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山下達郎さん サンデーソングブック 2010年08月15日「納涼リクエスト特集」

山下達郎さん サンデーソングブック 2010年08月15日「納涼リクエスト特集」

放送された内容を、ちょいと纏めてテキスト化しました。

いやぁ 暑い日が続きます。
さて、ツイッターを見ますと北海道の夏フェス、ライジング・サンの達郎氏ステージは、特別ゲストあり、ラストの曲で感動、涙・・・・など、素晴らしい演奏だったみたいですね。

◎ 冒頭

8月のど真ん中でございます。帰省の最後でございますね。
高速の渋滞の中ラジオお聴きの皆さんもたくさんいらっしゃると思います。明日からは普通の日常に戻っていくという毎年のお盆の風物詩でございますが。
8月ど真ん中、お盆の日曜日でございます。

私お陰様でライブ今年のツアー初日がめでたく開きましたが、初日開いたので近接してこの番組の収録できると思ったんですが、ちょっと8月9月はスケジュールがタイトなので相変わらず、かなりの前倒しでやっております。

一応初日開きました。いらっしゃったお客様有難うございます。お陰様で楽しくやらさせていただきました。宇都宮まで申し上げられますが,米子もちゃんとやっているはずでございますが。

今週は北海道コースでございますが,昨日は夏フェスやっているはずでございます。
明日からは札幌、(月)(火)と札幌、旧厚生年金、今ニトリ文化ホール。
なんとかなんないのかね、こういう命名権とかわかんないけど。

20日の金曜日は函館に参ります。函館久し振りですね函館市民会館。お待ち申し上げております。
お陰様で楽しくツアーを続けております。なんですけど番組の方は前倒しなのでお天気の話とかぜんぜん申し上げられないのが残念ですが。

8月はサンデーソングブック、毎年恒例『納涼リクエスト大会』で三回目になります。たくさんのリクエストカード有難うございます。前倒しなのでほんとに助かります。今日も皆さんからのリクエストカード、それからお便り一枚でも多く一曲でも多くおかけしつつ頑張ってやって参りたいと思います。納涼リクエスト大会、とりあえず今週で一段落で、来週再来週は竹内まりやさんをゲストに『納涼夫婦放談』になります。

◎リスナーからの質問(埼玉市I . Hさんの息子さんK君11歳)

質問:

今日は塾だったんですけど達郎さんは子供の頃塾に行ってましたか?

達郎氏:

こういう質問がありまして。期せずして北海道苫小牧市のS.Y君、14歳中学3年。

質問 :

この2週間はサンソンを聞けませんでした。僕も三年生ということで今年受験生です。なので夏季講習にほぼ毎日行き勉学に勤しんでおります。一週間に三度くらい生徒会学校に行き僕は美化常任委員長という立場なので学校の花壇の雑草を抜きに週に何度か、夏休み中なのに、ですが久し振りにサンソンを聴けて達郎さんの声を久し振りに聴けて元気にがでました。達郎さんは受験勉強どれくらいしましたか? 是非教えて下さい。

達郎氏:

皆さん中学受験、高校受験、こういうハガキは絶対来ませんでしたけどねぇ(笑)
有難いようなアレですが。小学校三年からちゃんと四ッ谷大塚進学教室に行きまして中学入りましても夏季講習、冬季講習、春季講習、高校受験まではちゃんとやりましたけど、ドロップアウトしてミュージシャンなんかになってしまいました。えぇ~良しなにと。先輩の轍を踏まないようにして下さい。

◎ リスナーからの質問

質問 :

子供もいない夫婦二人家族なのですがピアノはあります。
レットイットビーとか簡単な曲を弾きたいのですが、私は楽譜が読めなくて弾けません。どうして楽譜が読めるようになりますか?一応三歳から小5までピアノ習ってました。

達郎氏:

だったら、すぐアレですよ、できるようになりますよ。べつにプロのピアニストになるわけじゃないんですから、先生について半年もすると、けっこうそれなりに弾けるようになりますので。ん~十の手習い如何でしょうか。

◎ リスナーからの質問(横浜市T.Kさん)

つかぬことを伺いますが,

達郎氏:

この切り出しがいいですね!

質問:

曲のイントロというのは作曲者がつくるものなのですか?
編曲者がつくるものなのでしょうか?

達郎氏:

 ケースバイケースですね。編曲できない人はもちろんアレンジャーに任せますが、バンドなんかの場合はイントロ作れないバンドの人は、やっぱり先伸びないですよね、やっぱりギタリフちゃんとできないとダメですから。歌手の人はやっぱりアレンジャーに頼むなり何なりですからシンガーソングライターでもアレンジのできない人は編曲家に頼むという。

 私は幸運にも編曲を若い頃やっておりましたので自分でもちろん全部アレンジも致します。
でもアイデアとか、例えばまりやが、こういうイントロの感じにして欲しいとか、例えば『家に帰ろう』で12弦ギターで始めして欲しいとか、そういう事を聞いて組み立てるという、ま、共同作業、コラボレーションですよね。そういう形めありますのでケースバイケースですが、ま、だいたいあんまり答えになってないですけどね(笑)。よろしくお願いします。

◎ リスナーからの質問(青森市Y.Hさん)
質問:

音楽用語で『リフ』という言葉がありますが長年に渡ってこの言葉の意味する事が理解できていません。達郎さんの的確かつ平易なご回答をよろしくお願いします。

達郎氏:

難しいですね。
『リフ』というのは、アドリブはご存知ですよね? いわゆる即興演奏です。即興演奏に対して決まったフレーズの事をリフと言います。

 例えばロイ・オービソンの有名なオー・プリティ・ウーマンの♪…これをリフと言います。あとフルバンドなんかだと♪…後ろでやっておりますが。そういう決まったことを、例えば譜面に書かれた決まったことをやるのがリフですね。そういう感じです。私のでしたらスパ-クルも…♪…こういうのも立派なリフですね。
 
 その曲の印象を決める特徴的なサウンドの作り方というか楽器はどんなものでもいいですけども、そういうのをリフと言います。それに比して即興的にその場で違うフレーズをふくことをアドリブもしくはインプロウ゛ィゼーションと言います。その違いです。
お分かりいただけたでしょうか。あんまりうまい説明じゃなくてすいません。

◎リスナーからの質問(神戸市F.Tさん)

達郎氏 : 

神戸市F.Tさんの『悩み相談コーナー』宛てって、そんなのないよ、そんなコーナー!

質問 :

達郎さん、こんにちは。
私はいわゆる三味線音楽というのが昔から好きで、義太夫、常磐津、清元、長歌、新内などなどCDをBGMとして流して、くつろいだ気分にひたりたいのですが、妻はそういった音楽をかけると辛気臭いと感じるのか、いやがるのです。
日本の伝統的な情緒あふれる音楽を理解できない妻との生活に不安を感じる昨今です。

達郎氏 : 

(笑)そんなもん、僕んとこ書いてきて、どうすんですか(笑)。
あのぉ 奥さんの気持ちも判りますけど、お座敷芸なのでですね、常磐津、清元、長歌は、どっか芸者さんの居るとこへ行って踊りと一緒に見るとか、そういうのがいいと思う。
で、そういうのがいやでしたら文楽をお奨めします。
 
 文楽は義太夫と人形劇とアレとが非常に密接に関わってるので、アレですと、三味線音楽の素晴らしさってのが判ること請け合いですので、判りやすい義経千本桜とか、そういうのいいですからですね、文楽お奨めします。
いろんなハガキが来ますね、しかし。

◎リスナーからのお便り(沖縄県北谷町T.Mさん)

私のテニスのテニスのインストラクターは、凄いほめ上手です。
『先週よりだいぶ上手くなりましたね』とか
『凄い! ボレーのセンス抜群です』と、毎週練習日には褒められまくってます。
初めの頃は照れくさかったのですが、今では週一回の褒められまくりの練習日が楽しみです。
達郎さんの周りにも褒め上手なミュージシャンっていますか?
『ん~なかなか渋いギターテクだね』とか
『そのチョッパ^イケてる』なんていう人。
褒められるっていいですね。

達郎氏 : 

それは授業料払ってるから褒めてくれるんです。
日本銀行の発行の絵ハガキに対して褒めてるんです。
んな事言っちゃ、いけませんね。
プロはそんな無防備に褒めるような事が果たしてプラスになることかというのは、私は判りませんのでですね。

 いいものには褒めますが、何でもかんでも褒めるとですね、でもそうやって、あのぉ、教える方は褒め上手じゃないとダメですね。
 
 自分でやる人は、むしろそうやって踏まれて蹴られて上手になって、芸事、えぇ何の話をしてんだか、アレなんですが、そういう訳で、来週さ来週は竹内まりやさんゲストに『納涼夫婦放談』でございます。

今週のオンエア曲

14:04 踊ろよ、フィッシュ / 山下達郎
14:10 Don’t Bring Me DownT / he Animals
14:15 Do You Know The Way To San Jose / Bossa Rio
14:19 OH HONEY / DELEGATION
14:25 Rainy Night In Georgia / Brook Benton
14:34 Alone On The Beach / The Fantastic Baggys
14:37 The Big Hurt / The Lettermen
14:41 Melody For A Unknown Girls / Paul Revere&The Raiders
14:46 夏のコラージュ / 山下達郎



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