山下達郎さん サンデーソングブック 2017年3月12日『ホワイトで棚からひとつかみ』
ポカポカ陽気になりました。
今日はちょっと遠出して久留米市内を散策しました。昔と随分変わってきれいな街並みになってました。
今日のサンソン、T.Rexなんて、懐かしいですね。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
3月中旬でございます。
私、いよいよ今週から、ツアーが始まります。
今週の土曜日でございますが。
18日、千葉の市川を皮切りに、今年は全国49公演。
8月の終わりまで、続きます。
ずーっと、リハやっておりますが。
今週、最後のリハーサルで、それから、いわゆるゲネプロと言いましてですね、通しリハというのをやりまして、いよいよ初日を迎えるわけでございますけれども。
今年は、練習しながらですね、あんまり声が枯れないっていうか、あのぉ・・普通なんですよね(笑)
妙に声の調子が、今年はいい感じでありまして。
まあ、暖かくなるとこに向かってたので、そうなんでしょうけど。
この調子でですね、乗り切っていきたいと思っております。
全国の皆様、いよいよツアー始まります。
今年もよろしくお願い申し上げます。
番組の方は、先週も申し上げましたが(笑)
今週はホワイトデー・・・
誰が考えたか、わかりませんけど!
バレンタインデーのお返しを、あれするってですね・・
商魂たくましいと申しましょうかですね。
男の人の方が、お返しをするというですね。
私なんか、ちょっとこう・・毎年毎年、なかなか怖いものがございますが。
で、ツアーの直前でございまして、追い込みでありますので。
棚からひとつかみ、リクエスト、いいんですけども。
ホワイドデーなので・・
考えらた、白でなんかやったこと、ないんです。
『ホワイトで棚からひとつかみ』
あんちょくなんです!えぇ!
もう、ほんとにホワイトと、白とつきますと、色んな曲がございますのでですね。
ほとんど洋楽でございます。
思いつきです。
あんまり、突き詰めてございません。
突き詰めたものだと「特集」になります。
いい加減なやつだと「棚からひとつかみ」で逃げると。
でも、ま、こういう場合はですね、普段かからない曲がかけられるので、その分楽しいかなと、そういうようなこともございます。
選曲、難しいんですけども。
一歩間違えますと、なんか冗長なものになってまいりますが。
今日は、なかなか粒がそろってるかなかぁと自負しております。
日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます。
本日は『ホワイトで棚からひとつかみ』
本日も最高の選曲と、そして最高の音質でお楽しみ頂きながら、ホワイトデー・・・
よろしくお願いいたします(笑)
昨日、3月11日、東日本大震災から6年を迎えました。
復興が、なかなか進まないところもございますし、復興の息吹が力強く響いてるところもございます。
場所、人によって、大きく差があったり致しますけれども。
まだ6年、もう6年というあれもありますが。
まだ6年。
引き続き、国民全員でですね、取り組んでいかなければならないと思います。
復興に携わる方々、引き続き宜しくお願い申し上げます。
たくさん、いろんなお便りを頂きましたが。
すごく印象的だったお便り。
仙台市のO.Sさん。
『昨年の11月16日、我が家に二人目となる女の子が誕生しました。
一人目の女の子が生まれたのは2012年5月。
東日本大震災の時に、跡形もなくなった妻の実家があった場所で、津波に負けず力強く咲いていた花から、Sと名付けました。
そしてこのたび生まれた娘には、妻と私が大好きな達郎さんの曲「希望という名の光」からHと名付けました。
私達家族にとって大きな希望であり、二人娘大切に育てていきます。
リクエスト「希望という名の光」をお願い致します。』
誠に光栄なお便りでございます。
仙台の超常連ですが、現在は大阪の吹田市にお住まいのY.Tさん。
『6年前、仙台で東日本大震災を体験した小生は、今故郷を離れて大阪におります。
毎月11日の月命日には故郷、仙台石巻の方向に向かって手を合わせ、祈りを捧げておりますが、小生でさえ、少しづつ記憶が薄れ、感心が薄れてきている感じがしています。
今一度、あの大震災について記憶をしっかりしていこうと思っています。』
♪ 希望という名の光/山下達郎
~ CM ~
♪ ホワイト・ライズ/グリン
◎リスナーからのお便り(仙台市のY.Mさん)
達郎氏:
この番組は25年近く続いております。
むかーしから頂く方々もですね、だんだんお年を召してらっしゃいまして。
最近、定年の話題がわりと多いんですが。
仙台市のY.Mさん。
『前略
今年も名前が呼ばれなくても、飽きずにハガキを出し続けようと思ってる超常連Yです。
小生、この1月で還暦を迎えましたが、先に出ること2ヶ月、昨年の11月に退職しました。
仕事を止めたら好きな音楽を聴きまくり、読書三昧の日々を送れると思っていました。
ところが、そうはならない。
そう、楽しくない?
先に仕事をやめ、図書館通いをした本好きの先輩が、図書館に通ったのは2週間だけ、読書は集中力だよと言われたのを思い出しました。』
達郎氏:
いいじゃないですか、まだ。
若いんですから。
今は60でも、皆さん働いてらっしゃいますから。
引き続き、お体大事に、ご健闘を。
♪ White Rabbit/Jefferson Airplane
♪ Ride A White Swan/T.Rex
♪ Rhapsody In White/Love Unlimited Orchestra
♪ Sail On White Moon/Johnny Mathis
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
ホワイトで棚からひとつかみ、でお届けしております。
あんちょくなんですけど(笑)
ツアーの直前なので(笑)
頭があんまり、まわりません。
ですから、こういう棚つかですと、歌詞の和訳の説明なんかもすると楽しいんですけど。
ちょっと、余裕がございません(笑)
テンパっているだけなので(笑)
来週はそういうわけなので、皆さんのリクエストに助けられて『リクエスト特集』でお届けしたいと思っております。
引き続き、リクエストおたより沢山お待ち申し上げております。
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
♪ Little White Lies/Diane Renay
♪ White Horses/Claudine Longet
♪ (There’ll Be Blue Birds Over) The White Cliffs Of Dover/Vera Lynn
◎リスナーからのお便り(墨田区のS.Yさん)
『いつも楽しい番組、ありがとうございます。
ライブがもうすぐ始まりますが、人間ドック等の検診を受けられましたか。
私は年に1回の人間ドックに行き、年齡並みの数値ではあるものの、先生に怒られることもなく、無事に終えることができました。
特に内臓脂肪が少ないと言われて嬉しかったです。
これから1年維持しなければ、と思っています。
以上、嬉しくてペンを取りました。
達郎さんも体調管理に十分気をつけてツアーに臨んで下さい。』
達郎氏:
私も人間ドックに行きました。
おかげさまで、ほぼ・・
ほぼほぼ(笑)
であります(笑)
心置きなくツアーに臨めます。
今週から始まりますので・・
皆様、お待ち申し上げております。
◎エンディング
達郎氏:
来週は、そういうわけでリクエスト特集でございます。
ここしばらくぶりですので、2ヶ月半分、膨大に溜まっておりますので。
ほんと、舐める程度しかありませんが。
来週はリクエスト特集でございます。
というわけでホワイトで棚からひとつかみ、最後はですね1988年、私が曲を提供いたしました14カラット・ソウル。
ニュージャージーのアカペラの黒人ボーカルグループですけども。
これ私も、自分でセルフカバーをしておりますけれども。
今日は14カラット・ソウルのオリジナルバージョンでお聴きを頂きます。
『ホワイトで棚からひとつかみ』
ご清聴ありがとうございました。
♪ ガール・イン・ホワイト/14カラット・ソウル
今週のオンエア曲
14:05 希望という名の光/山下達郎
14:11 ホワイト・ライズ/グリン
14:16 White Rabbit/Jefferson Airplane
14:20 Ride A White Swan/T.Rex
14:23 Rhapsody In White/Love Unlimited Orchestra
14:28 Sail On White Moon/Johnny Mathis
14:36 Little White Lies/Diane Renay
14:39 White Horses/Claudine Longet
14:42 (There’ll Be Blue Birds Over) The White Cliffs Of Dover/Vera Lynn
14:47 ガール・イン・ホワイト/14カラット・ソウル
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