山下達郎さん サンデーソングブック 2019年11月17日『リクエスト特集』(#1414)

山下達郎さん サンデーソングブック 2019年11月17日『リクエスト特集』(#1414)

長崎市内は、紅葉が山から街に降りてきて、美しいコントラストをみせてくれてます。

今日のサンソン、コンサート会場でマナーを守らないお客さんに対しての達郎さんからのコメントは心強かったです。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

11月も中旬、過ぎました。
だいぶ涼しくなってきました。

東京も、夜は寒い。
コートがいる感じでございます。

北の方からは、雪の便り・・参りましたけど・・
季節の変わり目なので、風邪が流行っております。

なんか、中国はペストだという・・
恐ろしいですねほんとに・・・

こわい、こわい・・・

私、ライブも、あと残り2本でございます。

先週、東京の日比谷公会堂、LINE CUBE SHIBUYA
新装になりまして。

なかなか、いい音のするホールでございましたが。

いかんせん、この番組でも申し上げておりました通り(笑)
終演時間がうるさいのでですね(笑)

6時開演という・・・
それにもかかわりもぜず、お出でくださいましたお客さま、ありがとうございます。

先週の月、火と、無事に終了いたしました。

今週、明後日、火曜日
宇都宮市文化会館
6月10日にやるはずだった公演の振替でございます。

いつもは、宇都宮はですね・・
ほんとに、あのぉ・・初日の次か、その次くらいが、ずーっと続いているんですけども。

珍しく!
ラス前!
プリ千秋楽でございます(笑)

成熟した演奏をお聴きいただけます(笑)
宇都宮のみなさんお楽しみにお待ちください!

先日の台風で被災された皆さま、お見舞い申し上げます。
めげずに、是非お運びください。

よろしくお願いします。

で、これが終わりますと、残り、12月1日の熊本城ホールのこけら落とし。
これが千秋楽。

こけら落としで千秋楽というですね。

初日が千秋楽・・
よくわかりませんね(笑)

しつこい!(笑)

てなわけで、本来は10月末で終わるはずだったんですけども、半年続きました。
もうすぐ終わりでございます。

で、家のかたづけ(笑)
領収書の整理とか、そんなのばっかりでございます(笑)

いろいろやっておりますが。

でも番組の方は・・・
ほんとに、あのぉ・・最近、おハガキがたくさん頂きまして。

読むのに、ものすごく時間がとられますけれども。

いろいろ面白いおたより、そらからリクエストもですね、濃さが増してくるという・・
サンソンならでは、という、そういうリクエスト、たくさん頂いております。

今日も張り切って皆さんのリクエストカード、1枚でも多く、1曲でも多くご紹介したいと思います。

日曜日の午後のひととき、本日も素敵なオールディーズソングでお楽しみをいただきます山下達郎サンデーソングブック。

本日はリクエスト特集
いつまで続く!ってやつですが。

今週、来週あたりまで、続きます。
それでも最高の選曲、最高の音質でお楽しみをいただきます山下達郎サンデーソングブック。

ニューシングル「レシピ」
11月27日発日でございます。
木村拓哉さん主演のドラマ、TBS系の日曜劇場「グランメゾン東京」
おもしろく、拝見しております。
いいところで、私の曲を使っていただいています。

なんか、一難去ってまた一難みたいな・・
おもしろく拝見しております。

今日もお聴きをいただきます。

♪ RECIPE (レシピ)/山下達郎

~ CM ~

♪ 愛への讃歌/スティヴン・スティルス

♪ Be A Soldier/Terry Day

◎ リスナーからのお便り(秋田県大仙市のS.Tさん) 

達郎氏:

これ、11月のはじめのお便りですけれども。

『秋田では、もう秋が短くなってきているように思え、ついに本日、職場にストーブがつきました。

夕べは、朝はタイマーにして、がんがん使っています。
ここ2、3日は、寒さが一段と厳しくなってきました。
そして紅葉も終盤にさしかかって、落葉している木々も多くみられます。』

◎ リスナーからのお便り(福岡市のT.Tさん) 

『11月11日は、主人T.Hと私、Tの12回目の結婚記念日であります。
息子Kも5歳になり、先日お月見をしていた時のこと。

三日月様を見上げて
「あ!満月の子供だ!」
と、ほほえましいことを言って、大笑いしました。』

達郎氏:

温かいお便りでございます。

♪ Boogie Man/Freddie King

♪ Keep On Searching/Margie Alexander

◎ リスナーからのお便り(石川県金沢市のT.Yさん) 

『私は、今3つの仕事を掛け持ちして仕事をしています。
1年のなかでも、夏から秋は忙しい時期が重なるので、仕事があることはありがたいですが、なかなか神経が疲れてしまします。

そんなときはイヤホンで音楽を聴きながら、ぼーっと歩いたり、お風呂場で大声で一人カラオケしてリフレッシュしています。

達郎さんは、疲れたなぁというときは、どういうふうにリフレッシュしていますか。

リクエストは関係ないのですが、サムクックの「I’ll Come Running Back To You」をお願いします。』

達郎氏:

私、疲れたら、酒飲んで寝ます・・
と言いたいところですけど。

ほんとにリフレッシュするときはですね
ネットでレコード屋のカタログみてですね(笑)
・・やります。

そうすると、ほんとにリフレッシュになります!
私、そういう性格なんですよね。

レコード屋のカタログ見てですね、持ってないやつをですね、探して!

それが一番、リフレッシュします!!
うしろでドゥーワップかけておくと完璧です!

お仕事、たいへんですけども、お体気を付けて。

♪ I’ll Come Running Back To You/Sam Cooke

~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週も、もう1週間(笑)
12月に入りましたらスコット・ウォーカーやりたいんですが。

ちょっと時間があきましたので、資料をあたり始めると、スコット・ウォーカー深すぎる!(笑)
ウォーカー・ブラザースの前だけでも、すごい情報量でございましてですね笑)

ちょっと、来年になっちゃうかなぁという、感じでございますが。
いろいろ、企画は練っておりますので。

◎ リスナーからのお便り(徳島の方) 

達郎氏:

ライブをやっておりますと、ライブ関係のお便りも頂きますが。

ひとつ、ちょっと気になったやつがありまして・・
徳島の方でございますが、ちょっと内容がアレなので。

お便りは男性の方ですけども・・・

『10月20日、高松レクザムホールでの達郎さんのステージをみに行きました。
初めての達郎さんのステージは、まさにエンターテインメントの内容で感動しました。

最高のステージだったのに、唯一残念だったのは、隣の席のオバサン!
終始旦那らしき男性と演奏中でも大声でしゃべる!
夫婦でスマホいじり。
飲み物、ガブガブ
と、禁止事項のオンパレード。

大柄でショートカットでベレー帽
チャイルドコーデ・・
どっかでこんなキャラがいたような・・

そうだ、こいつはジャイ子だ!

コンサートもクライマックス、立ち上があり踊り狂うジャイ子のエルボーをかわしながら、達郎さんの曲に聴き入りました。』

達郎氏:

えぇ・・こういう場合は、あのぉ・・

スタッフに言ってください!

2000人近く集まってくると、一人や二人、そういう方、いらっしゃいますのでですね。

自分の世界に、もう入っているので。

係員に言っていただければですね、注意してもらいますので。

それで逆ギレしたら、またその時に考えますのでですね。

そういうことに、ちゃんとスタッフがおりますので。
ちゃんとおっしゃってください。

ライブはみんなで楽しむものなので。

その人、一人だけのものじゃないので。

前も、そんなこと、1回ありましてですね(笑)

そういうこと、またネットでグズグズ言われますけど、関係ありません!

♪ Graduation Day (Studio Version)/The Beach Boys

♪ Doing The Meatball/The Section

◎ エンディング 

達郎氏:

今日はこのへんで。
読めないハガキがたくさん(笑)
また来週!

さきほど、私の気分転換で、疲れたときの話を申し上げましたけど。

お便りを1枚。

岩手県盛岡市のA.Yさん。
この方、むかーしから頂きますが。

『あいかわらず、趣味はレコード収集だと、声高には言えず、勤務先の周囲からは、つまんねーやつと思われています。

しかし口事したところで、レコード、あの黒いの?という認識しか持たない連中に
「黒ばっかりじゃねーや、赤盤だってあるんだぞ」と言い返すのもむなしい。
まぁ、いいんです。
レコードのカタログ見てる時間が楽しいんだから。』

それで、いんです!
その通りです!
わかってくれなくたって、いいんです!

今、スコットウォーカーの特集しようと思ってですね、資料出すと、知らないこと、まだあるんですよ!
山ほどある(笑)

人間、一生勉強だというですね。

レコードで勉強かい?って突っ込まれる・・

いいんです!

そういうところに集中できるのがいいんです。
ネットで目移りして、あっちが、人のやってることが、気になるアレが、もう過ぎましたからですね。

やりたいこと、やればいいんです!

がんばって下さい(笑)
お互いに頑張りましょう(笑)
レコードコレクター(笑)

新潟県新発田市のO.Tさん。

『9月4日の県民会館公演に二十歳の息子と参戦させてもらいました。
あっという間のひととき。
息子ともども汗だくで興奮しながら帰路につきました。

家では二人でライブの感想をつまみに酒盛りです。
達郎さんのおかげで親子共通の話題が増えました。
ありがたや~

息子の「達郎さん大きくてかっこよかった。また行きたい」の言葉がうれしく、次回のライブを目標にしてがんばって働きます。

達郎さん、今後もお体にお気をつけて。』

ありがたいお便りでございます。

私、父親とですね・・
ほんとにコミュニケーションとれるようになったのは、やっぱり二十代後半からで。

それまでは、やっぱり親というものの存在はですね、あまりこう・・
わりとネガティブなこともありますけど・・

息子と・・なんて言いましょうかですね・・
年取ってくると、仲良くなりますので(笑)

一助になれて幸いです(笑)

で、蛇足ですが新潟県民会館、10月4日です(笑)
すいません(笑)

青森県弘前市のT.Tさん。

『前から気になっていたので、質問します。

コンサート会場で、私のような車いすユーザーのためのスペースは、ステージ上の達郎さんから見えるのでしょうか。
または事前に場所をご存じだったりするのでしょうか。

とてもミーハーな質問と思いますが、お答えくだされば幸いです。
6月の青森の感動が日々の原動力となっています。』

お身体ご不自由な方でございますが。

こっちからはですね、ほとんど客席見えないんですよ。

特に最近は非常灯を消灯しますので。
そうしますと、ほんとに、まったく・・自分がピンにあたっているので。
まったく、どこにどなたがいるのか、はっきり言ってわかりません。

むしろバックやってる人たちの方が、上手より、下手よりなので、照明避けられますので、結構お客さんの顔、よく見えるんですよね。

真ん中立ってる人間は、ほとんど見えないのでですね。
すいません(笑)
よろしくお願いします(笑)

答えになってない(笑)

てなわけで、今日はこのへんで。

埼玉県新座市のM.Tさん。

『私の亡き妻は華道の先生をしていましたが、その教室の名前は「ブルームーン」でした。
私たち二人は、なぜか「月」ムーンというタイトルの曲に好きな曲が多くありました。
不思議です。

もうすぐ妻の一周忌になります。

天文学者を目指し、レーベルに「ムーン」と名付けた達郎さんの好きなタイトルに「ムーン」がついた曲をリクエストします。』

それでは、自分の曲

「永遠のFULL MOON」

1979年の私のアルバム「ムーン・グロウ」に入っておりますけれども。
アルバムタイトルも「ムーン・グロウ」

今日はライブバージョンで。

実はこの曲ですね、80年代末から90年代、そして2000年代、一度も演奏してないんです。

また、そろそろやろうかなと思っておりますけれども。

ですので、ちょっと古いライブソースですが。
1981年3月11日
今はなき、東京の六本木ピットインでのライブバージョン。

♪ 永遠のFULL MOON (LIVE/’81.3.11 六本木・PIT IN)/山下達郎

◎エンディング 

達郎氏:

今日はこのへんで。

♪ 

今週のオンエア曲

14:05 RECIPE (レシピ)/山下達郎
14:10 愛への讃歌/スティヴン・スティルス
14:15 Be A Soldier/Terry Day
14:19 Boogie Man/Freddie King
14:24 Keep On Searching/Margie Alexander
14:28 I’ll Come Running Back To You/Sam Cooke
14:36 Graduation Day (Studio Version)/The Beach Boys
14:39 Doing The Meatball/The Section
14:45 永遠のFULL MOON (LIVE/’81.3.11 六本木・PIT IN)/山下達郎

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