山下達郎さん サンデーソングブック 2013年12月8日『Mariya’s Songbook Part2』

山下達郎さん サンデーソングブック 2013年12月8日『Mariya’s Songbook Part2』

長崎市内は土曜日、日曜と天候に恵まれました。
気温も12,3度まで上がり、気持ちのよい一日でした。

先日の青山純さんの突然の訃報、悲しくてたまりません。
達郎さんのコンサートでは、スパークルのイントロで衝撃を受け、メリーゴーラウンドでカウベルを叩く姿を見て、これがプロの演奏だ!と感激したのを覚えています。
ご冥福をお祈りします。

さて、今日のサンソン、達郎さんが上手いと褒めていた”みつき”さん。
NHK朝の連ドラに出演されていますが『3年B組金八先生』のころも印象に残ってます。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

12月もいよいよ中旬です。
2週目。

だんだん年の瀬が近づいて来る頃でございますが、私はもう、とにかく、大幅に前倒しでございます(笑)

もう、ですからライブの感想も半月近く、言えないという。
旭川から先・・・言えないという感じでございまして。

それでカレンダーを見ますとですね、今は北陸ツアーの真っ最中でございますね。
一昨日、長岡。
その前が新潟でございます。
その前が北海道でございますが、うまくいってる筈でごさいますが。

明日は金沢です。
金沢歌劇座。

明後日は富山オーバード・ホール。

北陸ツアーでございます。
それが終わりますと、青森2本残して、大阪。
もう既に10本切っておりますので、ラストスパートのいいとこでございます。

北陸ツアー終わりますと、青森が2日、今週の土日が青森でございます。

それでもう大阪フェスティバルホールとサンプラザで終わり。

あっという間ですね・・・。
8月から、やって参りましたがですね。
残り、一生懸命やりたいと思いますが・・・
やってるところが感想が言えないのが辛いですね。

お便りもたくさん頂いている筈なんですけど。
ま、終わってからゆっくりやりましょう。

という訳で、そういう時には「棚つか」とか行きたいところなんですが、12月4日に発売されました竹内まりやさんの『Mariya’s Songbook』

80年代から2010年代にですね、30年以上にわたりまして、人に書いてきた曲の集大成でございます。
CD2枚組『Mariya’s Songbook』

竹内まりやさん、デビュー35周年になりましたので、来年にかけて、いろいろとリリース。その取っ掛かりでございます。

『Mariya’s Songbook』、それの特集、先週に続きまして、今週もお届けしたいと思います。

先週は80年代中心にですね、ガールシンガーのオンパレードでございましたが。
今週は90年代に入って参ります。
90年代もガールシンガー、オンパレードでございます。

圧倒的に、この人は女性に書いてきた数が多いんですね。
そういう事が、良く判ります。

というわけで、今週も山下達郎サンデーソングブック。
日曜日の午後のひととき、竹内まりやさんが女性アイドルシンガーに提供した数々のヒットソング、それから隠れた曲、色々とお聴きを頂きます。

2週目でございます『Mariya’s Songbook』特集。

でも12月2週目なので、当然一曲目は「クリスマス・イブ」でございます。

♪ クリスマス・イブ /山下達郎

~ CM ~

◎涙のデイト /KINYA 

達郎氏:

その前に、何しろ頭数が多いので、割とそうしたヒットソングとかシングルカットされたヒットソングがズラーっと並んでおりますが、その中でレア物、いくつか入っておりますが。

一番レアなのは、これかなという。

KINYAさん。
オネェでございますが。
「笑っていいとも」なんかでお馴染みな方が、1982年にですね、アン・ルイスのプロデュースでシングルを出しました。

これのA,B面、作詞作曲竹内まりや。

ほとんど、CD化になったこともありませんし、これ原盤、たしかポリスターだったと思いますが。
今はオリジナルマスターはおろか、ジャケットも無いという!

家にあるシングルのジャケットが現存する唯一という。
超レアなモノでございます。

1982年、KINYAさん「涙のデイト」

♪ 涙のデイト /KINYA

◎Miracle love /牧瀬里穂 

達郎氏:

さて、先週は80年代終わりまで行きましたので、今週は90年代の色々な作品をお聴きを頂きます。

90年代初頭、牧瀬里穂さんのデビューシングルを書き下ろしました。
牧瀬里穂さん、今回の私の「クリスマス・イブ」の30th Anniversary のマキシ・シングルに、初回盤に付いておりますショートムービーにも出演して下さいました。

すっかりおとなの女性になられましたが。

1991年の10月に発売になりました牧瀬里穂さんのデビューシングル
編曲、小林武史さん。

♪ Miracle love /牧瀬里穂

牧瀬里穂さん、1991年の10月のシングル「Miracle love」
この時、二十歳。

この時代、80年代から90年代っていうのはですね、音楽が文化的に非常に力を持っておりました。
あとはビジネス的にもですね、利益がすごく出た時代ですので、そうしたビジネスとしての音楽と言いましょうかですね、CDを出すことがひとつのステータス。

そりゃもう、お相撲さん、野球選手とかですね、役者の方はもちろんですがですね。
CDを出せるという、そういう、それだけのステータスを持ってるという。

猫も杓子も有名になったらCDでを出すというですね、そういう時代でありました。
もう今から考えると夢のようですね。

今はもう、そんな事は全く無くなってしまいました(笑)
懐かしい時代なので色々な音楽がございます。

◎MajiでKoiする5秒前 /広末涼子

達郎氏:

ちょいと飛びまして1997年。
広末涼子さんのデビュー曲も、竹内まりや作詞作曲でございます。
ついでにプロデュースまでしているという。

1997年4月の広末涼子さんのデビューシングル

♪ MajiでKoiする5秒前 /広末涼子

1997年の広末涼子さんのデビューシングル「MajiでKoiする5秒前」
渋谷の・・・私の歌ならドーナツソングになってしまうんですね。
竹内まりやさんだと、こういう感じになります。

◎いのちの歌 /茉奈佳奈 

達郎氏:

また飛びまして2009年にいきます。
2009年に竹内まりやさん、NHKの朝ドラ「だんだん」
これの主題歌「縁(えにし)の糸」という曲を作りますが、それと同時にですね、劇中歌として、これに出演しておりました三倉茉奈さん、佳奈さん・・・茉奈佳奈でございますね・・・

これのために作詞します。
作曲は、村松崇継さん。
劇盤ではもうほんとに大家でございますが。
作曲能力の非常に高い人であります。

村松崇継作曲、竹内まりや作詞でございますが。
これで作った曲が「いのちの歌」という、茉奈佳奈さんのシングルとして2009年の2月に発売されました。

♪ いのちの歌 /茉奈佳奈

Miyabiというペンネームで竹内まりや作詞でございます。

◎特別な恋人 /松田聖子 

達郎氏:

11年に、なんと松田聖子さんに、作詞作曲、プロデュースでございます。
2011年の11月に松田聖子さんのシングル。

私達は、聖子さんと割と縁がなくてですね。
これ、たぶん彼女の初めて・・・
僕、松田聖子さんと仕事を一回もしたことありません。

ようやく彼女にとって念願・・・
2011年の松田聖子さん「特別な恋人」

♪ 特別な恋人 /松田聖子

◎とまどい /広末涼子 

達郎氏:

お知らせの前にもう一曲。

こっから僕好きな曲です。
先週も申し上げましたが、あくまでほんとに私の好みで選曲しております。

やはり、先週申し上げましたが、今回の『Mariya’s Songbook』のCDにはですね、本人のライナーが付いておりますので、そちらの方がより詳しくお楽しみになれます。

で、11月28日からですね、ニュースサイト、ナタリーの音楽ページでですねクリス松村さんと竹内まりやさんのですね、対談形式で、このアルバムの紹介。

かなりの長い対談になっておりますが。

これ、結構面白いのでですね、是非ご覧頂きたいと思います。

そうした80年代から90年代にかけてのアイドル歌謡の、非常にこう的確な部分をクリスさんが突いておられますので、是非御覧ください。

お知らせの前に聞いて頂くのは1997年。
広末涼子さん、さきほどの「MajiでKoiする5秒前」のカプリングの曲であります。

この曲、アレンジしてる十川知司さん、僕、大好きな方でありましてですね。
もともと伊丹哲也&Side By Sideの方で、そっから・・・

一番有名なのはチャゲアスの一連の作品ですね。
「SAY YES」とか「YAH YAH YAH」とか素晴らしいアレンジですが。

この広末涼子の「とまどい」という一曲は、この十川さんのアレンジですけど、ほんとに素晴らしアレンジで!

僕、まりやのセルフカバーをする時に、イントロのフレーズはそのまま使わせて頂きました。

いいアレンジだと曲が何倍にも映えます。

♪ とまどい /広末涼子

~ CM ~

◎来週・・・ 

達郎氏:

さて、来週ですがですね。
そんなわけで、全く東京へ帰れないんですよね。

ほんとは、来週、「年忘れリクエスト大会」なんかやろうと思ったんですが。
とても無理なので。

クリスマス前なので、やった事ないんですが「クリスマスで棚つか」をやってみましょうかね。
クリスマスソング、古今東西、いろいろありますが、これだと、さっと出来る。

いいのが出来る、いい音で。
「クリスマス・ソングで棚つか」

で、ラスト2週、22日と29日は、お馴染み竹内まりやさんゲストに「年忘れ夫婦放談」でございます。
だったら「夫婦放談」で特集やりゃイイじゃないかと思いますがですね。

本人が来たらまた来たで、また違う事言い始めるんです。
ですから、それはまたそれで、面白いんじゃないかと。

今日は、ほんとは本人ゲストでやろうと思ったんですけど、前倒しなので(笑)
打ち合わせの余裕すらないという。
ですから一人でやった方が楽だと。
そういう感じでございます(笑)。

よろしくお願いします。
お便り、リクエストたくさんお待ち申し上げております。

従いまして、来年はですね「新春リクエスト大会」ということになります。

〒102-8080
東京FM 山下達郎サンデー・ソングブックの係

◎夏のモンタージュ /みつき 

達郎氏:

さて、2週間やっておりますがですね、こっから先は自分好みのヤツをやります。
私の好きなヤツ。

お次はですね、クリス松村さんが、先ほど申し上げておりますが、ナタリーの対談でですね、初めて聴いて、この娘は上手いと言った”みつき”ちゃん。

08年にシングルデビューを致しました。
「夏のモンタージュ」という曲なんですが。

この”みつき”さん、シンガーの時は”みつき”さんと言う名前なんですが、役者でもあります。

役者の時は高畑充希という名前で。
今、NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん 」に出演しております。

このひとのデビュー・シングルは2008年に出たのですが、スタッフ一同、この子はほんとに歌が上手いという・・・
将来、いい歌手になるだろうと。

それのデビュー作を作詞作曲、プロデュース、竹内まりやでやっております。

♪ 夏のモンタージュ /みつき

“みつき”さん、2008年デビューシングル「夏のモンタージュ」

今は、どっちかっというと役者業に軸足がありますが。
この時、16才ですからね!
大人びた表現ですが。

いい歌手になるんじゃないかと思います。

◎Subject:さようなら /松浦亜弥 

達郎氏:

さて、この”みつき”さんに負けず劣らず私が気に入ったのは、松浦亜弥さんの歌です。

11年に10周年のアニバーサリーのベストがありますが、それに書き下ろした竹内まりや作詞作曲の曲。

27才のときの歌ですが、これも素敵です。

♪ Subject:さようなら /松浦亜弥

◎リユニオン /松たか子 

達郎氏:

『Mariya’s Songbook』色々な曲が入っておりますがですね、私、一番好きだった歌がですね、この一曲。

松たか子さんのアルバムの中の曲ですが。
松たか子さんは、「みんなひとり」竹内まりやさん、書き下ろしてプロデュースしておりますがですね。

07年のアルバム「Cherish You」に入っております、この「リユニオン」というこの一曲ですが、松たか子さんはピアノが上手いんですよね。読譜力も抜群ですので、こういうリズム感、安定感はたいしたもんです!

♪ リユニオン /松たか子

昔から、役者、特に女優の歌というのは、独特の個性を持ってると言われますが。

このMariya’s Songbook』のコンピの中でも薬師丸ひろ子さん、広末涼子さん、松たか子さん・・・そうした方は、なんか独特のですね個性がありますが。

07年のアルバム「Cherish You」から「リユニオン」
アレンジが佐橋佳幸さん。
佐橋くんらしいですね、佐橋くんの得意技のアレンジでございますが。

◎ エンディング 

達郎氏:

てなわけで、駆け足で20曲かな。
3分の2かな。

12月4日発売、竹内まりや『Mariya’s Songbook』でございます。

何卒・・・

ご愛聴のほどを。

◎月夜のタンゴ /森光子 

達郎氏:

今日も先週と同じで、自分の曲で終わります(笑)

2005年に森光子さんに、竹内まりや作詞、山下達郎作曲で一曲、進呈致しました。
シングルカットされまして。
オリコン・チャート入りまして、85才5ヶ月でチャートインという、これが今は最高記録だそうですが。

森さんは、月と、それからタンゴがお好きだという方なので。
だったら月夜のタンゴだろう(笑)

それから始まりまして作りました。

タンゴといっても今のタンゴではなくて昭和の、大正ロマンから昭和にかけての、あの時代のタンゴを目指して作った一曲です。

♪ 月夜のタンゴ /森光子

今週のオンエア曲

14:03 クリスマス・イブ /山下達郎
14:09 涙のデイト /KINYA
14:11 Miracle Love /牧瀬里穂
14:13 MajiでKoiする5秒前 /広末涼子
14:17 いのちの歌 /茉奈佳奈
14:22 特別な恋人 /松田聖子
14:25 とまどい /広末涼子
14:32 夏のモンタージュ /みつき
14:37 Subject:さようなら /松浦亜弥
14:40 リユニオン /松たか子
14:43 月夜のタンゴ /森光子

コメント

  1. maeda より:

    青山純さんの訃報、 ファンの一人として残念としか言いようがないですね・・・。56歳早過ぎる。
    伊藤広規さんのFacebookを見て、また悲しみが・・・。

    コンサートでの青山純さんの音、特にリムショットの時、ホールエコーをともなって聴こえてくる気持ちいい音が忘れられません。
    ご冥福をお祈りします。