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山下達郎さん サンデーソングブック2023年8月27日『納涼夫婦放談 Part 1』(#1611)

サンデーソングブックサンソン「夫婦放談」
サンデーソングブック

福岡市内のお天気は、晴れときどき激しい通り雨。
残暑厳しい日が続いています。

今日は追悼特集になりました。上岡龍太郎さんともご縁があったんですね。

ということで、このブログでは毎週日曜日 午後2時からTokyo FMをキーステーションにオンエアされている山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

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冒頭

達郎氏:

皆さんこんにちは。ごきげんいかがでしょうか。
山下達郎です。
毎週日曜日午後2時からの55分間は、私山下達郎がお送りいたします
楽天カード サンデーソングブックの時間であります。
東京FMをキーステーションといたしましてJFN全国38曲ネットでお届けしております。

8月最後の日曜日でございます。
若干前倒しでやっております。
先週、先々週は納涼リクエスト大会でございましたが。
その間に、もうツアーが、着々と消化されております。

北海道2本
千歳 北ガス文化ホール それから
札幌文化芸術劇場 hitaru 
そこが終わっております。

お出でくださいました皆様ありがとうございます。
北海道、けっこう暑かったです

愛媛の松山市民会館 先週火曜日
昨日の大阪フェスティバルホール
うまくいっているはずでございます。

本日は大阪フェスティバルホール、昨日に続きまして2日目
今年4回目の大阪フェスティバルホールでございます。

相模原市のK.Mさんは本日のフェスティバルホールにおいで下さいます
お待ちもうしあげでおります。

コツコツ、ツアーやっております。
割と調子よく進んでおります。

番組の方もいよいよ夏終わりでございます
毎年恒例この季節はこの方ゲストです。

まりやさん:

こんにちは。竹内まりやです。

達郎氏:

おなじみ納涼夫婦放談
今週、来週 今年は九月かかってしまいますが、よろしくお願いします。

まりやさん:

よろしくお願いします。
久しぶりですよね。

達郎氏:

そうですね。
竹内まりやさんが来ると、ちょっと負荷が軽くなります。

ハガキとか選んでもらいます
少し楽です。

まりやさん:

ここツアーが始まってからずっと、見てるんですけど、達郎をね。
すごいスケジュールだよね(笑)

だってツアーが前回のが終わったのが2月でしょ。
その後、新曲を書いてましたよね「Sync Of Summer」

で、そのあとリハーサルが始まりつつ、私の新曲をアレンジし
それからリハが始まったあとミックスをし
そして次の新曲のアレンジをツアーの合間にして、ここに至ってね

達郎氏:

その間にアナログ盤のライナーとか監修とか、カッティングとか。
こき使われております!

まりやさん:

そうだよね~
息つく暇もないけど。

でも去年も言ったんですけど
声出てる(笑)

達郎氏:

お酒やめたんです。

まりやさん:

やっぱそれかね!
すんごいライブの声が、今年もつややかに聞こえて。

達郎氏:

いろいろと、声のストレッチとかね
そういうようなものがありましてですね。
でも年齢が年齢なので、そういうことを研究しまして。

まりやさん:

でも年齢が上がったから、今年大丈夫かなとかね
ちょっと調子どうかな、とか思ったりするんだけども、
幕が開くと去年より、もしかして出てるっていう
そういう感じ。

達郎氏:

ヒアルロン酸とかやってませんからね(笑)

まりやさん:

だからやっぱりお酒をやめたことは大きかったね。

達郎氏:

かもしれませんね。

まりやさん:

順調に、そのツアーがね
しかもなんか熱い拍手だよね今年。

達郎氏:

おかげさまで。若い方が増えて。

まりやさん:

ほんとに!初めての人もね。

達郎氏:

そうですね。
ほんとに、そうですね。

まりやさん:

いい感じで、そのまま完走したいですね。

達郎氏:

ちょうど半分来ました。
今日で19本ですから。
ちょうど半分です。

まりやさん:

もうあと半分、がんばってほしいと思ってます!

達郎氏:

夏の終わりは、竹内まりやさんゲストに納涼夫婦放談でございます今週、来週。 
お便りたくさん頂きました。

ちょうどシングル出て一月なので。
「Sync Of Summer」

新潟市のT.Mさん 看護師の方で
お忙しい、忙しい・・大変だ・・と。
お察し申し上げます。
お体気を付けて。

福島県は、いわき市のI.Jさん
愛知県稲沢市 K.Hさん
明石市ですから兵庫県 M.Jさん
名古屋市のK.Mさん
他、たくさんたくさん頂きました。
本日も「Sync Of Summer」

♪ Sync Of Summer/山下達郎

~ CM ~

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まだCDになってません「Brighten Up Your Day!」

達郎氏:

山下達郎がお送りいたしておりますサンデーソングブック
毎年、夏の終わりは、竹内まりやさんゲストに納涼夫婦放談でございます。
今週、来週をお届けしますが。

新曲がオンエアされております。
「Brighten Up Your Day!」という曲ですが

まりやさん:

4月から、テレ朝のワイドスクランブルという情報番組で、テーマソングになっています。

達郎氏:

まだ、CDその他出てません。
かけよう、かけようと思ってミスってしまいました。
たくさんリクエストいただいております。

横須賀市の超常連 T.Jさん

『一番好きなお花は何ですか』

まりやさん:

究極はバラだね~やっぱり。
達っつぁんは?

達郎氏:

私は花はわかりません。

まりやさん:

花はわかんないもんね~(笑)

達郎氏:

葛飾区の超常連 I.Aさん
我孫子市 K.Hさん 超常連 
長野県上田市 超常連 Y.Mさん
埼玉県上尾市 I.Sさん
他、たくさんたくさん、ありがとうございます。

♪ Brighten Up Your Day! (Edit)/竹内まりや

達郎氏:

まだお皿にも、アレにもなってません。

まりやさん:

いずれにCDに入る形なんですけど。
もうちょっと待ってもらう・・時期をね。
で、これを書いた時に、私このワイドスクランブルのキャスターの大下さん、すごく好きで。
彼女のイメージで、どんな一日を過ごしていらっしゃるのかしら~という感じで、書かせていただいたんですけども。
でも、とても喜んでいただけて嬉しかったです。

高橋幸宏さんを偲ぶ

達郎氏:

で、え~と、今日は竹内まりやさんのリクエストで色々とかけます。

まりやさん:

今年に入ってから、音楽仲間というか
また達郎もいろいろ追悼プログラムをやられたんですけども。

私にとっても、今年亡くなられた高橋幸宏さん
それから坂本龍一さんには、レコーディングで助けていただいたし
できたら、追悼の何かをかけたいなと考えまして。

今日は「BEGINNING」
デビュー・アルバムの「BEGINNING」の中に入っている、幸宏さんが作詞して下さって、作曲は、細野さんの「輝くスターリー・ナイト」をかけたいなと思います。

♪ 輝くスターリー・ナイト/竹内まりや

達郎氏:

竹内まりやさん 1978年のデビュー・アルバム「BEGINNING」
23歳。
「輝くスターリー・ナイト」
作詞家としても結構作品が多い高橋幸宏さん。

まりやさん:

どういう経過で、幸宏さんが、この楽曲の詩を書くことになったか
ちょっと今覚えてないんだけど・・
細野さんがデモテープをくださって、カセットで。
「今からリンダ・スコットのような曲をやります」って一言入ってて(笑)
これはララメロで入ってて。

LAで録音してる最中にファクシミリで、この詩が届いて
すぐ録音だったんで。

どういう言葉合わせか、ちょっと戸惑いながらやったんですけど。
でもかわいい歌詞だなぁと思ってね。

達郎氏:

45年・・・

まりやさん:

幸宏さんは、その後、トノバンのお宅で加藤和彦さんのお宅でカレーパーティをする時に初めてお会いして(笑)。

かつての文京区川口アパート
本当に日本の高級マンションの走りだと思うんだけど
そこにお呼ばれして行って、ズズさん安井かずみさんと、幸宏さんと、トノバンといて
なんか東京スノビズムというか、こんなハイカラな生活があるんだって
その大学生の私の目にはね、きらびやかに見えたのを覚えています。

達郎氏:

池袋から、ほんの数キロしか離れてないですけど、全然生活が違いますからね。

まりやさん:

いやぁ~ すごい家でしたね。
それでやっぱり幸宏さん、すごく穏やかで、いい方で。
最後にあったのは、多分達郎のライブに中野サンプラザに来てくださったのが
2000年代で1回あったんですよね。
それ以来会ってなかったんだよ・・・

達郎氏:

幸宏さん多彩な人だからね。
ドラマーっていっても超一流だし。
ファッション関係もちゃんとやってましたし。

まりやさん:

そうだね~ デザイナーでもありましたね。

達郎氏:

作詞もするし、作曲もするし。

まりやさん:

なんかもう一度お会いしたい人だったなと思いました。

坂本龍一さんを偲ぶ

まりやさん:

続いては、やはりそのYMOの流れですけども。
3月に亡くなられた坂本龍一さん
達郎が、この前「本気でオンリーユー」をかけてくださったんですけど。

達郎氏:

このあいだ特集しました。

まりやさん:

「VARIETY」の中でもう一曲弾いてくださったんですよね。
「ふたりはステディ」

達郎氏:

同じスタジオで上と下でやってたんですよ。ずーっとね。

まりやさん:

「音楽図鑑」やってたんだよね。坂本っちゃんはね。
それでアッコさんのもやってたりして(笑)

達郎氏:

行ったり来たりやってたんです(笑)

まりやさん:

あの頃、坂本邸にお呼ばれしていって。
アカデミー賞を取ったばっかりの頃、あれ87年だったけど
そのダイニングテーブルの隅っこにアカデミー賞オスカーが置いてあって(笑)

なんかこうアクセサリーを置いたりとか(笑) 
帽子掛けたりして

「そんなアカデミー賞、そんな風にしていいんですか!」
「いいんですよ」
とか言っちゃって(笑)

すごい、それを覚えてるんだけど。

達郎と2人でね、すぱすぱタバコ吸ってたのをね、私がビデオとってたの覚えてるんですけどね。

達郎氏:

タバコ吸ってた時代ですよ。

まりやさん:

本当に坂本さんは、チャーミングな人だったと私は思ってます。本当に。

そのお世話になった「ふたりはステディ」
坂本さんに、3連のその循環コードでシンセ弾いてもらうなんて
ちょっと恐縮だったんですけど。

達郎氏:

僕の「This Could Be the Night」
それこそ45年前の・・・

まりやさん:

「This Could Be the Night」が坂本さんだから
それと同じ感じで弾いてもらったんですか?
なんか悪くて!私
ごめんなさい!こんな単純な曲で!

達郎氏:

タイムをキープするのが好きな人なんです(笑)

なので、坂本さんへの追悼を込めて。

♪ ふたりはステディ/竹内まりや

達郎氏::

竹内まりやさん
1984年のアルバム「VARIETY」から「ふたりはステディ」

まりやさん:

結構ウォール・オブ・サウンドだよね。

達郎氏:

そうです。
この頃からもうとにかく、スタジオ呼んでコーラスとか、めんどくさいくてしょうがないんで。
全部一人でやって(笑)

まりやさん:

なんか久しぶりに聴いて、懐かしかった。
音響の光景が・・

達郎氏:

音響ハウス!

まりやさん:

音響ハウス、そうそう!

ザ・バンドのロビー・ロバートソンを偲ぶ

まりやさん:

つい最近ですけれども、私の大好きなザ・バンドのロビー・ロバートソンが亡くなった
というニュースがありまして。
私は、ザ・バンドは本当に大学時代一番聴いたバンドの一つなんですけど。
最も好きなギタリストの一人で。
ソングライターとして、やっぱり優秀な人だなという風に崇めておりましたけれども。
80歳で亡くなったそうで・・・

私は「Turntable」というアルバムの中で、ま、課外活動の一つだったんですけど・・
このザ・バンドの1曲カバーしてる曲があったんで。
これとロビーさんのバージョン、ザ・バンドのバージョンを続けて聴いていただこうかなと思います。

達郎氏:

19年のアルバム「Turntable」から「Out Of The Blue」
そしてオリジナル、ザ・バンド 76年の解散ライブ「ラストワルツ」
これのサウンド・トラックの78年に出まして。
それに入っておりますスタジオ・レコーディングですが
ライブアルバムに入っているという。
ザ・バンドの「Out Of The Blue」

♪ Out Of The Blue/竹内まりや


♪ Out Of The Blue/The Band

達郎氏:

竹内まりやさんの2019年のアルバム「Turntable」から「Out Of The Blue」
オリジナルのザ・バンドの78年のアルバム「ラスト・ワルツ」から、めずらしくロビー・ロバートソンがリードボーカルとった「Out Of The Blue」

まりやさん:

本当はこの曲をリチャード・マニュアルが歌う予定だったのが
スタジオに来なかったそうですね。
すっぽかしたらしくて。

それで彼が歌うことになったという話を聞いたんですけど。
考えてみると、もうザ・バンドは生き残ってるのはガース・ハドソンだけになりました。

一番、逆に最初から、おじいさんみたいだった人だったんだけど
長生きしてアカデミックな人なんですけれども

でも本当になんかユキヒロさんにしてもね
坂本さんにしても、ロビー・ロバートソンにしても
私の音楽のこういう自分の歴史の中では本当に凄く大事な存在の方たちがもういないっていうのが、すごい今年の夏は寂しいなって・・・

達郎氏:

こっちが年とったということですね・・

まりやさん:

ということですよね・・・
だから生きてる人間は、がんばってやらなきゃなって。

達郎氏:

「納涼夫婦放談」が「追悼特集」になるという・・

まりやさん:

いや、ほんとにね・・
すいません、なんだか、しんみりしちゃうんですけど。

~ CM ~

来週

達郎氏:

毎夏恒例、竹内まりさんゲストに納涼夫婦放談
来週も引き続き納涼夫婦放談でございます。

来週までお便り間に合いますので
リクエスト、お便り・・

まりやさん:

でもハガキ読んでなくて申し訳ないいですけど・・
あとで、読もうね!

達郎氏:

ハイ(笑)

〒102-8080
TOKYO FM 山下達郎サンデーソングブック
「夫婦放談の係」

よろしくお願いします。

プレゼント

達郎氏:

納涼夫婦なんでございますので、プレゼントがあります。
7月2日に中野サンプラザ最終公演を行いましたけれども。
この時にもらいました消しゴムがあります。

まりやさん:

サンプラザの形をした、白いね、リアルな消しゴム10個もらったので
せっかくだからサンソンのリスナにねプレゼントしましょうかということで。

これ、ほんと貴重だと思います!
かわいいのこれ、サンプラザの格好した。

達郎氏:

消しゴム使えないだろ、これ(笑)

まりやさん:

これは飾る消しゴムだね!

達郎氏:

抽選で10名の方にプレゼントします。

もう一個はですね「Sync Of Summer」時にワーナーが作りましたタンブラー。
特性タンブラー。

まりやさん:

これいいですよ!
バンブー素材かなんか使ってあって。

達郎氏:

こちらは30名の方にプレゼントいたします。
ご希望の方は番組ホームページ
https://www.tfm.co.jp/ssb/

ここでプレゼントバナーをクリックして
どちらかの商品選んでご応募ください。

受付はこの後午後3時から9月10日 日曜日の午後11時59分まで受け付けております。
奮ってご応募ください。

まりやさん:

その際に、夫婦放談の希望があれば書いてください。

追悼 奈良岡朋子さん

達郎氏:

さて、もう一人追悼の辞があるそうですが・・・

まりやさん:

今年3月に亡くなられた女優の奈良岡朋子さんは
すごくお世話になった方で。

森さんのお芝居の「放浪記」の日夏京子さん役では、よくね私たちも観に行きましたけど。
なぜか私のことをすごく可愛がってくださって。
私がNHKの「だんだん」っていう朝ドラのナレーションする時に
ナレーションってものをしたことなかったんで
是非、奈良岡さんのナレーションの現場見学させてくださいって言って大河ドラマのナレーションを聞かせてもらったりとか。

あとたくさんお食事に連れてっていただいたりとか。
最後にその亡くなられる前に書かれたそのメッセージがね
ほんとにかっこよくて。
やっぱりハンサム・ウーマンっていう私の中では。
だからそのミュージシャンじゃないですけれども
本当に追悼したい方の一人でした。

追悼 上岡龍太郎さん

まりやさん:

そしてもう一人がですね上岡竜太郎さん。

お目にかかったことはないのに2003年に突然お手紙が来て
『「Longtime Favorites」というアルバムを買いましたと
僕はこのオールディーズの世界がとても好きで感激しました』
と直筆でね手紙が来たんだけど私も返信して。

そして間もなく達郎のライブにお見えになったっていう話を聞いて
大阪で。

コロッケが百個ぐらい差し入れしてあったの(笑)
めちゃくちゃおいしいコロッケが。

このコロッケ、誰の差し入れですかって聞いたら上岡竜太郎さんですと。
是非お会いしてお礼したいんですけどもって言ったら、いやもう一般人なのでそれは遠慮しますって、おっしゃって。なんてかっこいいんだろうって。

達郎氏:

あの人はね、超一流の芸人だからね。

まりやさん:

ですよね。
その神岡さんがお好きだったっていう「Longtime Favorites」から1曲
大瀧さんどのデュエットで「SOMETHING STUPID」をかけていただきたいなと思いますが。
リクエストありますか?

達郎氏:

あります。
相模原市 S.Kさん
千葉市のY.Hさん
どちらも超常連

僕は上岡竜太郎さん、大瀧さんの経由で・・
大瀧さんと上岡さんが色々話をしている中で
上岡さんが「クリスマス・イブっていうのは浪曲の節が入っている」って言って
大瀧さんが「あいつは浪曲好きなんだ」って。
「せやろ!せやろ! 昔からそう思ってた」
そのご縁で大阪にいらして。

まりやさん:

やっぱり、ロカビリーのバンド。ボーイみたいなのなさってたから。

達郎氏:

造詣が深いもん。
ほんとにユニークな方でした。

まりやさん:

ちょっとお会いしたかった人ですね。
では聴いてください。

♪ SOMETHING STUPID /竹内まりや with 大瀧詠一

達郎氏:

竹内まりやさん、03年のカバー・アルバム「Longtime Favorites」から
フランク・シナトラ、ナンシー・シナトラでおなじみの「SOMETHING STUPID」
「恋のひとこと」デュエット with 大瀧詠一

まりやさん:

大瀧さんが亡くなられて、もう10年ですからね。
本当に早いなと思います。

タイトルに「Summer」が入っている曲で想い出に残っているナンバー

まりやさん:

足立区のK.Mさん

『この夏「Sync Of Summer」を繰り返し聴いています。
あらゆる年代層に10代の頃のひと夏を想起させる名曲と存じます。
タイトルに「Summer」が入っている曲の中で、達郎さん、まりやさんの最も思い出に残っているナンバーを教えていただければうれしいです。』

何かありますか?

達郎氏:

ビーチボーイズの「Your Summer Dream」かラヴィン・スプーンフルの「Summer in the city」かな。

まりやさん:

私ね「Summer of ’42」っていうミッシェル・ルグランの「思い出の夏」
あの曲がすごく好き。

あとクリフリチャードの「Summer Holiday」
やっぱ中学生ぐらいの夏を思い出しますけど。

お米を研ぐ回数は?

達郎氏:

函館市のM.Nさん

『リクエスト「毎日がスペシャル」
毎朝聴く大切な1曲です。』

まりやさん:

わぁ~うれしい。

達郎氏:

『質問 まりやさん
お米を研ぐ回数は決まっていますか?
ちなみに小生は2合で33回、3合で45回です。
つまらない質問で申し訳ありません。』

まりやさん:

そんな考えたことないけど(笑)
なんか最近は、お米そんなに研がなくても大丈夫っていう説が強いので。
私は10回ぐらいかな?どうでもいいか(笑)

達郎氏:

昔は研いで、けっこう真っ白になってるまでマメにやったもんだけど。
最近そうでもないもんね。

まりやさん:

無洗米とかあるしね。

山下家のダジャレ

まりやさん:

あとね、これはM.Sさん、熊本市の方です。

『先日、東京に遊びに来ている次女Kのリクエストで、横浜まで足を伸ばし夜景を見に行きました。
山下公園に連れていき
「ここが山下公園だよ」
と教えると
「お~達郎公園か」とぽつり。
我が家では、我が夫婦の教えもあって、山下=達郎の公式が浸透しつつあります。
山下家では、この言葉を言うとお決まりのギャグやダジャレになる言葉ってありますか』

達郎氏:

「今日はどこへ池内淳子」ってのがあるよな。

まりやさん:

「そんなことは有馬稲子」(笑)
古~っ(笑)

あとさ、あの・・・アレ!
「それはお前がバカァだから」

達郎氏:

ドリフのネタですね(笑)

まりやさん:

志村さんのね(笑)

今日は何のレコード聴こうかな・・なんて余裕はありません!

達郎氏:

埼玉県春日部市 超常連 K.Tさん 20代の人

『まりやさん、目撃情報を教えてください。
達郎さんは普段余暇で、どのように聴きたいレコードを選んでいるのでしょうか。
私は自分で持っている100枚単位ですら、毎回選ぶのに時間がかかってしまいます。
達郎さんは、万単位概ね把握し直感で選ばれているのでしょうか。』

達郎氏:

自分で答えてやるよ(笑)
もうね、昔みたいに「今日は何を聴こうかなと棚からアレして・・」と、そんな余裕ないです!

番組でどうしようか?
再来週の分まで何かけようか考えないとですね、アレなんで。
それで、あとは買ったやつを聴かなきゃ!

まりやさん:

ハガキとにらめっこして
どこにあったかな、とかね。
だから、今日はこの気分だから、これを聴こうっていう感じじゃないもんね。

達郎氏:

ありません!
そんなことがなくなって何十年になるでしょうね(笑)

まりやさん:

でもね、嬉しそう!(笑)
探してるとき(笑)

達郎氏:

っははは(笑)

まりやさん:

それが目撃情報です(笑)

英語の授業で使いたい曲

まりやさん:

千葉県のT.Hさん

『僕が中学生だった頃、英語の授業で
ビートルズの「イエスタデイ」が使われていたことがありました。
ビリージョエルの「オネスティ」が使われたという話を聞いたこともあるし
カルチャークラブの「カーマは気まぐれ」もかけたら生徒たちが爆笑したという話も聞いたことがあります。
もしマリアさんが英語の教師だとしたら、どんな曲を教材に使いたいですか?』

って聞かれて、私考えてたんだけど。

私が一番好きな作詞家ってハル・デヴィッドなんだよね
だから多分「WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE」
それがいいかなって思ってるんですけど。

あとはオスカー・ハマースタインの『サウンド・オブ・ミュージック』からの一連の曲はいいかなって思うんです。
達っつぁんだったら?

達郎氏:

「煙が目に染みる」だね~
あの韻の美さっていうか・・

まりやさん:

中学生くらいで、あの感じはわかるかな・・

達郎氏:

あとは、バリー・マンとシンシア・ワイルの「ON BROADWAY」。
あれは要するに上昇志向の歌だから。

あとは「ROCK AND ROLL LULLABY」。
16で子ども産んだ母親の話ね。

まりやさん:

それはちょっと教材には、どうなのかな・・

達郎氏:

そうか・・・

まりやさん:

それ、趣味じゃん!(笑)
達郎の(笑)

達郎氏:

すいません(笑)

最後の曲

まりやさん:

最後の曲はですね、今度発売になります
「IT’S A POPPIN’ TIME」これも死ぬほど聴ましたけど私。
私の知り合いは、このポッピングタイムの時に、あそこに六本木ピットインに行ってて
内緒で録音してた人いる、カセットで。

達郎氏:

っくくく(笑)

まりやさん:

そういう人が多かったんじゃない。

達郎氏:

三谷君も観てたって。

まりやさん:

現場にいたの?!
あぁ、そう~
これはすごい歴史的なライブでしたから。

その中から、亡きうちの父が好きだった曲は「素敵な午後」
をリクエストしたいと思います。

達郎氏:

来週、来月の9月6日・・・私の母の誕生日でありますが
昔の飼い犬のグーフィーの誕生日
色々重なる誕生日

そこで完結しますRCA/AIR YEARSバイナル&カセットコレクション

78年のライブアルバム「IT’S A POPPIN’ TIME」から
「SPACY」に入っておりました「素敵な午後は」

♪ 素敵な午後は (Live)/山下達郎

クロージング

達郎氏:

お送りいたしてまいりました山下達郎サンデーソングブック
竹内まりやさんゲストに「納涼夫婦放談 Part 1」でございました。
来週、引き続きPart 2をお届けします。

9月にかかりますが
最近ずっとそうですけれども
引き続き、まだお便り間に合いますのでお待ち申し上げております

〒102-8080
TOKYO FM 山下達郎サンデーソングブック
「夫婦放談の係」
来週もよろしくお願いします。

だんだん秋の気配が出てくる頃でございます。

まりやさん:

でも暑いですね。

達郎氏:

来週は直前で録れますので、もうちょっと季節のお話しできると思いますが
皆様、行く夏暑いですけど
残暑厳しき折り、お体をお大事に。

山下達郎サンデーソングブック
来週もセイム・タイム、セイム・チャンネルで、みなさんごきげんよう
さよなら

今週のオンエア曲

14:05 Sync Of Summer/山下達郎
14:10 Brighten Up Your Day! (Edit)/竹内まりや
14:13 輝くスターリー・ナイト/竹内まりや
14:19 ふたりはステディ/竹内まりや
14:24 Out Of The Blue/竹内まりや
14:26 Out Of The Blue/The Band
14:37 SOMETHING STUPID /竹内まりや with 大瀧詠一
14:44 素敵な午後は (Live)/山下達郎

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