山下達郎さん サンデーソングブック 2016年5月22日『棚からひとつかみ』
長崎は土曜、日曜と良い天気でした。
気温は高かったですが、爽やかな休日でした。
今日のサンソン、ギタリストの話、おもしろかったです。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
5月も下旬でございます。
私、また曲書きに入りました。
今日は、前倒しで収録しておりますので、お天気その他、申し上げられないのが残念でございますが。
1232回目のサンデーソングブックでございます。
来週は1233回で、6月5日に遂に1234回になります。
えぇ、キリの良いところでございましてですね。
スタジオ・・・まだ入っておりませんが。
曲を家で書いておりますとですね、何となく、その・・体がなまってきまして。
またウォーキングを始めました。
ほんとに、あのぉ、半年ツアーやっております時はですね、番組がもう、間に入っておりましてですね、声が結構たいへんな時がありましたが(笑)
たったの10日とか2週間とかでですね、完全に元に戻りません。
現金なもんですね。
これでまた、ツアー始めると、またアレなんですけども。
来年のツアーは、少しこの番組に配慮しましてですね、もうちょとインターバルを開けようと(笑)
そういうようなことが反省材料でございますが。
つまらないこと、申し上げておりますが。
というわけで、曲書きでまたやっておりますので、番組の方は、いつものレギュラープログラム『棚からひとつかみ』
山下達郎のレコード棚からアトランダムにいろいろと今日もお聴きを頂きます。
先週は、この半年に買ったCD,オールディーズもののCD,再発ものですけど。
それをお届けしました。
今週も、同じような内容なんですが、今週はいわゆるコンピレーションものと言いましょうかですね。
オムニバスものでございますね。
なかなかおもしろいものが出ておりましたので。
今日はお楽しみ頂けると思います。
ガールシンガー、オールディーズもの・・・へんなのも沢山ございますが。
曲が割と、今日は粒ぞろいという感じでございます。
明るいプログラムでございます。
喜んで頂けると思います!
日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます山下達郎サンデーソングブック。
レギュラープログラム『棚からひとつかみ』
山下達郎のレコード棚から、今日も最高の選曲と、最高の音質でお届けを致します。
今日も竹内まりやさんの新曲「今日の想い」をお聴きいただきます。
テレビ東京系列、ワールドビジネスサテライト、ニュース番組でございます。
WBS,これの新エンディングテーマとしてオンエア中でございます。
♪ 今日の想い/竹内まりや
~ CM ~
♪ Love Potion No.9/The Clovers
◎リスナーからのお便り(埼玉県川口市のNさん、Fさん)
達郎氏:
埼玉県川口市のNさん、Fさん。
しかもこれ、家族全員の名前書いてあります。
年賀はがきですね。
これたぶん男の字ですので、Kさんってご主人だと思います。
あと全部、あれですもんね。
女の方の名前です。
お嬢さんと奥さんですが。
よくわかりませんね、ほんとにね(笑)。
『最近MCで、よく「もうすぐ年金」とおっしゃっておりますが、達郎さんはきちんと年金保険料を納めていらっしゃったのですね。
厚生年金なのでしょうか。
まりやさんも、ちゃんと仕事がなさっているので、3号 被保険者じゃないですよね。
正業がファイナンシャル・プランナーなので、くだらない質問ですいません。』
達郎氏:
ほんとにくだらないですね(笑)
私はサラリーマンというか、勤め人やった事が一度もないので、ずーっと国民年金です。
ちゃんと、あの・・父親はですね(笑)、プー太郎やってた時はですね、払っておりましたので。
そのおかげで、年金、あれしてます。
そんなこと聞いて、どうすんでしょうね(笑)
あまりに面白いので、採り上げてしまいました(笑)
♪ Be My Girl/The Four-Evers
♪ That’s The Way It Is (When A Girl’s In Love)/The Sweet Three
◎リスナーからのお便り(宮城県仙台市のK.Nさん)
『毎週素敵な放送に、心から癒やされております。
仙台は、今新緑が美しい色鮮やかに若葉が萌えています。
今月青葉祭りが開催され、団体ごとに「すずめ踊り」が披露されます。
「すずめ踊り」は小学校の運動会で行うところも多いです。
達郎さんは印象に残ったか、一度見たいと思われてる祭りは、おありでしょうか。』
達郎氏:
あれですね、あの「おわら風の盆」、富山の。
あれを1回見てみたいと思ってるんですね。
9月の最初ですね。
なかなか機会がありませんが。
チャンスがあれば。
お祭りはなかなかですね、おもしろいのが多いので。
♪ I Wanna Go Back There Again/Truly Smith
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
来週もこの・・継続して・・あれですが。
最近また、いろいろな方の訃報が飛び込んでおりますのでですね。
そういうものを中心に。
でも、デビッドボウイとかプリンスはもう、そこら中でやっているので、そういうものじゃないサンデーソングブックでしかやらないようなものを中心に、行ってみたいと思っております。
おたより、リクエスト、引き続きお待ち申し上げております。
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
◎シュガー・ベイビー/玲里
達郎氏:
さて、今日はですね、一人、若いシンガーをご紹介したいと思います。
女性シンガーでございますが。
玲里ちゃん。
今までアルバムは3枚出してます。
そしてサード・アルバムが先日の5月11日に発売されました。
シンガー・ソング・ライターでございます。
キーボードとギターを弾いて、歌をうたって、作詞作曲。
今回の3枚目はですね、編曲も手掛けております。
キャリア随分長くなってきましたが。
今まで、あの・・・そういうインフォメーションしてこなかったですけど、実は玲里ちゃんはですね、難波弘之さんのお嬢さんです。
ですので今回のアルバムはですね、難波くんの人脈という人脈を総動員してですね、いろんな人が寄ってたかって、やっております。
そうそうたるメンバーでございます(笑)
全15曲なんですけれども、ずばり言いますと、プログレ志向の人で、非常に演奏の、曲の密度がですね、濃いんです。
15曲、聴きでがものすごくあります。
1曲、1曲がものすごく変化に富んでる上に、1曲、1曲各々の曲がバラエティの富んでおりましてですね。
1曲、1曲かけてもですね全然、全貌が判らないというアレなので。
是非とも全体像をお聴きを頂ければと思います。
番組で1曲だけご紹介したいと思います。
私が一番好きなポップな1曲で今日は。
リードギターは織田哲郎さんがやってるという。
とんでもない!
アルバム・タイトルが『OPEN WORLD』というタイトルでございます。
玲里『OPEN WORLD』から11曲目に入っております「シュガー・ベイビー」
♪ シュガー・ベイビー/玲里
難波くんのお母様はクラシックの声楽家の方でありました。
ので、玲里ちゃんも、いい声をしております。
だからお祖母様ですね。
おばあちゃまによく似た声をしております。
私、お祖母様の声、聴いたことありますので。
もう立派な大人になりまして。
こっちも年取るわけでございますが。
おじさんが総動員しております。
僕らのバンドの小笠原くん、伊藤広規、佐橋くん、みんな参加しております。
たくさん、おじさんが総動員でございますが、それを向こうに回して、一歩も引かずにですね、指図をしまくってるという。
そういう噂でございますが。
非常に密度の濃いアルバムでございます。
是非、ご一聴のほどを。
◎リスナーからのお便り(山口県山陽小野田市のF.Hくん、17才)
『こんにちは。久し振りにお便りさせて頂きます。
突然ですが、質問です。
達郎さんはギタリストで・・
レスポールといえば
ストラトといえば
テレキャスターといえば
それぞれ誰だと思い浮かべますか。
ぜひ教えて下さい。』
達郎氏:
難しいよな!
レスポールといえば、ディッキーベッツかな。オールマンの。
でもレスポールといえばね、あれです。
松浦善博さん!
日本のスライド、ナンバーワンの人ですね。
僕、しょっちゅうお願いしてますけど。
ストラトは難しいよなあ!
ストラトはジミヘンだもんな!
ジミヘンがストラトだったんで、クラプトンもジェフベックもストラトになったんだもんな。
でも、ストラトといったら村松くんですね(笑)
村松邦男!
身内になりますね(笑)
テレキャスターといったら自分と言いたいとこですが(笑)
テレキャスターといえば、スティーブ・クロッパーと言いたいとこですが。
テレキャスターといえばコーネル・デュプリーですね、私は。
一番コーネル・デュプリーのトーンに感化されましたので。
難しいですよね、これね!
♪ Nowhere To Go/The Four Freshmen
♪ Only The Young/The Champs
◎リスナーからのお便り(岩手県岩手郡のY.Hさん)
『長丁場のライブツアー、たいへんお疲れ様でした。
それで、ライブと言えばJOYなのですが、以前からどうしてもJOYの中で判らないことがあり、気になって、気になって不眠症です。
プラスティックラブの中で「氷のように 冷たい女だと ささやくような声がしても Don’t worry 」のあとの達郎さんシャウトされてますが、いったい何とシャウトされてるのでしょうか。
私が参加しているフェイスブックのファン・コミュニティに投稿してみたら、喧々囂々。
いろいろな意見が噴出して、えらいことになってしまいました。
投稿した責任をとって、サンソンにハガキ書いて達郎さん本人に聞いてみなさいと言われて書いております。
コミュニティのメンバーも悶々としております。
そんな事聞いて、どうすんの、と言わずにどうあ教えて下さい。
よろしくお願いします。』
達郎氏:
へへへ(笑)
Let’s voices come in !
と言っております。
舌が回んなくて噛んでますけども。
そう言いたくて、あれしたんですが。
何かのライブみてから、ゴスペルのレコードかなんか聴いて、真似してんだと思いますが。
若気の至りですから。
まだ33くらいですから。
◎リスナーからのお便り(富山県入善町のT.Tさん)
『ファン歴、三十ン年の私でもライブ特集のたびに、どういう意味?と思うのが「PAアウト」です。教えて下さい、お願いします。』
達郎氏:
ふふふ(笑)
PA判りますね?
PAね。
ライブの時にスピーカーがありますが。
あそこに楽器の音をマイクもしくはラインでひろってですね、PAの卓に、コンソールに1回送ります。
そこから、ミックスしてバランスをとってスピーカーに送るんですけども。
その時の、卓から出てるところの信号をPAアウトと言います。
そこを分岐して、昔でしたらDATに録ってみたり、今はまあデータにしてますがWAVデータにしてますが。
そういう具合になってる信号、それを録音しておりますので。
それを放送でかけてるのをPAアウトと言います。
お判りになりましたでしょうか。
ですから、ま、あのぉ・・
アレを会場でですね、PAのスピーカーに送ればライブと同じ音が出るというわけでございます。
ですが、まあホールは大きいので若干低音がですね、少なめに出さないとダメだとか、いろいろなこう、ホールで制約があります。
ホールによってバランスが若干変わってきます。
よろしくお願いします。
◎リスナーからのお便り(兵庫県神戸市のM.Fさん)
『この春、地方に下宿していた娘が戻ってきたのですが、ペットのハムスターも一緒に我が家に来ました。
犬も飼っているのですが、また違う可愛さがあります。
以前は、亀や文鳥やグッピーを飼っていたこともありました。
達郎さんはどんなペットを飼ったことがありますか。』
達郎氏:
ジュウシマツ
金魚
ニワトリも飼ってましたね。
でもなんか、オヤジが締めてくるって、それが怖くて逃げてましたけど。
あとはスピッツとか、犬は今でも飼ってますが。
猫は飼ったことがないですね。
そんなものですね。
動物はいいですよね。でもね。
カナリアも飼ったな!
カナリアが死んだ時にはとても悲しかったですね、小学校の時ですね。
そういうことを思い出してしまいました。
このお便りで。
◎エンディング
達郎氏:
てなわけで、今日はこのへんで。
5月といいますと、この季節にお便り頂きますが。
「片想い」私のアルバム「アルチザン」に入っております。
1991年の作品ですが。
たくさん頂いておりますが・・
今日の最後は、お馴染みアルバム「アルチザン」から「片想い」
♪ 片想い/山下達郎
今週のオンエア曲
14:03 今日の想い/竹内まりや
14:08 Love Potion No.9/The Clovers
14:13 Be My Girl/The Four-Evers
14:17 That’s The Way It Is (When A Girl’s In Love)/The Sweet Three
14:22 I Wanna Go Back There Again/Truly Smith
14:28 シュガー・ベイビー/玲里
14:36 Nowhere To Go/The Four Freshmen
14:39 Only The Young/The Champs
14:46 片想い/山下達郎
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