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山下達郎さん サンデーソングブック 2020年05月17日『山下達郎ライブで棚からひとつかみ~セルフ・カバー編』(#1440)

山下達郎さん サンデーソングブック 2020年05月17日『山下達郎ライブで棚からひとつかみ~セルフ・カバー編』(#1440)

長崎市内、日曜はよい天気になりました。

今日のサンソン、気志團万博の達郎さん、台風の中での激熱演奏がすごい!

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

緊急事態宣言が39の県で解除になりました。
ですが、私の住んでいる東京都を含めた8都道府県では、まだ続行でございます。

一時期から比べますとですね、少しですね、改善の兆しが見え始めたという感じですけれども。

でもこのウィルスは本当に性格の悪い、こう・・「鵺(ぬえ)」のような不気味さを持っております。

それが全世界、世界中に不安を撒き散らす・・といいましょうか・・。

そんな中で、こうしたラジオの音楽番組というようなものが、リスナーの皆様に、何がして差し上げられるかと・・・
そういうようなことを毎週自問しつつですね、番組を作っております。

皆さんも、引き続きくれぐれも感染防止にお気をつけてください。

医療関係者の方々をはじめとする各方面の皆様のご努力に、心から敬意を表します。

そんなわけで3月以来、この番組で私のライブソースをお聴きを頂いております。
2月の聴取率週間で一回ライブ特集をやりましたので、今年に入りましてから、今日で9回目でございます。

私のキャリアの40数年を行ったり来たりですね、大昔から直近までですね、行ったり来たり色々とお聞きを頂いております。

一回で5、6曲でありますので大体50曲強という感じでオンエアして参りましたけれども(笑)

そんなかで重なってるのは2曲だけで。
なかなか立派な成績だって・・何が立派だかわかりませんけれども(笑)

そんな訳で、本日もですね、山下達郎のライブソースでお楽しみいただきたいと思います。
本日はセルフ・カバー。
私が他の人に書いた曲をライブで、自分自身で演奏しているという・・・
そういうようなライブ・ソースでお楽しみいただければと思います。

調べましたら、セルフ・カバーってのは和製英語だそうで(笑)
あまり硬いこと、言わない(笑)

要するに、人に書いた曲という。

『山下達郎ライブで棚からひとつかみ~セルフカバー編』で本日はお楽しみ頂きます。

日曜の午後のひととき、少しでも皆様の心に癒しに役立てばという・・祈りを込めまして。山下達郎サンデーソングブック、本日も山下達郎のライブでお届けします。
それではお知らせを挟んで、始めます。

~ CM ~

◎ ハイティーン・ブギ、硝子の少年 

達郎氏:

私、山下達郎は、普段は自分の曲を自分で歌って、レコーディングしてライブをするという・・・
いわゆるシンガー・ソング・ライターというジャンルでございますけれども。

昔から、それほどたくさんではありませんけれども、人に作品をですね提供してまいりました。

作家性が強いので、いろんな曲を書きたいという・・そういう欲がありますので。
いろんな人の曲を書いて、歌っていただきました。

そんな中からですね、自分でもライブで演奏する曲というのが、少しですけどもあります。

今日は、そんなような中から何曲かを聞きをいただきたいと思いますが。

ジャニーズに何曲か提供した曲で、一番知られている曲が、近藤真彦さんに1982年に書ました「ハイティーン・ブギ」

それから1997年に KinKi Kids のデビュー作として書きました「硝子の少年」という、この2曲はですね、一番有名なんですけれども。

それでも80年代、90年代には一度もやったことありませんけれども(笑)
21世紀過ぎる頃からですね、ちょっと洒落のつもりで、一口だけライブで御披露しますとですね、たいへんウケるんです(笑)

やっぱりヒット曲はすごいなっていう(笑)感じがいたします。

今日のお便り、リクエストもですね、めちゃくちゃ多いのが「ハイティーン・ブギ」
と「硝子の少年」でありまして。

ただ、あくまで、余興でやりますので。
「ハイティーン・ブギ」もテレビサイズでありますし。
「硝子の少年」はもう本当に、一節だけであります。

ですので、短いのですね。
今日は、続けてお聴きをいただきたいと思います(笑)

メールでのリクエストも何週間目に入りましてですね・・
皆さん、だんだんとこう・・洒落が効いたですね、お便りが増えてまいりまして。
本当に楽しませていただいております。

こういうご時世ですからですね、笑い飛ばしていこうという・・そういうお気持ちが皆さん、たくさん出ております。

たくさん頂きました。
というわけで、2017年の9月の17日千葉の気志團万博。
台風接近の中、雨の中でのライブでございました(笑)
1曲目の「ハイティーン・ブギ 」

そして続けて、昨年2019年11月12日渋谷公会堂 LINE CUBE で演奏した「硝子の少年」
2曲続けて、お聴きください。

♪ ハイティーン・ブギ (LIVE /’17.09.17 氣志團万博)

♪ 硝子の少年 (LIVE /’19.11.12 LINE CUBE SHIBUYA)

2017年9月17日氣志團万博での「ハイティーン・ブギ」そして昨年2019年11月12日渋谷公会堂 LINE CUBE SHIBUYA での「硝子の少年」

2曲続けてお聴きをいただきました。

「硝子の少年」はライブで演奏するの、のとても難しい曲でしたけれども。
数年間やってまして、だいぶ、あのぉ・・まとまってきましたね。

もうちょっと長くしてですね、フルバージョンに近い形で、近いうちにやってみたいなと思います。

マッチは、ほとんどもうライブをやりませんし。
Kinkiの皆さんも、たくさん曲があるので「硝子の少年」なかなかやらないので。
私が、代わりに、やってみようかな、なんて(笑)。

神奈川県のI.Hさん。

『近藤真彦さんに提供したこの曲のレコーディングのエピソードに、マッチが歌い入れの時に調整卓にサングラスをかけて腕組みしていた達郎さんが怖かったと語っておりますが、相当厳しいプロデューサーぶりだったんでしょうか。』

あのですね(笑)
あのぉ・・・マッチといいですね、石橋貴明くんといいですね・・・あのマーチンといいですね、ヤンキーはですね、話盛りますので(笑)
全部本当にしないでくださいよ(笑)

こないだのマーチのあのレコード屋の話とかですね。
そういうのですね・・
盛ってますから、かなり(笑)
事実と、ちょっと遠いです(笑)

今日時間ないので、詳しくは言いません(笑)

◎ Guilty 

達郎氏:

続きまして、1988年、鈴木雅之さんのアルバム「ラジオ・デイズ」
これに書き下ろしました「ギルティ」

作詞 竹内まりや
作曲 山下達郎

これは、ほんとにマーチンのイメージで書いた曲なのでですね。
私のキャラじゃないので。
長いこと、やってなかったんですけど。

年をとって、あんまり衒いがなくなって(笑)

2017年かな・・生まれて初めて人前で演奏しまして。
やっぱり私がやるとちょっと変わる感じがしてですね(笑)
ライブにおいでの皆様には、喜んでいただきました。

2017年7月9日、中野サンプラザでの「ギルティ」

♪ Guilty (LIVE /’17.07.09 中野サンプラザ)

◎ 恋のブギ・ウギ・トレイン

達郎氏:

私の普段のライブで定番になってる曲の中にもですね、いわゆる、もともと人に書いた曲というのは何曲かありまして。

一番有名なのは「レッツ・ダンス・ベイビー」でありましてキング・トーンズに書いたのが、今やライブでは一番定番になっております。
最も演奏回数の多い1曲でありますが。

それとも同じような曲でですね、アン・ルイスさんに1979年に書き下ろしました「恋のブギウギトレイン」
いろんな人が、カバーやってくださっていますけども。
私もライブアルバム「JOY」に入れました。
80年代から自分でもやっている自分のお気に入りの曲であります。

今日は、先ほどの氣志團万博2017年9月17日のライブバージョン。

せり出しに歩いて行ってギターカッティングにやってですね・・
あとステージの後ろに登って行って、ギターカッティングにやってる、そこの間の移動時間がすごく長いので(笑)

そこんとこだけ編集して、お聴きを頂きますが。
十分にくどいバージョンです(笑)
「恋のブギウギトレイン」

♪ 恋のブギ・ウギ・トレイン (LIVE /’17.09.17 氣志團万博)

◎ シャンプー 

達郎氏:

お知らせの前にもう一曲。

これも79年にアン・ルイスさんに提供した曲ですけれども。
その後、山下久美子さんがカバーしてくださったりしております。

私も POCKET MUSIC でカバーしておりますが。
「シャンプー」

作詞家の康珍化さんの最初の世に出た作品で。
僕とのペアでありました

それではその神奈川県民ホール2018年9月2日のライブソースで「シャンプー」どうぞ

♪ シャンプー (LIVE /’18.09.02 神奈川県民ホール)

2018年9月2日神奈川県民ホールでの「シャンプー」でございました。

~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

山下達郎が送り致しておりますサンデーソングブック。
『山下達郎ライブで棚からひとつかみ~セルフ・カバー編』

人に書いた曲をライブでご披露してるという、そういうような、あまり数がないのですね(笑)
足りるかなと思ったら、なんとか大丈夫みたいです。

私も4月、5月この番組以、外仕事が全部ストップしたままでございまして。

レコーディングを始めようと思ってたんですけれども。
スタジオも、それなりに密なので。
今は、スタジオも中断したまんまであります。

「POCKET MUSIC」とか「僕の中の少年」リマスターしてですね、再発の予定・・スケジュール立ててたんですけども。
レコード会社が、なにしろ出社自粛なのでですね。

それも思うように任せませんで・・
まあ、しょうがないやっていう感じでございます。

そのぶん、この番組力注いで、テレワーク作業とかですね、昔の音源引っ張り出してきてですね、リマスターするとか・・・

全精力サンデーソングブックに注いでいるという(笑)
そういうような現状でありますけど。

でもまあ、それのお陰で、こうした自宅ですね、番組を制作することができております。
ま、何事もですねいいように考えてやっておりますけれども。
メールでのお便りも、だいぶ私も慣れて参りました。
引き続きよろしくお願いします。

◎ RECIPE (おうちカラオケ) 

達郎氏:

ここ2週間ほどですね、おうちアカペラという・・・
「オン・ザ・ストリート・コーナー」のカラオケ使って、家で、ここで一発勝負でご披露したやつがですね・・ものすごくご好評いただきまして。

先週、口がすべって「おうちカラオケなんかやってみようか」なんて・・
そしたら、すごく頂いたんですよ(笑)

じゃ、おうちカラオケ、試しに一回やってみてですね・・
皆様のご感想などですね・・お聴きいただいて。

評判が良ければ、なんかちょっと拡大してみようかな、なんて(笑)

東京は、特にいつまで続く自粛か分かりませんのでですね。
考えられること、全部やってみようと!

そういう感じでございます。

で、「おうちカラオケ」
とりあえず、それでは最新曲いってみましょうか(笑)

「レシピ」

「レシピ」はまだ人前で 1度もご披露したことがありません。

昨年末のドラマの打ち上げで、飛び入りで、これを歌わせていただいただけでありましてですね。

まだ歌いこんでいないので(笑)
どれだけ、うまくいくか分かりませんけどもですね。

ま、ちょっと試しにやってみようかと思います。
おうちカラオケ版「レシピ」

♪ RECIPE (おうちカラオケ)

なんか、デモテープみたいですけども(笑)
ま、初めてなのでですね・・

◎エンディング 

達郎氏:

てなわけで、早くも時間が近づいてまいりましたが・・・

千葉県市川市のI.Eさん。

『私が達郎さんのライブに参戦するようになったのは、次男に強く勧められて観たシアターライブがきっかけでした。
親から子の逆パターンです。

それからは幸運なことに、毎年、次男と参戦し、大はしゃぎしております。
社会人になった息子とライブでこんなに楽しめるとは、子育て中には想像もしませんでした。
達郎さんのおかげです。ありがとうございます。
コロナが収束し、また次男とライブに行ける日を楽しみにしております。』

こちらこそ、ありがとうございます。
是非またいらしてください。

てなわけで、今日はこの辺で。

今日の最後は、やはり「おうちアカペラ」で行ってみたいと思います。

セルフ・カバーのアカペラ曲と言いますと「おやすみロージー」
やはり鈴木雅之さんに1988年のアルバム「ラジオデイズ」のために書き下ろした1曲でございますけれども。

ドゥー・ワップ好き同士で、ドゥー・ワップの曲きたかったので。
マーチンに書いたんですけど。
自分でも本当に気に入った曲なので(笑)
よく今でもライブでやっております。

ライブアルバム「JOY」にも入っておりますし、ベスト・アルバム「OPUS」にも収録してございますけれども。

そのテープは、途中から演奏が入ってくるんですけども。
今日は、全部アカペラの「おやすみロージー」バージョンというのがありまして。

これ、マーチンが時々ステージで使ってくれてますけれども。

今日は、珍しく私もその全アカペラ・バージョンの「おやすみロージー」で、おうちアカペラ行ってみたいと思います。

♪ おやすみロージー-Angel Babyへのオマージュ-(おうちアカペラ)

というわけで「おやすみロージー」
おうちアカペラでございました。

来週は、今年入って10回目の『山下達郎ライブで棚からひとつかみ』になりますのでですね。
ごった煮で、多分行くと思います。

色々と、また持って参りますので、お楽しみに(笑)

『山下達郎ライブで棚からひとつかみ~セルフカバー編』でございました。
なんのことない。ジャニーズ、アンルイス、鈴木雅之、各2曲ずつというような、セルフ・カバー編でございました(笑)
お粗末(笑)。

◎クロージング 

達郎氏:

お送りいたして参りました山下達郎サンデーソングブック
『山下達郎ライブで棚からひとつかみ セルフ・カバー編』でお届けしました。

来週は「ごった煮」でございます。
まだまだ続くよ『山下達郎ライブで棚からひとつかみ』

毎週、申し上げておりますけれども。
こういう状況の中、全国各地で働いておられる医療従事者の皆さん、だいぶ落ち着いてきたというもののですね、現場は、まだまだ厳しいものがあると拝察いたします。

くれぐれもご自愛くださいまして、引き続きよろしくお願い申し上げます。

様々なリスクの中、表で、もしくは密の中で働いていらっしゃる皆さん、誠にお疲れ様です。
お体くれぐれもお大事に。

不幸にしてウイルスに感染されて、入院されている皆様、ホテル等で待機されてる皆様
心よりお見舞い申し上げます。
お早いご快癒を、心よりお祈り申し上げております。

山下達郎サンデーソングブック、来週もセイム・タイム、セイム・チャンネルで皆さんごきげんよう、さよなら。

今週のオンエア曲

14:08 ハイティーン・ブギ (LIVE /’17.09.17 氣志團万博)/山下達郎
14:11 硝子の少年 (LIVE /’19.11.12 LINE CUBE SHIBUYA)/山下達郎
14:16 Guilty (LIVE /’17.07.09 中野サンプラザ)/山下達郎
14:24 恋のブギ・ウギ・トレイン (LIVE /’17.09.17 氣志團万博)/山下達郎
14:33 シャンプー (LIVE /’18.09.02 神奈川県民ホール)/山下達郎
14:41 RECIPE (おうちカラオケ)/山下達郎
14:46 おやすみロージー-Angel Babyへのオマージュ-(おうちアカペラ)/山下達郎

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