福岡市内は小雨が降ったり、止んだりのお天気。
春が近づいています。
レコード盤のA、B面の1曲目はイケイケの曲でしたね~
ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
冒頭
達郎氏:
もう2月も最後の日曜日でございます。
天皇誕生日から3連休です。
連休連休・・・
今日は、先週申し上げましたみたいに、前倒しでやっております。
スタジオ仕事が始まりましたので
ここから10日間ぐらい、お籠りでございます。
ですので、先週に引き続きまして今週も皆さんのリクエスト
それからお便りに助けられまして
「リクエスト特集」
お届けしたいと思います。
で、こう申し上げてる間にも、たくさんいただきますので。
先週も今週も、ひと月ぐらい前のやつであります。
順繰に(笑)
やっていきたいと思っております!。
ブツブツ言わないで早くやれ!
すいません!
日曜日の午後のひととき
本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみいただきます
山下達郎さんでソングブック
先週に引き続きまして「リクエスト特集」
1枚でも多く、1曲でも多く
本日も最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。
なにしろ超常連の皆さんが、「かからない!」
そういうお叱りが・・
頂けば頂くほど、なんかこう・・・
気になってしまってですね。
少し、そういう割り振りを(笑)
東京都町田市の超常連
K.Kさんからリクエストいただきました。
何しろ私の曲が、もうとにかく1人1曲みたいな雰囲気なので
もう結局、何でも・・・何でもって言っちゃいけませんが!(笑)
そんな感じで・・・何がそんな感じ!
01年の私のシングル「君の声に恋してる」
~ CM ~
「So Much In Love」これがオリジナルバージョンです
達郎氏:
大阪府岸和田市のI.Mさん
『達郎さんもカバーされている「So Much In Love」についてお聞きしたいです。
1980年代中頃に、よくこの曲を耳にしたのですが
当時は誰の何という曲かわからずに、いい曲だなぁと聞いていました。
数年前に、ふとあの曲は何だったのかと思い出し
口をついて出てきたフレーズから、この曲にたどり着けました。
いろんなアーティストのカバーしていますが、私が聴いたのはおそらくHuey Lewis & the NewsかTIMOTHY B. SCHMITだったのではないかと思います。
この曲のオリジナルはいつの時代の誰かなのかをお教えください。
リクエスト特集の時とか、いつでもいいので待ちます。
よろしくお願いします。』
達郎氏:
タイムズ(The Tymes)という、これがオリジナルバージョンです。
星の数ほどカバーがあります。
私もオン・ザ・ストリート・コーナーでやっております。
というわけでThe Tymes、63年の「So Much In Love」で今日は始めました。
♪ Poinciana (Song Of The Tree) (Live)/The Four Freshmen
40年前にレコーディングで成田に帰ってきた時に・・
達郎氏:
千葉県野田市 超常連でN.Kさん
『2月の連休で思い出すのは、40年前の関越道です。
スキーブームの真っ只
越後湯沢からの帰りの渋滞情報は練馬-湯沢間でした
約120Km!
朝一で乗って帰宅は夜中の12時
今では考えられないことです。
子供たちに言っても信じられないでしょうね。』
達郎氏:
ありますね、そういうの。
今からちょうど40年前にレコーディングで成田に帰ってきた時に大雪で。
翌日昼間の12時に出て東京着いたのが夜中の12時半という・・・
そういう時が、ありましたので。
Toby Keith~政治的な発言は関係ない!音楽の質です~
達郎氏:
大阪市はO.Kさん
毎週楽しい番組ありがとうございます。
私も50歳になりますが
かれこれサタデー時代から拝聴しておりますのでヘビーリスナーではありますが
はがきはほとんど書いたことありません。
先日アメリカのカントリーシンガー、トビー・キースが逝去したと知り
珍しくハガキを書いております。
番組で「Don’t Let The Old Man In」が流れ
あまりに良い曲だったのでCDを購入し
その後、大好きな俳優クリントイーストウッドの映画
「運び屋」のエンディングでこの曲が流れてきて、さらに感動した思い出があります。
日本では知名度の低い方ですが
追悼の意を込めて再度この曲のリクエストお願いします。
今後も達郎さんの無理のない範囲での活躍を期待しております。』
達郎氏:
ありがとうございます。
無理なく行きたいと思います(笑)
Toby Keith オクラホマ出身の大変有名なカントリー・シンガーがですが。
しばしば政治的な発言で、向こうでは批判をされておりましたけれども。
関係ないです!音楽の質で!
これ確か宮治君と新春放談やった時に、かけた記憶がありますが。
このトビー・キース「Don’t Let The Old Man In」は
クリントイーストウッドの2018年の映画「運び屋」のために
書かれた曲であります。
「Don’t Let The Old Man In」
「老いを迎え入れるな」というか、そういうような意味だそうですが。
老いても元気でやる
老いを迎え入れるな
数えきれぬ歳月を生きて
疲れ切って衰えたこの体
年齢などどうでもいい
生まれた日を知らないのなら
妻に愛を捧げよ
友人たちのそばにいよう
日暮れには
ワインを乾杯しよう
そういうような老いに立ち向かっていく歌であります。
これも、いろんな人がカバーしておりますけど
やっぱりオリジナルが1番だと思います。
♪ Don’t Let The Old Man In/Toby Keith
Toby Keith
2018年の「Don’t Let The Old Man In」でございました
2月6日に胃がんでなくなりました。
享年62歳、まだ若い・・・
ご冥福をお祈りします。
~ CM ~
来週
達郎氏:
山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック
リクエスト特集でお届けしております。
来週は、3月に入りましてですね
ちょうど3月3日で、雛祭りでありますので
『雛祭りガール・シンガー、ガール・グループ特集』とずーっともう30年やってきましたけれども。
さすがに60年代50年代の、そして私が10代の頃のですね
いわゆるガール・シンガー、ガール・グループ アイドルポップ、
そういうものが時代の試練にだんだん耐えなくなってきましたので(笑)
もうちょっとこっちの80年代とか、90年代まで入れていかなきゃ、なんないかなという感じですので。
あんまりそうなると、ガール・シンガー、ガール・グループという
この表現があんまり合わなくなりますので。
一つ、
「女性シンガー特集・ひな祭り」
「ひな祭り・女性シンガー特集」
「フィーメル・シンガー」
でいってみようかなと思っております。
お楽しみください。
エンディング
達郎氏:
今日はこの辺で。
来週はちょうど3月3日ですので
ひな祭り特集で。
女性シンガーの色々と集めて、ひな祭りで棚から一つかみ
これでいってみたいと思います。
どんな漫画を読んだのですか?
達郎氏:
何週間か前にですね
私、漫画を何百冊読んだということを申し上げましたら
名古屋市のI.Hさん
『どんな漫画を読まれたのですか』という・・
すごく長く、まとまった数のやつをですね一気読みしました。
ざっと申し上げます。
「ドンケツ」
「アーサーGARAGE」
「刃牙」これすごかったな(笑)
「キングダム」これもすごかったな(笑)
「へうげもの」これもすごかった
「白竜」
「ゴールデン・ガイ」
あと
「望郷太郎」最初から読んでなかったので
その他にも
「ダンプ・ザ・ヒール」これ4巻で短めで
あとは「ルミとマヤとその周辺」とか
あとは「業田義家」さんとか「つげ義春」さんとか、
久しぶりに、そういうのをずっとやってましたら
そんな数になってしまいました。
旅のお供でですね、読みました。
レコード盤、イケイケの曲はなるべく外側で
達郎氏:
埼玉県狭山市 O.Kさん
この方もよく最近いただきますが。
『先日レコードは外側と内側で情報量が違うという話を聞いたんですが、本当でしょうか。
その場合、収録する曲順にも影響があるということですか。
また情報量はどういったことを示すでしょうか。
音の高さ、使用される楽器の種類などが情報量になるのでしょうか。
最近レコードにそういった事象がある場合
テープにも同じようなことありますか?』
お若い方ですね!
よく最近聞かれるんですアナログ盤で。
レコードはですね外周と内周ではですねスピードが違う
スピードというよりか同じ回転数なんですけども
進行する速さが、外周の方が長いので、その分スピードが速くなります。
その分音が良くなります。
内側になりますと、それが短くなるので、音がだんだん・・音が悪くなってきますので
イケイケの曲はなるべく外側で。
弾き語りなんか内側でやると目立たないとか、そういうようなあれがあります。
みんなえ~っとか、今若い人びっくりしますけども。
テープは同じです。
それからCDも同じです。
アナログ盤に限ってそういうことが起こります。
あのネットで調べてください(笑)
簡単な話です。
どうも最近は説明が下手になっていけません
すいません!
もうちょっと勉強してまいります。
今日の最後
達郎氏:
最近はリスナーの方も、私と一緒にだんだんお年を召してきましたので
ご両親とかご親戚とか、そういう方の訃報というものが随分お便り頂きます。
それに伴ってこういうようなリクエストをたくさんいただきます。
今日の最後は、この曲
東京都狛江市の超常連 S.Yさん
世田谷区のI.Mさん
神奈川県鎌倉市の超常連のH.Kさん
北九州市の超常連のS.Yさん
山形県村山市のG.Cさん
大阪府三島郡のM.Hさん、最近よくいただきます
他、今週はすごくいただきました。
私のアルバム「Softly」の最後に入っております
クロージング
達郎氏:
お送りいたしてまいりました山下達郎サンデーソングブック
2週にわたって「リクエスト特集」でございました。
来週は「雛祭りで棚からひとつかみ」
お楽しみに。
いよいよ3月になってまいります。
色々と世間は騒々しいこともたくさんありますが。
春に向かって少しずつ季節が進んでまいります。
皆様くれぐれも、お体お大事に。
山下達郎サンデーソングブック
来週もシム・タイム、セイム・チャンネルで
皆さん、ごきげんよう
さよなら
今週のオンエア曲
14:02 君の声に恋してる/山下達郎
14:08 So Much In Love/The Tymes
14:13 Poinciana (Song Of The Tree) (Live)/The Four Freshmen
14:18 レディ・オブ・ザ・ナイト/イヴィー・サンズ
14:23 Don’t Let The Old Man In/Toby Keith
14:30 Soul Shadows/The Crusaders
14:37 Together/Tierra
14:44 REBORN(リボーン)/山下達郎
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