山下達郎さん サンデーソングブック 2019年7月21日『ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ特集 Part 2』(#1397)
長崎市内は夜明け前から大雨警報が発令され、1日中雨が降ってました。
とにかく、災害が起こらないことを祈るばかりです。
今日のサンソン、達郎さんが戻ってこられました。
宮治さんと、達郎さんの会話を聴いてると大瀧詠一さんとの「新春放談」聴いてるみたいでしたね。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
戻って参りました!
えぇ、おかげさまで。
えぇ、ほぼ治りました(笑)
先週は、ほんとうに大変でございまして(笑)
今日は、直近で録っております。
本日は、参院選の選挙でございます。
みなさん、この番組終わりましたら、ぜひ投票所にお出かけくださいませ。
話せば長いので、端折りますけれど(笑)
もう、今日で24日間、お酒を口にしておりません。
えぇ、大変でございます。
先週も、ちょっと申し上げましたけれども、旅先で風邪をひいてしまいまして(笑)
笑っちゃいけない!!
中野のサンプラザがキャンセルしてしまいまして・・・
ほんとは延期で振替をしようと思っていたんですけれども・・
何をどうやっても、メンバーとホールのですね、折り合いがつきませんで。
ホールは空いているんだけど、メンバーが一人だめだったりですね・・・
メンバー大丈夫でも、その日はホールがダメだとか。
サンプラザじゃなくても他でもいいや・・と
もうちょっと、でかいところでもいいから振替で観ていただこうとアレして、年末まで頑張ったんですけども・・
結局一日も合うところがなかったですね・・
みなさん、忙しい。
誠に申し訳ございません。
次のライブやるときにですね、キャンセルでチケットをお買い求めいただいた方に優先するとか・・
なんか軽々しく言うなと言われてます、スタッフに。
すいません。
生まれて初めてであります、こういうこと。
今後、そういうことがないように・・
お酒をやめようかなとか、できもしないことをですね、ステージでほざいておりまして。
というわけで、7月17、18、NHKホールは無事にやらせていただきました。
お出でくださった皆様、ありがとうございました。
今週は大宮でございます。
7月は東京近辺であります。
7月25日、木曜日、26日、金曜日、大宮ソニックシティでライブやります。
ちゃんと復調しましたので(笑)
お出での方、お待ち申し上げております。
で、サンデーソングブックはですね、先週、宮治淳一さんにピンチヒッターをお願いして『ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ』
昨年に3枚、今年3枚。
5、6、7、8、9、10と6枚からピックアップしてピンチヒッターでお届けしました。
宮治さんに対する賛辞のお便りが、たくさん届いております。
ほんとはですね、私、ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ特集をやろうと、去年の分から思っていたんですけども、なかなかタイミングが合いませんでですね。
ご紹介できませんで、6枚、たいへんたくさん量がありますので。
1週間では、もったいないので。
延長して、本日もお届けしようと思います。
ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ
5、6、7、8、9、10
パート2でございます。
で、この企画はですね、そもそも宮治さんがプロデューサーでありまして。
選曲から何から全部、許諾のチェックから一人でやった力作でございます。
で、制作担当の方に話を伺うのが一番面白いんですね。
で、今日はですね、宮治さんゲストにお迎えしまして、いきたいと思います!
宮治淳一さん。
宮治氏:
どうも。先回は代打を・・・
達郎氏:
誠にありがとうございました。
宮治氏:
デッドボールくらいで出たんで・・
達郎氏:
いやいや、いやいや・・
でも、宮治さんはラジオニッポンでレギュラー持ってらっしゃって、日曜日にですね・・
この番組が終わった夕方の5時からやってるんですけども。
こっちの方が、もっとマニアックでですね(笑)
宮治氏:
そうですか(笑)?
達郎氏:
インペリアル特集って何ですかあれ(笑)
だけど先週の選曲も、あれですよ。
何気にルーターズ入ってますし。
宮治氏:
はいはい「マッシー」ですね。
達郎氏:
インスト好きなんで。
宮治氏:
1曲は最低・・
達郎氏:
宮治さんはとにかく、あのぉ・・
日本のエレキインストのドンと言われております。
ニュー・エレキ・ダイナミカという有名な・・
宮治氏:
よく覚えていらっしゃいますね!
達郎氏:
忘れませんよ(笑)
なので、そういう趣味がありますが。
今回は、ワーナーのカタログをですね・・
ポップ・ロック・ナゲッツというのは、
ガールグループ・ナゲッツ、それから私と一緒にやりましたドゥ・ワップ・ナゲッツ
このワーナー・ナゲッツ・シリーズといのは、ワーナーに現在ありますカタログを宮治さんが全部チェックしてですね。
そのあと、許諾をとって。
実際、この6枚の中で・・
この倍くらいの曲を聴いて。
で、自分がいいと思った曲を選曲して。
でも、許諾が取れなかったりするんですが・・
血と汗と涙のですね・・・
成果であります。
先週の・・11曲くらいでは、とても焼け石に水でありますので。
じっくりと、また5から、5,6,7,8,9・・
どこまでいくか分かりませんけども。
今日は二人でやるんで、話が長いです(笑)
どこまでいくか分かりませんけども(笑)
今日もよろしくお願いします。
宮治氏:
よろしくお願いします!
達郎氏:
で、もう、あの・・
1曲でも多くかけたいので、頭の私の曲とか、そういうの無しで。
お知らせのあとで、さっそく行ってみたいと思います。
山下達郎サンデーソングブック、1397回目でございます。
『ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ特集』
先週に続きまして、私と宮治淳一さんと二人でお届けします。
本日も最高の選曲と最高の音質でお届けをします。
日曜日の午後のひと時・・あってるのか、あってないのかわかりませんが、よろしくお願いします!
~ CM ~
♪ メイク・ミー・ユア・ベイビー/バーバラ・ルイス
達郎氏:
この「ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ」
ナゲッツ・シリーズでございますけれども。
今まで、ずーっと続けて出しましてVol.10まできました。
昨年の10月に5,6,7が出まして。
今年の4月に8,9、10と。
しかも9と10はですね、大瀧詠一さんが70年代にやってらしたゴー・ゴー・ナイアガラの・・
でオンエアされた曲からピックアップするという。
もう超ド級の企画でございます。
そもそも、このナゲッツというのは宮治さんが作り始めたやつですけども。
これ、あの・・なんかきっかけがあったんですか?
宮治氏:
それはですね、あのぉ・・
ワーナーがずっとやってるライノっていう子会社・・最初は違う会社だったんですけど、一緒になって。そこが、たしか80年代にナゲッツという72年にレニー・ケイがやったガレージ・サイケのやつのエッセンスで・・
イーストウェストとか、サンシャインポップみたいなやつをLPで出したんです。
6枚組ですね。
あれがもう好きで。
達郎氏:
ふゥワハハハハハ(笑)
宮治氏:
あれに初めてイエロー・バルーン・・
達郎氏:
あとLondon is a lonely town・・
宮治氏:
そういうのを聴いて。
その時点では、単なるユーザーだったんですけど。
ワーナーミュージックのストラテジックに行ってですね、これのCDを出したら、どうなのかなと思ってですね。
疑似テープみたいなのを作ってみたんですよ。
そしたら、なかなかいいんでね。
これ、ひょっとしたら・・今の時代なら、ひょっとしたらいけるかもしれない。
このサンデーソングブックを、これだけマニアックな曲を聴いてる人が世の中にこれだけいるなら。
このCDを聴いて喜んでくれる人がいるかもしれない、ということで2014年に始めた・・・
達郎氏:
なるほど・・
5年もたってるんだ。
宮治氏:
5年ですね・・
達郎氏:
向こうもね、何とかガールとか
宮治氏:
いっぱいやってますよね。
エースもやってますし。
達郎氏:
エースに勝るとも劣らない!
宮治氏:
いや、エースには勝てっこないですけどね・・
少しでも・・
達郎氏:
勝るとも劣らない!
♪ 遥かなる夏の陽/ジェイムスタウン・マサカ
♪ あの娘はブルー/シャドウズ
♪ フォーエヴァー/ロイ・ウッド
~ CM ~
◎Vol.7
達郎氏:
さて、一番好きなのは・・・
ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ、今回の5から10の間で一番好きなのは7です!
R&B
なんつったってR&B!
まずはこれ。
私の大好きなリンダ・ジョーンズ
27歳かな・・・
の若さで亡くなってしまった人です。
♪ ヒプノタイズド/リンダ・ジョーンズ
♪ クール・ジャーク/キャピトルズ
♪ アイドゥ・ラザー・ビー・アン・オールド・マンズ・スウィートハート/キャンディ・ステイトン
◎エンディング
達郎氏:
時間になってしまいまして・・
5,6,7まで来ましたから、来週は8,9,10かな。
もう1週やります!
パート3
先週の宮治さんのピンチヒッターで、お便りが、いろいろたくさん頂いておりますが。
宮城県仙台市のO.Hさん。
『ピンチヒッター宮治淳一さん、最高の選曲と最高の音質で、午後のよいひと時過ごしました。
宮治さん、ありがとうございます。
語りが慣れていらっしゃいました。
聴いてて和みます。』
宮治氏:
ありがとうございます。
サンソンのリスナーの方、寛大な方が多くて、いいですね!
達郎氏:
27年もやってるとですね(笑)
宮治氏:
ほんとに、優しい方が多い。
達郎氏:
昔はそうでもなかったんですよ。
宮治氏:
そうですか(笑)
達郎氏:
みなさん年を重ねられてきてですね。
丸くなってきた。
やってるやつが丸くなってますからね(笑)
宮治さんだって、昔はもうエレキインストのアレだとかいって・・
誰も知らない・・・
宮治氏:
やってましたけれどね・・
皆さんに喜んでもらえるように・・気がしてます。
達郎氏:
来週もやるんですけど。
これ、いくつまでいくつもりなんですか?
宮治氏:
今ね、28までやったんですよ、全て。
なので、キリが悪いんで、できえば、29,30.
に値するものだと。
ポップ・ロック・ナゲッツの11と12、これで70年代のこういうやつ・・
が入れられればいいかなぁと。
達郎氏:
ドゥ・ワップ・ナゲッツも続編やろと思ってますからね。
いろいろありましてですね・・・
許諾がとれないやつは、どうしようかとか・・
それもご期待頂きたいと思います。
この続き、もう1週いきます。
そんなわけで今日の最後はワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ Vol.8から「プリティ・プリティ・ガール」
♪ プリティ・プリティ・ガール (MONO)/タイム・トーンズ
今週のオンエア曲
14:07 メイク・ミー・ユア・ベイビー/バーバラ・ルイス
14:14 遥かなる夏の陽/ジェイムスタウン・マサカ
14:20 あの娘はブルー/シャドウズ
14:24 フォーエヴァー/ロイ・ウッド
14:32 ヒプノタイズド/リンダ・ジョーンズ
14:36 クール・ジャーク/キャピトルズ
14:41 アイドゥ・ラザー・ビー・アン・オールド・マンズ・スウィートハート/キャンディ・ステイトン
14:47 プリティ・プリティ・ガール (MONO)/タイム・トーンズ
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