山下達郎さん サンデーソングブック 2019年3月10日『リクエスト特集』(#1378)
横浜市内は、土曜日は絶好の行楽日和。
日曜日は午後から曇で、ポツポツと雨が落ちてきました。
今日のサンソン、達郎さんが毎日忘れようとしていることがあるとは。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
えぇ、予報を見ますと、雨がちですね。
だいぶ、昼間は暖かくなりましたけれども、夜はまだ一桁という・・
寒暖の差が激しい・・感じでございます。
まぁ、春は雨・・・長いですからですね。
一雨ごとに、いわゆる三寒四温で、だんだん、だんだん暖かくなるという・・
今週は、わりと雨がちでございます。
皆さま、季節の変わり目でございます。
おからだお気を付けください。
私、先週までですね、コマーシャルやっておりまして。
先様に渡して一段落でございますが。
今週は、アコースティックライブ、週末に・・・
来週からまた、違う仕事が(笑)
おかげさまで一所懸命働いております。
その間を縫って、サンデーソングブックやっております。
こういうときには、ほんとにあの・・・
皆さまから、たくさんリクエストカード頂きますので、ほんとに助かります。
今日もそんなわけで、リクエストにお応えして、いってみたいと思います。
そのあいだに、来週のですね日曜日は小樽で、ライブハウスでアコースティックライブやりますので。
前倒しのやつも、ついでにやつよいう感じでございますが。
がんばっていきたいと思います(笑)
日曜日の午後のひと時、本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみをいただきます山下達郎サンデーソングブック。
本日も先週に続きまして『リクエスト特集』でお届けします。
本日も最高の選曲と最高の音質で、1曲でも多く、1枚でも多く、お便りご紹介しようと思います。
明日、3月11日
東日本大震災から8年が経ちました。
えぇ、不思議なことに、あのぉ・・・
年月が経ってきますと、かえってですね、あの頃の記憶がですね・・
だんだん、こう・・
あるところが鮮明によみがえってくる感じがいたします。
年を取ったせいかもしれませんけれども。
なかなか復興が、滞っているところもありますので。
まだまだ我々のやることは、たくさんあるという感じがいたします。
あのときにですね・・・
超常連の皆さまからも、たくさんお便りをいただきまして。
実際に被災された方も、たくさんいらっしゃいまして。
福島市のS.Kさん。
この方、昔からいただく超常連の方ですが。
『今年も3月11日が近づいてきました。
我が家の除染土は、やっと中間貯蔵施設へ移すための仮置き場へ移動されました。
しかし福島市内には、まだまだ庭にシートをかぶせられたままに残っている家があります。
帰宅困難区域へその地域と隣接している地域の方々と比べたら、弱い線量でしょうが、残っています。
国は安全と言っています。
それでも2011年3月に比べたら、かなり下がっているので希望をもとうと思います。
毎年この時期には、達郎さんから暖かい気持ちが感じられ、東日本の人々は勇気づけられていると思います。
今年も「希望という名の光」をリクエストします。
よろしくお願いします。』
盛岡市のO.Aさん。
仙台市の超常連、T.Kさん。
『あの日、電気もガスも水道も止まって、真っ暗な夜にラジオから流れてきた、達郎さんの「希望という名の光」
ぜひ全国のみなさんに聴いていただき、東日本大震災を忘れないでほしいです。』
気仙沼市の超常連、I.Mさん。
『震災から年を経れば経るほど、生きていることのすばらしさ、まだまだ生きていたかったろう、多くの亡くなった方々のことを思うと、一日一日大切にしていかなければと、あらためて思っています。』
長野市のN.Kさん。
そうかと思うと杉並区のU.Kくん19歳。
『第一志望だった大学はあきらめきれず、休学して1年間受験勉強しなおし、先月ずっと行きたかった希望校に合格することができました。
予備校に行っておらず、自分で勉強していたので、とにかく不安で孤独でした。
そんななか「希望という名の光」に何度も力をもらいました。
ほんとに、ありがとうございます。』
おめでとうございます!
がんばって勉強してください。
たくさんお便りいただきました。
引き続き、復興を陰ながらですね、お祈り申し上げるとともに、我々ができることをやっていきたいと思っております。
♪ 希望という名の光/山下達郎
~ CM ~
♪ ネヴァー・マイ・ラヴ(かなわぬ恋)/アソシエイション
◎ 東日本大震災から8年
達郎氏:
明日11日が、東日本大震災から8年でございます。
昨年は、ちょうど3月11日が私の番組でありまして。
東日本大震災から7年という、そういう特別プログラムでお届けしましたけれども。
※山下達郎さん サンデーソングブック 2018年3月11日『東日本大震災から7年、3.11特別プログラム』
当日ではありませんけれども・・
そういう、前日でございますので、全国でいろいろな・・
今日、明日、催しといいましょうかですね、そういう活動、行われている中ですので。
ちょっと、大人しめの曲で選曲をしました。
でも皆さまから頂いたリクエストで・・あれですが。
静めで・・
ディレクターの山岸君は「さやか」でございます。
「しずか」でない・・
無理です・・
くだらないこと言ってる!(笑)
♪ The Way I Want To Touch You/Captain & Tennille
◎ リスナーからのお便り(岐阜県多治見市のT.Kさん)
『3月10日は名古屋ウィメンズマラソンの日です。
その名の通り、女性だけ走れるマラソン大会です。
私、5回目の参加です。
時間内に完走すると、ティファニーのペンダントがもらえます!
9時10分にスタートして順調であればサンソンの放送が始まる2時頃にはゴールして、ラジコで放送聴きますので、達郎さんに「マラソンお疲れさまでした」と言っていただけると、たいへんうれしいです。
そのあとの3月14日は53回目の私の誕生日です。
人生53年のうち、41年達郎さんのファンです。
今年もライブに参戦しに行きます。』
達郎氏:
ありがたいお便りでございます!
完走できましたでしょうか。
お疲れさまでした(笑)
でもみなさん、ほんとに体をよく動かしますね。
まったく、あの・・
うらやましい(笑)
なんか家でじーっと籠ってるから(笑)
♪ Misty Blue/Dorothy Moore
◎ リスナーからのお便り(札幌市のK.Tさん、25歳)
『達郎さんは、その日に聴いたひとつの曲が頭から離れず、眠れなかっり、集中できなかったりした経験はありますか。
私はよく休日に部屋でCDをかけているのですが、ときおりその現象に悩まされます。』
達郎氏:
毎日です!
朝起きてですね、なんか口にポッと出た曲がですね・・
まとわりつくっていうかですね・・
もう1日中それ・・あれしてるから
最近は、それ、早く忘れることにしてますね。
そういう訓練が
へへ(笑)
1回、口に出たら最後ですね!
出たら最後、ずっーっとそれなんですよ。
そういう・・・ま・・
僕だけじゃないと思いますけど。
そういう、こう・・何て言いましょうかですね・・
煩悩を、こう・・
追い払うといましょうかですね。
関係ないか!
♪ サンディエゴ・セレナーデ/トム・ウェイツ
♪ Runnin’ In And Out Or My Life/Mosley & Johnson
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
引き続き、来週もこの調子で・・
その間に小樽でやって・・
また新しい新曲にとりかかるという。
引き続き、リクエスト、おたより、たくさんお待ち申し上げております。
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
◎キングトーンズ
達郎氏:
キングトーンズの特集をしようと思ったんですけども。
いろいろ調べていくとですね、だんだん、だんだん、奥へ入っていきましてですね。
深いところへ入ってきまして。
ちょっといろいろと、さらにリサーチをしてですね(笑)
きちっとしたものにしようと。
「ミニ特集」じゃなくて(笑)
ちゃんとした特集になりそうですが。
ちょっと時間がかかります。
音源とか、そろえなきゃ、なんないので。
少々お待ちください。
3月24日に、できればなと。
いう感じでございます。
来週はとりあえず、引き続き「リクエスト特集」
◎まりやさん
達郎氏:
竹内まりやさん関係のですね・・いろいろありまして。
まずですね、昨年の公開されましたライブムービーの「souvenir the movie」
あれの功績が認められまして。
このたび、「芸術選奨 文部科学大臣賞」受賞いたしました。
2019年度芸術選奨でございます。
私、2015年にいただいておりますが。
今年は竹内まりやさんが受賞されました。
おめでとうございます。
それでですね、竹内まりやさん情報、もういっこあるんですけども。
ディズニーの「ダンボ」
我々にはお馴染みですけれども。
これがですねティム・バートン監督で実写で映画化されまして。
3月29日に公開になります。
もう予告編でてきてると思いますけれども。
「ダンボ」の日本版エンドタイトル『Baby Mine』、これを竹内まりやさんが担当することになりました・・・担当しております。
もう・・月末に公開になりますので。
『Baby Mine』
「ダンボ」は1941年の映画でございますけれども。
その中で一番有名な歌でございます。
劇中歌
母親のジャンボがですね、ダンボ、子象・・・ちっちゃな子供のダンボですが。
ご存じのように、耳が大きいというですね。
それがいじめにあって、いろいろあれするんですけど。
その母親がですね、子供に対する愛情を歌う、そういうような歌でございますけれども。
いろんな人がですね世界中で歌い継がれて・・
なんてったって41年の歌ですから。
これをですね、今回エンドタイトルで担当するにあたりまして、竹内まりやさん、自分で自ら歌詞の翻訳監修やっております。
あたらしい詩で披露することになります。
で、今日、この番組最後でオンエアします。
初オンエアになりますので。
そのときに、解説したいと思いますが。
♪ You’ll Lose A Good Thing/Barbara Lynn
♪ I’m Gonna Make This World A Better Place/Patches
◎エンディング
達郎氏:
今日はこのへんで。
来週も引き続き「リクエスト特集」でございます。
さきほど申し上げましたティム・バートン監督の「ダンボ」
実写版「ダンボ」
これの日本版のエンドタイトルは竹内まりやさんが歌う「ベイビー・マイン」でございます。
ちなみにアレンジを手掛けておりますのがスウェーデンの作編曲家で、この人のオケに私コーラスを足してミックスをしました。
そのへんもお聴きをいただければと思います。
♪ ベイビー・マイン/竹内まりや
今週のオンエア曲
14:05 希望という名の光/山下達郎
14:11 ネヴァー・マイ・ラヴ(かなわぬ恋)/アソシエイション
14:16 The Way I Want To Touch You/Captain & Tennille
14:20 Misty Blue/Dorothy Moore
14:26 サンディエゴ・セレナーデ/トム・ウェイツ
14:31 Runnin’ In And Out Or My Life/Mosley & Johnson
14:40 You’ll Lose A Good Thing/Barbara Lynn
14:43 I’m Gonna Make This World A Better Place/Patches
14:47 ベイビー・マイン/竹内まりや
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