山下達郎さん サンデーソングブック 2018年1月14日『棚からひとつかみ+リクエスト』
週末は長崎市内は2年ぶりの大雪となりました。
交通機関がストップしたり、学校が休みになったりと、生活に大きな影響が出ました。
今日のサンソン、ロイ・オービソン、バーブラ・ストライサンドなどなど、名曲を聴くことができて、気持ち良い時間でした。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。
◎ 冒頭
達郎氏:
1月も真ん中でございます。
1月14日・・・えぇ・・もうすっかり、お正月気分も消えましたが。
私、曲書き、詩書き、アレンジやっておりますので。
ちょっと前倒しにしておりますので。
ちょっと正月気分のあるときに録っておりますが、オンエアされる頃にはもう、すっかり抜けてると思いますが。
一所懸命、レコーディング、精を出しておりますが。
今週は3人ライブがございます。
今週末ですが、目黒のブルースアレイジャパンでやります。
それの、今週はちょっと準備をしますので。
スタジオ仕事はいったんちょっとお休みという感じでございます。
えぇ、番組の方は、そんなわけでですね、ちょっと前倒しでやっておりますが。
ほんとに、あの・・お正月は年賀所をたくさん頂きました。
ものすごく多くて(笑)、読みきれませんので・・ようやく全部、拝読させて頂きました。
全国のみなさん、ありがとうございます。
サンデーソングブック、昔こんなに、全然、おたより・・お正月でも、こんなに年賀状頂いたことはありませんが。
最近はもう、嬉しい悲鳴をあげております。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
というわけで、レコーディングやっておりますので、皆様のハガキに助けられまして、今日もリクエスト、それからお便り、プラス棚からひとつかみ。
私のレコード棚からアトランダムに。
ちょっとかけたいものがありますので。
今日は『棚からひとつかみ+リクエスト』でお届けを致します。
日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます山下達郎サンデーソングブック。
本日はリクエストプラス棚つかでお届けを致します。
本日も最高の選曲と最高の音質で・・・サンデーソングブック。
千葉県成田市のS.Jさん。
『達郎さんがラジオで話される「頂いたお便りは全部、僕が目を通します」というセリフ、というよりも心意気が大好きです。
今年も、このセリフがたくさん聴けますように。』
がんばります!
♪ パレード/山下達郎
~ CM ~
♪ Call Me/Chris Montez
◎リスナーからのお便り(広島県尾道市のK.Kさん)
『あけまして、おめでとうございます。
今年も応援しています。
もうすぐ長女のAの高校受験です。
一言いただけるとたいへんありがたいです。』
達郎氏:
えぇ、受験のシーズンでございます。
風邪引かないように、がんばってください!
良い成果をお祈りしてます。
♪ Funky Stuff/Kool & The Gang
◎センター試験
達郎氏:
ディレクターの山岸くんから、前倒しなので・・報告がありましたが。
オンエアされる14日、その前の日の13日がセンター試験だそうでございまして。
ちょうど、試験のシーズンでございます。
風邪、気をつけてください。
もうでも・・2時だから、そろそろ終わりかな?
ん・・感じでございますね。
えぇ・・がんばってください。
がんばってくださいって、後付ですね、すいません(笑)
でも、まあ、我々の世代ですからお父さん、お母さんのご両親の方が・・・
心配がですね、ありますので。
いつの時代もだいへんでございます。
いい結果を、みなさまお祈り申しあげております。
◎リスナーからのお便り(大阪府茨木市のN.Mさん)
『新年明けましておめでとうございます。
普通ハガキで失礼します。
今年もシツコにバカなハガキを書きます。
さきほど、下書きデータを調べたら、昨年2017年は123枚書いていました。
ひと月に10枚のペースです。
採用されたのは4枚。
一昨年2016年も4枚でした。
まぁ、こんなものか。
では本年もどうぞよろしくお願いします。』
達郎氏:
この何ていうか、この・・・行間に滲むですね、このなんて言いましょうかですね・・
チクチク感っていましょうかですね。
そういうあれですね・・・
◎リスナーからのお便り(宮崎市のH.Nさん)
『昨年は、あまり名前が出なかったので、今年は5,6回くらい名前が出ることを想定してハガキを出そうと思います。
長いこと、番組にリクエストを出していると、名前が出るのが当たり前という考えがあるので、せっかくハガキを出しても名前がないとへこみます。
それにも懲りず、他の常連さん同様、今年もしつこく出します。』
達郎氏:
鏡ですね!
Mirror of 超常連!
よろしくお願いします(笑)。
すいませんね(笑)
読みたくないわけじゃないんです(笑)
◎昨年ですね、イギリスで・・
達郎氏:
昨年ですね、イギリスで、エルビス・プレスリーのですね声だけをマルチトラックから引き抜いてですね、イギリスのロイヤル・フィルハーモニックが、それにバックを付けて、新しいオケでですね、歌だけ残してやるという。
これが、ものすごいヒットしまして。
なんと、続編が、アレサ・フランクリン、そしてさらにロイ・オービソンというですね。
これが日本でも昨年の11月に発売になりました。
で、私こういうのは正直言って、あんまり好きじゃなくてですね。
エルビス買わなかったんです。
アレサも買わなくて。
ロイ・オービソンってどんなもんかなぁって・・
これがですね(笑)
イイんです!(笑)
で、アレサの方はですねR&Bなので、今のシンフォニックな感じですと、ちょっと違和感あるんですけど。
ロイ・オービソンはナッシュビルのレコーディングなので、ちょっとそれで時代が一世代古いのでですね。
それがこう・・きれいにリニューアルされたというか。
声がなにしろ、上手い人なので。
オリジナルのボーカルを使っているのでですね、えも言われぬ感動を呼びまして(笑)
私これ買って、なんだかなぁって思って・・ちょうど正月にですね聴いてみまして。
痛くインパクト受けまして(笑)
それでアレサもエルビスも買ってしまいました。
えぇ・・ロイ・オービソン
“A LOVE SO BEAUTIFUL”Roy Orbison With the Royal Philharmonic Orchestra
ヒット曲が、ずらっと並んでおりますが。
何と言ってもこれ、「クライング」
1961年の全米2位のヒットソングが2017年にどうなるか!
♪ クライング/ロイ・オービソン
昨年発売になりましたロイ・オービソンのオリジナルボーカルを最新のオーケストラにのせてという企画でございます。
イギリスの企画でございますが。
こういう企画は、やっぱり元を、ロイ・オービソンの元を知ってないとですね、面白みがないんですが。
私もロイ・オービソン、ほんとに好きなので。
とっても、迫るものがありまして・・
もう1曲かけちゃおうなか・・
「クライング」とですね、あとは、このプロデューサーのライナーに書いてあったんですけれども。
『シンフォニックのオーケストラにのっけるにあたって、なるべく歌を邪魔しない・・』
当たり前なんですけども。
『やりたかったのは「ランニング・スケアード」
「ランニング・スケアード」はボレロのビートなので、これをシンフォニックなボレロのびーとでやったら面白いんじゃないか』という。
その通り、これがまずベストトラックかなと思います。
「ランニング・スケアード」1961年、全米No.1でございますが。
「彼女の昔の男が 目の前に現れたら
彼女はまたそっちへ 戻ってしまうんじゃないかと」
その恐れ、それに怯えている男の歌ですけれども。
そすとほんとにその相手が出て来るんですけども。
最後は彼女は・・
その男ではなく、自分と一緒に歩き去るというですね・・
そういうハッピーエンドの結末が、非常にこう・・大作志向で歌われる「ランニング・スケアード」
♪ ランニング・スケアード/ロイ・オービソン
ほんとは、これオリジナルバージョンと聴き比べたりすると、いいんですけど。
そこまで時間がないので(笑)
私、ほんとにロイ・オービソン好きなので。
私もライブで「レッツ・ダンス・ベイビー」で挟みます「ミーン・ウーマン・ブルース」って元々はエルビスのチューンですけども。
僕がやってるのはロイ・オービソンのバージョンでやっております。
~ CM ~
◎来週
達郎氏:
東京都北区のN.Iさん。
『今年は「干支で棚からひとつかみ」の予定はありますか?
このまま恒例化希望です。』
そうか・・ご要望にお応えして、来週は『戌年で棚からひとつかみ』
3年くらい前に犬の特集やったんですよね。
※2015年05月31日『犬の歌で棚からひとつかみ』
ですので、だんだんちょっと濃くなってきます(笑)
へへ(笑)
大丈夫かなって感じですが(笑)
◎リスナーからのお便り(文京区のY.Yさん 23歳)
『昨年は達郎さんのコンサートに2度も恵まれながら、私生活は踏んだり蹴ったりでした。
暮れに”ものもらい”を患い、さすがに何かがおかしいと思ったら前厄でした。
そして今年は本厄という。
達郎さんはお祓いとか行きますか。
そんな事聞いてどうするとおっしゃらずに、目から日頃の膿とともに、涙がちょちょきれている若きファンの切実な質問に、恵みのお答えを頂ければ幸いです。』
達郎氏:
お祓いはなるべく行った方がいいですよ。
前厄、本厄っていうのは、やっぱり体調が変わってくる時とかですね、そういう・・
特に男の人は、そうですけども。
そういうときに厄というですね、ものがあるので。
私は全部行ってます。ハイ。
もう年取ってから行きませんけど(笑)
若い時はちゃんと行ってました。
健康には気をつけてください。
お大事に。
♪ Smack Dab In The Middle/Janice McClain
♪ もう聞きたくない/ウォーカー・ブラザーズ
◎リスナーからのお便り(広島市のK.Aさん)
『毎週日曜日、楽しみに聴いています。
山下達郎さんのラジオ番組が始まると、ああ日曜だなとくつろぎ、また、音も良いせいか、ついウトウトと昼寝をしてしまい、10分、20分とたってしまいます。
これからも良い音楽、良い音、楽しみにしています。
今は母の介護をしながら聴いています。
バーブラ・ストライサンドのピープルをお願いします。
アメリカで初めて聴いて、良い曲だなぁと思い、また聴いてみたいです。』
達郎氏:
バーブラ・ストライサンド、最初のヒットですね。
1964年、全米5位。
ファニー・ガールというミュージカルの主題歌でございます。
後に映画で、それはバーブラの主演ですけども。
バーブラ・ストライサンドのシングルヒットとしては最初の作品でございます。
私もこのファニー・ガール観て、うめぇーやつだなぁ!と思いました。
♪ People/Barbra Streisand
◎エンディング
達郎氏:
今日はこのへんで。
というわけで来週は「戌年で棚からひとつかみ」
いろいろとですね・・・
ま、ブルース系が多いです、犬の(笑)
何が飛び出しますか、お楽しみに。
きょうの最後は長野県佐久市のO.Mくん、14歳。
『始めまして、14歳の中学生です。
小学校5年生頃から、この番組を拝聴させて頂いております。
達郎さん、まりやさんを聴いて虜になってから、CDを聴き続け4年目になります・・』
・・・すごい。
『リクエスト、達郎さんの「BLOW」
冬に聞く際は、この曲が頭の中に流れてきます。
ヨットレースだけでなく、雪山の景色にも合うと、勝手に思っております。』
・・すごい。
ありがたい。
よろしくお願いします。
日本の未来は明るい!
宮城県名取市のA.Sさん。
『ハガキでは初めて出させて頂きます。
ファン歴としては37年くらいです。
中学の頃からずっと大好きです。
今年もどうぞお体を大切にして、ライブ、CDがんばってください。
ツアーもチケット取れるなら、何をおいても参ります。』
ありがたいお便りでございます!
元々は私、1992年にシングル化しました。
アメリカズカップのテーマソングとして作りました。
♪
今週のオンエア曲
14:03 パレード/山下達郎
14:08 Call Me/Chris Montez
14:12 Funky Stuff/Kool & The Gang
14:19 クライング/ロイ・オービソン
14:23 ランニング・スケアード/ロイ・オービソン
14:30 Smack Dab In The Middle/Janice McClain
14:36 もう聞きたくない/ウォーカー・ブラザーズ
14:41 People/Barbra Streisand
14:46 BLOW/山下達郎
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