山下達郎さん サンデーソングブック 2014年12月07日『ボブ・クルー追悼で棚からひとつかみ』

山下達郎さん サンデーソングブック 2014年12月07日『ボブ・クルー追悼で棚からひとつかみ』

週末はどんより雲がひろがり、底冷えのする長崎。
冬本番に入りました。
坂の多い長崎では、積雪=車が使えないことになり、たいへんです。

今日のサンソン、ボブ・クルーのレア・アイテム中心のプログラムでしたが、ボーカリストとしての歌声も魅力的です。
来週12/14は達郎さんライブ特集!楽しみです。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

あっという間に12月。

12月に入って、東京の道も師走でだんだんと混んできました。
私、昔、80年代は12月のおしまいがですね、中野のサンプラザで、いつもライブでしたので。

その時に、家からサンプラザまで行く、その道が混みましてですね。
たいへんで・・・へたすると2時間近くかかる事がありまして。

それで、まあ、何年かかかって裏道を開拓しましてですね。
どんなに混んでいようが、40分で行けるという!
道を開発したんですけども。

先日、そこが行けなくなってしまって、途中。
それで、また違う裏道を開発中ですが。

そんなような事を・・
師走といいますと裏道探しを思い出します(笑)
30代の話ですけど(笑)

そんな事はどうでもいいんですが。

久しぶりに直近で録っております。
竹内まりやさんのツアー「スーベニール2014」
4本、終了しました。

前のサンソンは前倒しで、仙台の前だったと思いますね。
ゼビオアリーナ仙台、それから先週の真駒内のセキスイハイムアイスアリーナ

どちらも北の方へ参りました。

特に北海道は寒かったです(笑)
なんたってスケートリンクですからね!
暖房がないので。

でも、お客様、さすがに北海道の方々は、よく判ってらっしゃって、皆さん重装備で。
寒い所、たくさんお出で頂いてありがとうございました。
無事になんとか終了いたしました。

4本終わりまして・・
あさって、博多に参ります。
マリンメッセ福岡、やった事ありません、もちろ私(笑)
隣のサンパレスしかやったことありません。

アリーナ・・・全然そういう、特にですね、今まで武道館と大阪城ホールしかやった事ありませんでしたが。

結構、広島のグリーンアリーナとかですね、真駒内のアイスアリーナとかですね・・
今度のマリンメッセ、どんなとこなのかな、結構新鮮なですね(笑)

興味津々といいましょうかですね。
怖いもの見たさ・・
そういうような感じで(笑)やっております。

おかげ様で、なんとか順調にライブスケジュールをこなしております。
演奏もだいぶ、こなれて参りました。

明後日、マリンメッセ福岡、お出での皆様、お待ち申し上げております。

で、番組の方はですね、ほんとに、あのぉ・・
ここんとこ(笑)・・・
忙しくてですね(笑)

ハガキを、こう、ちゃんとチェックする心の余裕が、ありませんでですね。
なんか、パッと思うと、ろくすっぽお便りも紹介してないというですね。

そういうような事が続いておりますが。

ボブ・クルーの追悼特集、10月12日と19日と、二月前にやりました。
その間に、なんとかしなきゃと・・・
色んなアイテムがですね出ましたので、それの、映画の音楽の特集とかですね。

そういうような、色んなものをやりましたので。

もう1回やりたいと、思ってたんですけども。
二月経ってしまいましたが。
せっかくですので、いってみたいと思います。

『ボブ・クルー追悼で棚からひとつかみ』

特集というほど、もう・・
今日の、ボブ・クルーで最終回になりますので、だいたい目ぼしいところは、かけられます。

今日は特にボブ・クルーのボーカリストとしてソロで歌っている作品を、いくつかですねご紹介しつつ。

ボブ・クルーは、その昔、シンガーとして・・なんか志したんですけども、成功しなくてですね。
それからプロデューサーの道に、ソングライターの道に入ってきた人なので。

結構、イケメンの人なのでですね、アルバムも何枚か若い頃には出しておりますが、1曲もヒットがございません。

フォーシーズンズで功成り名遂げるたあとに、いろいろとソロ作品というのを出しました。
そんなようなものを今日は、中心にですね。

少しレアなアイテム・・どうせ行くのならレアなアイテム。
残り物には福という感じのものもありますが。

いずれにせよ『ボブ・クルー追悼で棚からひとつかみPart3』
先日亡くなりました大プロデューサー、ソングライター、ボブ・クルーの追悼・棚つかPart3でございます。

いよいよ12月に入って参りました。
だいぶ寒くなって参りましたが、今日もオールディーズソングでほっこりして頂きたいと思います。

山下達郎サンデーソングブック、本日も最高の選曲と最高の音質でお届けを致します。

先週も申し上げましたが、先月末、11月末からですね、スバルのインプレッサ・スポーツ・・・・スバルの自動車、これのCMソングでですね「踊ろよ、フィッシュ」が採用されました。

オンエアが始まっております。
テレビCM放送されております。
1年間、流れます。
宜しくお願いします。

でも年末にかけて、今の時期が一番、ひっきりなしに、かかっておりますので、テレビをご覧の中で、ご覧になった方、たくさんいらっしゃると思います。

何故、冬に「踊ろよ、フィッシュ」か判りませんが。
最近「踊ろよ、フィッシュ」随分使われておりまして。
嬉しいアレでございます。

せっかくCMに使われたのなら、かけてやろうと。
ベストアルバム「OPUS」にも入っております。

で、CMが流れましたとたんに、超常連の皆さん、どっとお便りを頂きます。
川崎市のS.Hさん。

『私ども夫婦は、二人ともライセンスを持って海に潜ります。
なのでこの曲はテーマソングとでもいいますか、大好きです。
てr日で流れるたびに反応しています』

超常連のありがたいお便り。

♪ 踊ろよ、フィッシュ/山下達郎

~ CM ~

♪ Dusty/The Rag Dolls

◎Dusty 

達郎氏:

パート1,パート2は全てボブ・クルーが直接関わった、作曲をしてプロデュースをした、そういうものばっかりでありますが。

65年前後になりますと、とにかく売れてきましてですね。
色んな仕事に手をだすようになりまして。
レーベルは作るは・・・

とにかく忙しいので、だんだんこう、直接関与が出来なくなってきます。
そうしますと、ボブ・クルー・プロダクションという名のもとにですね、色々な人に曲をかかせて、アレンジをさせてヒット曲を作っていこうと。
そういうのがありますが。

そんな中から今日は、前半は何曲か。

まずはこの番組では、しょっちゅうかかっております。
お馴染みザ・ラブドールズ、ダスティ

1965年の傑作ガールポップでございます。

1965年といいますと、もうブリティッシュ・インベンションのですねイギリス勢がどっと押し寄せて来まして。
それまでの、こうしたアイドル歌謡というのは、駆逐されていくんですが。

その中でボブ・クルーのグループはですね、完全とそれに立ち向かってですね。
そういう意気込みが感じられる、素晴らしいシングルであります!

日本で、これ発売されなかったんですよね。
MALAですから、東芝でしょうかね、当時は。

なんたって東芝はビートルズで、もうウハウハしてますから。
もうそんなガールポップなんて、どうでもいい・・
そういう感じが、しますが。

◎Watch Where You Walk/Frankie Valli 

♪ Watch Where You Walk/Frankie Valli

達郎氏:

こちらはフィリップスから、当時のビクターですね、日本は。
これもアルバム出ませんでした(笑)
ファーストアルバムも出ませんでした。

68年っていったら、もうドアーズとか、そんなのばっかりですからですね。
もう、フランキー・ヴァリはどうでもいい!
そういう感じですね。

出てたら、もうちょっと人気度があったと思いますので。
ブツブツ言いながら(笑)

♪ People Will Talk/The Calender Girls

◎伝説 

達郎氏:

こんな具合に60年代中期はボブ・クルーが大量生産、ファクトリーでございますが。
いろいろ伝説が残っておりますが。

チャーリー・カレロのアシスタントに直接聞いた話のひとつでですね。
レコーディングしてる時にビルが火事になって。
火がまわってきて、みんな逃げたそうですが「ちょっと待て、もうワンテイク、もう最高のが出来るんだ!」と。

そういう本当の話があるらしんですけどね(笑)
凄いですね、仕事の鬼!

◎One More Tear/Bob Crew 

達郎氏:

そのボブ・クルー、元々は歌手としてスタートしたんですけど、鳴かず飛ばずで俳優とか色々やっているうちに、業界に入ってきてプロデュース、ソングライターとしてフォーシーズンズで大成功を収めるんですが。

歌手の魅力、捨てがたくてですね。
沢山、ソロレコードを残しております。

1966年にボブ・クルー・ジェネレーションというプロジェクトで・・
インストロメンタルで「Music to watch girls by」
日本ではアンディ・ウィリアムスが有名ですが、「恋はリズムに乗せて」

これがヒットしましてですね。
ボブ・クルー・ジェネレーションというユニットで、いろんな事出してますが。
アルバムの中に必ず自分の歌を入れる。

シングルもたくさん出すという。
そんな中で今日は出来のいいやつ。

♪ One More Tear/Bob Crew

スクラッチがちょっと多いんですけど。
このバージョンしか持ってないので(笑)
すいません(笑)

CDにもなってません(笑)

CDになってるものもブートなので。
同じようなものなので。
オリジナル・アナログシングルから・・
ちょっとスクラッチが多いですけど、すいません。

♪ Time For You And Me/The Bob Crew Generation

~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

さて、来週12月14日はですね、またやって参りました。
忌まわしき聴取率週間でございます。

えぇ・・・まぁなんで、しかし14日に聴取率週間やるんでしょうかね。
ビデオリサーチとかなんだか知りませんけどね。

クリスマスにやりゃいいじゃないですかね!

クリスマスで21日、28日だったら竹内まりやさんゲストに「年忘れ夫婦放談」で何の問題もない!

14日、何をやれという・・・
別にもう聴取率なんて、どうだっていいじゃないかっていうですね。
アレなので。

でもまあ、泣く子とJFNにはかなわないので。
しょうがないので、二月前の聴取率の時に、今年のライブ、ちょっとだけお聴きを頂きましたが、あれの続き・・・行ってみたいと思います。

今年だけで、いけるか・・・
あと、だけどもクリスマスシーズンなので、ちょっとアカペラのライブ・ソースなんかも、ちょっとクリスマスっぽくしてみようかなと思いますので。

去年と今年のミックスになるかなという感じでございます。
まだ未定でございます。

とにかくリミックス、そういうものが全然スケジュールの都合でできませんので。
相変わらずPAアウトからお聴きを頂きますのでですね。

えぇ・・・そんな感じでございます。

◎夫婦放談 

達郎氏:

で、今年最後の2週間は、竹内まりやさんゲストに『年忘れ夫婦放談』でございます。
竹内まりやさん、今、ツアー敢行中でございますので、丁度そのラストあたりで、出てきますので。

ライブの感想、ご質問、お便り、リクエスト、いろいろといつものようにお待ち申し上げております。

〒102-8080
東京FM 山下達郎サンデー・ソングブックの係

◎Jean/Oliver

達郎氏:

ボブ・クルーと言いますと、日本ではもう圧倒的にフォーシーズンズのプロデューサー・ソングライターとしての知名度が圧倒的ですが。

それだけで、やってる訳ではありませんで。

それこそガールシンガー、ガールポップを初めとしまして、幾多の・・
ロックン・ロールもそうですが、幾多のヒットシングルがありますが。

60年代末期にも、大きなヒットがいくつもあります。
代表的なものがオリバーという男性シンガーが連続してたくさんヒットを出しました。
そのうちの1曲。

♪ Jean/Oliver

◎ エンディング 

達郎氏:

てわけで、3週間やって参りました。
ボブ・クルー追悼で棚つか。

ボブ・クルーやるのは日本では、ここだけです(笑)
世界でもそんなにないと思いますが(笑)

ほんとは、もっと緻密にですね、時系列とってやりたかったんですけども。
仕事がちょっと追われてまして、とても余裕がございませんが。
ボブ・クルーがアメリカの60年代を代表するプロデューサーでありソングライターであることは、明白でございます。

多くの幾多の業績を残しつつですね、ロックン・ロールの黄金時代を築いた偉人の一人でございます。

ご冥福をお祈り申し上げます。

来週はそういうわけで、また山下達郎ライブで棚からひとつかみ。
いろいろなライブ・・・
そんなに時間がない(笑)
ちょっとだけ(笑)
・・でございます。

12月21日、28日、最後の2週間は、竹内まりやさんと『年忘れ夫婦放談』でございます。
引き続き、宜しくお願い申し上げます。

ボブ・クルー追悼棚つか、最後は・・
これ、僕が一番気に入ってるボブ・クルーの歌でございますが。

1977年のアルバム「モチベーション」
これ、なんと!
プロデュースがジェリー・ウェクスラーとバリー・ベケットという・・・
マッスル・ショールズでレコーディングしてるという。

この振り幅の広さというか(笑)
すごいですが。

このアルバムの中に入っております「It Took A Long Time」という曲がありますが。
これはもともとラベルのですね「レディ・マーマレード」のヒットが出した時のアルバム「ナイトバーズ」という1974年のアルバムに入ってる曲を自分で取り上げて歌った・・

マッスル・ショールズでレコーディングで・・
ゴスペルのクワイアを入れた素晴らしい力作でございます。
これを最後にお聴きを頂きたいと思います。

♪ It Took A Long Time/Bob Crewe

今週のオンエア曲

14:06 踊ろよ、フィッシュ/山下達郎
14:11 Dusty/The Rag Dolls
14:15 Watch Where You Walk/Frankie Valli
14:19 People Will Talk/The Calender Girls
14:24 One More Tear/Bob Crew
14:28 Time For You And Me/The Bob Crew Generation
14:37 Jean/Oliver
14:42 It Took A Long Time/Bob Crewe

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