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山下達郎さん サンデーソングブック 2013年10月06日『棚からひとつかみ』

山下達郎サンデーソングブック 

山下達郎さん サンデーソングブック 2013年10月06日『棚からひとつかみ』

長崎は土曜日は雨で、日曜日は晴れ。
夏がまたやってきたような蒸し暑さでした。
日中は暑かったのですが、夕暮れになるとヒンヤリと秋の気配。
Nagasaki_st_2013.jpg

10月3日の長崎ブリックホールでの達郎さんのコンサートは、あの曲、この曲がセットリストにあって感激。3時間半近くをノンストップ。

アンコールに『もってこーい』の掛け声が飛び交い、長崎らしいライブになりましたね。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

あっという間に、もう10月になりました。

私のこのサンデー・ソングブック、おかげ様で10月年度替わりでございます。
引き続き、継続でございますが。

21周年を迎えました。
1095回目のサンデー・ソングブックでございます。
11月に1100回を迎えるという、早いものでございます。

どんどん長寿化が進んでおりますが、変わらずご愛顧のほど、何卒、よろしくお願い申し上げます。

さて、年度替わりでですね、新しくなったとか、そういうもう、事も頭にないほどですね、ツアーが詰まっておりまして(笑)

おかげ様で順調に続行中でございます。

今年は意外と声が出てるかなと(笑)、そういう感じで。
先週までは、かなり前倒しでやっておりました。
もう半月以上前の収録になっておりましたが、ようやく今日は、少しだけ直近です。

大阪と九州の長崎の間で収録しておりますのでですね。
広島、倉敷、福山、島根、神戸、大阪、お出で下さいましたお客様、ありがとうございます。

引き続き、三分の一近くが終了いたしましたが。
長崎、佐賀は、一昨日、一昨々日で、上手くいってるはずでございます。

今年は割りと順調に、例年にも増してですね順調にツアーが進んでおります。
声の方も、なんか今までで一番出てるんじゃないかって感じで(笑)、出ております。

なかなか気を良くして続行しております。

今週は、明日が宮崎です。
宮崎市民文化ホール。

それから、鹿児島へ参ります。
鹿児島市民文化ホール。

第一次九州ツアーです。
長崎、佐賀、終えまして宮崎、鹿児島へ向かっておるところでございます。

宮崎、鹿児島のお客様、お待ち申し上げております。

実を申しますと、竹内まりやさんがですね、ドラマのタイアップがまた飛び込んできまして。
神戸から大阪の間がスタジオ漬で。
コーラスなんかも、やんなきゃなんないんで。
声が大丈夫かなと思ったんですが、なんとか大丈夫でした。

大阪もなんとか無事に終えまして九州路でございます。

ちょっとだけ前倒しのものでございます。
ハガキもたくさん頂いておるんですが、チェックする余裕がないというですね。
ですので、まあ、今日もレギュラープログラム、棚からひとつかみ。

山下達郎のレコード棚からアトランダムに、いろいろお聴きを頂くのは、ちょっとまぁ今日は前半はミニ特集みたいな形でお届けを致します。

どんなに忙しくても番組は変わらず、続行して・・・サンデー・ソングブック。
日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます山下達郎サンデー・ソングブック。

今日も最高の選曲と最高の音質でお届けを致します。

え、さて。
いよいよ10月9日、今週水曜日、私のニューシングル「光と君へのレクイエム」
カップルド ウィズ「コンポジション」

映画の」主題歌とドラマの主題歌でございますが。
いよいよ今週発売でございます。
何卒、よろしくお願いします。

ツアーやりながらですねニューシングル・・・
いろいろあっち行ったり、こっ行ったりするんで、頭がウニになってりまっておりますが。
頑張って行きたいと思います(笑)

レコードは出来ましたので、あとは出るばかりという感じでございますが。
今週も沢山リクエストいただきました。

♪ 光と君へのレクイエム /山下達郎

~ CM ~

♪ The Horse/Cliff Nobles&Co.

◎ボビー・マーティン 

達郎氏:

準備をしておりましたらですね、ボビー・マーティンの訃報が入ってきました。
ボビー・マーティン、アレンジャーそしてプロデューサーでございますが。

フィラデルフィアの60年代から70年代にかけてアレンジを一気に引き受けましたトム・ベルと並びまして、ボビー・マーティンなしにはフィラデルフィアサウンドの70年代初頭のですね大勃興は決してありえなかったという偉大なアレンジャーでございますが。

9月6日に亡くなってしまいました。
晩年は現役から退いてですね、宗教関係の活動をしていたというような事もありますが。

それでも60年代、70年代のボビー・マーティンの偉業というのがありますので、今日の前半は・・・ほんとは特集やりたいんですが(笑)、とても纏めてる時間がないので。

棚つかのボビー・マーティン版といいましょうかですね。
今日の前半はボビー・マーティンを偲びつつ、ボビー・マーティンのアレンジメントのですね、いくつか僕の好きなやつをアトランダムにかけてみたいと思います。

◎リスナーからのお便り(愛媛県宇和島市のS.Sさん) 

『稲穂が垂れ始める彼岸の頃になると、教わったわけでもなく咲き始める彼岸花。
秋の高い空にとても似合います。』

達郎氏:

9月14日撮影というですね、彼岸花の写真を送ってきて下さいました。
長男のS君にハッピーバースデー。

ありがとうございます。

◎リスナーからのお便り(川崎市のT.Mさん) 

『ツアーが各地で盛況な上に、まりやさんの新曲と私達ファンにとっては嬉しい話題ですが、お体くれぐれも大切になさって下さい。

“最近ハガキが多くて”と仰っていましたが、長年お便りを出し続ける者としては、放送で読まれるともご覧になっていただけることを良く承知しています。
私も忙しい毎日に感謝しつつ、11月の神奈川県民を楽しみに諸事に励んで参ります。』

達郎氏:

たいへん丁寧な・・
プレッシャーですね。
神奈川県民、お待ち申し上げております。

♪ Where Did We Go Wrong/LTD

♪ There’s No Good In Goodbye/Manhattans

~ CM ~

◎必読の一冊 

達郎氏:

いわゆる音楽書といいますでしょうか、ロック関係、ソウル関係、色んな本が相変わらず、引きも切らず出されておりますが。

そんなかで私が最近ここ数年で一番良かったなと思う本が最近出ました。

9月に発売されました。
鈴木啓志 さんの「ゴースト・ミュージシャン※」という、南部アラバマのマッスルショールズのFAME(フェイム)スタジオのですね、60年代のミュージシャンの、今まで言われてきた曲に対するクレジットをですね、大きく覆す・・・
非常に丹念なですね資料を集めた労作です。

※管理人注 書籍名は「ゴースト・ミュージシャン -ソウル黄金時代、アメリカ南部の真実-」

イギリス、アメリカの今までのサザン・ソウルの本に書かれている内容が大きく塗り替わる、割りと衝撃的な一冊であります。

非常に面白くですね、私、ツアーの途中で一気呵成に読んでしまいましたが。

あまりにいいので、これを番組でプレゼント差し上げようと思います。
ディスクユニオンから本が出ておりますが、ディスクユニオンの書籍の担当の方のご好意で3人の方にプレゼント差し上げます。

ただし、アラバマのマッスルショールズのFAME(フェイム)スタジオのですね、非常に細かいアレですので、いわゆる音楽本というよりも学術論文に近いものです。

FAME(フェイム)、マッスルショールズ、サザン・ソウル、そうしたものに一定程度の造詣のお持ちの方でないと何のことか判りません。

非常にオタクな本ですので。
それを予めお含みおき頂いてご応募下さい。

〒102-8080
東京FM 山下達郎サンデー・ソングブック

サザン・ソウル好きな方でしたら必読の一冊だと思います。

♪ You Don’t Miss Your Water/Otis Clay

◎ エンディング 

達郎氏:

今日はこのへんで。

だいぶお便りがたまっておりますが、来週は少しお便り関係、ライブの感想等をですねご紹介したいと思いますが。

小豆島のY.Yさん。

『私は6年半前に主人を病気で亡くし、その時小6だった次男が、今年大学へ進学しました。
その次男が達郎さんのライブを見たいと言ってたので、この度9月28日の大阪フェスに行けることになりました。
私の影響で小さいころから達郎漬けの次男と楽しませて頂きます。』

先日の大阪、いらっしゃいまして、如何でしたでしょうか。
またお便り下さい。

世田谷区のH.Mさん。

『私は今、東京長崎で遠距離恋愛中です。
達郎さんのツアーはいつも彼女に東京へ出てきてもらって神奈川県民ホールで聴かせて頂いていましたが、今回は彼女の地元、長崎で参加させて頂くことになりました。

普段から色々と辛い思いをさせてしまってる彼女に是非リクエスト曲を聴かせてもらえればと思います。
よろしくお願いします。』

Aさん・・・

長崎、如何でしたでしょうか(笑)
ここに書かれているリクエストは全部やってますから。
お楽しみ頂けと思います。

広島市のI.Sさん。

『ツアーはまだ半分も終わっていませんが、私のコンサート参戦は終わってしまいました。
5月の大阪フェスも行けたし、ツアーも広島、福山と2回行けたし、これはよしという事で』

へへ(笑)
またよろしく。

栃木県鹿沼市 T.H君

『僕は今19才で就活に励んでいます。

面接で趣味を聞かれたので、好きなアーティストに達郎さんの名前を挙げました。
面接官の人にもファンの方がいて好印象をもらったのですが、落ちてしまいました(笑)。』

引き続き、頑張って!

今日はこのへんで。

♪ コンポジション /山下達郎

今週のオンエア曲

14:04 光と君へのレクイエム /山下達郎
14:09 The Horse/Cliff Nobles&Co.
14:15 Look On The Good Side/The Invitations
14:20 Where Did We Go Wrong/LTD
14:26 There’s No Good In Goodbye/Manhattans
14:37 You Don’t Miss Your Water/Otis Clay
14:42 コンポジション /山下達郎

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コメント

  1. 平“Steven”清盛 より:

    管理人様、質問です。
    10月3日@長崎ブリック・ホ-ルで声援が数々ありましたが、
    次のうち、管理様の御声はドレですか?
    ①だいじょぶか
    ②しっかりしろ
    ③よか客ばい

    「あのぅ… ホン・セッカイ・マチって何処ですか?」
    「ええ?… ああ!… もとしっくい!」
    タクシ-の運転手さンに窘められてしまいました。。。(恥)

    明日は宮崎。 行って来ます。。。

  2. 9thNUTS より:

    平“Steven”清盛 さん

    色んな掛け声ありましたね。
    私は・・・ただ大笑いするだけで、声かける余裕もありませんでした(笑)

    町名って面白いですよね、長崎の町名は特に面白いです。