山下達郎さん サンデーソングブック 2016年10月2日『日曜日で棚からひとつかみ』
長崎は夏のような天気で、外を歩くと汗だくになりました。
昨日は下関でライブを楽しんで、心地よい疲れがのこっています。
今日のサンソン、レアプログラム『雨傘番組』でした。
もしかして、達郎さん体調不良?と思いましたが、そうではないということで一安心です。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
10月に入りました。
放送業界は、10月は年度変わりでございます。
思い起こせば1992年の10月に、このサンデーソングブック、当時は土曜日でサタデーソングブックとしてスタート致しました。
以来、本日を持ちまして、めでたく24周年、満24年を迎えることになりました。
いよいよ来年で25周年!
JFNネットワークの中でもですね、長寿番組の仲間入りをさせて頂いております。
これもひとえに、ずーっとお聴きを頂いておりますリスナーの皆様のおかげと、心より御礼を申し上げます。
今後ともなにとぞ宜しくお願い致します。
本日1251回目のサンデーソングブックでございます。
えぇ・・・でですね、明日、明後日と例の新宿ロフト、アコースティックライブでございます。
実はちょっと、スケジュールがものすごくタイトなので、今・・
でですね、番組が・・・収録がおぼつかないという(笑)
ま、でも、私、1251回、一度も休んだことはありませんでですね。
最近やっぱり年齢のせいと言いましょうか、ツアーの合間に番組を録るとか、そういうところがですね、正直言って、肉体的というか、まあ・・整体的に(笑)
辛い時が、時々ありまして(笑)
特に風邪を引いた時とか、そういう時にそうしようかと・・
昔はそんなこと、思ってもいなかったんですけども。
ここ数年間、そういうことが、もしかしたらあるんじゃないかと。
やっpり長寿番組でございますから・・・
えぇ・・・ですので、じゃあ、前もってですね、何本か予備で録っておこうじゃないかというアイデアが今年入って出ました。
そういうのは雨傘番組と言います。
雨傘番組というのは、まぁ、あのぉ・・・プロ野球とかがですね、昔はドームとかありませんでしたので、雨天で中止になった時にラジオなんかが、例えば野球中継ができなくなった、そういう時にですね臨時で放送する番組が「雨傘番組」と言いまして。
それは前もって録ってあるんですね。
そういうようなですね、前もって、転ばぬ先の杖で番組を録ってあることを、ちょっと試みてみようと言うことでですね。
今回、ちょっと珍しいんですけども(笑)
番組の収録が追いつかないので、じゃこのあいだ録った雨傘番組使ってみようか!
せっかく新年度だし!
なんか新しいネタいろいろやってみようか(笑)
そういうですね(笑)
新年度で、それかよ!(笑)
で、雨傘番組、どういうのにしようか・・
ま、今回はスケジュールの都合が、たまたま悪くてですね、間に合わないというような状況なので、あれですけども。
例えばですよ、風邪引いて40度熱が出たとかですね、声がどっかで出なくなっちゃったとかですね、そういうような事もありますので。
そういう時に、じゃあ「病気で棚つか」とかですね、「骨折で棚つか」とかですね・・
そんな縁起でもない(笑)のはよくないなと。
じゃ、どういう臨時プログラムにしようかと。
サンデーソングブック24年間やってきましたが。
今まで、日曜日の歌の特集っていうのを、不思議なことに今まで一度もやったことない。
時々、日曜の歌をかけることがありますけど、日曜日の歌ばっかりで揃えたというものが、今まで一度もないので。
それじゃこの雨傘番組でやるときはですね、「日曜で棚からひとつかみ」
これでいってみよう!
でですね、日曜日の曲って、意外といい曲多いんです。
ずらっと並べますとですね、今日のラインナップですね、なかなか普段のですね、サンソンの超常連の方だったら、とっても喜んで頂けるような(笑)
そういうようなラインナップが出来ましたので。
ひとつ今日は『日曜日で棚からひとつかみ』
『B面で棚からひとつかみ、邦楽編』は来週にまわしたいと思います。
新年度、頭ですので、丁度いいかなと。
サンデーソングブックですので、日曜日の歌。
『日曜日で棚からひとつかみ』です。
ひとつよろしくお願いします(笑)
臨時雨傘番組とは言いますものの、最高の選曲と最高の音質、いつもに増してお届けしたいと思います。
日曜日の午後のひととき、山下達郎がお送りいたしますサンデーソングブック、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみ頂きます。
『日曜日で棚からひとつかみ』
24周年のサンデーソングブックでございます。
で、CM明けからはですね、録ってありました、録り置きですので、何と申しましょうか、多少、今話ししてる私と性質とですね、連関性がない場合がございますので(笑)
それは太く鷹揚に、ご勘弁頂きまして(笑)
エンディングのナレーションでまたフォローしたいと思います。
よろしくお願いします。
でですね、山下達郎、今まで40年以上活動して参りましたが、日曜をテーマにした歌って、実はないんですね。
土曜日はあるんですけど、日曜日は何でないんだと。
ですので、苦肉の策で1991年の私のアルバム「アルチザン」に入っております、この番組サンデーソングブックのエンディングテーマとして使われております「Groovin’」
ヤング・ラスカルズの1967年のナンバーワンヒットのカバーでございますけども。
これを頭にお聴きを頂きます。
いつもはエンディングでお聴きを頂きますが。
たまにはですね、ナレーションが乗っからないスッピンのやつでですね、お楽しみを頂ければと思います。
サンデーソングブック『日曜日で棚からひとつかみ』
ますは山下達郎「Groovin’」
♪ Groovin’/山下達郎
~ CM ~
♪ Sunday Morning/Earth,Wind & Fire
♪ Will You Be Staying After Sunday/The Peppermint Rainbow
♪ ラヴ・イズ・ア・レイニー・サンデイ/ザ・ラヴ・ジェネレーション
♪ プリーザント・ヴァリー・サンデー/ザ・モンキーズ
♪ A Sunday Kind Of Love/The Harptones
~ CM ~
◎雨傘番組
達郎氏:
本日は予定を変更いたしまして『日曜日で棚からひとつかみ』
なんかの理由で、私が番組が収録できませんでですね、かねてより録り溜めておいた、いわゆる雨傘番組と言いますが、それをお届けしております。
前倒しで収録してました。
そういう意味ではレアでございます。
いろんな番組でレギュラーをやってる方、いらっしゃいますけども。
私は、四半世紀サンデーソングブックやっておりまして、一度も休んだことないです。
3.11の東日本大震災の時に1回、番組をお休みした・・
あとは年末の特番でですね、強制的にお休みにさせられたわけで。
自分が、ま、なんか病気だとかですね、そういうもので、急に打ち切りになったということは1度もありません。
1度も休んだことはありません。
で、もし、そういうなんか高熱が出たとかですね、アクシデントがあって、どうしても収録ができないという時には、どうしようかと。
そういうのをスタッフと打ち合わせましてですね。
一番あんちょくなやり方はですね、代打を立てる。
誰かにやってもらうか、代わりに。
あの・・いますでしょ、他の番組ですとね。
「なになにさんが来れなかったので、私が代打でやります」
もう絶対イヤなんです、代打!
だからまあ、こうやって差し替えるをやってるんですけども。
そうしたパーソナリティーの方とかにですね、そういう方に代打をやってもらう・・
なんかそういうの、イヤなんですよね。
そういうなんか、子分みたいなヤツで悪いような感じがしましてですね。
なんかこう・・上から目線というか、そういうのイヤなので。
ですので、断固自分でやるという!
そいで、まあ、スタッフと考えましたのが「雨傘番組」ではどうだろうか!
それはいいアイデアだ!
じゃ、どういうのにやろうか。
初めはですね、なんかですね「病気で棚からひとつかみ」とかですね、寝込んでるから「睡眠で棚からひとつかみ」とかですね。
「ベットと枕で棚からひとつかみ」とか、そういうくだらない事を考えて・・
あんまり洒落にならないかな、というアレがありますので。
それでなんか、電気がパットつけて、そうだ「日曜日で棚からひとつかみ」
これでいいじゃないか、と。
てなわけで、日曜日で棚からひとつかみでお届けしております。
来週は普通にできると思います。
どうなるか、わかりませんけどもですね(笑)
引き続き、リクエストお便りお待ち申し上げております。
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
来週元気に出てきましたら、これがまた肴になってですね、一層盛り上がることと思います。
♪ Sweet Sunday Kinda Love/The Beach Boys
♪ It’s Sunday/The Sunshine Company
♪ What Do You Do On Sunday Afternoon/Jerry Butler
◎エンディング
達郎氏:
というわけで、今日は、いざという時、なんかアクシデントがあってですね、こういう時のために録ってあった、いわゆる雨傘プログラムでございす。
『日曜日で棚からひとつかみ』
あんまりこういうことが起きないのが、もちろん理想なんですけれども。
備えあれば憂いなし、というですね、ことでございまして。
来週は復帰の予定でございますが。
さあ、どうなってることでございますでしょうか。
またこれを、ネタにして楽しめば、という感じでございます。
で、最後なんですが、いつもだいたい最後はですね、自分の曲やるんですが。
冒頭にも申し上げました通り、私、日曜日のテーマの曲が1個もございません。
「日曜日」が出て来る曲もございません!
よっぽど日曜日が嫌いなんだという。
月曜日から土曜日に泣き別れという。
で、もう完全こじつけなんですけども。
竹内まりやさんが作詞作曲しましたですね、1982年の堀ちえみさんのシングル「待ちぼうけ」
これに「日曜日」ってのが出てくるんですよね。
もう完全なこじつけですけども(笑)
雨傘番組だから勘弁して頂こうと。
そういうわけで『日曜日で棚からひとつかみ』
ご清聴ありがとうございました(笑)
♪ 待ちぼうけ/堀ちえみ
~CM~
お送り致して参りました山下達郎サンデーソングブック。
新年度早々、変なプログラムでございますが。
『日曜で棚からひとつかみ』でございました。
番組の中で喋っているのは、あらかじめ録っておいたものですので、前枠と、この後枠との整合性が全くございません。
全然、五体満足でございますので、ご安心下さい(笑)
風邪引いたわけでもですね、なんか具合悪くなったとかでもありませんで。
スケジュールがタイトなので、大事を取って、これを番組使わせてもらいました。
でも『日曜で棚からひとつかみ』、お聴きを頂いてお判りの通り、なかなかいい曲がたくさんありますのでですね。
この次、なんかあった時にもこの『日曜で棚からひとつかみ』、引き続き・・
ないこと願いますがですね(笑)
そんなわけで今年度のサンデーソングブックも、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。
来週は1週間遅れましたが、『B面で棚からひとつかみ、邦楽編』
1週間遅れたおかげでですね、実はない音源が手に入りましたので。
それも・・・怪我の功名かな(笑)
来週はちゃんとやらして頂きます。
山下達郎サンデーソングブック、来週もセイムタイム、セイムチャンネルで、皆さんごきげんよう。
さよなら。
今週のオンエア曲
14:06 Groovin’/山下達郎
14:10 Sunday Morning/Earth,Wind & Fire
14:16 Will You Be Staying After Sunday/The Peppermint Rainbow
14:20 ラヴ・イズ・ア・レイニー・サンデイ/ザ・ラヴ・ジェネレーション
14:24 プリーザント・ヴァリー・サンデー/ザ・モンキーズ
14:28 A Sunday Kind Of Love/The Harptones
14:35 Sweet Sunday Kinda Love/The Beach Boys
14:39 It’s Sunday/The Sunshine Company
14:42 What Do You Do On Sunday Afternoon/Jerry Butler
14:47 待ちぼうけ/堀ちえみ
コメント
下関のライブに足を運んで頂き、メッセージをお寄せいただいた方、心温まるメッセージありがとうございました。また次回のライブへの起こし、お待ち申し上げております。