山下達郎さん サンデーソングブック2025年8月17日『納涼リクエスト大会』(#1714)

山下達郎サンデーソングブック 
サンデーソングブック

福岡市内のお天気は快晴!
毎日、暑いです。

今日のサンソン、心地よい音楽ばかり。

ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ

スポンサーリンク

冒頭

達郎氏:

皆さんこんにちは。お元気いかがでしょうか。山下達郎です。
毎週日曜日午後2時からの55分間、私山下達郎がお送りいたします。楽天カードサンデーソングブックの時間であります。
東京FMをキーステーションといたしまして、JFN全国38局ネットでお届けしております。

お盆休みも終わりでございます。
明日から日常にまた戻られる方たくさんいらっしゃる。
9連休なんてですね、海外行った方、ふるさとへお帰りになった方。
色々あります。迎え火送り火。色々あります。
でも、きっと皆さんお疲れかなと思いましてですね。

暑かったり、もうあの、なんて言うんでしょうか、雨がすごかったりですね、なんちゅう陽気だとゆう、感じでございますが。

私の周りもなんかこう体調を崩してる方たくさんいらっしゃいますんでですね。
皆様くれぐれも夏バテ、熱中症の便りも来ております・・・本当に、あの、大変でございます。お体くれぐれも皆様お大事に。
明日からまた、お仕事復帰なさる方、お疲れ様でございます。
頑張ってください。

なので、今日のリクエスト大会、納涼リクエスト大会はですね、割とまったりとですね、リラックスしていただけるように。

しかし、このたくさんリクエスト最近いただきますけど、相変わらず。
質がですね、こうバラバラって言いましょうかですね。
1つの番組にこんなにバラバラなリクエスト、音楽の番組なのにですね。
で、そうなるとですね、こっちもなんか、じゃあ、こっちはこれでやってやろう、がっぷり四つみたいなですね。
そういうなんかこう張り合ってるって言いましょうかね、なんかこうだんだんこう口数が少なくなってくる(笑)

で、そういうわけで頑張っていきたいと思います。

日曜の午後のひととき、本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみをいただきます。山下達郎サンデーソングブック、納涼リクエスト大会パート5に入りました。

本日もたくさんのリクエストありがとうございます。
1曲でも多く、1枚でも多く、頑張ってみたいと思います。

夏も後半になりましたが、まだまだ。
広島市のF.K.さん。

『毎朝顔を洗う時に鏡を見ます。自分でもまあまあいけてるようななんて思うのです。
しかし先日撮ったマイナンバーカードの写真には1人のおじいさんが写っていました。
信じたくはありませんが周りの人だからはきっとこんな風に見えてるってことですよね。ショックです。
鏡に映る自分はだいぶひいき目に見てるんでしょうね。
写真に映る自分と鏡の中の自分一体どちらが本当の自分になんでしょう。
答え、それは写真です。』

ってよく分かりません(笑)

58歳。まだまだ!
今世紀最愛の夏ソング、シンクオブサマー。この夏何度でもかけてください。
杉並区のS.Y.さんからもいただきました。

♪ Sync Of Summer / 山下達郎

~ CM ~

♪ Beck’s Bolero / Jeff Beck

スポンサーリンク

ヤードバーズの時代の録音

達郎氏:

山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
納涼リクエスト大会パート5でございます。
本日もたくさんたくさんリクエストいただきました。
ありがとうございます。

リクエストの幅の広さが年を追うごとに激しくなってくるという今日この頃でございます。
なるべくお応えできるようにですね、努力しておりますが。

まずはジェフベック。
まだヤードバーズの時代に録音されました。
ジミーペイジの12弦ギター、
ジョンポールジョーンズのベース、
キースムーンのドラム、
ニッキーホプキンスのキーボード
というすごいセッションでありますが。

しばらくお蔵入りした後に67年にシングルカットされました「ベックスボレロ」。

季節の便りがたくさん

達郎氏:

リクエストいただきました長崎県諫早市の超常連H.Y.さん。
水戸黄門がお好きだというおハガキきが、つらつらと、長いのでご紹介できないのが残念。

神奈川県海老名市のK.M.さん。いつもありがとうございます。
ちょっと前ですが
 『8月5日、本日の海老名市の気温39.9度。神奈川の最高気温を更新しました。生存報告でした。』
しゃれが最後にちゃんとあるというやつですね。

そうかと思ますと、こちらは、山形県東村山郡 超常連、K.F.さん。

『春から夏の間は部屋の窓を開けて寝ていますが、ここ2、3日は寒さを感じるようになりました。田植えの時期はカエルの鳴き声、猛暑の頃は静まり、今はコオロギの鳴き声が聴こえるようになりました。
コオロギは例年より早い気もするのですが』

と。日本は北から南までありますのでですね、季節の便りがたくさんいただきます。
福岡県柳川市の超常連でI.M.さん。
今日はこれ。
ドクタージョン1973年のベストテンヒット。ライトプレイスロングタイム。

♪ Right Place Wrong Time / Dr. John

シャレが通じるでしょうね~

達郎氏:

神奈川県横須賀市のM.M.さん。お若い方。
これちょっと1月ぐらい前のお便りですが。

『5月から教習所に通っています。
今日は高速実習でドキドキです。
家の車でも練習していますが、私にはまだ音楽をかける余裕がありません。
いつか達郎さんの曲をかけてドライブしたいです。応援お願いします。』

神奈川県だからシャレが通じるでしょうね。
頑張れ!

60年経つんですね

達郎氏:

お次のリクエスト、上越市の常照のY.T.さん。
レターメンに来ました。
レターメンの、66年のアルバム「ア・ニュー・ソング・フォー・ヤング・ラブ」。
レターメンのデビューアルバム、1962年の「ソング・フォー・ヤング・ラブ」の続編という感じです。「ア・ニュー・ソング・フォー・ヤング・ラブ」。これに入っております。

元々はニノ・テンポとエイプリル・スティーブンスの66年の作品。
同じ年ですが。デビッドゲーツの曲でございます。

♪ You’ll Be Needing Me / The Lettermen

レターメン1966年のYou’ll Be Needing Me。
60年経つんですね、しかし・・・
すごいですね。

この番組始めたの33年前ですから、ですからその頃はまだ30年ぐらいなんですけど。それでも十分。

「潮騒」のSE

達郎氏:

千葉県東金市T.T.さん。

『8月3日の潮騒は暑さに疲れた体に染み入りました。
曲の最後の波の音と海猫の鳴き声は本物ですか?
どこかで録音されたのですか?
とても心地よい感じがして何度も聴き直しました。』

という。
いわゆるSEのテープです。

サウンドエフェクト
そういうあの会社がありましてですね
海猫の声とかそういうのあるとテープに入れてお金を取って貸すというやつですね。
でもこの時に使ったテープがもうないので、再現ができません。
ですので、オリジナルミックスしか使えません。
そういうあれです。

リミックスしたら違うSEになります。
よしなに ひとつ。

生まれて初めて電波に乗っけます

達郎氏:

お次のリクエストなんですが福岡市のH.H.さんからいただきましたが

『先日の放送で「ザ・マン・フロム・アンクル」が流れているのを聴いて・・・・』

達郎氏:

あのチャレンジャーズのバージョンですね。アンクルから来た男。

『「テディ・ランダッツォのザ・ガール・フロム・アンクル」をリクエストしたくなりました。当方59歳の医療従事者です。このアメリカのテレビドラマが放送されていた頃はほんの赤ん坊だったのでリアルタイムで聴いていたわけではないのですが、よろしくお願いします。』

「ザ・ガール・フロム・アンクル」
「ザ・マン・フロム・アンクル」のいわゆるスピンオフもの。
ロバート・ボーンとデビッド・マッカラムの「アンクルから来た男」の女性版というそういうやつなんですが。

このテディ・ランダッツォ&ヒズオーケストラの「ザ・ガール・フロム・アンクル」
66年に発売されたシングルでありまして
これ日本版が出てて、僕日本版これ持ってんですけどセコハン屋で買ったやつなんですけども、

これによりますとですね、この「アンクルから来た女」の同名テレビ映画オリジナルサウンドトラック、作曲がラロ・シフリン、こないだ亡くなりましたけど。

ラロ・シフリンでそれでええテディ・ランダッツォが演奏してるというテディ・ランダッツォ楽団という。

ところがですねあのデータを調べましたらテレビの「ザ・ガール・フロム・アンクル」はですねジェリー・ゴールド・スミスの作曲なんですね。
それで僕そっちの方は持ってないので、どうなってんだっていうあれなんで今日は調べ切れませんでしたのでちょっと、あの、後日。

でもこのこっちの方はボサノバのタッチのですね、あの、結構いい曲なので。
これ生まれて初めて電波に乗っけますね、私。
テリーランダッツォ&ヒズオーケストラ。これ日本盤買っといてよかった。「ザガールフロムアンクル」。

テディ・ランダッツォ楽団とヒズオーケストラ、「ザ・ガール・フロム・アンクル」。
謎のシングル。

♪ The Girl From U.N.C.L.E. / Teddy Randazzo & His Orchestra

ひたすらバリー・ホワイト

達郎氏:

それではお知らせの前に、もう1曲。
神奈川県小田原市のS.H.さん。
この方はひたすらバリー・ホワイト。
お待たせをいたしました。
今回のバリー・ホワイトのリクエストは1976年のアルバム「Let The Music Play」からこれシングルカットされました。全米R&Bチャート29位。
「Baby we better try to get it together」
相変わらず長いタイトル。バリー・ホワイト。

♪ Baby, We Better Try To Get It Together / Barry White

バリー・ホワイト 1976年、「Baby We Better Try To Get It Together」でございました。

~ CM ~

来週

達郎氏:

山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック。
納涼リクエスト大会も5回目になりました。今年は順当に行けております。

6、7年前だとこの季節ツアーやってましたのでですね、なかなかこう大変だったんですけど、ちょっと余裕です。

で、来週24日、再来週31日、8月最後の2週間は、これも毎年お馴染みでございます。竹内まりやさんゲストに納涼夫婦放談でございます。

竹内まりやさんへのご質問、リクエスト、お便りお待ち申し上げております。

〒102-8080
東京FM山下達郎サンデーソングブック 納涼夫婦放談の係まで

よろしくお願いします。

新曲「オノマトペISLAND」、Netflixシリーズ「ポケモンコンシェルジュ」の主題歌に決定!

達郎氏:

これもずっとこことこ申し上げておりますが
9月の4日からNetflixでですね、ポケモンコンシェルジュ、ポケモンのストップモーションアニメーション。
ポケモンとドワーフスタジオのコラボでございますが、これをNetflixで配信するというやつですね。
23年12月に1話から4話が配信されました。
今回は5話から8話までの全4話でございます。
これの私、テーマソングを担当させていただくことになりました。

9月4日木曜日からNetflixで世界独占配信でございます。
詳しくは山下達郎50周年特設サイト、https://tatsuro50th.jp/
ここにてご確認ください。
来週24日音源、オンエアさせていただきます予定でございます。
お楽しみに。

夏といえば

達郎氏:

東京都町田市の常連、H.Y.さん。

『夏といえば僕が20代の時、某遊園地で夏休み限定のアルバイトをした時がありました。
僕はアトラクションのメリーゴーラウンドを担当しました。
5人組の可愛い女子中学生から「Hさんイケメン」と言われました。
一緒に記念写真撮ってくださいと言われたので一緒に記念写真にも応じました。
僕にも一夏の思い出がありました。』

だからどうだっつうんだよな(笑)
よかったですね。
いじっちゃいけない(笑)

「富久」と「水屋の富」

達郎氏:

私先々週ですね、あの延期になったチケットが盗まれてないかあの心配だというお便りで、で。
その方の友人が水屋の富子さんだなって言ってたんですけども。

で水谷の富の話をした私間抜けでですね、「富久」の方の話をしてしまいました。
「富久」と「水屋の富」違いますね(笑)。
えっと、それを札幌市のT.M.さんがご指摘くださいました。
すいません。超間抜けです。はい。

時々あるんです年取ると。
でもまあ当たらずも遠からずというですね、そういう感じで。
「水屋の富」と「富久」の間違えだったと、そういうあれです。すいません!

今週はシャンソン

達郎氏:

ええと、リクエストに戻ります。
先週はブラジル音楽のリクエストが来ましたが、今週はシャンソンが来ました。
30年前はありえないあれです。

しかも横浜市のS.K.さん超常連。これ狙ってきましたね。
じゃあ、あいつがブラジルなら俺はフレンチポップスだみたいなそういうあれですね。
ミレイユマティウ。
戦後フランスの代表する最大のシンガーでございますが。
ミレイユマティウ
デビューシングル、
ポールモーリア作曲の「モンクレド」。
邦題が「愛の心情」

これなぜか私日本盤のシングル持ってるんです(笑)。
僕の、あの高校の友人がですね、女性ですけども
シャンソンが好きで、特にミレイユマティウが大好きでですね、彼女にそういうのを教えてもらいましたですね。

いい曲なので、これすごくフランスでヒットした、大ヒットした曲ですけれども。
なのでなぜかシングルを持ってるので(笑)
1966年のミレイユマティウ「愛の心情、モンクレド」

♪ Mon Credo / Mireille Mathieu

ミレイユマティウ1966年の二十歳の時のデビューシングル「愛の心情、モンクレド」。
うまい!

ジャッキー・グリーソン

達郎氏:

お次のリクエストもなかなか。
世田谷区のK.K.さん。

『息子夫婦と3歳の孫娘を車に乗せて1泊旅行に行ってきました。
孫は胎教に達郎さんご推薦のジャッキー・グリーソンを使ったおかげで安産を経てなんとか順調に成長しています。
最近この子は移動中に眠らなくなってしまったのですが、小さな遊園地で遊んでの帰り道、ジャッキー・グリーソンをかけてみるとチャイルドシートですやすやと昼寝を始め一同「おお!」と驚きました。
やはり音楽には不思議な力があるものですね。
リクエスト ジャッキー・グリーソン・オーケストラ「ブルーベルベット」お願いします。』

いいお便りですね(笑)。私好みの(笑)

かけます!

なんですが、ええとジャッキー・グリーソンの「ブルーベルベット」はですね、ジャッキー・グリーソンの1963年のアルバム「Today’s Romantic Hits For Lovers Only Volume 2」というさっきのレターメンみたいな続編ですが、これに入ってるんですが。

CD化された時にはですねなぜかこのアルバムに一緒に入ってる「ディープ・パープル」とですねメドレー形式でですね、クロスフェードで入ってるという不思議なあれなんですけど。

それシングルかなんかになったんでしょうかね。
分かりませんが

で、こちらのアナログで今日はおかけしようと思ったんですが、やっぱりこういう手の音楽はやっぱCDのですね、あのダイナミックレンジにはかなわないので、頭んところがちょっと前の曲と被ってるクロスしてる、あれですけどそれだけご勘弁ください。

音優先。

ジャッキー・グリーソン1963年のアルバム「Today’s Romantic Hits」から「ブルーベルベット」。

♪ Blue Velvet / Jackie Gleason

ジャッキー・グリーソン1963年のブルーベルベットでございました。

シャザムで出てこないやつ

達郎氏:

もう1曲かかりますね。今度はドゥワップ。
兵庫県姫路市の常連のA.M.さん。お待たせしました。
客入れドゥワップ、シャザムで出てこないやつ。
ファイブキングス。
ノースカロライナのボーカルグループ。
1960年のシングル「ヒア・カムズ・マイ・ベイビー」。

♪ Here Comes My Baby / Five Kings

エンディング

達郎氏:

今日はこの辺で。
来週再来週は竹内まりやさんゲストに納涼夫婦放談でございます。お楽しみに。

今日1番ウケたやつ

達郎氏:

今日1番ウケたやつが
神戸市のT.R.さん 超常連。

『先日数年前から空き屋になってしまった実家を1人片付けしていた時です。
日曜日で山下達郎サンデーソングブックを聴きながらです。
すると押し入れの奥から小さな金庫が出てきました。
鍵もついていたのでゆっくり開けてみたのです。
すると、なんと純金小判、大番が3枚入っていたのです。
やっぱり何十年も続いてるこの番組は何かを持ってると思いました。
ありがとうございます。』

おめでとうございます。はい。

今日の最後

達郎氏:

今日の最後のリクエストですが、この番組33年続けておりますと色々なリスナーの方々のですね、お便りをいただきますが。
岡山県備前市M.M.さん。

『妻が達郎さんの大ファンだったので私も好きになった男です。
サンソンの誕生日コーナーで読んでいただいたことを喜んでいました。
ライブにもいっぱい行きました。
年に3回行ったこともありました。
今年はなんと結婚記念日の12月12日に広島でライブがある。
絶対にチケットをゲット、行こうなと言っていたのに7月14日に亡くなりました。
この2ヶ月ほどサンソンを聴く気持ちになれなかったのでようやく聴けるようになったのでリクエストします。』

心よりお悔やみ申し上げます。
旅立たれた奥様の分まで、生きてあげてください。

♪ 風の回廊(コリドー) / 山下達郎

クロージング

達郎氏:

お送りしてまりました山下達郎サンデーソングブック
納涼リクエスト大会でございました。

来週再来週は竹内まりやさんゲストに納涼夫婦放談でございます。お楽しみに。

週間予報を見ますと、もう今週も30度超えが全国的に続きます。
皆様くれぐれも、お体お大事に。

山下達郎サンデーソングブック来週もセイム・タイム、セイム・チャンネルで皆さんごきげんよう。さよなら。

今週のオンエア曲

14:03 Sync Of Summer / 山下達郎
14:08 Beck’s Bolero / Jeff Beck
14:13 Right Place Wrong Time / Dr. John
14:16 You’ll Be Needing Me / The Lettermen
14:21 The Girl From U.N.C.L.E. / Teddy Randazzo & His Orchestra
14:24 Baby, We Better Try To Get It Together / Barry White
14:34 Mon Credo / Mireille Mathieu
14:38 Blue Velvet / Jackie Gleason
14:41 Here Comes My Baby / Five Kings
14:46 風の回廊(コリドー) / 山下達郎

コメント