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山下達郎さん サンデーソングブック 2014年01月12日『新春リクエスト大会 Part2』

山下達郎サンデーソングブック 

山下達郎さん サンデーソングブック 2014年01月12日『新春リクエスト大会 Part2』

週末から寒くなりました。
日中の気温は7,8度ですので、凍えるほどではありません。

長崎市内の新大工町にあるデパート「長崎玉屋」
昭和44年に開業しましたが、今年2月末で閉店することになりました。
子供の頃の思い出があるデパートが、またひとつ姿を消します。
【街の風景】長崎玉屋閉店前_20140111_003

今日のサンソン、ザ・タイガースのコンサートの話がありました。
昨年12月に長崎のブリックホールでもザ・タイガースのライブがありましたが、すごく盛り上がったそうです。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎番組開始前に・・・

達郎氏:

皆様、ニュース等でご承知と思いますが、大瀧詠一さんがお亡くなりになりました。
本日のサンデー・ソングブックはそれ以前に収録されたもののため、大滝さんの話題には一切触れられてないことをご了承ください。

特集等はまた改めて企画を致します。
よろしくお願い申し上げます。

◎ 冒頭

達郎氏:

さて・・・番組の方は、先週に引き続きまして新春リクエスト大会。
皆様のお便りとリクエストに助けられつつ、今日はお届けしたいと思います。

私、竹内まりやのレコーディングに入っております。
新曲のレコーディングでございます。

シコシコとまた、ツアーが終わったら息つく暇もなくスタジオ仕事でございます。

スタジオ仕事入りますと太ってきますので、ウォーキング再開して歩いてみたいと思っております(笑)

そんなわけで番組の方はリクエスト大会でございます。
日曜の午後のひとときを素敵なオールディーズソングで今日もお楽しみ下さい。
本日も、最高の選曲、最高の音質でお楽しみいただきます。

これ昨年末に頂いたハガキなんですけど、美浜の消印がありますけど。
美しい浜・・・

どこでしょうね福井の美浜ですかね、愛知県の美浜町ですかね。
それとも浦安の美浜ですかね(笑)
わかりませんね(笑)
ちゃんと住所書いてくれないと(笑)

『友人が、この12月に起業しました。
一昨年も昨年も、その友人と達郎さんのライブを見に行き、大感動しました。

五十代で新たな挑戦をする彼女に向けRIDE ON TIMEをリクエストします。
RIDE ON TIMEを聴くたび、心のなかに新しい風が吹き、背中を押してくれるようです。

誕生日を迎える友人K.Aさんにハッピーバースデーのメッセージをお願いします』

Y.Mさんからリクエスト頂きました。
お馴染み「RIDE ON TIME」RIDE ON TIME

♪ RIDE ON TIME/山下達郎

~ CM ~

♪ I GO TO PIECES /PETER & GORDON

◎リスナーからのお便り(山形県西村山郡のM.Hさん) 

『レコードマップに代わって私が質問します。』

達郎氏:

・・・何だい、それ!

『今回のツアーで愛聴したのは何でしょうか?
ちなみに最近の私のお気に入りは、どちらもエースから出ているソウル・イン・ハーモニー「ヴォーカル・グループ」とザ・ニューカマーズの「The Stax & Volt録音集」です。』

・・・ご自分のヤツを言いたいだけだったり・・

ツアーの場合はですね、愛聴といっても、本番の時は自分のアレで精一杯なので、人の音楽聴く暇ありません。

CDで良く聴くのはですね、ま、iPodですが、最近は。
寝る前です。
スリーピング・・・ナイトキャップ代わりにですね。

だいたい決まってるんですけど、いつもジェームス・ブラウンです。
ジェームス・ブラウンのシングル集が最近CD化されておりますので、それの7集8集あたりを持ってきましてですね、「Make It Funky」とか延々ワンコードでございます。
よく寝れます、それだと。

変わってると言われますが。

じゃなきゃフランク・シナトラ・・そういうヤツですね。

◎リスナーからのお便り(名古屋市のO.Tさん) 

『私、12月13日名古屋のセンチュリーホールでタイガースのコンサートを観てきました。
オープニングから総立ちで、ステージの上も下も、皆があの頃に戻り、凄い盛り上がりでめちゃめちゃ楽しかったです。

前半はカバー曲の演奏で一曲目は「Do You Love Me」でした。
この曲は聞いたこともあり、知ってはいたのですが、誰の曲が知らず、今回ネットで検索してみました。

オリジナルはコントアーズですか?

さらにYOUTUBEで動画も探したら、何て格好いい!
格好良すぎてヤラれてしまいました。
ぜひぜひサンソンでけけて下さい。
宜しくお願いします。』

達郎氏:

モータウンのボーカル・グループ、コントアーズ。
これのヒット曲として「Do You Love Me」がリリースされましたが、タイガースがやっているのはコントアーズのバージョンではありません。

当時はモータウンなんて、ろくすっぽリリースされませんでして。
我々の世代が知っている「Do You Love Me」はデーブ・クラーク・ファイブ。
イギリスのですねデーブ・クラーク・ファイブのヒット曲としての方が、全然有名です。

タイガースも当然、それを聴いて「Do You Love Me」をやってる筈です。

1964年、全米11位。
イギリスでは全英20位。
イギリスではこれがデビューヒットとなりました。

♪ DO YOU LOVE ME /THE DAVE CLARK FIVE

◎リスナーからのお便り(新座市のM.Tさん) 

『コンサート、ほんとにお疲れ様でした。
ライブですが、12月23日の大宮へ、なんと家族3人、私、主人、娘で行かせて頂きました。

終了後、主人は「達郎さんはすごく声が出ている。」と、上から目線・・・
「知らない曲が何曲かあったなぁ」と言うと、娘は「私、全部知ってたよ」

ライブ、4年ぶりの主人と2年続けての娘の差が、こんなところで出たのかと、面白がる私。
次回も是非行きますので宜しくお願いします。』

達郎氏:

ご家族円満の一助となって、冥利に尽きます。
またいらっしゃって下さい。

♪ You Got To Know Better /Touch of Class

◎リスナーからのお便り(群馬県北群馬のI.Tさん) 

『先日、いい日本酒がおいてある蕎麦屋さんで一杯やっていました。
そこで、年の頃二十歳くらいの女の子がアルバイトをしてました。

お燗つけが、なかなか上手で気が利いてるんです。

たまたま店主を交えて、お店にかかってるCDの話になりました。
すると彼女が母親の良く聴いているCDということで、まりやさんのデニムを持ってきていると、見せてくれました。

さすが気の利く子は違うなと思いました』

達郎氏:

・・・面白いですね、えぇ・・

♪ Here Come Those Tears Again /Jackson Browne

~ CM ~

◎来週は 

達郎氏:

先週、今週、リクエスト大会行いましたけれども、来週19日、再来週26日、2週間使いましてですね、先日、12月3日に亡くなりましたドラマーの青山純・・・

私とずーっと一緒にやっていたドラマーでございますけれども。
彼の特集をしたいと思います。

ちょうど来週が四十九日にかかりますのでですね。

いろいろ言葉で言うのも、あれなんですけども。
ミュージシャンですので、一緒にやった音楽をですね、先日の佐藤博さんと同じような形で・・・

でも青山くんは、もっとすっと深いので、自分の作品だけでなくて、他人と自分がプロデュースした作品とか、アレンジした作品・・・

そうしたものの中で、「これは」と思うような名演というのが沢山ありますので。
そういうものをよりすぐってお届けしたいと思います。

来週、再来週、2週間、青山純。

もうほんとに、ですから、岩谷時子さんの時の「私家版」を通り越して「極私的、青山純追悼特集」でございます。

2週間やります。
宜しくお願いします。

◎リスナーからのお便り(札幌市のK.Mさん) 

『最近、サンソンの聴取を怠っていたのは仕事がスムースにいかず、精神的に安定していなかったのと、電子ブックで本を読み始めたのが原因です。

仕事はなんとか落ち着いてきたのでサンソンを聴く余裕ができました。
というよりサンソンを聴いているから仕事に余裕が出てきたともいえます。

サンソンを聴くと心が落ち着き、楽しい気分になり何事も苦にせずこなすことができるような気がします。

達郎さん、ありがとうございます』

達郎氏:

ありがたいお便りでございますが。

♪ A Change Is Gonna Come /Sam Cooke

♪ People Makes The World Go Round /The Stylistics

♪ Life Is But A Dream /The Harptones

◎ エンディング 

達郎氏:

まだちょっとお時間ありますが、曲をかけるには短いので、お時間までお便り。

富山県南砺市のT.Mさん。

『今日は、夏からずーっと気になってたことを聞きたくて、ハガキでは書ききれないのでお手紙にしました。
手紙は初めてです。

「Ray of Hope」のボーナスCDの中の一曲で「砂の女」の歌詞についてですが、歌詞カードには「そうささやいて さみしそうに目をそらす」と書いてあるのに、「そうささやいて 肩をそっとふるわせた」と歌っておられます。

さらに10月27日に放送のライブ特集でも「砂の女」がかかり、良く聴いていたら、今度は歌詞カード通りに歌っておられます。

その歌詞が正しいの?
ずーっと、ずーっと気になっています。
達郎さんは、よく「気分です」と言われますが、ライブでもその時の気分で歌詞も変えたりするのでしょうか。

ライブ行きましたよ。
今年は2011年に続き二度目です。
前回は石川県本多の森ホールで今回は金沢歌劇座でと、ほんとに、とってもとっても良かったです。

もう感激です。

前回は舞い上がってて、家に帰ってからも何を歌って下さったのか曲目が全然思い出せなかったので、今年はペンと手帳を持って、曲目はもちろんのこと、達郎様のトークもしっかり書いてきたつもりです。

おかげで翌日、左手の甲に青あざが出来て腫れてしまいました。
何故かというと手帳を握っていて、拍手が思うように叩けなくて、手の甲を叩いてたからです。
またひとつ思い出ができました。』

すごいですね・・
恐ろしいですね・・・

「砂の女」はですね、ボーナスCDに入っているのは1994年、山下達郎SINGS SugarBabeというですねライブでありまして。

その時の「砂の女」はですね、適当に歌詞を覚えて・・・
シュガーベイブの頃から適当に覚えてですね。

「砂の女」は、あくまで洒落っていうかですね、そういうものでシュガーベイブの時にやっておりましたので、歌詞をウル覚えでですね、やっておりましたので、適当な歌詞であります。

昨年お聴きをいただいたライジングサンのですね「砂の女」は、これじゃいかんというのでですね、ちゃんとツアーの一環の時なので、ちゃんとした歌詞カードを見まして、鈴木茂さんの歌詞カード見まして、それで歌ってるので、それで歌詞カード通りというわけです。

ちゃんちゃん!

今日はこのへんで(笑)

今日の最後は埼玉県北本市のS.Rさんから頂いたお便りです。

『クリスマスに是非読んで頂けると幸いです。 』

すいません、遅れてしまいましたが。
でも今お読みしてもいかなと思います。

『ライブ、ほんとにお疲れ様です。
私は愛する人と大宮ソニックシティで達郎さんのライブを初体験しました。

達郎さんのファンになって30年近くになりますが、初めてのライブに興奮しどおしでした。
人生の中で一番最高の贈り物を頂きました。

達郎さん、どうもありがとう。

今回このチケットを私にバースデープレゼントしてくれた彼へ、たくさんのありがとう。
彼は3.11の被災者の一人です。

たくさんのものを失いました。
愛する人、家、それまでの仕事・・・
ほとんど全てです。

そんな彼と出会って、お互いに生きることの意味や重みをしっかり考えるようになりました。
存在してるだけでも貴重なんだなと思います。

音楽はとても素晴らしいです。
元気を頂いています。
これからも頑張ってください。

「Forever mine」リクエストします。

・・・何も申し上げることのない、いいお便りでございます。
また、お便りください。

今日の最後は、そういうわけで山下達郎「Forever mine」

♪ Forever mine /山下達郎

♪ 
今週のオンエア曲

14:03 RIDE ON TIME/山下達郎
14:08 I GO TO PIECES /PETER & GORDON
14:13 DO YOU LOVE ME /THE DAVE CLARK FIVE
14:17 You Got To Know Better /Touch of Class
14:22 Here Come Those Tears Again /Jackson Browne
14:29 A Change Is Gonna Come /Sam Cooke
14:33 People Makes The World Go Round /The Stylistics
14:36 Life Is But A Dream /The Harptones
14:42 Forever mine /山下達郎

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