山下達郎さん サンデーソングブック 2017年9月10日『夏の終わりの棚からひとつかみ』

山下達郎さん サンデーソングブック 2017年9月10日『夏の終わりの棚からひとつかみ』

長崎市内、今日(9/10)の天気は晴れ。
気温も30度近くまで上昇し、汗ばむような暑さ。
でも、そよそよとした風が吹くと、心地よいです。

今日のサンソン、ツアー終わってもお忙しそうな達郎さんのご様子でした。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

9月2週目、2回目の日曜日でございます。

東京はあいかわらず、シトシトぴっちゃんでございまして・・
あんまり音頭が上がんないと思ったら、今度はまた上がるというですね。

温度差が激しい。
そういう感じでございます。

なんか、変な陽気ですね(笑)

今日は、割と全国的に晴れだという予報になっておりますが。
また、明日、明後日は雨。
火曜日あたりは、全国的に雨・・
という感じでございます。

でも、少し秋の気配がしておりますが。
残暑厳しい・・

ようやく、ライブが一段落致しましたが。
ライブの間に溜まっている、色々ですね、ありまして。

そういう雑務と言いましょうかですね・・
雑用に追われております。

仕事場のかたづけとか、そういうのがあります。
あんまり、休んでる感じがしませんね。
そうなりますと、なんか、一杯飲みたいな・・なんてみたいな・・

あとは、人と会うという、食事会というやつですね・・・これがねですね・・
なんか休んでるんだか、酒飲んでんだか、よくわかんないという。

来週の日曜日が「氣志團万博」なので、今週は、それの練習があります。
ツアーでやってない曲もやりますので。

そういうのを、練習しなきゃ、なりません。
またメンバーと顔を合わせます。
がんばって行きたいと思いますが。

番組の方はですね、本日のサンデーソングブック1300回目を迎えました。

おかげさまで。

来週、再来週、その次でですね、25周年になります。
ちょうどキリの良いところでございます。

1300回で、何かやろうと思ってもですね(笑)
1000回はいろいろやりましたけどね(笑)

あんまり、面白くない。

ですが、あのぉ・・リクエスト続けておりますのでですね、「棚からひとつかみ」やろうかと。

じゃあ一つ、夏の終わりなので「夏の終わりの棚からひとつかみ」
何だ、それは?というですね(笑)

ま、お聴きいただければ分かります。

「夏の終わりの棚からひとつかみ」
そういうような曲を、今日はそろえて、持って参りました。
もう完全に、気分です!(笑)

たまには、こういう道楽もいいんじゃないかと、いう感じでございます。

日曜日の午後のひととき・・
ちょっとづつ、ちょっとづつ秋が近づいてくる日曜日の午後のひととき、本日は「夏の終わりの棚からひとつかみ」

何が飛び出しますか。
今日も最高の選曲、最高の音質でお届けを致します山下達郎サンデーソングブック。

1300回!

いよいよ今週、ニューシングルが発売日でございます。
9月13日、今週の水曜日に発売になります「REBORN」。

映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の主題歌でございます。

映画の方が後でございます。
23日公開。

露払いと言いましょうか(笑)
景気づけ!
そういう感じでございますね。

えぇ・・いつもそうでございます(笑)

ここんとこ何回か、お聴きを頂いております。
今日もお聴きをいただきたいと思いますが。

いろいろ、質問を頂いておるんですけどね。

北海道中川郡のY.Sさん。

『新曲「REBORN」、気になることが、いくつか。
この曲は達郎さん、麦さんバージョンともに達郎さんが編曲・プロデュースなのですか。』

違います。

門脇麦さんの方は、映画のですね音楽をプロデュースしております安井君という、昔からよく知ってるあれですけど・・・

私の会社に在籍してくれたこともあります。
なかなか腕利きのですね・・

数年前に「陽だまりの彼女」の映画の音楽のプロデュースも彼でございました。
縁がある人でございますが。

彼がプロデュースしております。

『達郎さんの方に入っている女性コーラスは誰ですか。
加工されているように聴こえますが、その意図を知りたいです。』

この手のお便り、たくさん頂いておりますが。

あれは杉並児童合唱団の、お子さんのコーラスです。
そういうコーラスを入れたいという映画の廣木監督のアイデアがありまして、それは面白い、それで行きましょうと。

杉並児童合唱団の精鋭のお嬢ちゃん、お坊ちゃん方が来てくれまして、すばらしいコーラスを入れてくれました。

そんなような事をですね、お聴きをいただければと思います。

♪ REBORN /山下達郎

~ CM ~

♪ 悲しみのJODY (She was cryig)/山下達郎

♪ ワンダフル・サマー/ロビン・ワード

♪ 夏は去りゆく/ドアーズ

♪ 過ぎゆく夏/ザ・ビーチ・ボーイズ

♪ 白いアンブレラ/山下達郎

~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週は・・
リクエストカード、ものすごく溜まっておりますので(笑)
かけても、かけても減らないんです(笑)

またリクエストに戻ります。

再来週にグレン・キャンベルの特集出来たらと思っております。

引き続き、リクエストカード、お便りたくさんお待ち申し上げております。

〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係

♪ ターナーの汽罐車-Turner’s Steamroller /山下達郎

◎When The Summer Is Through/The Happenings 

達郎氏:

たとえばセプテンバーとかですね、そういうタイトルが付いてる曲でもですね、実はアメリカの夏休みの前に・・・

アメリカの夏休み、長いので・・
あと、9月の新学期なので、年度変わわりでございますので。

夏のサマーホリデイの時にですね、彼女と別れて・・
東京に帰るとか、いろいろありますけれども。
それで9月に帰ってきたときに

「果たして 君は それでも 僕のこと 好きだろうか 」

そういう歌がとっても多いんですね。
代表的なのは「See You in September」

ハプニングスのヒットソングとして有名ですけれども。

そのハプニングスが歌っております1967年のセカンド・アルバム「サイクル」に収録されております「When The Summer Is Through」

夏が終わるとき・・

これも同じ内容でありまして。
やはり舞台は夏休み前のカップルでありまして。

夏が終わっても
僕のとこに 戻って来てくれ

そういう歌でございます。

♪ When The Summer Is Through/The Happenings

◎エンディング 

達郎氏:

てなわけで「夏の終わりの棚からひとつかみ」
えぇ・・・
なんかその場しのぎのような感じですけど(笑)
いいでしょ、しょうがない(笑)

「たまには」って、いつも「たまには」で逃げますが。

新潟県魚沼市のI.Tさん。

『達郎さんは、ライブ中、イア・モニターはしていないようですが、やはり演奏しながらだと、邪魔になるのですか』

やっぱり、あの、コロガシって言いまして、足のところに置いてある、あのモニターで30年とか40年くらいやってますのえでですね(笑)

イア・モニターはダメなんです。

1回イア・モニターに挑戦したんですけどね。
演奏メンバが全員、歌が変ったって言うんですね。

やっぱり、そういうものなんですね。

ですのでイア・モニターはは使いません。
今後も使わないと思います。

『ギターは何本持っていかれてるのでしょうか』

10本未満です。

テレキャスターが3本
アコースティック・ギターが4本
そんなもんすかね。

だから7本・・
実際に使うのは、それですね。
全部使いませんけれど、とてもねすね。
7,8本という感じです。

『今回からゴジラの仲間が増えたようですが。』

今回からシンゴジラが増えました。
オリジナルゴジラとシンゴジラに挟まれてですね。
最強のコンビでございます。

エヘヘ(笑)
嬉しい(笑)

てなわけで、9/13発売・・
先週、お聴きをいただきました門脇麦さんの歌う「REBORN」
たいへんに評価の高い、歌でございます。

頂いたお便りですけど・・
ちょっと今、探せないんですけど。。

大貫妙子さんに似てるとかですね(笑)
それから原田知世さんとか、そういう感じに似てるんじゃないかと。

たしかにそういう雰囲気を持っております。

劇中でセリさんという役で門脇麦さんが歌われるので。
やっぱり歌いやすいことを、考慮して書いてありますのでですね。
それが良かったのかなと思いますが。

どっちにしろ、それをちゃんと歌いこなしてですね、たいへんすばらしい繊細な表現力で、映画の中ですごく、いい効果が出ております。

すばらしい歌でございます。

♪ REBORN -Vocals by セリ(門脇麦)-

今週のオンエア曲

14:05 REBORN /山下達郎
14:11 悲しみのJODY (She was cryig)/山下達郎
14:16 ワンダフル・サマー/ロビン・ワード
14:20 夏は去りゆく/ドアーズ
14:24 過ぎゆく夏/ザ・ビーチ・ボーイズ
14:29 白いアンブレラ/山下達郎
14:34 ターナーの汽罐車-Turner’s Steamroller /山下達郎
14:40 When The Summer Is Through/The Happenings
14:45 REBORN -Vocals by セリ(門脇麦)-/セリ(門脇麦)

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