山下達郎さん サンデーソングブック 2012年06月10日「ベタな曲のリクエスト」
長崎は良い天気でした。
青空が拡がり夏のような日差し。
でも明日から天気は下り坂。
紫陽花がきれいに咲いています。
今日のサンソン、1966年に大ヒットした「君といつまでも」がレコード大賞を逃したのでレコ大を信用しなくなったと言われてましたね。ちなみに1966年のレコ大は・・・・
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
えぇ、関東も梅雨入りになりました。
北陸も梅雨入り。
全国的に雨の季節に入って参りました。
今年はちょっと、冷え気味でございます。
寒暖の差が激しいもので、相変わらずまわりがゴホゴホ言ってる方、たくさんいらっしゃいます。
全国的に、そうした寒暖の差が激しい梅雨の予想でございますので、お体、皆様くれぐれもお大事に。
平年並みの梅雨入りだそうでございまして、関東は。
平年より2週間遅いとか2週間早いとか言われますと、また天候不順かといらぬ心配をしますが。
今年は平年並みの降雨量というような長期予報も出ております。
えぇ、いずれにせよ梅雨の季節に入って参ります。
そんな雨の季節、私先週まで曲書きをしておりましたが、めでたくデモテープを先方に渡して先方からOK頂きましたので今週からレコーディングに入ります(笑)
また月末にかけてスタジオの日々でございます。
ツアーが終わったら今度はスタジオの日々という、ありがたいことだと思っております。
頑張ってやりたいと思います。
その間に、曲書いてる間にリクエスト特集でずっとやって参りましたが、今週はまた久しぶりにですねリクエストはリクエストでもベタな曲のリクエスト。
大ヒットソング、どなたでも知っている歌、そういうベタな曲にリクエスト頂いて、名付けて『ベタリク』という。
前は3年にいっぺんくらいやっておりましたが、だんだん毎年というペースになって、なんか御好評頂いてるのか、良く判りませんがですね。
いつもとにかくカルトな曲ばっかりかけて、そんなとこでベタリクというのが生きる訳でございます。
辛いものばっかり食べてる時に甘いもの一ついいという、気分転換という感じでございますが。
こういう時になると燃える方がたくさんいらっしゃいます。
今日はなんてったってベタな曲ですから、ほんとに有名曲ばっかりでございます。
それでも音質は一生懸命家でいじって参りましたので、最高の音質で今日もお届けを致します。
日曜日の午後のひと時、梅雨入りのひと時でございますが、ジメジメした気候を吹き飛ばして頂きたいと思います。
日曜日の午後のひと時を今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます。
山下達郎サンデーソングブック『ベタな曲のリクエスト ベタリク』
今日は最高の選曲とは言えないかもしれませんが、最高の音質でお届けを致します。
えぇ、さてですね、私ワーナーミュージックジャパンというレコード会社に所属しておりますが、昨年デビューしたワーナーの新人に指田郁也さんという、まだ25歳の青年がいらっしゃいまして。
3枚目のマキシシングルが出ました。
「花になれ」という曲であります。
NHKのBSでオンエアされております「陽だまりの樹」という手塚治虫さんの原作の時代劇の、これの主題歌であります。
ずっとテレビでオンエアされておりましたが、いよいよ今週6月の13日に発売になります。
この曲、とっても良い曲で、非常に顔立ちのはっきりした綺麗な曲でありますが。
皆さんにお聴きを頂きたいと思いまして今日はオンエアさせて頂きます。
指田郁也、6月13日発売のサードマキシシングル「花になれ」
♪ 花になれ /指田郁也
~ CM ~
♪ SHE LOVES YOU /THE BEATLES
♪ Stop! In The Name Of Love /The Supremes
♪ A Horse With No Name /America
♪ (Sittin’ On) The Dock Of The Bay /Otis Redding
~ CM ~
◎ 来週は・・・
達郎氏:
毎週やってたらこれ、なんかモノが飛んできそうですが。
一年に一回くらいですから、ま、洒落になるといですね。
でも音質は結構自信があります。
シュプリームスの昔のヤツがラジオでこれくらいでかかるところはウチしかありません。
来週はですね、先週も申し上げましたが6月17日でございます。
先日、2月ごろにですね、この組でやりました「山下家の歌の贈り物」
山下家、私と竹内まりやさんの曲をどなたかにプレゼントして頂こうという。
今回はジューンブライドで結婚式からみ、それから6月17日父の日ですので。
父の日とジューンブライド併せて、ま、そんな様な世界でどなたかに山下家の曲をプレゼントしたいと。
そいうようなものでリクエスト募っていくという企画でございます。
なんつったって聴取率の週間でございますので、それの企画でございます。
まだ十分間に合いますのでお便りお待ち申しあげております。
〒102-8080
東京FM 山下達郎サンデーソングブックの係
先週も申し上げましたが、こうした割と広範なリクエストを募るものですのでメール受付をしております。
いつもはメールはありませんが、こういう時にだけメールも併せてですねお寄せ頂ければと思います。
tatsuro@tfm.co.jp
ここでメールも受け付けておりますので、どうぞ大事な方への歌の贈り物、山下家の歌の贈り物、如何でしょうか。宜しくお願いします。
◎ リスナーからのお便り(静岡県賀茂郡のS.Tさん)
『ライブで泣いたのは53年生きてて初めてです。
大感激で生きる勇気をもらいました。
達郎さんのテレキャスとシリアルナンバーが近いテレキャスを所有していますが、とても重くて肩がこります。
そのテレキャスを振り回して3時間半のステージをする達郎さんは超人と思ってます』
達郎氏:
私も若いころからライブやっておりますので、ギター抱えて肩凝ったとか、そういう事考えたことありません。
37年やってますが。
そういうタチですね。
人によっては本当に、軽い楽器でも肩凝る人います。
これ体質でありまして、私は人並みに背筋が強いので、そういうので肩凝るとか腰が痛いとか、幸運な事にありません(笑)
じゃないとライブできませんので(笑)
ありがとうございます。
また下さい。
♪ Raindrops Keep Fallin’ On My Head /B.J. Thomas
◎ レコード大賞
達郎氏:
「君といつまでも」1965年12月発売の加山雄三さんの最大ヒットソングでございます。
300万枚売れた、今までのナンバーワンの曲も目じゃありません。
もちろんチャート一位です、当時の。
レコード大賞を取るかと思いきや、違う曲に取られてしまいまして。
僕、中学だったんですが、この曲がレコード大賞だと信じて疑わなかったのにレコード大賞が全然違う曲だったので、それ以来レコード大賞は一切信用しなくなったという、そういう記憶があります。
僕にのっても大好きな一曲でありました。
今聴くと、ほんとにちゃんとした演奏、ちゃんとした歌。
このレコード大賞取れなかったというのはですね、歌唱力がちょっと劣るというですね。
この歌がどこがヘタなんだというですね、今聴くとそう思います。
♪ 君といつまでも /加山雄三
◎ リスナーからのお便り(藤沢市のS.Kさん)
『達郎さんに会える、いやこのままでは会えない。
周りのみんなは一対一で会える訳ではないのに、と言われましたが少しでも美しく見せたい女心です。
結局体重は1kgしか減らなかったのですが、コンサートで叫んで踊ったら更に1kg減っていました。
神奈川県民ホールは昨年も盛り上がっていましたが、今年はさらに盛り上がり、前回1回後半アンコールとずっとみんな立っていました。
会場で一番楽しんで帰ろうと思い手をたたき歌って踊って叫んで最高に幸せな夜でした。
ありがとうございました。』
達郎氏:
ライブダイエット!
来年もお待ち申しあげております。
◎ エンディング
今日はこのへんで。
ベタリクらしいベタリク・・・なんだそりゃ(笑)
自画自賛しておりますが(笑)
来週はそういう訳で「山下家からの歌の贈り物」。
山下家の曲をあの人にプレゼント、ジューンブライドに絡んで皆様のお便り頂ければと思っております。
〒102-8080
東京FM 山下達郎サンデーソングブックの係
あとはメールでも受け付けております。
tatsuro@tfm.co.jp
宜しくお願い申し上げます。
また来週ベタリクかな(笑)
その間にレコーディングを(笑)
たまに聴くと良いですね!やっぱり!
ヒット曲は皆それなりの、ヒットしたんだなっていう力が、歌としての力がありますね。
今日の最後はベタリクとは全然関係ありませんが、この一枚。
札幌市のA.Eさん。
『この4月に長男がJAに就職しました。
時を同じくしてJAがサンソンのスポンサーに。
急にJAが身近になりました。
長男は初めて家を遠く離れ、一人暮らしを始めました。
なんとかやっているようです。
半年に亘るツアーほんとにお疲れ様でした。
けれども次のツアーも楽しみにしています。
Love Can Go The Distance をリクエストします。
宜しくお願いします』
私のよりちょっと下の年の方ですが、息子さんがそろそろ独立する、そういう年代になりますが。
ま、男のお子さんですので、可愛い子には旅をさせろと、そう言って社会へ旅立っていくと、そういうことを見守る年に(笑)なって参りました。
仲良くやって下さい。
そういうわけで今日の最後は1999年の私のシングルで後にオン・ザ・ストリートコーナー3に収録を致しました。
アカペラで書いたオリジナル「Love Can Go The Distance 」
今週のオンエア曲
14:03 花になれ /指田郁也
14:10 SHE LOVES YOU /THE BEATLES
14:15 Stop! In The Name Of Love /The Supremes
14:20 A Horse With No Name /America
14:24 (Sittin’ On) The Dock Of The Bay /Otis Redding
14:33 Raindrops Keep Fallin’ On My Head /B.J. Thomas
14:37 君といつまでも /加山雄三
14:43 Love Can Go The Distance /山下達郎
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