山下達郎さん サンデーソングブック 2015年05月17日『猫の歌で棚からひとつかみ:洋楽編』
長崎市内は、いい天気になりました。
青空が気持ちいいです。
今週のサンソン、猫好きの方にはたまらないプログラム。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
5月も中旬でございますが、先週は東京もそうでしたが、全国的に台風で・・
ずいぶん早い台風ですね、ほんとに。
全国的に暑くなりましてですね。
なんかもう、7月みたいな天気になりましたが。
また、昨日あたりは涼しくなってきまして。
寒暖の差が、あいかわらず激しい。
変な陽気ですね、これ(笑)
梅雨来るんでしょうかね。
作物とかそういうのが影響受けるとかですね・・・
5月で真夏日、変な陽気でございますが。
相変わらず、不順な気候でございますのでですね、皆様、お体くれぐれもお気をつけ頂きまして・・
私は、ここんとこ、ずーっとシュガーベイブのSONGSの40周年、40th Anniversary Editionの、いろいろと企画を練っておりますが。
なかなか決定いたしません(笑)、最終決定・・・
かなり、大きな変化がありまして。
前に1994年に1回、それから2005年に大瀧詠一さんが自分でマスタリングした30週年、30th Anniversary Editionが出ましたが。
今回は40th Anniversary Editionですが。
前回の2回とは大幅に変えようという、アレでありまして。
それも、とんでもない方向に変わる可能性が出てきまして。
まだ今週はちょっと申し上げられません。
来週のこの時間に・・
ほんとに具体的な決定が出ると・・従いまして7月8日の発売予定しておりましたが、ちょっと遅れる見込みです。
ま、別に新譜じゃありませんので、40周年ですので、ま、半分道楽みたいなもんですから。
少々遅れても、しっかりしたもん出して、これが最終バージョンになります。
ちゃんと、きちっとですね、時の試練に耐える、将来に耐えるアイテムにしようと思って、やっております。
毎日毎日、リマスターのCD聴いて、耳がウニになっております(笑)。
で、番組の方は、先週申し上げましたが。
ここんとこ、ずーっとワンコードの特集とかですね、あとNHK行きますとサーフィンホットロッドとか、変なのばっかりやってますが。
だんだんエスカレートしてきまして。
そもそもは春先に、羊の特集やってた時にですね、こういうのやって欲しい、ああいうのやって欲しいと、リスナーの皆さんからご要望が来まして。
それに乗ってしまった私がアレなんですけども。
ひとつ今日は猫の歌やってみようと。
未年というのもありましてですね、丑年というのもありますが。
猫年というのがない。
確かにそうです・・・
じゃ、猫の歌行ってみよう!
猫の歌はですね、たくさんありますのは、番組始まってから申し上げますが。
いろいろと、持ってまいりまして。
しかし、こうしたテーマを作ってですね、棚つか、特集づいたことやりますとですね、テーマが先行してしまって、曲があまりおもしろくないとか、そういうことになりますので。
そういうことが、くれぐれも無いように。
曲は素敵なオールディーズソングで終始しようと。
というわけで今日は、『猫の歌で棚からひとつかみ』
何が飛び出しますか、お楽しみに。
日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます山下達郎サンデーソングブック。
今日は『猫の歌で棚からひとつかみ』
今日は最高の選曲になるか判りませんが、でも最高の音質でお楽しみを頂きます。
で、こんな『棚つか』と、名をうちましたミニ特集ばっかりやっておりましてですね。
いったい新曲はいつかけるんだと。
すいません(笑)
ほんとに今日も、ほんと言いますと自分の曲、一曲もかかりませんのでですね。
じゃ、最初に・・・
4月30日からスタートいたしましたテレビ朝日系のドラマ。
木曜の毎週8時にオンエアされております「京都人情捜査ファイル」、高橋克典さん主演のミステリードラマでございますが。
それの主題歌「マイ・ガーディアン・エンジェル」
ただいま、TVサイズがオンエアされております。
そのほか、レコチョク等で着うた、配信始まっておりますが。
まだフルサイズがミックスされておりませんので、今日はTVサイズでお聴きを頂きたいと思います。
「マイ・ガーディアン・エンジェル」、ガーディアン・エンジェルは守護神という意味ですけれども。
警察モノのドラマなので、そういうような雰囲気に合うような曲にしました。
ちょっと、いつもの曲・・ちょっと違いますが。
70年代のマイアミソウルとか、そういう感じで作った(笑)つもりでありますので。
ちょとこう、ギターもいつもと違うテイストでございます。
ちょっと今回、TVのサイズはですね、シンプルに作りました。
ほんちゃんは、もうちょっと厚くなる予定なんですが。
TVのサイズ、歌をはっきり聴かせたいので、バックを少し薄めに作ったTVサイズでございますので。
TVサイズ、オンリーの楽譜構成、そしてミックスになる予定でございます。
CD化もちろん、される予定でございますけれども、シングル化の予定は未定でございますので、とりあえずTVサイズでお聴きを頂きます。
♪ マイ・ガーディアン・エンジェル (TV Size)/山下達郎
~ CM ~
♪ The Cat/Jimmy Smith
◎Jimmy Smith
達郎氏:
まず、私達の世代で、猫といったらまず、コレ。
ジミー・スミス。
ジミー・スミスといえば、この曲「The Cat」
1964年、ルネ・クレマン監督の「危険がいっぱい」
映画の主題歌として発売されました。
アメリカではビルボード67位、スマッシュヒットですが。
日本では、かなりのヒットを記録した一作でございます。
バーブからのアルバムが、この黒猫のショットでございまして、これが非常に印象が強くて、日本ではアルバムとしてもシングルとしても、かなりのヒットを記録しました。
アレンジ、プロデュース、ラロ・シフリンでございますね。
今日は、これから始めてみましたが。
◎何かいいことないか仔猫チャン
♪ 何かいいことないか仔猫チャン/トム・ジョーンズ
達郎氏:
とんでもない転調の曲ですね。
♪ Gui.~
凄いですね、これね。
これ初めて聴いた時、中学生の終わりくらいでしたが、腰抜かしました(笑)
何だこの曲?って思いましたがですね(笑)
バカラックでなければ作れない転調の曲でございますが。
それだけにインパクトが強い一曲でございます。
♪ Nashville Cats/The Lovin’ Spoonful
♪ Love Kitten/Noreen Corcoran
♪ Black Cat Moan/Don Nix&Friends
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
洋楽100%だと面白くないので、来週は邦楽いってみたいと思います。
今週は洋楽編、来週は邦楽編で攻めてみたいと思います。
日本にも猫好きのミュージシャンの方、たくさんいらっしゃいます。
◎リスナーからのお便り(兵庫県加古郡のS.Mさん)
『ワンコードで棚つか、楽しく聴きました。
そこで、私も。
「1000で棚つか」どうでしょうか。
もしかしたら、昔もう、やってらっしゃるかな。
新参者リスナーなのでお許しください。』
達郎氏:
やってます。
本日、1179回目のサンソンでしたが、1000回の時に「1000で棚つか」やりました。
残念でした。
◎企画の提案
達郎氏:
茨城県筑西市のN.Sさん、昔から頂きますが。
メロトロンの特集して欲しいと。
メロトロンはですね、今サンプリングで簡単に出来ますので、あんまり面白い特集が出来ません。
ほんとにベタな有名なところ、並べて終わってしまうので。
あんまりおもしろいのが出来ません。
すいません。
何か他のを考えて下さい。
何か企画のご提案ございましたら
102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
まで、どうぞ。
♪ オールド・ブラック・キャット・ブルース/ココモ・アーノルド
♪ Pussycat/Sylvia
◎エンディング
達郎氏:
というわけで、今日は『猫の歌で棚からひとつかみ:洋楽編』でございました。
この続きは来週「邦楽編」
また何が飛び出しますか。
でも「黒猫のタンゴ」はかかりませんので。
すいません!
リクエストされても無駄でございます。
最後ですけども。
猫の歌といったら、これがやっぱり最高峰の一曲だと思います。
1976年、アル・スチュアート。
スコットランド、グラスゴー出身のシンガーソングライターでございますが。
76年にシングル発売いたしまして、全米8位。
アルバムは全米5位、プラチナ・アルバムになりました。
「Year Of The Cat」というアルバムは猫の絵が満載でございまして。
当時、私の知り合いの猫好きは、みんなあのアルバムを買ったものでございますが。
Produced By アラン・パーソンズ・・・らしいオケでございますが。
ロックを超える大曲なんですけれども、詩も壮大な詩なんですけども、全然飽きさせないというアル・スチュアートの最高傑作であることは論を待ちません。
今日は『猫の歌で棚からひとつかみ:洋楽編』でございました。
来週の邦楽編、お楽しみに。
♪ Year Of The Cat/Al Stewart
今週のオンエア曲
14:05 マイ・ガーディアン・エンジェル (TV Size)/山下達郎
14:08 The Cat/Jimmy Smith
14:13 何かいいことないか仔猫チャン/トム・ジョーンズ
14:16 Nashville Cats/The Lovin’ Spoonful
14:20 Love Kitten/Noreen Corcoran
14:24 Black Cat Moan/Don Nix&Friends
14:32 オールド・ブラック・キャット・ブルース/ココモ・アーノルド
14:36 Pussycat/Sylvia
14:41 Year Of The Cat/Al Stewart
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