山下達郎さん サンデーソングブック 2017年9月3日『リクエスト特集』

山下達郎さん サンデーソングブック 2017年9月3日『リクエスト特集』

日中の日差しが斜めから入ってくるようになりました。
長崎市内、からっとした晴れが続いて、気持ちいいです。

今日のサンソン、門脇麦さん歌う「REBORN」、歌が上手いです。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

9月に入りました。

9月に入りますと、夏、終わりだなという感じが致しまして。
実際に、夜、ウォーキングなんかをしてますと、虫の声が聞こえますし。
朝は、風が、なんか秋の気配・・そういう感じでございます。

今日は、台風が来ているという・・
ようやく直近で収録しております。

台風が来てるもんですから・・
陸地から離れて北上するので。
でも、雨が降ったり、風が強かったりとかですね。

今年は、変な陽気ですね。

東京は、日照が8月最低だったそうです。
そういう記録だそうであります。

もう、いろいろなところで、被害が出ております。
たくさん被害が出ておりますが。
たいへんでございます。

お見舞い申し上げます。

私、ツアー中ですが大変幸運なことに、一度も、そういう実害を受けませんで。
全ての所がですね、変わらず、予定通り、各公演、終了することができました。

3月からスタートしましたツアー、8月いっぱいで、全49公演、つつがなく終了いたしました。

お出で下さいました皆様、ありがとうございます。

今年は、我ながら、なかなかいい出来だったと思います。
来年も、これに負けずにいきたいと思っておりますが。

とりあえず、まだ9月17日に「氣志團万博」が待っておりますので。
それの・・・しばらくしたら練習しなきゃいけませんけれども。

とりあえずは、一段落でございます。

でも、一段落になるんですけど、また曲書きの仕事が決まりまして(笑)
あんまり、休めません。

だいたい、これ、ほんの1日、2日で番組収録でございますので。
でも、東京にずっといますので。

番組が、かなり直近で収録できますので。
まとまった特集、その他、いってみたいと思っておりますが。

いよいよ10月でですね、25周年迎えますので・・・
サンデーソングブック。

なんか、やらなきゃいけないんですけど(笑)
それの準備もしなきゃならない。
がんばって行きたいと思います。

で、今日はですね、9月に入りましたので、いわゆる棚からひとつかみでレギュラープログラムやろうと思ったんですけども。

実は「棚からひとつかみ」の方が、たいへんなんです!
初めから、ゼロから選びますので。

まずは、リクエストカードが山のように溜まっております。
ので、こういう時は皆様のリクエスト・カードとお便りが、ほんとに助けになります。

さすがにちょっと、くたびれましたのでですね(笑)
残り物には福がある。
納涼リクエスト大会の残りでありますけども。

残り物には福がある、今日はリクエスト特集でいってみたいと思います。

日曜日の午後のひととき、いよいよ9月になりました。
学校も始まりますですね・・・
秋が近づいて参りますけども・・

日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます山下達郎サンデーソングブック。

皆様のリクエストに助けられまして、今日も最高の選曲と、そして最高の音質でお届けを致します。

さて9月13日発売、私のニューシングル「REBORN」
ミュージックビデオ、その他、オンエアされております。

ショートバージョンでございますけれども、YOUTUBEでもご覧になれます。
いよいよ10日後ですね・・

映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、ずーっと申し上げておりますけれども、これの主題歌でございます。

今回はですね、カップリングにサウンド・トラック仕様でですね、劇中歌として歌われております門脇麦さんが歌います「REBORN」
私と同じ曲でございますが・・・

それとハーモニカバージョン。
これがサウンド・トラック仕様でございまして。

山下達郎シングル仕様としましては、いわゆるアコースティックライブ、今年の7月9日の中野サンプラザの難波弘之、伊藤広規、山下達郎の3人のアコースティック・バージョンでのツアー中でのライブでございますが。

「ターナーの汽罐車」と、それから昨年の10月の新宿ロフトでの、やはりアコースティックライブで「DRIP DROP」、これのライブ音源、全5トラック収録で。

それプラス、カラオケでございます。

♪ REBORN/山下達郎

~ CM ~

♪ It’s The Same Old Song/The Four Tops

◎リスナーからのお便り(兵庫県加古川市のF.Kさん) 

『新曲「REBORN」をたいへん楽しみにしています。
新しい曲が聴けるというのは、もちろんですが、何より小説の中の「再生」を、ほんとに作曲されるという内容に興味津々です。

今年もプロペラ機を利用されたのでしょうか。』

達郎氏:

今年、プロペラ機、乗れませんでしたけれども。
新千歳から女満別に行くときにブラジルのエンブラエルのE170に乗りました。

なかなか、いい飛行機でありました。

プロペラ機乗りたかったですね。
ま、次の機会に・・
何だよ、それ(笑)

♪ さよならコロンバス/アソシエイション

◎リスナーからのお便り(栃木県宇都宮市のA.Tさん) 

『ツアーお疲れ様でした。

ツアー終了記念、そんなこと聞いて、どうすんの?のツアー編。

エレアコを数種類、3種類使われていましたが、メーカー等教えてください。』

達郎氏:

全部、ギブソンのチェット・アトキンス・モデルです。
私、エレアコは全部チェット・アトキンス・モデルです。

3人でアコースティックライブやるときはギルドのD-52で弾いております。

チェット・アトキンス・モデルですけど若干形が、仕様が違うやつを使っております。
最近ちょっと1台調子悪くなってきたので。
1台、新しく買いましたけれども。

もう、とっくに生産終了しているので・・
ギブソンもなかなか大変なんですよね。
もっと、出しゃいいんですけどね・・・

いい楽器なので。

・・てなわけで。

♪ Top Of The World (Album Mix)/The Carpenters

◎リスナーからのお便り(さいたま市のY.Mさん) 

達郎氏:

先日、ご紹介したお便りで、NHKホールで若いカップルのためにポスターの前で写真を撮ってあげたという、そういうお便りを紹介しましたが。

今度は、撮ってもらった方から、お便り頂きました。

『今回のツアー、NHKホールでのことです。
私は、彼女を連れて初めて達郎さんのライブに参加させて頂きました。

達郎さんの歌声に圧倒され、大満足でした。

ライブ開始前にはファンの方に、達郎さんのポスターを挟んで写真を撮って頂いたり、お話したり、楽しい時間を過ごすことができました。

そして先日のお便りの中で、ライブ開始前に私達の出来事を達郎さんが読まれており、写真を撮って頂いた方のお便りだ!と思い、お礼を申し上げたく、初めてペンを走られました。

あの時は、短い時間ですが、写真を撮っていただき、お話ができて、とても楽しかったです。この場を借りて、お礼を申し上げます。

ラジオを通じてファンの皆様とつながれたことに感動している今日このごろです。
ほんとに楽しい時間、ありがとうございました。』

24才の方でございます。
立派なお便りでございます。

この番組が、交流の場になる・・
全く、冥利に尽きる・・
今後ともよろしくお願い致します。

♪ アイム・ゴナ・テイク・ホワット・ヒーズ・ゴット/エタ・ジェイムス

◎リスナーからのお便り(愛知県東海市のW.Kさん) 

『7月21日の名古屋センチュリーホールのライブに、初めて息子と行きました。
運良く、1階1列で見ることができ、息子も感動していました。

そこで質問です。

アカペラのコーナーでは、他のメンバーさんは何をしているんですか。
私の予想では、楽屋でせんべいを食べながら、お茶を飲んで世間話をしてると思います。
なので、話し込んでしまってクリスマス・イブの時に皆さんが出てこないんじゃないかと、いつも心配しています。

達郎さんに聞いても、その時は舞台にいるので、知らないですよね。』

達郎氏:

知りませんよ、そんなこと(笑)・・・

だいたい、こんなもんでしょ。

♪ Looking For An Echo/The Persuations

~ CM ~

◎リスナーからのお便り(世田谷区のO.Tさん) 

『ツアー終了、お疲れ様です。
今回は3度見せてもらいましたが、どの会場でもすばらしい。
見終わる度に奇跡を見たと思ってしまいます。

それで、もうネタバレにしてもいいと思い、質問させてください。

リストバンドの色は何種類あったのでしょうか。』

達郎氏:

リストバンドは全部で14色作ったそうです。
それを使いまわしています。
二日公演の場合には、日毎に違います。

立ち見用に金・銀・レインボーというのがありまして。

全部で17種類あったそうです。

『セットリスト変更、追加などは、どれくらいあったのでしょうか。
横浜で見たときはなかった「DownTown」が、大宮でみたときには追加されていました。
ほかにもあったのでしょうか』

達郎氏:

あれです・・
最初はアンコールでBigWaveやってたんですけど、DownTownに変えまして。
中野のサンプラザで2回だけパレードに変えたんですけど、またDownTownに変えまして。

えぇ・・まぁ、気分です!
たまには、いいんじゃないかと。

あんまり変えないんですけどね。
今年はちょっと、なんて言いましょうか・・
演奏に余裕がでてきたので、そういうことが出来るようになりました。

理想はですね、やっぱりバンドみたいに「今日は何やろうか」みたいに、そういうのやれるといいんですけど。

なかなか、ちょっと照明とか、そういう流れがありますので、なかなか出来ませんね。
なるべく、だから同じになっちゃいます。

僕らだけで、ライブハウスみたいな所でやれば、出来るんですけど。
ちゃんとしたホールのアレですと、照明の段取りとか、そういうのがありますので。

♪ Ooh Child/Valerie Carter

◎リスナーからのお便り(豊島区のS.Mさん) 

『ここのところ、コンサートで忙しくて、サンソンの収録がかなり前倒しで、お天気の話しとかなくて、寂しいです。

ここで、質問。

一番前倒しって何日くらい前が最高ですか。
2週間前?
1ヶ月前? 』

達郎氏:

1ヶ月はいかないですけど、3週間ちょっとっていうのが、最高記録ですね、今回。

『逆に一番直近はいつ?
当日の午前中とかかしら。
放送1時間前とかかな。

全く生放送ってのはないのかな。
知りたい、是非お応えを。』

達郎氏:

生放送、やったことありますよ。
日曜日。

FM仙台かなんかで、やったことありますよ。

あとは・・・だいたい前日か、前々日です。
当日、無いです。

録音ですから、マスターいれなきゃなんないので。
当日やるんなら、生しかできません。

そういう構造になってんです、放送局ってのは。

一回生やってみようかなと思いますが、生だと、ヤバイこと言いそうなので、ダメなんです。
ふへへへ(笑)

みんな止めます、私のこと。

◎リスナーからのお便り(神奈川県相模原市のK.Tさん) 

『初めてお便りする57才の達郎さんファンです。

私は2年前に目の手術をし、今はなんとか普通の生活ができるまで回復しました。
以前は音楽が好きで、よくライブに行きましたが、今は爆音ライブや、暗い中、見えにくいということもあり、おじさんには、ちょっと辛いとこがあります。

そこで、今年の4月28日の神奈川県民ホールのライブに友人に誘われ、ここは音が良いということで行くことにしました。

達郎さんは、曲の間のお話が少し長めのところがあるために、次の曲に入ると耳がクリアになって曲が聞きやすくなることに気が付きました。

これは、私達おじさんファンの耳に気を使ってのことですか。
ほんとにライブはすばらしい音で聴くことができました。

また再び行きたいと願っております。』

達郎氏:

そういうわけじゃ、ないんですけどね。

これ逆に、そーなんだ!と
耳がクリアになるんだ、と。

じゃ、もっと話し、長くしてやろー。

またください。

◎リスナーからのお便り(川崎市のW.Nさん) 

『(神奈川)県民ホールで3時間20分ぶっ続けで演奏される達郎さんを妻と拝見して思ったのですが、達郎さんは、体力を維持するために、特別のトレーニングやジム通いなどをされているのでしょうか。

体もメタボにならず、スラリとした体型、パワフルなパフォーマンス、感じるばかりでした。』

達郎氏:

別に、取り立ててやってません。
ウォーキングだけですね。

あとは、まぁ、あの・・・
いわゆるボイトレですね。

そういうやつです(笑)

ジムとかそういうの、一切行きません。
体硬いので。
トレーナーにバカにされます。

◎リスナーからのお便り(山形市のT.Kさん) 

『仙台、苫小牧間の往復30時間の旅をもって、小生のツアー観戦は終了いたしました。
今年もたくさんのパワーと至福の時間をありがとうございました。

さて、ツアー中のアクシデントをひとつご紹介します。

大阪のあとで、京都まで足を伸ばし、鴨川の河川敷で妻と二人、パンの朝食をとっていたら、それはよく人に慣れたスズメ達が集まってきて、なんと膝の上にまで乗ってきて、エサをねだるのに夢中になっていたら、急降下してきたトンビに左手のアンパンをさらわれてしまいました。

油揚げならぬアンパンですが、全く気づかず、一瞬のことでした。』

達郎氏:

すごいですね・・・

◎リスナーからのお便り(北海道上川郡のS.Yさん) 

『唐突ですが、ご自身は運は良い方だと思いますか。
私は、強運の持ち主で、

ライブは毎回良席(最前列含む)、
新宿ロフト当選、
達郎くんハガキ&切手当選、
シアターライブイベント&公開録音当選

を指摘したのですが、運はプラマイ・ゼロと信じ、普段、大運を使わないよう運溜貯金をしております。

今回もライブ帰りのタクシー・・運転手さんが前日のライブをご覧になったという偶然・・から降りるとき、派手に転んで、両膝に青あざとかすり傷を負いました。

日頃、さして行いが良いとは思えない私には、帳尻合わせと妙に納得した次第です。』

達郎氏:

すごい・・(笑)
お大事に。

◎エンディング 

達郎氏:

てなわけで、今日はこのへんで。
来週は「棚からひとつかみ」いきたいんですが、ダメだったらまたリクエストいってみたいと思います(笑)

グレン・キャンベルの特集、できれば早いうちにしたいと思ってますが。

引き続き、リクエストおたより、お待ち申し上げております。

〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係

今日の最後は、9月13日発売「REBORN」のカップリングに収録されております、門脇麦さんの歌、劇中ではセリという女性シンガーとしての役での劇中歌でございます。

セリこと門脇麦さんがご自分で歌う「REBORN」
これがまた、すばらしいクリアな繊細な歌で・・
今の若い人は歌が上手い(笑)

すばらしい歌でございます。

♪ REBORN -Vocals by セリ(門脇麦)-/セリ(門脇麦)

今週のオンエア曲

14:05 REBORN/山下達郎
14:11 It’s The Same Old Song/The Four Tops
14:16 さよならコロンバス/アソシエイション
14:20 Top Of The World (Album Mix)/The Carpenters
14:25 アイム・ゴナ・テイク・ホワット・ヒーズ・ゴット/エタ・ジェイムス
14:29 Looking For An Echo/The Persuations
14:37 Ooh Child/Valerie Carter
14:45 REBORN -Vocals by セリ(門脇麦)-/セリ(門脇麦)

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