山下達郎さん サンデーソングブック 2016年2月28日「棚からひとつかみ」

山下達郎さん サンデーソングブック 2016年2月28日「棚からひとつかみ」

長崎は春らしい日曜日でした。ポカポカです。
今週は、村田和人さんの訃報が飛び込んできました。
何度かライブに行きましたが、歌のうまさに感激したことを今でも覚えています。
村田さんのキャッチコピー「ライブはやれる時にやっておこー!見れる時にみておこー!」
今さらながら、言葉の重みを感じます。
ご冥福をお祈り申し上げます。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

みなさん、こんにちは。
ご機嫌いかがでしょうか。
山下達郎です。

毎週日曜日の午後2時からの55分間は、私、山下達郎がお送り致します、JXグループ、サンデーソングブックの時間であります。

東京FMをキーステーションと致しまして、JFN全国38曲ネットで、いつもはお届けしておりますが、本日は、FMぐんまだけ、6時からの放送でございます。

Jリーグの中継だそうでございます。
群馬だけ大河ドラマの再放送よろしく、夜でございますね。

2月も最後でございます。
今年はうるう年ですか。
29日まででございますね。

29日が誕生日の人は・・・話っていうのは昔からありますが。

いよいよ3月、早いものでございまして(笑)
私、ツアーに明け暮れておりますが。
今日は、久し振りの前倒しでございます。

ですので、お天気の話とか、申し上げられません。

えぇ、ライブ続いておりますのでですね、若干低音でございますね。
2週間ほど前に、鼻炎といいましょうか、くしゃみと鼻水がちょっと出まして。
これは、いよいよ花粉症かな、みたいなですね。

で、血液検査でアレルギーの検査したんですけれど。
33項目あるって、すごいですね。
ヒノキだの、なんだの、ハウスダストだの・・・

33項目、全部ゼロでした。
見事だと、医者に言われました。

じゃ、いったいあの鼻水とアレは何だったんだと、
ま、鼻風邪だろうと。
おかげ様で、こんなことなければ、アレルギー検査しませんので。
安心しました。

というわけで前倒しなんですが、昨日おととい、中野のサンプラザ。
サンプラは今回のツアーでは最終公演でございます。
26,27・・・うまく終わってるはずでございます。

お出で頂きました皆さん、ありがとうございました。

あとは3月のNHKホールで東京は終わりでございますが。
49本やりましたので、残りが15本ですか。

もうあとは、あっという間です。
3月、4月で頑張って、ラストスパートいってみたいと思います。

今週は、京都に参ります。
旧京都会館。
京都会館、リニューアルしまして「ロームシアター京都メインホール」という名前になりました。

水曜日でございます。
3月2日。
実質的にロック関係のライブは、私が最初だそうでございます。
光栄なことでございます。

今までの京都会館はですね、いろいろ設備が古くて、セットが乗らない、照明の機材が積めないとか、そういうのがありましたので、やりたくても出来なかった。

やりたくなかった訳ではありません。
これで京都でライブが出来るようになりました。
真に嬉しいです。

4日が金沢に参ります。
金沢歌劇座、これは趣のある情緒のあるホールでございますが。
今週は、京都から金沢にわたって参ります。

お出で下さる皆様、お待ち申し上げております。

さて、先週は珍盤・奇盤久し振りにやりましたが。
轟々たる反響でございます。
おかげ様で。

ま、冒頭に嵐のお話をちょっとさせて頂いた事もありますので。
なんか、アクセスがすごかった(笑)
えぇ・・すごいですね、嵐のパワーって凄いと思いますね。

で、そんな珍盤・奇盤を毎週できませんので(笑)
体がもちませんので(笑)
今日は、一息ついて、ちょっとライブが一番集中力が必要なラストスパートのところでございますのでですね。

今日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
お馴染み、山下達郎のレコード棚からアトランダムに、色々とお聴きを頂きます。
ここんとこ、かけたくて、かけられなかったCDが山のようにありますので(笑)

そういうものを中心に、お届けして参りたいと思っております。

この嵐の新曲「復活LOVE」
いよいよ発売でございます。

前倒しなので(笑)
リアクションが申し上げられないのが残念ですけれども、来週申し上げたいと思います。

竹内まりや作詞、山下達郎作・編曲
演奏のメンバーを教えてくれというお便り、たくさん頂いておりますがですね。

基本的にほとんど自分です。
マシンの打ち込み、ギター、キーボード類、コーラスでございますが。

ストリングスだけ牧戸太郎さん、若いミュージシャンの方にお願いしております。
最近、ストリングス・アレンジ よくお願いしております。
まりやの「アロハ式恋愛指南」も牧戸さんのストリングス・アレンジ、素晴らしいアレンジでありました。

シングルはですね、クレジットが載らないので。
アルバムになるとクレジットが入ると思います。

それと間奏後のガット・ギター出てきますが、それだけ佐橋佳幸さんにお願いしました。
イントロのエレキとか、曲中のエレキは私がやっております。

演奏メンバーでございました(笑)
自分がやってるので、しゃべってしまいますが。
いよいよ発売ですので、本日からフルバージョンでお聴きを頂きます。

♪ 復活LOVE/嵐

~ CM ~

♪ Here Comes The Night(Take2)/Them

♪ Ode To Billie Joe/Bobbie Gentry

♪ レディ・ハニー/パン

♪ アイ・ニード・ユー/モーリス・ホワイト

~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

いよいよ3月に入ります。
3月は雛祭りでございましてですね。

毎年とはいきませんが、この季節はですねサンソン、「雛祭り、ガールシンガー・ガールグループ」、そういうようなものをやっておりますが。

ここんとこ、ちょっと詰まっておりますから。
来週は、やってみたいんですが。
果たしてできますでしょうか。

東京、帰ってきた時に、せっせとですね、仕込まなきゃいけませんが。
がんばってやりたいと思います。
ダメだったら、また「棚つか」の続きです。

適当でいいんです(笑)

引き続き、リクエスト、お便り、たくさんお待ち申し上げております。

〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係

ちょっと、ここんとこハガキの整理ができかねておりますが。
岐阜県多治見市のT.Kさんは、本日28日、東京マラソン走られるそうで、今、走ってる最中でございますが。

「ネオ・東京ラプソディ」かけてくれという。
すいません、今日ちょっと準備ができませんでした。

今、見ました!
頑張ってください。

♪ Say You Will/The Isley Brothers

◎エンディング 

達郎氏:

来週は、雛祭りガールグループ・ガールシンガー、やれれば頑張ってやってみたいと思います。

前倒しでございますので、まだ昨日、一昨日のサンプラザが終わる・・・やる前でございますので。
とりあえず、それが最優先。

サンプラザが今回、昨日、おとといが今回のツアーの最後になります。
次は来年になりますが、来年サンプラザがどうなってるか、良くわからないのでですね。

いつも、これが最後だと思って、毎回ツアーやりますが。
残りの東京公演は3月のNHKでございますので。
サンプラザ、しばらく、でございますが。
頑張ってやりたいと思っておりますが、もう終わってしまったのでですね(笑)

上手くいってる筈でございますが(笑)

◎村田和人さん 

達郎氏:

今日は、このへんで。

えぇ、この番組を録音しようとしましたらですね・・・
何と、村田和人さんの訃報が飛び込んできました。

えぇ・・・大腸がんから肝臓に転移したということで・・

実はですね、昨年の12月24日に、ライブで前のりする時にですね、東北新幹線に乗っておりましたら、村田くんからメールが来まして。

ちょっと体が具合が悪くてですね、昨年の今頃ですが。
暫くあれだったんですけれど。

「完全回復しました。来年はライブ200本やるつもりです」
というですね、元気いっぱいのメールが頂きまして。
それが最後になってしまいました。
ほんとに、私も驚いてしまいまして。

えぇ、なかなか大腸から転移するというのは、激しいのでですね・・・
やっぱりこの年になると大腸内視鏡とか必須かと、思います。

えぇ、村田くんは、ほんとにあの・・
最初の2枚、3枚、私、プロデュースした作品もございますし、アレンジもたくさんやっておりますのでですね。

一緒にライブやったこともありますし。
あらためて、追悼の特集はしたいと思いますが。

取り急ぎ・・・
私がプロデュースいたしました1983年の彼のセカンド・アルバム「一本の音楽」からシングル・カットされました、この曲で、とりあえずのご冥福を・・・

村田和人「一本の音楽」

♪ 一本の音楽/村田和人

今週のオンエア曲

14:05 復活LOVE/嵐
14:11 Here Comes The Night(Take2)/Them
14:16 Ode To Billie Joe/Bobbie Gentry
14:21 レディ・ハニー/パン
14:27 アイ・ニード・ユー/モーリス・ホワイト
14:37 Say You Will/The Isley Brothers
14:45 一本の音楽/村田和人

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