山下達郎 OFFICIAL SITE

山下達郎さん サンデーソングブック2025年12月7日『リクエスト特集』(#1730)

サンデーソングブック山下達郎サンデーソングブック 
サンデーソングブック

福岡市内は気温20℃で、過ごしやすい一日でした。
今日のサンソン「クリスマス・イブ」聴きながら、アレンジがすごいなぁとあらためて感心。

ということこのブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

スポンサーリンク

冒頭

達郎氏:

皆さんこんにちは。ごきげんいかがでしょうか。山下達郎です。
毎週日曜日午後2時からの55分間は私山下達郎がお送りいたします、楽天カードサンデーソングブックの時間であります。
東京FMをキーステーションといたしましてJFNの全国38局ネットでお届けしております。

12月 入りました。
私この番組30年以上やっておりますけども、こんなに前倒しでやったのも初めてでございます。ひと月近く。

この間、
11月の、21、22の福岡、
26日の宇都宮、
それから12月1日2日の札幌、
昨日の名古屋、今日も名古屋。

だから1、2、3、4、5、6、
6本、うまくいってるはずです。
すごいなこれ。
本日は名古屋です。
今週木曜日金曜日11、12は広島に参ります。

そんなに詰まってない、なかったんですけども、なんか番組だけやたらと前倒しになった。そろそろファイナルに向けて、ラストスパートという感じでございます。
お待ち申し上げております。

番組の方はですね、リクエストに次ぐリクエスト。
だいぶあの・・・しつこくいただいてる方々もお応えできるようになったし、これでまたほとぼりが冷めてですね、直近でやるとまた山のようにハガキが、押し寄せてくるんだと思いますけれども。
それでも、一生懸命やっております。

本日も皆さんのリクエストカード、お便りに助けられましてリクエスト特集でございます。

日曜日の午後のひととき、本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみをいただきます山下達郎サンデーソングブック。
皆様のリクエストにお応えして本日も最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。

今年も「クリスマス・イブ」のシーズンがやってまいりました。
今週の水曜日 12月10日、「クリスマス・イブ」CDシングル2025バージョン、
それから7インチのアナログシングル、二手に分かれて発売でございます。

もうすごい前倒しなので(笑)
それでも前倒しを読んでですね、超常連の方々くださるんですよね。

福岡市の超常連O.N.さん、ご主人の高弘 T.O.さんのお誕生日でございます。
北九州市の超常連S.Y.さん。
宮城県の仙台市の O.H.さん、超常連。

今年もよろしく「クリスマス・イブ」。

♪ クリスマス・イブ / 山下達郎

~ CM ~

♪ Carry On / Crossby, Stills, Nash&Young

スポンサーリンク

よくできた曲です「Carry On」

達郎氏:

山下達郎がお送りしておりますサンデーソングブック。
12月に入ってもリクエスト特集でございます。

例年でしたら「年忘れリクエスト大会」になりますけども、もうはっと気がついたらもうずっとリクエストなので何も変わらないというですね、リクエストです。
いいんです、スローガンなんで。

相変わらず超前倒しなのだいぶリクエストカードが減ってまいりました。
そうしますと、超常連の方々、それからしつこの方々、そういうあれにお応えできるという、結果オーライ。

川崎市の長寿の S.H.さん、お母様ご逝去されたそうです。お悔やみ申し上げます。
これで元気出してください。

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング、セカンドアルバム70年のデジャヴ、メガヒットの作品ですが、これの1曲目に入っております「キャリー・オン」。
よくできた曲です。
これで今日は始めてみました。

リーバー・ストーラーのプロデュースによる名曲

達郎氏:

お次は江戸川区の O.Y.さん、毎週毎週いただきまして、しかもこの曲しつこにですね、いただきました。お待たせしました。

ザ・コースターズ
1957年、全米R&Bチャート ナンバーワン
全米でも8位の大ヒットソング、ヤング・ブラッド、若い血。てやると、なんかすごいですけども。
リーバー・ストーラーのプロデュースによる名曲でございます。

道で見つけた女の子に一目惚れしてですね、家まで追いかけていったんですけど、親父が出てきて追い返されたというですね、そういう青春の歌です(笑)。
ザ・コースターズ「ヤング・ブラッド」。

♪ Young Blood / The Coasters

ザ・コースターズ
1957年の「ヤング・ブラッド」でございました。

私できないですね、リスナーだったら

達郎氏:

富山県富山市の超常連 Y.Y.さん、毎週いただきますが。

『私事ですが、今回のお便りで数え始めてから800通目のお便りになります。
今のペースで投稿していたら、おそらく再来年には1000通目に達します。』

すごいなぁ~。

『今までの人生、何事かに貫いてきたことはあまりないのですが、サンデーソングブックへの投稿は今でも生活の一部です。これからも楽しい番組、毎週届けてください。』

毎週いただいてるんですけど、なかなかお応えできなくてすいません。
引き続きよろしくお願いします(笑)。
すごいなぁ~私できないですね、リスナーだったら、そんな。

ダレル・バンクスのオリジナルと引けを取らない素晴らしい出来です。

達郎氏:

山口県長門市の超常連 S.Y.さん、久しぶりにいただきました。
えぐいとこばっかり、来る人ですが。

今回は割と新しいやつ。

ソウル・サバイバーズ
ブルー・アイド・ソウルの、イングイ兄弟、
チャールズ・イングイ、リッチー・イングイ、イングイ兄弟、
60年代からずっと活動続けております、ブルー・アイド・ソウルのデュオですが。
昔はグループでありました。

2009年になっても精力的にアルバムを出しております。
インディですけれど。

この中からいただきましたリクエスト「サムバディ・サムホエア・ニーズ・ユー」。
これはダレル・バンクスの1966年の人のカバーですけども。
ダレル・バンクスのオリジナルと引けを取らない素晴らしい出来です。
ソウル・サバイバーズ、2009年のアルバム「ハートフル・オブ・ソウル」から、「サムバディ・サムホエア・ニーズ・ユー」。

♪ Somebody(Somewhere) Needs You / Soul Survivors

ソウル・サバイバーズ、
09年「サムバディ・サムホエア・ニーズ・ユー」。
誰かが、どっかであなたを必要としてる。

とても買う気が起こらないアルバムのジャケット

達郎氏:

まあ、いろいろいただきます。
お次は名古屋市の M.H.さん。

『63歳の会社員です。常連を目指してはがきを買いました。
リクエストはファンキー・コミュニケーション・コミッティーの「アイ・ウォント・ユー・ベイビー」です。
この曲は2008年9月30日にサンデーソングブックで流れました。
当時はカセットで録音したので音質がいまいちです。
ぜひいい音で聞き直したいです。』

タイトルが違います。
「ベイビー・アイ・ウォント・ユー」という曲です。

ファンキー・コミュニケーション・コミッティーというですね、南部の、5人組のボーカルインストゥルメンタルグループなんですが。
これ1曲、1979年に全米47位に上がりました。

アルバムが1枚出てるんですけど
このアルバムのジャケットを見てしまうとですね、とても買う気が起こらないというですね。
これ後でホームページにあげときますのでご覧になってください。
でも全くこのアルバムのジャケットとはですね、似ても似つかぬ、それなりのサウンドをしておりますのでですね、これ比べると結構あれかな。

ファンキー・コミュニケーション・コミッティー、
1979年の「ベイビー・アイ・ウォント・ユー」。

♪ Baby I Want You / Funky Communication Committee

ファンキー・コミュニケーション・コミッティー、1979年の「ベイビー・アイ・ウォント・ユー」。

このスレイブというバンドはですね、ベースの音が素晴らしい

達郎氏:

お知らせの前に、もう1曲。
三鷹市の T.T.さん、30代の方からいただきましたのが、スレイブ。
オハイオのですね、大所帯バンドであります。
スティーブ・アリントンという人が有名ですけれども。

1979年、全米ソウルチャート9位、
私の大好きな1曲。
このスレイブというバンドはですね、ベースの音が素晴らしい。
マーク・アダムスというベーシストですけど
これでもう何でも許しちゃう。

アルバム・バージョンで長いんですけど、これ逆、長くないと面白くない。
スレイブ、1979年、「ジャスト・ア・タッチ・オブ・ラブ」。

♪ Just A Touch Of Love / Slave

スレイブ、1979年のジャスト・ア・タッチ・オブ・ラブ。
この時代のオハイオはですね、オハイオ・プレイヤーズ始めとして、レイクサイドとかですね、大所帯バンドたくさんありますが、みんな素晴らしい演奏力であります。
あとザップのロジャーとかですね、いろんな人がいますが。

山下達郎がお送りしておりますサンデーソングブック、リクエスト特集でございます。
お知らせ挟んで、またちょっとだけ業務連絡。

~ CM ~

来週

達郎氏:

山下達郎がお送りしておりますサンデーソングブック。
リクエスト特集でございますが。

来週12月14日はですね、また恐怖の聴取率週間でございますので、なんかやれと。
じゃあ一つ「クリスマスで棚つか」。
まだ全然無計画です。
「クリスマスで棚つか」でなんかやってみましょう。

12月の21、28、今年最後のサンデーソングブック、
毎年恒例、竹内まりやさんゲストに「年忘れ夫婦放談」でございますが。
若干前倒しになりますので、今のうちから、お便り、ご質問等ですね、呼び込んでおります。
竹内まりやさんへのご質問リクエスト


〒102-8080
東京FM山下達郎サンデーソングブックの係。


よろしくお願いします。

今日は愛知県芸術劇場、名古屋公演の2日目でございます。
今週木金と広島に参ります。

12/10(水)発売『クリスマス・イブ』(CDおよび7インチ)

達郎氏:

いよいよ今週「クリスマス・イブ」の2025バージョン発売でございます。水曜日。
CDシングルはオールインワンエディション、全11トラック、ボーナストラック、あのありったけ詰め込みました、お得用盤です。

7インチシングルが同時発売になります。
2形態で水曜日10日に発売します。
よろしくお願いします。

詳しくは山下達郎50周年特設サイト
https://tatsuro50th.jp/
ここでご確認ください。

『NIAGARA TRIANGLE Vol.1 50th Anniversary Edition』3/21発売決定

達郎氏:

ナイアガラ関係の情報
ナイアガラ・トライアングル、
1976年に発売されました大滝詠一さん、伊藤銀次 さん、そして私山下達郎の3人で作った、アルバム「ナイアガラ・トライアングル ボリューム1」が来年76年で発売50周年迎えますので2026年3月21日に、フィフティース アニバーサリー エディションがリリースされます。

今回は、なんか色々出るそうです。
まずは限定版のアナログレコード。

何十年ぶりですね、40年ぶりぐらいじゃないですかね。
それからCDとDVDの2枚組の通常版、ボーナストラック入り。
そしてCD3枚とブルーレイ1枚の限定版ボックスセットという、何が入ってんでしょうねこれ。

収録される楽曲などの詳細は、後日発表される予定です。
詳しくは大滝詠一ソニーミュージックオフィシャルサイト
https://www.sonymusic.co.jp/artist/EiichiOhtaki/
ご覧ください。よろしくお願いします。

なぜグラス・ルーツはこの歌を歌うことになったのか

達郎氏:

本当にあのリクエスト特集を延々やって来て、お応えしたいなというようなものがなかなかお応えできなかったやつが、だいぶカバーできています。
岐阜県は大垣市の H.S.さん。

『達郎さんに質問です。』

リクエストがリビング・デイライツの「今日を生きよう、レッツ・リブ・フォー・トゥデイ」ですね。

『達郎さんに質問です。
アメリカのグラス・ルーツが「今日を生きよう」をカバーしていますが、イギリスでヒットしてないのになぜグラス・ルーツはこの歌を歌うことになったのか教えてください。』

達郎氏:

ええと、この「レッツ・リブ・フォー・トゥデイ」という曲はですね、元々はイタリア語で最初に発表されました。
ザ・ロークスというグループなんですが。
この人たちイギリス人なんですけどイタリアに行って活動しておりまして。
彼らのシングルで「ピアンジ・コン・メ」というですね「クライ・ウィズ・ミー」かな、「私と一緒に泣いてくれ」という、そういう曲で
これがヨーロッパでですね、割とヒットしまして。

それを聞いたダンヒルのレコードの、グラス・ルーツのレコード会社のスタッフがですね、気に入って、特にP.F.スローンがですね、大変気に入って、これをレコーディングしようと。

「レッツ・リブ・フォー・トゥデイ」という、あの歌詞がついたやつがグラス・ルーツのレコードとして出まして大ヒットしました。

ですので リビング・デイライツはそれもやっぱりカバーなんですけども
この今日はですね、リビング・デイライツはSpotifyとかで聴けますが、このロークスはあんまりいい音で出ませんので
今日はこっちの方をかけます。
本当のオリジナルです。

ザ・ロークス、1966年のレコーディング「ピアンジ・コン・メ、クライ・ウィズ・ミー」、ザ・ロークス。

♪ Piangi Con Me(Let’s Live For Today) / The Rokes

ザ・ロークス「ピアンジ・コン・メ」
「レッツ・リブ・フォー・トゥデイ」のもとです。

When Love Is Near / The Original Caste

達郎氏:

もう1曲いけますか。
相模原市の N.N.さん。

『ちょっと早いですが、達郎さんが今年一番聞いたCDは何でしょうか。私はロジャー・ニコルズ・ソングブックという2枚組CDです。ほぼ、毎日聴いておりました。
その中のオリジナル・キャストの「ホエン・ラブ・イズ・ニア」がお気に入りです。
還暦の時に聞いた印象深い曲は上記の曲と、ボブ・ディランのかからないボブ・ディラン特集で聴いたピーター・ポール&マリーの「トゥー・マッチ・オブ・ナッシング」です。どちらかの曲をリクエストします。』

達郎氏:

オリジナル・キャストで行ってみましょう。
オリジナル・キャスト、カナダの5人組。
カナダで人気あったんですけど、アメリカではあんまり。
でも日本でですね「ミスター・マンデー」という曲がものすごくヒットしまして。

オリジナル・キャストは、ええと、デニス・ランバートとブライアン・ポッターのプロデュース、それから作曲でですね、いい出来のアルバムがありますが。
ランバート&ポッターがダンヒル・レコードに引っ張られてですね、ここのグループのあれをに関わらなくなっちゃって、その後に出したシングル。

これはロジャー・ニコルズ、ポール・ウィリアムズのコンビでプロデュースもしておりますけれども、1970年に出ましたベル・レーベルから出ましたシングル、
オリジナル・キャスト「ホエン・ラブ・イズ・ニア」。

♪ When Love Is Near / The Original Caste

ザ・オリジナル・キャスト、1970年の「ホエン・ラブ・イズ・ニア」でございました。

今日の最後

達郎氏:

今日はこのへんで。

来週は、聴取率週間なので「クリスマスで棚からひとつかみ」。
レーティングが取れるのか分かりませんが、いいんです。
気は心。なんでしょうね(笑) イージー(笑)。

今週12月の10日、クリスマス・イブのCDシングル、これのボーナストラックに入っております中から「マイ・ギフト・トゥ・ユー」のライブバージョンお楽しみいただきます。

ちょうどいただきました。
浜松市の S.E.さん、
滋賀県は大津市の S.N.さん、
川崎市の S.H.さん、
超常連の皆さん、いただきました。
今年もよろしく「マイ・ギフト・トゥ・ユー」。

♪ My Gift To You (Live Version) / 山下達郎

~ CM ~

クロージング

達郎氏:

お送りしてまいりました山下達郎サンデーソングブック。
ずいぶん長いリクエスト特集続きでございましたが、だいぶリクエストお応えすることができました。
引き続きよろしくお願いします。

今日は名古屋でライブです。
木金と広島でライブです。
お待ち申し上げております。

いよいよツアーも、ファイナルでございます。
頑張っていきたいと思います。

寒くなってるはず。
皆様お体お大事に。
どうもやりにくい。
早く直近に戻りたい。

というわけで山下達郎サンデーソングブック、来週もセイム・タイム、セイム・チャンネルで皆さんごきげんよう。さようなら。

今週のオンエア曲

14:03 クリスマス・イブ / 山下達郎
14:08 Carry On / Crossby, Stills, Nash&Young
14:14 Young Blood / The Coasters
14:18 Somebody(Somewhere) Needs You / Soul Survivors
14:21 Baby I Want You / Funky Communication Committee
14:25 Just A Touch Of Love / Slave
14:38 Piangi Con Me(Let’s Live For Today) / The Rokes
14:42 When Love Is Near / The Original Caste
14:46 My Gift To You (Live Version) / 山下達郎

この記事が気に入ったら・・・フォローして頂けるとうれしいです。
サンデーソングブックの一部を文字お越しでお届けします。
山下達郎サンデーソングブック 
スポンサーリンク
9thnutsをフォローする
未来の自分が振り返る

コメント