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山下達郎さん サンデーソングブック 2013年01月06日『新春リクエスト大会Part1』

山下達郎さん サンデーソングブック 2013年01月06日『新春リクエスト大会Part1』

長崎の年末年始は、晴れたり曇ったりで、かなり気温が下がりました。
寒い毎日が続いています。

さて、今日のサンソンでは番組を長く続けるために「大瀧さんとの新春放談」をお休みして「誕生日メッセージ代読」を止めるという決断をされたことを御紹介してました。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

みなさん2013年明けましておめでとうございます。
山下達郎です。
山下達郎のサンデーソングブック、今年も張り切って参りたいと思います。

20周年を超えました。
21回目のお正月を迎えることになりますサンデーソングブック。
本日1056回目でございます。
今年2013年も一所懸命やって参りたいと思います。
何卒、変わらぬご支援宜しくお願い致します。

ここの20年間は、お正月はですね、サンデーソングブック大瀧詠一さんと新春放談。
ずーっとお届けして参りましたが、ちょっと思う事ありまして。
震災後に、ずっと物思うことありまして。

また自分が今年で、いよいよ60の大台に昇ることもありまして。
いろいろと考えまして、今年からお正月は普通のプログラムで行こうと。
新春放談、じゃなくて普通のプログラムでやろう。
いようような事になりました。

また番組の中ほどで申し上げますけれども。

それでですね、昨年のお正月も新春放談お休みしまして、その時は2011年のオールディーズもののCDを、リイシューを特集してやりまして。

今年もそんな感じでやろうと思ってたんですが、今年は昨年のお終いにニューヨークへ行ってましてですね、たくさんシングル盤買ってきました。

これは久しぶりにシングル盤、買ったシングルでバッチリやらなくてはと思っていたんですが、暮れになってもシングルが届かないんですよ(笑)
350枚も買ったんですけどね。

しょうがないんで、焦りまして、何にも用意してなかったのでですね。
困ったな!と。
ハッと気が付きまして、溜まったリクエストがたくさんあるんですね。

年末の年忘れリクエスト大会で全くほんとに焼け石に水でですね、じゃリクエストこの際だから応えられるだけ応えてしまおう。
安直なプログラムでございますが、新春リクエスト大会。

今週、来週はリクエスト。
皆様のリクエストにほんとに助けられましてですね。

それでもお正月らしく結構のんびりしたオールディーズソング、明るいオールディーズソング、並んでおります。

すごくカルトなやつもありますし。
そういう意味では、いいかな、という感じでございます。

2013年も日曜日の午後のひと時、素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます。
今年も最高の選曲、最高の音質でお届けをいたします山下達郎サンデーソングブック、宜しくお願い申し上げます。

と言う訳で『新春リクエスト大会』でございます。

♪ Happy Happy Greeting /山下達郎

~ CM ~

♪ I Took My Baby Home/The Kinks

◎リスナーからのお便り(熊本市のI.Rさん) 

『先日の放送で番組内で読まれやすいハガキとは個性的で一目で誰からのハガキか判りやすいもの、というお話がありましたので、自分の個性というものを考えてみたのですが、思いつかず、いっそのこと表と裏でわざと上下逆にしてみようかと思いましたが、止めました。』

達郎氏:

そういう方も沢山いらっしゃいましてですね、何でも書かれてきて下さい。

♪ Ronnie /The Four Seasons

◎リスナーからのお便り(目黒区Happy Lukeyのさん) 

達郎氏:

48歳、通訳。
女性です。

『大学時代から折に触れ山下さんの音楽番組を拝聴しています。
海外の知人友人に日本の歌を自慢できる数少ない日本アーティストでいらっしゃいます。

年々、語り口が心なしか速くなっておられ、23日のまりやさんとの番組では急行列車のテンポが各駅にスローダウンした印象で、ゆったり楽しめました。

ごめんなさい』

達郎氏:

どうも、すいません。
こういう普通のプログラムですとですね、一曲でもたくさんかけて、一枚でもハガキ多く読もうと思いますので。
駆け足どころかですね、爆走してしまいます。

すいません。早口になっているんですね、気が付くと。
時々叱って下さい。
誰かの歌みたいでアレですが。

♪ Lady Godiva/Pooh And The Heffalumphs

◎リスナーからのお便り(愛媛県宇和島市のH.Aさん) 

『クリスマスイブを様々なところで聴く機会が増えました。
聴くたびに英語版と日本語版で歌詞だけでなく感じが違うと思ってました。

あらためて聴くと歌いだしのところの音が、英語版の方が一つ多いことに気づきましたが、あの違いは何故つけられたのですか。
もしかすると他にも違うところがあるのですか』

達郎氏:

鋭いご質問でございますね。

英語版のクリスマスイブはエレクトリックピアノのスタートが2拍早いんです。
それを日本語版の時には2拍遅く、そっちの方がエレピのスタートと歌の感じがいいような気がして・・・。
2拍エレピをカットしてですね、スタートさせたんですが。

英語版の方はですね、10年後のミックスなので、もういいやと。
それでいいやという感じでございます。

思いつきというような、そんなものでございます。

♪  Beach Baby /First Class

~ CM ~

◎番組を長く続けるため 

達郎氏:

番組の冒頭でも申し上げましたが、私、2月でいよいよ還暦を迎えることになります。
この番組も21回目のお正月を迎えます。
20年続けて参りましてですね。

やはりこれから先、いろいろと長くやるためにですね、企画をシェイプアップしようと。
そういう具合に考えておりまして。

それの手始めで、ずーっと大瀧詠一さんとやっておりまして新春放談を一回お休みしようと。
またちょっと新しい感じで、やってみようかなと。

こういう具合に番組のスタンスをですね、変える時には必ず何かチャチャ入れる人が沢山いまして。
“これは大瀧さんと仲が悪いんだ”とか、そんなこと全然ない(笑)
なんで、そういうような事ばっかりに・・・さもしいと言いましょうかですね。
そういう感じですが。

大滝さんには、また機会がありましたら別の形でご登場願いたいと思っております。

あと、長い事ですね誕生日メッセージの代読というのを続けて参りました。
もともとは、ほんとに自然発生的に、たまたまそういう事を書かれている方のお誕生日をおめでとうと、いうような事で始まりましたら、どんどんエスカレートしまして。

今はお終いのコーナーとなっておりますが。

実はこれはですね、最近目に見えて物凄く増えてきまして。
全く2分もしくは2分半の枠内ではですね、処理しきれなくなってしまいまして。

それに伴いましてですね、例えば人のお名前ですので間違えたりすることも、できませんしですね。
そういうところの慎重さを期しますと、下手しますと番組の本チャンの方よりも手間がかかると言いましょうかですね、神経質にならなきゃなりませんので。
非常に最近、ここんとこ負担になっておりまして。

そうしますと、番組の本編の方がですね支障が来たすような恐れが出てきましたので、3月一杯を持ちまして誕生日メッセージのコーナーは止めようと、いうことになりました。

それでまた、もう一曲かけられますので。
本来の音楽番組の本分に戻ろうということでございます。

あのぉでも、ほんとに御家族のお誕生日お祝いしてあげるとか、そういうもので喜んで頂けるなら、ほんとに、そういうお便りも沢山頂きますので、心苦しいところもありますし。
また逆に全然そういうものは必要ないと昔から仰ってるリスナーの方もいらっしゃる。

いろんな御意見ございますけども、この番組長くやるためのものなので、一つお許し頂きたいと思います。
長い事、誕生日メッセージ代読続けて参りましたが、そういうことであります。

♪ Cockles And Mussels(悲しきむらさき貝)/The Fairmount Singers

◎ エンディング 

達郎氏:

この続きは、また来週。
来週は新春リクエスト大会Part.2でございます。

♪  ずっと一緒さ /山下達郎

今週のオンエア曲

14:03 Happy Happy Greeting /山下達郎
14:10 I Took My Baby Home/The Kinks
14:14 Ronnie /The Four Seasons
14:20 Lady Godiva/Pooh And The Heffalumphs
14:24 Beach Baby /First Class
14:39 Cockles And Mussels(悲しきむらさき貝)/The Fairmount Singers
14:43 ずっと一緒さ /山下達郎




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