市の N.A.さん。
『ベタリクです。当時中1の私が聞いていた曲です。
あまりにもベタすぎてダメかな・・・・
元ビートルズなのでダメかな。』
大丈夫です。ベタリクですから。
ジョージハリスン1970年のナンバーワンヒット「マイ・スウィート・ロード」。
♪ My Sweet Lord/George Harrison
ジョージ・ハリスン1970年の「マイ・スウィート・ロード」。
シフォンズのワンファインデーの盗作問題で騒がれましたが、もうそれから55年経っておりますので・・
で、これフィルス・ペクターのプロデューサーなので途中までギターだけであのドラムがフェードインしてくる感じがスペクターらしい。
そういうことを思いながら聞いてました。
考えたらこれ私パチンコの景品で撮ったんですよね。
「マイ・スウィート・ロード」
当時はパチンコの景品でレコードが置いてあるところがあって、そこで一生懸命
レコード欲しさにパチンコ屋に行くという。
若かりし頃。
ザ・ショッキング・ブルー「ビーナス」
達郎氏:
お次はこれもベタですね。
広島市の I.S.さん、超常連の方ですが、
「ショッキングブルー」。
オランダのグループですが。
大変演奏力のあるバンドで歌も上手いので、1969年全米ナンバーになりました。
日本でも大ヒットしました。ザショッキングブルー「ビーナス」。
♪ Venus / Shocking Blue
ショッキングブルー1969年の「ビーナス」。
後にバナナラマのカバーでもヒットしました。日本でもカバーされました。
いわゆるダッチサウンドというやつですね。
「Lovin’ You」
達郎氏:
もう1曲かかりますね。これもベタ。
東京都新宿の超常連の Y.N.さん、
昔からこれリクエストいただきまして、お待たせいたしました。
あとは福岡市の超常連の H.H.さん。
『9月14日のサンソンらしくなかったのでとても楽しかったです。
ベタリクは力が入ります。
せめて2年に1回はベタリクをお願いします。』
疲れるんだこれ本当に。
ミニーリパートン。あまりにも有名な
1975年前米ナンバーワン「Lovin’ You」
♪ Lovin’ You / Minnie Riperton
ミニーリパートン1975年の「Lovin’ You」でございました。
3週間ベタリクをやりました。
当分いいかなっていう感じですね(笑)。
調べるのが時間かかんですよ、本当に(笑)。
達郎さんが初めて行った海外アーティストのライブ
達郎氏:
えっと、お時間までお便りで
久留米市の S.M.さん
『達郎さんが初めて行った海外アーティストのライブは誰ですか?』
ベンチャーズです。はい。
ベンチャーズ毎年行ってました。中学生の時です。
ステージ衣装
達郎氏:
千葉県は三部軍の超常連の N.T.さん。
『夫がカセットも聴けるオーディオデッキを買ってくれました。
早速昔録音しておいたサンソンのテープを聞いてみたところ、リスナーの方が達郎さんのステージ衣装に関する質問をしておられました。
達郎さんのご回答はステージ衣装は大抵スーツでツアーごとに新調してるとのこと。
あれ、最近の達郎さんのステージのスタイルは長袖シャツをジーンズにインして腕まくりをしてるのがスタンダードのはず。
でも確かに昔のCDの写真を見るとスーツ姿の達郎さんが映ってる。
ではではいつ頃スーツからシャツ&ジーンズに変わったのでしょうか。
そしてそれは何故に?
もしかして衣装に気を使うよりもサウンドにエネルギーを使いたいとか、単純に動きやすいとか。ちなみに私は達郎さんのコンサートに来ていく服は毎回とても悩みます。』
達郎氏:
若い頃は割とフォーマルな格好するのが多いんですけど、年を取ってくるとですね、フォーマルな格好するといわゆる営業っぽくなってくるっていう、そういうきらいがあります
ですので、例えばエリック・クラプトンとかですね、ポール・マッカートニーもみんな年とってくるとカジュアルになってくるでしょ。
昔はみんな、あのアルマニーとかみんなベルサーチとか着たんですけど。
今もうTシャツに短パンみたいな
そういう風になってくるのは、そういう感じだと思います。
年を取ったらカジュアルの方がなんかこう、てらいがないっていうか、そういうみんなそういう傾向があります。
私もなんかそんな感じがしたので、ある時からカジュアルに変えました。
よしなにひとつ
男性の更年期障害
達郎氏:
いわき市の W.Y.さん
『随分前から拝聴しておりますが、手紙を書くのは2度目です。
自称隠れ常連。
男性更年期障害40代後半から現れやすいそうです。
そして男性更年期障害いくつかあるうち、やる気の低下もあるそうです。
家の中のちょっとした片付けなのですが、やる気が出ず後でやろうと思うことが多くなりました。
これじゃまずいなと思いつつ、更年期だから仕方がないと自分を甘やかせてしまっています。
その結果、片付けを含めやることが溜まりに溜まってしまっています。
達郎さんはやる気が低下したことはありますか?
あったとしたらどうやって乗り越えましたか?
ご教授いただければ幸いです。』
達郎氏:
ってこれ教えたところでどうにもならないでしょこれ(笑)
ね、これしかもワープロで印刷してくるというですね。
独白が多いんですよ
達郎氏:
こちらは手書きですけど、同じような新潟県の阿野市の超常連 W.S.さん
『稲刈りが始まり、今年は新米を上げていただきました。
趣味は何だろうとふと思ったのですが、これが趣味ですと言えるのが思い当たりません。一生懸命に考えて達郎さんの曲を聞き、サンソンを聞き、サンソンにハガキを書き、達郎さんのコンサートに行くことが趣味ではないかと気づきました。
しかしよく考えるとこれは意識することなくやっています。
いわば習慣。
達郎さんに関する事が生活の一部という私でありました。』
達郎氏:
おありがとうございます(笑)
なんか独白が多いんですよ、最近ね。
家紋
達郎氏:
かと思えばですね、神戸市の超常連 T.R.さん。
『先日実家を片付けていてT家の家紋入り風呂敷を発見しました。
それがどうした(笑)。
山下家の家紋はどんなものですか?
うちは「右ふたつ巴にイチ」』
写真送っていただきました(笑)
家紋、うちはね「丸に鬼蔦」ですけどね。
あの、僕のマネージャーの大野さんがですね
「お宅の家紋は」
「知らない。」
お母さんにちゃんと聞いといた方がいいよって今のうちに(笑)。
山岸君、家紋知ってる?
ちゃんと聞いといた方がいいよ。
こういう家紋とかそういう日本のそういう伝統みたいなもの、どんどん、どんどん失われていくの良くないです。
なんかだけど、なんかこれサンソンにハガキいただいてもですね、読みはしますけど・・・
それ、その後どうなるんだろうって、そういう・・
来年もやりますから
達郎氏:
今年もライブがスタートいたしましたけども、川崎市の超常連 H.M.さんはお母様の介護で今年は、参加を見送りますというお便りをいただきまして、わざわざ恐縮ですが。
来年もやりますから、大丈夫です。
お母様の介護お疲れでしょうけども頑張ってください。
今日の最後
達郎氏;
というわけで今日はこの辺で。
今日の最後は新曲で「オノマトペISLAND」。
たくさんいただきました。
新潟県の阿野市の超常連 T.K.さんはお嬢さんがご結婚なされました。
おめでとうございます。
大阪府枚方市の S.M.さんは、靴ずれでちょっと痛いという、お大事に。
秋田県にかほ市 超常連の S.K.さん、いつもありがとうございます。
千葉県八千代市の K.E.さん超常連。
三重県津市 M.S.さん、
『「オノマトペISLAND」のコラボミュージックビデオとても素敵でした。
達郎さんがカイリューに乗っているという驚きでした。
なんでカイリューに ?なんだろう?』
こっちが聞きたいぐらいです、はい。
春日部市の I.S.さん。
『私の家の畑ですが、今年は猛暑と少雨で立ち枯れが早く、秋植え野菜の入れ替え作業をしました。ネギ、ピーマン、ブロッコリーを整理して石灰を巻き、小型の幸運機で畑を耕しました。来週畑に残るナスを整理すれば全て真っさらになります。
秋の気配も若干感じられるようになり「さよならナスの日」です。』
面白かった(笑)
♪ オノマトペISLAND / 山下達郎
クロージング
達郎氏:
お送りいたしてまいりました山下達郎サンデーソングブック
ベタリク3週間ご清聴ありがとうございました。
来週は普通の「棚からひとつかみ」。
山下達郎のレコード棚からアトランダムに色々とお聴きをいただきます。
その間にツアーよろしくお願いをします。
山下達郎サンデーソングブック
来週もセイム・タイム、セイム・チャンネルで
皆さんごきげんよう、さよなら。
今週のオンエア曲
14:03 DOWN TOWN / シュガー・ベイブ
14:08 Help! / The Beatles
14:12 Hold On, I’m Comin’ / Sam & Dave
14:16 Detroit Rock City / KISS
14:21 Ma reine de Saba(シバの女王) / Raymond Lefevre Et Son Grand Orchestre
14:25 My Sweet Lord/George Harrison
14:33 Venus / Shocking Blue
14:37 Lovin’ You / Minnie Riperton
14:46 オノマトペISLAND / 山下達郎
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