山下達郎さん サンデーソングブック2024年1月28日『棚からひとつかみ』(#1633)

山下達郎サンデーソングブック 
サンデーソングブック

福岡市内の天気は小雨混じりの薄曇り、気温は10℃。

達郎さん、来週は数年に一度のサンソンの日がお誕生。

ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

スポンサーリンク

冒頭

達郎氏:

早いものでも1月も最後の日曜日になりました。
1633回目のサンデーソングブックであります。
私、またスタジオに入って、レコーディングなんかをやっておりますので
今週は久しぶりの「棚からひとつかみ」
山下達郎のレコード棚からアトランダムにいろいろとお聴きをいただきます。
本来のサンソンのレギュラープログラムでございます。

1月 ちょっと時間がありましたので
仕事場の机の上に山のようにCDとレコードが積んでおりますので、それを戻したりですね
買ったレコード ちょっと整理したりとやっておりますと
やってる中から、こんなのがあった
これを・・そんなことやっておりますと全然整理になりませんが
でもこれで「棚から一つかみ」やればいいかな
レコード整理のお供の棚からひとつかみ

で結構レアなのがかかるかと思いきや、そうでもない。
そこそこな感じで。
でも自分ではなんか、いいかな
で、先週申し上げましたみたいに、ライブやってる時は、なかなか思うように任せないので
皆様のリクエストカードで助けていただいて
リクエスト特集が多くなるんですけども。

「完全棚から一つかみ」意外と久しぶりであります。
昔、90年代が暇だったので
毎週そんなことばっかりやっておりました。
久々に棚から一つかみ 
山下達郎のレコード棚からアトランダムに今日はお聴きをいただきます。

日曜日の午後のひと時
本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみいただきます
山下達郎サンデーソングブック
本日も最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。

で、もう世相が割と、混沌としておりますので。
明るく明るくと心がけます。
そうしますと、こういうリクエストがたくさんいただきます。

青森県は弘前市のS.Wさん

『昨年は一度もハガキを読んでもらえてないので
今年は一度でいいので読まれたいです』

こういう方多いです
すいません・・・

年始に頂いたハガキの数がですね
私、31年この番組やってますけど
こんなに来るかというね・・・すごい数になります。
不思議な感じがいたしますが。
ありがたいことでございます。

でもそれのおかげで、こういう常連の方々からお叱りをいただく今日この頃

群馬県伊勢崎市のU.Uさん

『温かい冬ですが辺り一面霜が降りている朝があります。
日を受けキラキラと輝く様は
見慣れた景色とはいえ異世界にワープしたような感覚になります。』

素敵なお便りでございます。

♪ ヘロン/山下達郎

~ CM ~

♪ La La La/The Shamrocks

♪ Dreamin’/General Johnson & The Chairmen Of The Board


♪ Have You Ever (That’s What It Means)/The Enchanted Five

スポンサーリンク

新春放談が変えた新しい自分

達郎氏:

リスナーの皆さんからたくさんお便り頂いてるんですけど
なかなか思うようにお応えできません。

京都市のY.Kさん
昔からいただきますが

『先日の新春放談 大変気持ちよく聞かせていただきました。
数年前、他国語放送のように聞こえていたのが、薄識ですが
薄い知識ですが 慣れてきまして
これを聞かないと何も始まらない存在になりました。
まさに継続が力なりです。』
という・・・努力のお便り

世代を超えた音楽の愛

達郎氏:

お若い方からもお便りをいただく今日この頃
名古屋市のM.Dさん

『私、今22歳なのですが、同世代と話してる時
「自分山下達郎さん好きなんだよね」と言うと
決まって、きょとんとした顔で「渋いね」と返されます。
私の周りで達郎さんのお話ができるのは、40年来のファンである父親ぐらいなのですが
達郎さんも似たようなご経験はございますでしょうか
ちなみに周りから理解されなくても
私は、これからも達郎さんをずっと応援しております。
達郎さんの音楽が好きですので。』

リクエストはハース・マルティネス
「オールトゥゲザー・アローン」
渋すぎますよ、あぁた。

ありがたいですね
私も22の時には自分の好きなですね
ドゥアップとか言っても
「何それ?」
そういう人が次世代の音楽シーンを作っていくんだという具合に・・・

2歳5ヶ月で達郎マニアに!

達郎氏:

もっとすごい方は香川県 高松市のK.Kさん お医者さん

『私の孫で2歳5ヶ月になったばかりの話です
最近は片言の言葉をやっと話せる程度です。
その孫がYouTubeの「レシピ」を見るのが好きで

”レシピ 達郎 ギター エスカレーター”

としゃべりながら走ったり、踊ったりしています。
この際達郎のファンにさせようと「ミライのテーマ」を見せましたが
興味がないようで、本人は「レシピ」と言ってます。
2、3歳の子にレシピを見せると超若い達郎ファンができるかもしれません。
将来一緒にコンサートに行きたいと思っています。
それまで頑張ってください。』

達郎氏:

って、すごいですね~

無理強いしちゃいけません。
でも私は幼いお子さんに昔から人気があるんです
大瀧詠一さんの息子さんは2歳ぐらいの時に「ダウンタウン」を聞いて
ヨードークリマショーって歌ってたっていうですね。
そういう昔から私は幼児に人気がある
ですのでポンキッキーズでパレードがかかって
それで初めて聞いたという方が、今でもライブにいらっしゃいます。

♪ The Life Of A Clown/Ben Aiken

~ CM ~

来週

達郎氏:

山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック
おなじみレギュラープログラム「棚からひとつかみ」
山下達郎のレコード棚からアトランダムにいろいろとお聴きいただいております。

来週はですね、2月4日
私の71歳の誕生日でございます。
ので、自分の誕生日がサンソンにぶつかるというのが
7年とか6年とか8年とかに いっぺんしかありませんのでですね。

来週はまた、恐怖の聴取率週間だそうですけど
ものともせずにですね
誕生日 私の誕生日なので「バースデーで棚からひとつかみ」
何回かやっておりますが。
新しいネタがいろいろ仕入れられましたので
「バースデーで棚からひとつかみ」来週はそれでお届けします。
引き続きお便り、リクエストたくさんお待ち申し上げております。

郵便番号102-8080
東京FM山下達郎サンデーソングブックの係

よろしくお願いします。

ATMの魔法

達郎氏:

先日、年末のですね夫婦放談の時に
ATMで1000円札で、たくさん出てきたというですね
そういうお便りをご紹介しましたけれども。
そうしましたら、札幌市のY.Yさんからですね

『昨年末の放送で、ATMでお金を下ろした時
数十枚の千円札に驚いたという方がいらっしゃいましたが
その方は、もしかしたら
「んん千円」「〇〇1000円」と入力したのではないかと思います。

私は千円札をたくさん欲しい時にはわざと1万円ではなく
10 1,000円と入力し10枚の1000円札をおろします。
おせっかいですみません。』

達郎氏:

私もやっておりますが、それ
72000円で72枚出るですかね。
72 千円で72枚が出るんですよね
今度やってみましょうか。
っははは(笑)

ありがとうございます。
そういう私も1000円欲しい時に、そうやってやっておりますけれど。

追悼 神谷誠一氏

達郎氏:

で、話は変わるんですけれども
私の世代にとってですねオールディーズの情報っていうのはなかなか手に入らないものでした。
60年代の終わりから70年代の頭ですけれども。
そんな中でですね
そうしたオールディーズのマガジン草分けと言えるのが宮下静雄さん
今は亡き宮下静雄さんの『FOREVER MAGAZINE』というのがありまして。

それともう一つ神谷誠一さんという方がやってらした
『バック・トゥ・ザ・ロック』というマガジン
この2つが我々のオールディーズの情報としては本当に貴重なですね
ミニコミでありまして。

その神谷誠一さんは宮治淳一さんとも、とってもですね関係が深い方だったんですけれども。

今年の1月3日にですね、73歳でお亡くなりになりました。

神谷さんの本には、本当にいろんなことを教えていただきました。
私が結婚した時にですね
ラスカルズのスパニッシュ・バージョンと
イタリアン・バージョンのシングルをプレゼントしてくださいましてですね。
でも神谷さん、私と3つしか違わなかったんですね
この訃報で初めて知ったんですけども。

本当に宮下静雄さんと神谷誠一さんの、このお二方いなければですね
我々のオールディーズ情報っていうのは、ずいぶん遅れたものになってたということを
今更ながらですね・・・

あの当時は今みたいにネットなんてのありませんから
本当に資料を細かく当たってデータを探すしかないという時代だったので
本当にためになりました。

ご冥福お祈りしがてら、神谷さんの好きだった1曲
Reparata & The Delrons
ニューヨークのガールグループですけれども
この人たちの1965年のヒットソング
「Whenever A Teenager Cries」
これをお聴きいただきましてご冥福をお祈りしたいと思います。

♪ Whenever A Teenager Cries/Reparata & The Delrons

♪ Love Came To Me/Dion

♪ ヘイ・ベイビー/アンソニー・ホワイト

♪ Better Believe It/Brenton Wood

エンディング

達郎氏:

今日はたくさんかかりましたが、この辺で・・・

近所のお店でテレビ・デビュー

達郎氏:

埼玉県鴻巣市 F.Mさん 超常連

『先日、うちの母が近所のお惣菜屋さんに買い物に行くと
テレビの取材が来ていてインタビューをされたそうです。
地元で愛され続けているお店なので母も熱く語ったらしく
スタッフから「採用させていただくと思います」と言われたと興奮して語っていましたがその後、洋服を前後逆さまに着ていたことに気づいてました。
果たして洋服を逆さまに着た母の姿はオンエアされるのでしょうか。
楽しみに待ちたいと思います。』

達郎氏:

放送でしゃべっちゃっていいのかなっていう・・・お大事に
今日はこの辺で(笑)

今日の最後

達郎氏:

最後に宮城県仙台市 Y.Nさん いつもありがとうございます。

『今月、私の夫が誕生日と共に退職を迎えます。
この日のためにサンソンへのリクエストは
「バラ色の人生~ラヴィアンローズ」をと10年以上前から決めていましたが
現在の状況を考えると難しいのはわかっています。
せめてこのハガキ、達郎さんにお目を通していただければ、それだけで嬉しいです。
前向きな感じでスパッと終わるところも素敵なこの曲、これからも聴き続けます。』

おかけしましょ~

♪ バラ色の人生~ラヴィアンローズ/山下達郎

クロージング

達郎氏:

お送りいたしてまいりました山下達郎サンデーソングブック
「棚からひとつかみ」でございました。

来週は私の誕生日ですので「バースデーで棚からひとつかみ」
また新しいネタを仕入れてまいりますので、ご期待ください。

1月ももう終わりです。
少しずつ春の気配出てきておりますが、それでも不安定な気候です。
風邪、インフルエンザ、コロナ くれぐれも気をつけてください。

山下達郎サンデーソングブック
来週もセイムタイム、セイムチャンネルで
皆さん ごきげんよう
さようなら

今週のオンエア曲

14:03 ヘロン/山下達郎
14:08 La La La/The Shamrocks
14:13 Dreamin’/General Johnson & The Chairmen Of The Board
14:17 Have You Ever (That’s What It Means)/The Enchanted Five
14:23 The Life Of A Clown/Ben Aiken
14:31 Whenever A Teenager Cries/Reparata & The Delrons
14:34 Love Came To Me/Dion
14:38 ヘイ・ベイビー/アンソニー・ホワイト
14:43 Better Believe It/Brenton Wood
14:47 バラ色の人生~ラヴィアンローズ/山下達郎

コメント