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山下達郎さん サンデーソングブック2023年9月17日『棚からひとつかみ+リクエスト』(#1614)

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サンデーソングブック

福岡市内は雨がちの天気

紹介された小説「救い」~キリスト教徒から見つめた戦国時代の日本、読んでみようかな。
昨今のざわついた日本を考える機会になるかも。

ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

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冒頭

達郎氏:

9月も、もう半ばを過ぎました。
でも結構暑いです。
いつまで続くという感じでありますが。

東京は、やたらと雨が降ったり忙しい天候でございます。
コロナもなんか流行っております。
皆さんお体くれぐれもお大事に。

私、今日も直近で録っております。
先週12,13、火水と名古屋国際会議場センチュリーホール
長い2日間、今年は名古屋4日公演があります。
その第一弾、おいで下さいましたお客様ありがとうございました。
お陰様で、滞りなくやれました。

今週は3回目の大阪フェスティバルホール参ります。
金、土・・祝日ですね
22、23週末でございます。
お待ち申し上げております。
今年最後の大阪公演でございます。

てなわけでライブの方も3分の2消化しました。
残り3分の1
11月の沖縄最終公演まで
2月弱でございます。
頑張っていきたいと思います、引き続き。

先週は「棚からひとつかみ」久しぶりにやりましたが。
ご好評いただきました。

今週は、たくさんたくさんお便りをいただきましたので
棚からひとつかみプラス皆様からのリクエスト。
あまり変わりません(笑)

だんだんリスナーの方々の趣味に席巻されてきました。
あと、なんか「こういうのリクエストすればかけてもらえる」
色々せめぎ合い・・駆け引き・・
何でもいい(笑)
棚からひとつかみ+リクエスト

日曜日の午後の一時、本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみいただきます
山下達郎サンデーソングブック 
棚からひとつかみ
山下達郎のレコード棚からアトランダムにお聴き頂きつつ
皆様のリクエストなどにもお答えします。
棚つか+リクエスト
本日も最高の選曲と最高の音質でお届けいたします。

夏の終わりにはあまりにも9月の半ばですが(笑)
夏の終わり続いております。

この季節たくさんいただきます。
横須賀市の超常連 T.Jさん
雑草取りで熱中症になりかけて倒れたという・・お大事に。気を付けてくださいね。
相模原市のK.Mさん
足立区のK.Mさん
いただきました。
おなじみ「悲しみのJODY」

♪ 悲しみのJODY(She Was Crying)/山下達郎

~ CM ~

♪ Sweet September/The Lettermen

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「9月で棚つか」考えましたが

達郎氏:

9月なのでですね
「9月で棚からひとつかみ」とか考えたんですよ
くだらないこと・・・

で、選曲考えてみたんですけども。
結論から申し上げると、あんまり並ばないです(笑)
あんまり面白いものなかったんです(笑)

なのでその企画は諦めましたけれど。
このレターメン
1965年のアルバム「More hit sounds of the Lettermen」
これの一曲目に入っております「Sweet September」

フリーダ・ペインがジャズっぽくカバーしてますけど
何人かやってます。
あんまり有名な作家じゃないですけれど。

「Sweet September」これいい曲だったのでこれをかけました。
Produced by Steve Douglas なので
アレンジもスティーブ・ダグラスかもしれませんが。
この頃のアルバムはクレジットが書いてないので
今日はこれから始めてみました。

ゲネプロって何をする?

達郎氏:

1週間、「棚からひとつかみ」やっている間に
山のようにお便りをいただきました。
最近は本当に読むだけで何日もかかります。

金沢市のT.Nさん
8月10日の金沢ライブお出でいただきありがとうございました。

『ゲネプロの時はMCも忠実に再現されますか。
それとも演奏、歌のみ通してするのでしょうか。
そんなこと聞いてどうするのコーナーでお願いします。』

達郎氏:

そんなこと聞いて欲しいんでしょうね(笑)
通しリハの時は曲しかやりません。

しゃべる ことも全く考えてないです。
曲順が決定してからしゃべることを考えます。
一人でやってるので全部一緒にはできません。
こういう質問なんか時々いただきますが。

♪ Jammin/Teena Marie

ヤモリは神の使い

達郎氏:

東京都は清瀬市の超常連のH.Mさん

『先日出かけようとしたらドアの外の壁でヤモリを見つけました。
びっくりしましたが、なんかちょっとかわいい!と思ってしまい
そんな自分にびっくりしました。

帰ってくるまでに「違うところへ行ってね」と思い帰宅したら、もういませんでした。
ちょっと寂しい自分にびっくり!』

達郎氏:

っへへ(笑)
ヤモリは行くとこ行けば神様ですからですね。

♪ Just Don’t Want To Be Lonely/Ronnie Dyson

♪ September Morn/Neil Diamond

~ CM ~

来週

達郎氏:

山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック
レギュラープログラム棚からひとつかみ
山下達郎レコード棚からアトランダムに・・プラス皆様からのリクエストにお応えしつつ棚つか+リクエスト、混合でお届けしております。

来週もこの調子で。

引き続きリクエストお便り
たくさんお待ち申し上げております。

〒102-8080
TOKYO FM 山下達郎サンデーソングブック

小節「救い」~キリスト教徒から見つめた戦国時代の日本

達郎氏:

本日はちょっとプレゼントがございます。

私の昨年のアルバム「Softly」
それから今回のシングル「Sync of summer」
ジャケット描いてくださっておりますヤマザキマリさん
ヤマザキマリさんのご主人はですね
イタリアの方でございます。

ベッピ・キュッパーニさんという方なんですが。
この方はですね専門が比較文学論でありまして
主にイタリアとかポルトガル、スペインなんかの植民地の文学というものを研究されている方で。

イタリアのパドヴァ大学からパリ、リスボン、カイロ、ダマスカス
そういうところでですねヨーロッパや中東の文学の伝統を研究して
その後シカゴ大学でですね比較文学の博士号をとられました。

イタリアではですね出された本がたくさんありますが。
この度ですね小説を書かれまして。
「救い」というタイトルの小説なんですが。
これが日本語の翻訳で先日出版されました。

大航海時代のですね
イエズス会の宣教師が貿易商人と二人で
戦国時代の日本にたどり着いて・・・
この二人の物語を、向こう側のですね・・
今までのそうした戦国時代、信長、秀吉そして千利休なんか、そういう時代のですね
今までの日本側からの視点の小説ばっかりだったんですけど。

イエズス会の宣教師が日本から本部にレポートしたアーカイブいうのが、例えばシカゴ大学に全部残っています。

そして一次資料から起こした向こう側からの日本の戦国時代を見つめた小説で
非常にユニークで。
600ページ近い大作なんですけれども。
私まだ3分の1ぐらいしか読めてないんですけども。
非常に面白い作品であります。

織田信長のとこにいましたあの黒人の弥助というですね
連れてきた、その人が主人公であります。

この本、面白いので。
私の番組でプレゼントを差し上げたいと思います。
大作なので、二冊・・・すいません(笑)

ベッピ・キュッパーニ著「救い」

1579年 天正七年
戦国時代の日本にたどり着いた二人のイタリア人
宣教師、貿易商
この二人のキリスト教徒と、それから茶の湯、仏教
そうしたものとの交流と葛藤を描いた歴史小説です。

ご希望の方は番組ホームページ
https://www.tfm.co.jp/ssb/
いつものところですが
ここからのプレゼント・バナーをクリックされてご応募ください。

受付はこの後午後3時からです
来週9月24日 日曜日の午後11時59分まで受け付けております。
奮ってご応募ください。

なお当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

ベッピさん、個人的には非常に親しい仲なので。
彼のコメントがありますが。

『この本は・・・』

この本「救い」ですね

『自分の中に、これまで蓄積していた日本への想い
日本への探求心が結実した内容になっています。
でも、それを論文やエッセイの形では書きたくなかった。
自分が見てきた日本ではなくて、架空の人物をつくることで
客観的に見られる日本を描きたかったので、それで小説になりました。
フィクションではあるのですが
歴史的事実には絶対忠実でなければいけない、ということを意識して書きました。』

このアレッサンドロ・ヴァリニャーノという宣教師は実在しますが
この貿易商人のアルヴィーゼ・モーロというのはフィクションだそうです。

そんなようなことでございます。
ご興味のある方は是非どうぞ。

♪ Summer Girl/The Six Pents

ゴキブリの名前がついたバンドだけど、爽やかなサウンド

達郎氏:

今日一番ウケたリクエスト
京都市のY.Kさん

『我が家は、私以外、嫁、息子3人は一切ゴキブリ退治ができません。
出現すれば就寝中であろうと叩き起こされます。
この季節回数が多くなり
先日たまりかねて「ゴキブリだって生きているのに必死なんだ
何もしないから頼むから起こされてくれる!」
と言っても誰にも理解されず、今日もせっせと退治しています。
ゴキブリを可愛くPRできれば少しは変わりますかね。苦笑
ゴキブリが歌詞に出てくる楽曲はあるのでしょうか。』

達郎氏:

少なからずあります。
でもあんまり聴いても面白くありません。

なので今日は寝技ですけども
グループ名にそういう名前を付けたグループがあります。

「コックローチ」

オーストラリアのいわゆるパブロックの範疇になるバンドですけども
でもゴキブリの名前を付けているんですけども(笑)
サウンドはめちゃくちゃ爽やかなんですよ、これが。

88年、オーストラリアのチャートで44位というランキングですけども。
とても「コックローチ」という名前が合わない爽やかな曲
「You And Me」

♪ You And Me/The Cockroaches

「The Cockroaches」88年の「You And Me」

で、友人に聞きましたら
オーストラリアのコックローチというのはですね
日本のゴキブリとは違って、なんかすごい大きいものだそうで
ですので、ちょっと違うんだそうですよね。

ペットで飼ってるような人もいるというか・・
そういう、だからちょっと我々が考えているゴキブリとは
ちょっとイメージが違うんだ、というようなことを教えてもらいました。

なので、グループの名前に付けるようなものなんでしょう、ということですが。
話の種です。

♪ I Believe In Music/Mac Davis

エンディング

達郎氏:

というわけで、今日はこの辺で。

来週も引き続き『棚からひとつかみ+リクエスト』でございます。
お便りたくさんお待ち申し上げております。

〒102-8080
TOKYO FM 山下達郎サンデーソングブック

冷やしたぬきそば 天かす抜き?

達郎氏:

千葉県野田市 超常連でN.Kさん

『家族で蕎麦を食べていた時
後から来たご婦人が「冷やしたぬきそば 天かす抜き」と注文。
思わず箸が止まりました。
天抜きは知っていましたが
天かす抜きのタヌキは60年で初めてです。
帰りにチラ見すると、確かに「天かす」はありませんでした。』

達郎氏:

だけど冷やしたぬきで「天かす抜き」するって何が残るんでしょうねこれ。
不思議なあれですね。
ただの「かけ」じゃないですかそれ。
変なの。

今日の最後

達郎氏:

今日の最後は、やはりこの季節にたくさんいただきます。
05年のシングル「白いアンブレラ」

♪ 白いアンブレラ/山下達郎

クロージング

達郎氏:

お送りいたしてまいりました山下達郎サンデーソングブック
「棚からひとつかみ+リクエスト」でお届けしました。
来週もこの調子で。

宮崎県都城市の超常連H.Eさん
お嬢さんのH.Kさんからお便りいただきまして
入院されていたそうですが
9月1日に福岡のコンサートいらっしゃって、めでたくご覧になれたと
お嬢さんからお便りいただきました。
引き続きお大事に。

でも本当に、私もこの番組長くやっておりますのでですね
親子、二世代になってまいりました。
ありがたいことでございます。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

山下達郎サンデーソングブック
来週もセイムタイム、セイムチャンネルで皆さんごきげんよう
さよなら。

今週のオンエア曲

14:03 悲しみのJODY(She Was Crying)/山下達郎
14:07 Sweet September/The Lettermen
14:11 Jammin/Teena Marie
14:18 Just Don’t Want To Be Lonely/Ronnie Dyson
14:22 September Morn/Neil Diamond
14:34no Summer Girl/The Six Pents
14:37 You And Me/The Cockroaches
14:41 I Believe In Music/Mac Davis
14:46 白いアンブレラ/山下達郎

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