山下達郎さん サンデーソングブック 2020年07月19日『ストリングスで棚からひとつかみ』(#1449)
長崎市内は、日曜日はパラパラとにわか雨が降る夏の天気です。
今日のサンソンでオンエアされた楽曲・・きれいな曲ばかり。
三浦春馬さんの訃報が心に重くのしかかり沈んだ気分でしたが、少し癒してくれました。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
相変わらず、梅雨が・・今年は長梅雨の気配ががありますが。
週間予報を見ても、雨がちなところが続いておりますが。
東京は、ここんとこ、なんか、じとじとじとじとですね・・・蒸し暑く。
でも相変わらず、ウイルス、水害・・・
それに伴うですね、ご商売の不安、会社経営の不安・・
色々な不安を皆さん抱えていらっしゃることと思います。
私の業界もですね、なかなか大変な状態であります。
本当に大変なんですけれども。
ま、こういう時、毎週毎週同じことを申し上げておりますけれども。
自分の身は自分で守るしかありません。
いつも時代でも、そういうコロコロ変わるですね、政治や行政の、そういう”あたふた”は、いつの時代にもありますので。
そういう情報の氾濫に戸惑わされないでですね・・・
落ち着いて、仲間内で助け合って・・・
ぐっと踏ん張って頑張ってまいりましょう!
申し上げたいこと、たくさんありますけれども。
そんなこと、何10分も言っても、音楽番組の本道ではありませんので。
少しでもですね、音楽で皆さんの心が癒されるようにですね、番組作っていきたいと思っております。
先週、先々週と、ジャニーズの初代ジャニーズそれからフォーリーブスの海外進出音源を、お聴きをいただきまして。
とっても、ご好評いただきました。
で、私の調べきれない情報もですね、本当に詳しい方、たくさんいらっしゃって。
フォーリーブスの、昔からのファンの方、皆さん・・
なんて言いましょうかですね・・忠誠心の塊という感じでありまして(笑)。
いろいろと、貴重な情報を頂きまして、ありがとうございます。
また、時間改めまして、そういうなものを、ご紹介できればと思っております。
本日は、先日、服部克久先生のですね、追悼の時に申し上げましたけども。
ストリングスの特集をしてみようかと思います。
こうしたもう、こう・・”わさわさ”した時代ですので。
少しでも、心の癒しになればという感じで、そういう甘く優しく・・・ストリングスの編曲をお聴きを頂こうと思いまして。
『ストリングで棚から一つかみ』
始めてみたは、いいんですけども・・
あんまり、そういう・・♪ナァワ~ってのばっかりですとですね・・
眠くなってまいりますので(笑)
ですので、景気いいやつも入れまして、色々と緩急織り交ぜてお届けしたいと思います。
『ストリングスで棚からひとつかみ』
どんな時代になりましても、音楽が消えることはございませんので。
少しでも皆の心に届くように、一服のですね、くつろぎをですね・・
お届けしたいと思っております。
山下達郎サンデーソングブック、日曜の午後のひととき、本日も最高の選曲と最高の音質を楽しみにいただきます。
『ストリングスで棚からひとつかみ』
で、色々、私も一人の人間としてですね・・
いろいろなものを考えておりますが。
私は音楽家なので。
口幅ったいアジテーションとか、そういうものよりも、自分の作った作品でですね、意思表示してきましたし、これからも、そのつもりでおります。
今日の頭は、もうすぐリマスター発売になります。
1986年のアルバム POCKET MUSIC からさ「The War Song」
とかいって、今日はライブバージョンで、どーぞ。
♪ The War Song (Live / ‘17.07.09 中野サンプラザ)/山下達郎
~ CM ~
♪ I’m Every Woman/Chaka Khan
◎ リスナーからのお便り(北九州市のO.Sさん)
『久しぶりでのハガキでのお便り、うれしくなります。
6月の終わりにトイプードルを飼い始めました。
女の子で「姫」と名付け、家族みんなを癒してくれています。
トイレ・トレーニングと甘咬みに悩みつつ、育児、育犬に頑張ってます。』という可愛いすね可愛かったよってくださいお次は練習場
達郎氏:
トイプードル、かわいいですよね(笑)
かわいがってあげてください(笑)
♪ チャンシズ・アー/ベン・シドラン
◎ リスナーからのお便り(千葉県市川市のO.Nさん)
『最近、私の下の息子、大学2年が車の免許取りました。
さすがにまだ息子の運転で隣に乗ってないですが。
達郎さんの娘さんは、運転免許取られましたか。
取っていらっしゃったら、お子さんの運転で初めて隣に乗った時の思い出は、何かありますか。
達郎氏:
取り立てのとき(笑)
すごい、怖い思いをしました(笑)
みんな、そうですよね(笑)
私の父がですね、私が取り立てのときに「もう、乗らない!」って・・
怖がって(笑)
みんな、そうです(笑)
だんだん、経験積んで、うまくなっていくという・・ものでございます。
♪ ヴィヴァルディズ・ソング/マーク=アーモンド
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
『ストリングスで棚からひとつかみ』で送りしておりますが。
もう、そういうストリングスの名曲といったら、数限りなくありまして(笑)。
とても1週間では間に合いませんので、来週もやることにしました。
まだ全然私の大好きなボビー・マーティンとかですねトム・ベルとかですね・・
いくらでも出ますので。
来週も引き続き『ストリングスて棚からひとつかみ』
ようやくサンデーソングブックが、普通のノリになってきたと思ったのにですね・・
また、いつテレワークなるかもわからない、という・・
そういうような状態でございます。
引き続き、リクエストたくさんお待ち申し上げております。
ハガキが復活しましたので
〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係
メールでも引き続き、頂いております。
ここに、リクエストのフォームがございますので、そっからお寄せ下さい。
年齢とかありますけども、ご無理なさらずですね、秘密にしたい方は、ご遠慮なく。
◎ TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING
達郎氏:
さて、今月末の7月30日 木曜日 20時から予定しております、私の初めての映像配信ライブ「TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING」でございますけれども。
チケットの購入受付が、今週の金曜日 7月24日の金曜日18時までとなっております。
まあ、こういう時代で、配信プラットフォーム色々できましたけれども。
様々な配信プラットフォームございますけれど。
私が今回一緒にやっております『MUSIC/SLASH』
ここではですね、チケットの販売数に合わせて配信環境を最適に構築・準備するために、前売りのみの販売で、受付期間も短く設定されております。
当日券の発売等ございませんので、ご注意ください。
色々なお問い合わせを頂いておりますけども・・・
なにしろ、こちらも初めてのことですので、色々と不都合ございますけども・・
未来へ向けてですね、少しずつ改善していきたいと思っております。
視聴方法など、詳しくは山下達郎オフィシャルサイト
ここで、ミュージックスラッシュのリンク貼ってございますので、そちらでご確認ください。
お申込みお忘れなく、ふるってご参加ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
◎ リスナーからのお便り(中野区のO.Eさん)
『がきの文字を書くという作業が、私にとっては写経のようなもので、心が落ち着きます(笑)。「ストリングスで棚つか」ということで質問です。
達郎さんは、オーケストラのコンサートは、観に行かれたりするのでしょうか。
好きな交響楽団や指揮者はいらっしゃいますか。
教えてください。
よろしくお願いします。』
達郎氏:
割とコンスタントに参ります。
どちらかというと室内楽のが好きですけれども。
好きな交響楽団ね・・・
指揮者は、いろいろいますけども・・
あのセルジュ・チェリビダッケ・・
この人は、レコーディングしない人で有名です(笑)
ライブ・レコーディングしかないんですけど(笑)
もう亡くなりましたけど・・
この人のミュンヘン・フィルのですね、録音なんかは、鬼気迫るものが、ありますです(笑)
ロリン・マゼールとか、指揮者だとアシュケナージとか、好きな人、たくさんいますけど。
そういうの話始めると長いので、また次の機会に(笑)
♪ Once Upon a Time in America/Ennio Morricone
◎ リスナーからのお便り(愛知県岡崎市のM.Mさん)
『達郎さんは映画はお好きですか。
自分は音楽と同くらい大好きです。
もしよかったら、生涯ベストの映画を教えていただけないでしょうか。』
達郎氏:
随分、あのぉ・・いろんなとこで申し上げておりますけど。
私の生涯ベスト映画はですね・・
1937年 昭和12年の山中貞雄という監督が作りました『人情紙風船』というですね・・
この映画は、私の将来の Best Of The Best であります!
何十回観たかわかりませんが。
フィルムで映画館でかかるときは、必ず映画館へ行っております。
♪ アンフォゲッタブル/ナタリー・コール&ナット・キング・コール
◎エンディング
達郎氏:
というわけで、今日は 「ストリングスで棚からひとつかみ」でした。
来週も引き続き行ってみたいと思います。
来週は、もうちょっと R & B のストリングス・アレンジをお聴きいただければと思っております。
8月に入ってから、「珍盤・奇盤」というか・・
なんと言いましょうか、神をも恐れず、と言いましょうかですね・・
そういう感じで、ございますけれども。
横浜市のH.Mさん。
『私は20代の頃から、よく向こうから歩いてくる人に、道を聞かれたり時間を聞かれたりします。
よほど、スキだらけの顔で歩いたのかもしれません。
私自身は、スマホ・マップを見ても、道に迷うほどなのです。
今は、マスクをしてるので聞かれないだろうと思いきや・・・
昨日京都、別の場所で年配の女性に呼び止められました。
どちらも、すぐそばに看板を見つけ、「あそこですね」と伝えることができました。
達郎さんは、何か他の人から、されてしまいがちなことありますか。』
って・・
私は、気配消しの天才ですから!
絶対に来ません。大丈夫です!
とか言って誰かから来たりして(笑)
怖い!
というわけで、今日はこの辺で。
今日の最後は、恥ずかしながら自分のストリングス・アレンジ聴いていただこうかなと思います(笑)
最近は、まったくやりませんけども。
私は全く、あのぉ・・・独学なので。
アレンジするのに、時間がかかるので。
もう、年なので、最近はやらなくなりましたけども。
若い頃は一生懸命やりました。
一番自分に入ってる曲の一曲。
おなじみの竹内まりや 1984年の「プラスティック・ラブ」
♪ プラスティック・ラブ/竹内まりや
今週のオンエア曲
14:04 The War Song (Live / ‘17.07.09 中野サンプラザ)/山下達郎
14:10 I’m Every Woman/Chaka Khan
14:17 チャンシズ・アー/ベン・シドラン
14:22 ヴィヴァルディズ・ソング/マーク=アーモンド
14:34 Once Upon a Time in America/Ennio Morricone
14:38 アンフォゲッタブル/ナタリー・コール&ナット・キング・コール
14:43 プラスティック・ラブ/竹内まりや
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