山下達郎さん サンデーソングブック 2015年08月09日『納涼リクエスト大会 Part.1』

山下達郎さん サンデーソングブック 2015年08月09日『納涼リクエスト大会 Part.1』

8月9日、今日のこの日にサヨナラで長崎県代表の創成館高等学校が甲子園初白星。
おめでとう!
長崎は暑い一日でした。

今週のサンソン、今度車の特集やりましょうって・・楽しみです。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

えぇ・・8月、もう早いものでございましてですね、9日でございます。

なにしろ暑い日が、東京は続いております。
全国でも猛暑日が何日連続みたいな、ニュースが連日入ってまいります。
今日もだいたい30度超え・・・全国すごい陽気でございますね。

40度近くの都市もあるそうでございます。

テレビのニュースではございませんけれども、皆さんくれぐれも熱中症、その他ですね、暑さ・・・スタミナ消耗しますのでですね、くれぐれもお気をつけ下さい。

私、ここ2週間、やっぱり暑くてですね、こういう時はやっぱりスタミナ付けなきゃいけないので、肉食おう!とかですね。
だんだん、だんだん体重がですね、増えて来るんです(笑)
夏太りっていうヤツ。

昔は夏痩せって言ってましたけど、今は夏太り。
なんか、こう・・ひっきりなしに水飲んで、ひっきりなしになんか・・・
食事に気つけてないと、ほんとにヘタってしまうという、そういうアレでございます。
皆さんも、くれぐれもお気をつけ下さいませ。

私、先週、先々週、シュガー・ベイブの特集をやりました。
8月5日に、先週の水曜日に、シュガー・ベイブ、アルバム「SONGS-40th Anniversary Ultimate Edition-」が発売になりました。

おかげ様で、ご好評頂いておりましてですね。
売れ行き好調でございます。
ありがたい事です。

40年経ってリイシューしているんですけれども、いろいろと皆様にお便りその他頂きまして、気をよくしております。
引き続き宜しくお願い申し上げます。

先週、先々週は、そんなわけで、この番組で特集をやりました。
今週はJFN系ですが、夜に私の出ます『 サンデー・ソングブック増刊号~シュガー・ベイブ スペシャル~』、ほとんどの放送局は今夜7時からのオンエアでございます。

先週、先々週はそんなわけで、なんか全然プロモーションする予定じゃ無かったんですけど、はっと気がついてたら、随分やりましてですね。
山下達郎ばっかりシュガー・ベイブのインタビュー受けてるんじゃねーとか、そんなもの言いますけど、別にそんなアレじゃないんですよ。

そんな大げさなものじゃなかったんです。
だんだん、だんだんですね騒ぎが大きくなってきましてですね。
こんなはずじゃ、無かったんですけども。
ありがたい事でございます。

引き続き、シュガー・ベイブ「SONGS 40th Anniversary Ultimate Edition-」宜しくお願い致します。
8月5日に発売になりました。

リマスター プラス リミックスの2枚組。
ボーナストラック、たくさん入っております。

で、特集が一段落しましたので、毎年恒例、夏は皆様のリクエストで助けられます『納涼リクエスト大会』でございます。
今週、来週2週間、納涼リクエスト大会』。

ぶっ通しで行くんですけど。
今年は・・今月今週今年・・・はっきりしましょう(笑)
今年は、シュガー・ベイブ出ましたので。
でもオリジナル・アルバム出すのもですね、リイシューもですね、手間同じなんですね。

ですから、来年は新作を出せるように頑張っていきたいと思っております(笑)
それはともかく、番組の方は皆様のリクエスト、たくさん溜まっております。
たくさん頂いております。
ありがとうございます。
1枚でもお多く、1曲でも多くご紹介致しましょう。

毎年恒例、夏は山下達郎サンデーソングブック恒例『納涼リクエスト大会』
日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます。
皆様のリクエストにお応えしまして、本日も最高の選曲とそして最高の音質でお届けを致します。

夏なので、もうこういう曲が、たくさん頂きます。
お馴染み、私1982年のアルバム「FOR YOU」から「LOVELAND, ISLAND」

♪ LOVELAND, ISLAND/山下達郎

~ CM ~

♪ ハートに火をつけて/ホセ・フェリシアーノ

◎リスナーからのお便り(松山市のT.Yさん) 

『達郎さん、こんにちは。
3枚目のハガキを書きます。
来年の1月で60歳となり、36年働いてきた会社を退職します。

いろいろ辛いことも多かった36年ですが、その2/3の年月を、このサンデーソングブックを聴くことで癒やされ、耐えてこられたように思います。
コンサートに参加したり、番組を通して、あなたの人柄、情熱に触れることができ、ほんとに幸せでした。

子供二人は既に自分の道を歩み始め、妻は同じく退職の時期が近づき、老後は商売でもしてみたいと夢をふくらませております。

私は特に夢もないのですが、バイクを買って日本一周でもしてみたいと思っております。
人生の節目が近づき、一言お礼が申し上げたかったのです。
ほんとにありがとうございます。
お体にくれぐれも気をつけて下さい。』

達郎氏:

素晴らしいお便りを頂きました。
定年は60歳ですが、今の人生・・・まだまだ皆さんお元気ですので、第二の人生、幸せな人生、お送りくださることをお祈り申し上げております。
また3月に松山市民会館でライブを行います。
お待ち申し上げております。

◎リスナーからのお便り(横浜市のK.Tさん、21歳) 

『こんにちは。いつも楽しく聴かせてもらっています。
私事ですが、8月より面接の試験が始まっていきます。
そこで、いつも緊張してしまう自分を腹立たしく思っています。

稚拙な質問で大変恐縮ですが、達郎さんはステージの本番前など、緊張紛らわすために行っていることはありますか。
知りたいです。』

達郎氏:

へへへへ(笑)

私、あのぉ・・・特にありませんが(笑)
ま、イメージトレーニングとかですね、輪を組んだり、スクラム組んでオーッとか、いろんなやり方ありますが。
私は、そういうのは、ありません。

ふらっと出て行って、ふらっと帰るという(笑)アレですが。
ひとつだけ、あるとしますれば、明日の24時間後の同じ時間にですね後悔しないように、24時間前は上手く行ったので、そういう具合にいけるように頑張ろう、そういうような感じは、デビューして初めてステージにのる時から思っております。

えぇ・・・大変でございますね。
就職試験、頑張ってください。

♪ Hushabye/The Beach Boys

◎リスナーからのお便り(群馬県北群馬のI.Tさん) 

『7月24日に、葡萄の売店をオープン致します。
写真のデラウエアから、まずは販売します。
葡萄の一悦園(いちえつえん)
ホームページは「葡萄の一悦園」
ブログは「犬と葡萄園」

秋、群馬にいらしてくれるようで楽しみです。
さいたまや中野サンプラザも申し込みしておきます。』

達郎氏:

お待ちしております(笑)

♪ 恋はリズムにのせて/アンディ・ウィリアムス

◎リスナーからのお便り(兵庫県加古川市のF.Kさん) 

『番組を聴きながら、一週間分のアイロンがけをしておりました。
半袖シャツなので、楽になりました。
達郎さんは長袖のシャツというイメージですが、半袖も着用されるのでしょうか。』

達郎氏:

シャツは半袖、着ませんね。
最近は半袖、だんだん弱くなって、Tシャツも、ポロシャツもほとんど着なくなりましたね。
もう、全然長袖シャツ一辺倒になってきました。

『ツアー日程を拝見しました。

こんなにも各所廻られるミュージシャンの方はおられるのだろうかと思いました。
チケットが当たりますように。』

いや、もう私なんか、全然まだ可愛い方ですよ。
今年64公演ですけど、まだ70公演、80公演、100公演やる方、たくさんいらっしゃいますからですね。

私なんか、まだまだ・・
頑張って、やっていきたいと思います(笑)

♪ Is It Still Good To Ya/Ashford & Simpson

~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週も引き続き『納涼リクエスト大会』でございます。
8月の終わりになりますと、これも毎年恒例、竹内まりやさんゲストに『納涼夫婦放談』になります。

今年は23と30日と二日の予定でございます。
ちょっと、その頃になりますと、レコーディングが入ってきておりますので、たぶん前倒しで録音することになります。

9月に入りましたら、またリクエストで・・
リハーサル始まりますのでですね(笑)

皆様のリクエストカードとお便りが大きな助けになります。
来週も、まだ間に合います。
『納涼リクエスト大会』引き続き竹内まりやさんゲストに『納涼夫婦放談』
リクエスト、お便り、竹内まりやさんへのお便り、含めまして

引き続き、リクエスト、お便り、たくさんお待ち申し上げております。

102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係

◎リスナーからのお便り(千葉市のY.Mさん) 

『宮治淳一さんの番組でサーフィン・ホットロッドの特集を4週ほどやっていますが、サンソンでもサーフィンやって欲しい。
HONDAやYAMAHAの曲はかかったことがあるので、リクエスト、ザ・パンサーズの「Brigestone 90」』

達郎氏:

タイヤメーカーのブリジストンが60年代にバイクを造ってた事があります。
ほんの、ちょっとで撤退してしまって、タイヤに専念して、それが正解と出てブリジストンは大きくなったという、そういうような解説がありますが、この「Brigestone 90」をテーマにした曲を1965年にザ・パンサーズというグループが出しております。

カリフォルニアのグループではなくてプラッツバーグというですねニューヨーク北部のカナダの国境に近い街の出身だそうです。

♪ Brigestone 90/The Panthers

情けないといえば、情けないと言いましょうかですね・・・
ま、話のタネですね。
一応、僕、ピクチャーシリーズ持ってますので、ま、ホームページ見てください。

◎Suzuki/The Sudells

達郎氏:

ホンダ、ヤマハ、ブリジストンときましたら、今度はスズキで行ってみましょうか。
同じ1965年、こちらはウェスト・コーストのバンドだと思われます。
ザ・サドルスという、ひょっとしたら幽霊グループかもしれません。

マイク・カープが曲を書いていますので、その恐れはあります。

♪ Suzuki/The Sudells

こっちの方が、やっぱり、ちょっと演奏がいいですね。
スタジオミュージシャンですね、これね。

ホンダ、ヤマハ、スズキ、ブリジストン・・・全部かけて・・
スバルさん、すいません!
バイクの歌ですので。

今度、車の特集やりましょう。
そすとスバルがかけられます。
でも「踊ろよ、フィッシュ」の方が曲、いいですから。

ふふふふふ(笑)

◎リスナーからのお便り(宮崎県宮崎市のH.Nさん) 

『 『COME ALONG』の7曲目「LOVE SPACE」の冒頭で聴こえる曲は、何ていう曲でしょうか。ぜひ一曲通して聴いてみたいです。』

達郎氏:

これ、曲じゃないです。
KIKIというハワイのステーションのジングルです。
当時のアレでございます。
今は何のジングルか判りませんがですね。

『COME ALONG』はもう適当に作ってるアレなので。

◎リスナーからのお便り(高知市のK.Tさん) 

『達郎さん、はじめまして。
ラジオ番組にハガキを書いて送るのは20年ぶりです。
以前の放送で、本の事仰ってるのを聞いて、すごく気になったのですが、達郎さんは、どういうジャンルの本を多く読まれてるんですか。
また、好きなんでしょうか。

たいへんな読書家でもあられるようですが、きっと難解の内容の本とかも、たくさん読破されてきた事だろうと思います。
このハガキに目を通して頂けるのか判りませんが、是非知りたいです。』

達郎氏:

ずいぶん綺麗な字の方ですが。
お若い・・でも40代の方ですね。

◎リスナーからのお便り(千葉県茂原市のT.Hさん) 

達郎氏:

同様な内容のお便りが千葉県茂原市のT.Hさん

『先日の放送で読書の話をしておられましたが、最近はどのような本を呼んでいるのでしょうか。
また過去に比べると、読書の傾向は変わりましたか。
きっと同じ趣旨の質問がたくさん来ているのではないかと思いますが、他の方の質問に対してでも構いませんので、答えて頂けないでしょうか』

えぇ・・・あたし、あのぉ・・・一言で言うと読書コンプレックスの人間です。
中学、高校、本買う金があったらレコード買ってたのでですね。
本を読むという事に対して、非常にコンプレックスを持っております。

ですので、傾向とか、そういうのはありません。
もう、雑読、乱読・・そういう感じでございます。

今、読んでるのは立川談志さんの「あなたも落語家になれる」という80年代の本の、これ読み直しですけども。
最近、読み直しが多いんですよね。

その前が、ブラッドベリーの『華氏451度』の新訳で。
その前が、ダグラス・R. ホフスタッターの『ゲーデル、エッシャー、バッハ―』と、これも80年代に読んだ本ですけど(笑)

もう全然脈絡ありません(笑)
どっちかいうと、フィクションよりノンフィクションの人間なんですが。

あと、最近は美術書というか、そういうものが、ものすごく興味があって。
最近分かりやすい美術書がたくさん出ていますので。
中野京子さんとか西岡文彦さんとか、そういう方々のやつを読みあさっているような毎日ですが。

それでも、本を読みながら音を聴くとですね、音に集中できませんし。
大体、視覚の方が聴覚より強いんですよね。
だからレコード聴きながら本を読むと、絶対本の方が勝つんです。

ですので、レコード聴くときはレコードに集中しなきゃなんないですけども、そすと、本を読む時間がないし。
本ばっかり読んでるとレコード聴く時間がないし。

少年老い易く学成り難し
老人ますます学成り難し
そいう感じでございますね。

えぇ・・・頑張りましょう!

◎リスナーからのお便り(新潟県阿賀野市のW.Sさん) 

『達郎さんは作詞をなさる際、筆記用具は何をお使いでしょうか。
今の時代、パソコンとかも思いましたが、そこは達郎さんには、こだわりが、おありかもしれないと思い、質問させて頂く次第です。

また筆記用具の使い分けなど、なさっているのでしょうか。』

達郎氏:

歌詞はレポート用紙にですね、鉛筆です。
鉛筆で、書いちゃ消し、書いちゃ消しですね。
それで清書する時には、ワープロじゃなくてエディターですね、テキスト・エディターで字にして、歌詞なんかはそれで印刷します。

譜面を書くっていうのは、もう三十数年間、いや40年位ですね、ぺんてるの「ボールPentel」っていう水性ボールペンがあるんですが、これ一本槍ですね。
譜面はそれで自分で手書きで書く時は、それです。

手紙を書く時は万年筆でございます。
昔はWATERMANでしたけど、今はMONTBLANC使ってますですね。

そんなもんで宜しかったでしょうか。

◎エンディング 

達郎氏:

今日はこのへんで。
そんなわけでおかげ様で、シュガー・ベイブ「SONGS-40th Anniversary Ultimate Edition-」、ご好評頂いております。

ので、今日はボーナストラックをおかけしたいと思います。
音がよくないボーナストラックですけれども、勢いは十分に伝わります。
ライブバージョン、1976年1月28日、仙台電力ホールでのシュガー・ベイブのライブ「Down Town」。

来週も『納涼リクエスト大会』です。

♪ Down Town (Live / ‘76.1.28 仙台電力ホール)/Sugar Babe

今週のオンエア曲

14:05 LOVELAND, ISLAND/山下達郎
14:10 ハートに火をつけて/ホセ・フェリシアーノ
14:17 Hushabye/The Beach Boys
14:20 恋はリズムにのせて/アンディ・ウィリアムス
14:24 Is It Still Good To Ya/Ashford & Simpson
14:34 Brigestone 90/The Panthers
14:37 Suzuki/The Sudells
14:43 Down Town (Live / ‘76.1.28 仙台電力ホール)/Sugar Babe

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